♪ ひとりごと ♪




も く じ


「おかえり」
「りんご」

「カラフルな影」

「喜びを喜ぶこと」
「決めない」
「プラネタリウム」

「キラキラ」
「ムーンボウ」






「おかえり」 


 
私の胸の痛み 
 
私の胸の喜び
 
私の胸のさびしさ
 
私の胸のしあわせ

   
みんなみんな、おかえり。








「りんご」 


 真っ赤なりんごがある。
 赤くて、まるくて、いい形。
 かじると「しゃきっ」て音がする。
 甘酢っぱくて、いい香り。
 誰が作ったのかな? 
 こんなにきれいなたべものを。

 そのりんごは、小さな木に、たわわに実ったものだった。
 木は大地に根をはり、雨水をのみ、
 青い空にある、金色のお日様の光、
 やさしく吹く風をいっぱいに浴びて、
 大きく実ったんだね。


あぁ、この美しい風景の中には、
人がつくったものがどこにもないね。
なんてきれいで、愛と知恵にあふれたことばかりなんだろう。








「カラフルな影」


影は、黒。
黒い、暗いのが、影。


でも、人は、影に色をつけることができたんだね。
光にセロファンをかざすと、
赤・青・黄色・ピンク・・・色んないろのカラフルの影。
当たり前のような、簡単なことのようにも思うけど
よく考えたらとってもステキ。


大昔の人は、影に色をつけたいと、思ったかもしれない。
カラフルな影に、憧れたこともあったかもね。


どんな大自然でも、生み出せなかった色つきの影。
その昔の人にも、作れなかった
すてきにきれいな、カラフルな影。

人の知恵とか、技術とか、科学とか、ユーモアとかひらめきとか・・・!
そんな、人間の創造力っていうものは、すばらしいものなんだね。








「喜びを喜ぶこと」


私は、喜びを喜ぶ人でありたい。

喜びを、喜んでもらえたら、うれしいな。

そして、喜びを、一緒に喜べたら、もっともっと、うれしいよ。











「決めない」


私ね、決めないことにしてるんだ
好きなものを決めない。きらいなものも決めない。
したいことを決めない。
したくないことも決めない。
見たいことを決めない。
見たくないことだって、決めない。

するとね、きらいなものも、
いつか好きになれるよ。
したくないことも、いずれしたくなってくる。
見えなかったものが、いずれ見えてくるのさ。

いつだって、ココロのおもむくままに。
風のふくままに。ありのままに。
そうしたらきっと、雲のようにやわらかく、
空のように、大きく広く、なれるんだよ











「プラネタリウム」



こないだ、プラネタリウムに行ったよ。
ごろんと仰向けになって、明かりが消えれば、
たちまちここは、夜空の下。

あぁ 何もかもが見えなくなって、
黒い世界に、小さな無数の光が、輝いてる。
ただ、それだけなのに。
それよりほかに、なぁんにもないのに。

不思議だね。

こんなに嬉しい
こんなにやさしい


そして私は、
何もかもだいじょうぶってこと、
いつのまにか、思い出していたのでした。












「キラキラ」


こないだ、東京タワーの一番高いところから見た下の世界。

海は広く、360度見まわす地面も広く。
タワーの上には、まだまだ届かない高い高い空。

人はとても小さく、その小さな人が作った
たくさんの小さな建物たちが
広い地面にめいいっぱいおしくらまんじゅうのように並んでた。

小さな人が乗ってる小さな車が列をなし
夜のやさしさの中、キラキラ輝いておりました。

私は、こんなにも小さい。
大きな広いものの中にいることも、うっかり忘れて生きている。
そして、たくさんの人が、私と同じように、とても小さくて。
だけどそのキラキラは、本当に本当に、きれいだったんだ。

そして小さな私は、そのきれいな輝きを
いつまでもしっかりと、
瞳の中に焼きつけておきたくなったのでした。




































「ムーンボウ」


夜の虹を知っていますか。
「ムーンボウ」って、いうんだって。
満月の夜、ごくまれに出現するそうです。
それを見た者は、しあわせになれるんだって。

でも、私思ったの。
「ムーンボウ」なんていう、ステキな虹が、
この世のどこかに存在するって、
知ることができた。
これって、もう、しあわせなことだね。












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