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アフガニスタン2003写真展 T 風景と日常 B
男性の多くは帽子(コラ)をかぶり女性はスカーフやショールで頭を覆っています。ブルカと呼ばれる全身を覆う衣装を着ている女性は田舎に行くほど増えるようです。

食事はナンと呼ばれるパンとケバブと呼ばれる焼肉(串に刺したらシシカバブ)とサフランの香りのする御飯、そしてカリフラワーの煮物、赤カブと大根とネギのサラダが中心でした。お茶(チャイ)は紅茶のほかに緑茶も飲みます。コカコーラかセブンUPは町にあふれています。

家は伝統的な日干し煉瓦を土で固めた家もあれば、豪華な洋風のお屋敷もあります。ただ電気が届いていない家や停電が多く街路灯もないので夜は真っ暗闇。しかし、金持ちの家では発電機を常備しており、衛星放送やDVDを楽しんでいます。最新映画のDVDが3j、CDは2jで買え、外国の兵士たちも買い込んでいました。

バザール近くの歩道では散髪屋さん、住宅街の路上では靴修理のおじさんを見かけました。





日本と似ていることも多々あり、玄関で靴を脱いで上がり、布団で寝て、冬はコタツでみかんを食べます。紅茶とともに緑茶も飲みます。町にはハマムと呼ばれる銭湯もあって朝風呂が賑わい、子供達は丘や空き地でタコ揚げをしています。郊外ではバレーボールをしている子供たちも見かけました。

お尻の始末の仕方は日本と違い、紙で拭かずに水で洗うのが主流。そのせいか洋式便器の構造も逆。トイレットペーパーは中国製で宿ではピンクを使っていました。
ちなみにこの地域の男性は「立ち小便」はせず、しゃがんで前を開けてしています。車で移動中に偶然や工事中の屋根の上で「座り小便」をしている男性を見つけましたが、さすがにシャッターを切るのはためらいました。

また動植物を育てるのが好きな人が多いようで、明け方は氷点下を軽く越える宿の庭にもバラが咲いていました。


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