7月27日 雄勝〜横手〜田沢湖〜森吉〜能代〜深浦
今日は天気が良さそうだ。午前7時出発。R13-県11-R105で田沢湖方面へ。途中で速そうな人が居たので、後ろをうしろについて走ってみると県60〜田沢湖へ入る道である。そのまま後ろをついていくと、県60に入ったとたん、あっというまにいなくなってしまった。…もっとも、いかにも「走るぞ」って感じのスタイルだったし、ぼくはぼくで荷物満載だし、全然ついていけないけどね。まぁとりあえず田沢湖をほぼ一周する。天気も上々、快適である。0.7周くらいして、R105に戻る。このR105は、交通量も少ないし、道路は結構良いしで、かーなり気に入った。秋田内陸縦貫鉄道と並行して走っているのだが、田舎〜な感じの駅や風景が、これだけで昨日一日の雨による超ブルー気分が雲散霧消。阿仁前田駅に併設の温泉に入る。昨日はツーリング中にも関わらず温泉に入ることができなかったので、「わーい」といいながら入る。412円。やはり北東北には綺麗でなおかつ安い温泉が多く、嬉しい限りである。更にR105、県3を使って鷹巣をカットし、R7へ。能代方面へ。東北地方は、北に行けば行くほど、基本的には街の都会度が下がってきて、ぼくの大好きな「田舎道」の様相を呈してくる。それが3桁国道や県道ならばなおさらである。道の駅二井宿で地図を見ていたら、同じバイクに乗っている、という人(トラックの運転手さんだった)が話しかけてくる。やはり同じバイクを乗っている人は、だいたい共通の悩みや共通のうれしさを感じていることがあるので、話が弾む。少し話した後、ちょこちょこ休憩しながら能代へ、そしてR101。以前は、ツーリングに出ると、とにかく沢山走ろう、という意識が先に立っていたのだが、最近では、けっこうちょこちょこと休憩したり、何かあるとふらっと立ち寄ったり、のんびり無理のない走りになることが多くなってきた。もちろんそのほうが体力的に楽だし、ツーリングへ出たからと言って距離を稼ぐばかりが能ではないとは思うし、やっと自分のツーリングの姿みたいなものが形を為しつつあるのかな、なんて思い始める。能代からはR101を走る。八森で休憩。ここはハタハタで有名らしい。…と思ったら、急速に思い浮かんだのが、秋田音頭。「秋田名物八森ハタハタ…」である。あ、その八森か〜、と思い当たった。実を云うと、恥ずかしいことにぼくは秋田音頭の歌詞を全部は知らず、しかも耳で聞いたことがあるだけなので、「ハツモリ」という地名だと思いこんでいたのだ。しかし、実は「ハチモリ」であることに気づき、「ほほぉ〜!」となった、という訳である。なるほどなるほどー。日本海沿いに北上する。快適シーサイドランである。深浦へ。行合崎野営場へ。\200。風もなく快適。虫もそれほどうるさくない。駐車場までちょっと階段を歩くのが難点かな。夕日が素晴らしい。なかなかの場所である。今日は予め買いだしてあったので食糧には困らない。時間も早かったので、「ゆとり温泉」へ。今日2ヶ所目の温泉である。\300。ここも、綺麗で安い。嬉しい限りである。やっぱり北東北は、良い。帰りにbeer等を買い出す。暗くなっていくのが手に取るようにわかる、日本海の夕暮れ。こうしてノートに書き留めている間にも。さて、明日は太宰デー。どんな一日になる事やら。
本日の走行距離:296km。温泉×2付きで、天気も良く、充実した一日。
7月28日 深浦〜鰺ヶ沢〜津軽半島〜函館
今日も朝から良い天気。思わず早起きしてしまう。午前9時に小泊に着けばよいので、本当はゆっくりしていて良いのだが、期せずして早起きしてしまったという関係で、早く出発する。午前6時40分出発。R101を北上。屏風山広域農道を北上する。クルマも少なく信号もない快適なストレート。やっぱり朝のライディングは気持ちが良い。県12と合流し、十三湖を見つつ、小泊へ着くと午前8時。あと1時間も待っていても仕方ないので、北上してみる。龍泊ラインから竜飛に抜け、県14-県12-R339で小泊へ戻る心づもりである。去年の龍泊ライン(竜飛から小泊へ向かったのだが)は、工事工事の連続で散々であったので今年はどうかとかなり不安である。…が、工事は既に終わっていて、超快適である。天気も上々、景色は最高である。これから北海道へ渡るけれど、ここまでの絶景はなかなか見られるものではないと思う。今日はこの道路を走れただけで大満足!そして竜飛崎へ。ここで午前9時。碑があった場所は、小さい公園のようになっていた。少し綺麗に様変わり。竜飛の郵便局で郵便物を出す。なんでバイト先の郵便物をここから(笑)。R280-県14へ。竜飛付近は、さいはての漁村というか、どこかしら恵山を思わせるような、独特な寂寥感を誘う。県14へ入り、道の駅いまべつで小休止。特にこれと言って特別なものがない道の駅である。強いて云うと、JR津軽線の津軽二股、JR海峡線の津軽今別、そして道の駅が3つ並んでいるということであろうか。そう言った意味では案外珍しい駅なのかも知れない。県12へ。それにしても、津軽半島の2桁県道は、どこもこんなに交通量が少なく、道も良いのであろうか。2桁県道に限らず、いっぱんに青森県内の郊外の道は、比較的道路状況も良く、それでいて交通量もそれほど多くない道がたくさんあって、羨ましい限りである。しかも北海道も比較的近いとなると、問題点は冬の寒さ&雪だけなのではないだろうか。申し訳ないくらいに快適な道が続く。小泊へ戻る。小説「津軽」の記念館へ。タケとの再会をVTR(ビデオね)等で色々紹介されていた。それらを見ているうちに、不覚にも泣いてしまった。来場者がほとんどいなくて良かった。もちろん、小説「津軽」そのものは、太宰の津軽旅行(っていうのかな)をもとにしたフィクションである。なので、現実をもとにはしてあるが、虚構の世界である。それを題材に記念館まで建ててしまい、しかもそれでぼくを泣かせてしまうあたり、やはり太宰の影響力というのは凄いものがある。R339を戻り、今度は道の駅十三湖高原へ。シジミラーメンセットを食す。シジミラーメンは、その名の通りラーメンにシジミが大量に入っている。これは美味である。ラーメンそのものの味も悪くないし、なんといってもシジミのダシが良い感じで効いていて、貝関係には目がないぼくにとっては、極上の味である。「セット」というのは、小さい海鮮丼がついている、ということであった。これには、ウニ、イクラ、シャケ、イカが少しずつ乗っているドンブリであったが、これは、まぁまぁでしょう。値段を考えると、決して高くはないと思う。おなかを満たして落ち着いたところで、一路金木へ。本日のメインイベントである。ここでは、インターネット上で微妙にお世話になっているJさんとお会いすることになっていたので、まずはそこへ向かう。美味しいアイスコーヒーと共に楽しい時間を有り難うございました。そして津軽三味線の資料館、そして斜陽館へ。埼玉在住のSさんに電話し、自慢してみる。やはり太宰文學は良い、と改めて思う。その後ほやほやとお土産なんぞを貝、芦野公園へ。去年も来たのではあるが、再び碑の写真を撮り、金木を後にする。今年は試しに、旧駅舎(現在は喫茶店「メロス」)に入ろうと思っていたのだが、運悪く定休日。あぁあ。県2を青森へ。ここもまた楽しい道。空荷で来たい道、ですね。午後6時半頃青森港到着。7時40分発函館行きフェリーに乗る。そして函館の実家へ。午前0時5分、到着。
本日の走行距離:296km。色々と見たし、充実の一日。
7月29日 函館〜松前〜大成〜北檜山
午前6時10分起床。朝食。バイクの洗車。晴れ、と言うわけではないが、空はそんなに暗くない。午前9時10分、出発。まぁ実家発だし、のんびり行こうぜ、という訳。いよいよ北海道ツーリングの本編のはじまりである。今回の目標は、去年走れなかった海岸を走ることである。なので、まずは日本海を上がる。能代から竜飛まで、日本海側を走ってきているが、どことなくやはり日本海の風景というのは共通点がある。小学生の頃から日本海と遊ぶことが比較的多かったので、日本海にはちょっとした思いがある。上磯、木古内、福島の街を抜ける毎に、交通量が段階的に減っていくので、なかなか楽しい。殊に福島を過ぎると、交通量はほとんどなく、超・快適である。松前へ入ってしばらく走る。途中、江良でTさんに連絡を試みる。まぁ、特に予定していた行動ではなかったのだが、唐突に思い立って連絡してみる。が、失敗。周辺では、Tさんのお仕事に関連していそうな行事が行われていたので、無理っぽいかな?と思っていたが、やはり無理であった。残念。上ノ国の道の駅で休憩。ZZ-R400さんと話す。このあたり、微妙に雨が降り出していたのだが、警戒して荷物や着るものを雨モードにしていた。ぼくは面倒なのと、空はそんなに暗くないし、まぁいいでしょうモード。結局それが激しく裏目に出ることになるのだが…。そんなことは知る由もなく。江差に入る頃には結構降ってきた。そこですっぱり諦めないのがぼく。とりあえず荷物だけにはレインカバーをかぶせて走る。そして走るが、雨は酷くなる一方。仕方ないので、しばらく走ったところでオーバーパンツ着用。まぁ、普通なら合羽やブーツカバーなどもきちんと装着してしまうところなのかも知れないが、どこまでも希望的観測しかしない。だって空はそんなに暗くないし。結局いっぱんに雨モードに移行しなかったことが裏目に出続け、最終的に乙部の道の駅で上から下まで完全装備にする。そのまま更に北上し、大成町へ。祖母が入院している病院を見舞う。そして更に北檜山へ。雨も降っているし、親戚の家に泊めてもらおう、という阿漕な手段に出る。北海道ツーリングの最初から反則技である。午後3時過ぎ、まずは、祖母の居る病院から電話による連絡を試みるが、居ない。仕方ないので、とりあえず行ってみると、やはり居ない。「うーむ、やはりこれは駄目か…」と思ってしばらく軒下で雨宿りをしつつ地図を見ていると、畑方向から軽トラックが。もしや、と思うと、やはりこちらに向かってくる。向こうもアポ無しで突然現れたぼくに驚いているようである。何しろ彼らは、ぼくがバイク乗りであることも知らないのであるから。「でっかいバイクに乗って誰かと思った」と言われつつも、今晩の宿は快諾してくれた。雨装備をほどいて、合羽などを乾かして貰った上に、温泉にまで連れていってくれた。多謝多謝。
本日の走行距離、246km。いきなりの雨中走行、先が思いやられる…?
7月30日 北檜山〜積丹半島〜石狩〜留萌
午前7時10分出発。今日は走るdayなので、ばんばん走ることにする。R229をひたすら北へ。函館を出てからずっと基本的には海沿いを走っているが、この「追分ソーランライン」と呼ばれる国道を、ぼくは非常に気に入っている。今年はやたらと工事が多いのが気になるが、フラクタルの中を淡々と走る感覚が、なんともいえない。瀬棚、島牧、寿都、岩内、泊、神恵内、積丹町、日本海の絶景、絶景。結局、積丹町内の野塚−婦美(道913)を除き、R229を走破。更に古平、余市と。数カ所の小休止を挟み、道の駅よいちには、午前11:30過ぎに到着。ここで、親戚が作ってくれた昼食をとることにする。ここの道の駅は、去年のツーリングで、キャンプ場以外でテントを張った唯一の場所である。スペース童夢とかいう、宇宙関係の建物があるが、いまいち入る気にはなれない。もちろんぼくも宇宙関係は嫌いではないが、何もここで…という気もするのである(参考のために記しておくと、ここは宇宙飛行士である毛利さんの出身地なのである)。晴天で暑いせいもあるのだろう、海は海水浴客でごった返していた。北海道では札幌以外であんなに人が集中しているのは初めて見た(言い過ぎ)。R5と合流するが、R5は小樽−札幌間は交通量も多く、だるだるとの情報を得ているので、さくっと高速に乗り、銭函まで急ぐ。そこからR337を北へ。厚田村、浜益村あたりも海水浴客で一杯。今回のツーリングでは、秋田県の能代あたりから、日本海をずっと見ているが、基本的な景色は似ているのだが、同じように見えても、能代あたりとこのあたりでは、景色が微妙に違う。ぼくは植生には疎いし、何がどのように違うのかと訊かれても困ってしまうのだが、やはり何かが違う。特に小樽あたりを境に景色が少し変わった気がする。更に北上を続ける。今日のねぐらは留萌市の神居岩キャンプ場へ。ここは公園と併設だが、無料でしかもなかなか綺麗である。入るとごみ用の袋をくれる。テントを設営した後、給油し、風呂へ行き、日記を書く。一日シーサイドランで、なかなか良い一日だったと思う。
本日の走行距離、410km。実走距離以上の、精神的満足。海は良いね。
7月31日 留萌〜豊富〜稚内〜宗谷岬〜名寄〜日の出岬
今日も午前7時発。出発しても今日の目的地、具体的には宗谷岬まで今年も行くか否か、決まらず。まぁ、とにかくR232を北上。超快速ペースである。コンスタントに流れて、あっという間に道の駅はぼろへ。快適ペースは更に続き、天塩へ。去年、サロベツ原野の道路は走っているので、今年はパス。確かに何もない道路だし、対岸には利尻礼文を望み、北海道!という道路かもしれないが、ぼくとしては「一度通れば良いや」という感想だったので、それじゃぁどうしようかということで、折角北海道ツーリングを敢行しているのだから、宗谷岬は行っとけ、ということで、今回はR40を使って、宗谷本線と一緒に走ることにする。午前11時頃、宗谷岬に到着。何だか、何かに急かされているような気分。去年もそうだったが、稚内という街は、なんとなく、のんびりする気になれない街である。背中を押されているような気分で宗谷岬へ行き、休憩し、電話なぞで知り合いの声を聞いたりして(当然ながら最北端でも電話は普通に使える)、再び、逃げるように南下する。宗谷岬では、北海道上陸後初めて写真を撮る。R238。できるだけ去年と被らないルートを、と言うことで、R275を中頓別方面へ。ウソタンナイ(妙な地名だよね。しかも漢字は無いらしい)砂金公園への看板を横目に見ながら、R275を更に南下。R40と合流し、名寄へ。ここから、旭川にある、去年大お世話になったバイクショップ(当然だがKawasakiのお店)へ行こうと思っていたが、やっぱり予定を変更し、R239を走ることにする。下川町のコンビニで休憩していたら、RF400&ZZ-R250の夫婦?に出会う。しばらく話し込む。やっぱり自分が以前に乗っていたバイクに乗っている人を見かけると、話しかけたくなってしまう。しばらく話し込む。なんだか和やかな雰囲気のカップルである。この時点で既に午後2時半を過ぎていたのだが、彼らはこれから今日はサロマ湖まで行くらしい。まぁ、ぼくはキャンプ派なので比較的早めに一日を終えるのだが、泊が宿となるとやはり多少遅い時間まで走っていても構わないだろうけれどね。その時点で既にぼくは400km以上走っていたのでだいぶ疲れており、その元気さに素直に敬服してしまった。まぁ、後で聞くと、ぼくと同じバイクで一日600kmペースを3日間続けても全然平気な方もいらっしゃったので、人それぞれなのかもしれないけれど。特にぼくはどちらかというと力も体力も無いほうなので、そんなに走り続けられる体力を少し羨ましくも思ったりする。
下川国道は緩めの高速コーナーが続く、まぁ北海道の国道としては平均的な道である。交通量が少ないので快適な道である。ぼくは、峠が好きな方々が結構乗っているバイクに乗っているが、どちらかというと全力で峠を攻めるような走り方は、そもそもできないし、それほど憧れもしない。勿論できるに越したことはないのだろうが、所謂くねくね道好き、ではない。だが、やっぱり真っ直ぐな道しか走らないと面白みは半減だろうから、適当な(この「適当」具合が人によって違うんでしょうね)コーナーがある道は楽しいと思う。興部町(読めますか)宇津からD883へ入り、日の出岬キャンプ場へ。ここは\400取り、ライダーハウス並である。まぁしかし歩いていけるところに綺麗な展望風呂がある温泉があり、気持ちよく入らせて頂く。汚い格好をして入るのが申し訳なくなるような綺麗さだが、広くて開放感たっぷりなお風呂で、今日も沢山走った自分を労う。ここは日の出岬と云うだけあって日の出は非常に綺麗らしいが、起きられる自身は無い。まぁ、普通にいつものように起きますか。
本日の走行距離、462km。2日続けて400km以上走っている。明日は距離を稼ぐことばかり考えず、のんびり行こう。
8月1日 日の出岬〜サロマ湖〜北見〜津別峠〜屈斜路湖和琴
妙に暑く、寝苦しい夜を過ごした。少々の睡眠不足だが、午前6時40分出発。今日はそんなに走る日ではないので、のんびり行く予定、だったのだが、なぜか昨日より早く出発してしまう。R238を行く。道の駅を2〜3個拾いながらサロマ湖へ。北勝水産でホタテの刺身と焼いたのを食す。無類の貝好きのぼくにとってはこたえられない。…ちなみにぼくの中のランキングでは、帆立はそれほどまでに順位の高い貝ではないのだが、まぁ美味しいものは美味しいよね。常呂町へ入り、D7から北見へ。回転寿司屋"トリトン"を目指す。安くて美味でネタもでかいと評判のお店らしいが、その通りであった。満足満足。腹を満たした後、R39から道の駅おんねゆ温泉へ。行くと丁度午後1時少し前。ここには世界一の鳩時計がある。それを見に来たのである。実を云うとぼくは鳩時計が結構好きで、研究室にもこの春導入した。所謂からくり時計一般はそれほど興味はないのだが、毎正時に鳩が出る、この感覚が妙に好きである。何故鳩か、何故あの形か、調べてみると楽しいかも知れない。愉快な音楽と鳩(しかし鳩は可愛くなかったと思う)に満足したら、道道国道を走り継いで津別へ。上里ふれあいキャンプ場というところへ行ってみようとするが、"要予約"とのこと、おいおい、内地じゃないんだからさぁ、なんて思いながら仕方なく津別峠を越える。ここはセンターラインがないので怖い。無神経な対向車に2度ほど殺されそうになる。津別峠を下りるとそこは屈斜路湖畔までもうすぐの所。悩んだ挙げ句、このまま和琴半島にある、和琴半島湖畔キャンプ場へ。ここは一泊で\400のところなのだが、非常に評判の良いところである。確かに静かで良いと思う。家族連れ等も居るのだが、五月蠅い子供達は比較的少ない気がする。隣のテントはYZF-R1さんである。彼に誘われ近くの露天風呂へ。コタン温泉に入る。ここは湖岸直ぐに温泉があるのだが、あったまったところで屈斜路湖で泳ぐことができる。勿論泳いでみる。この付近は遠浅で、陸から見ていると驚くほど遠くまで歩いていくことができる。コンタクトレンズを気にしながら泳ぐ。滅多にできない経験ができた。もちろん、泳いである程度身体が冷えてきたところでまた温泉に戻る。その後、また少し走った所にある「池の湯」へ。ここはホントに「池」という感じの温泉である。そこでR1さんと浸かっていると、なんとジェットスキーに乗って湖から5才くらいの女の子を連れたお母さんとおぼしき女性が登場。流石にこれにはR1さんもぼくもびっくり、「凄い登場の仕方ですね」と云うと、「はい〜」なんて。ひとしきりあたたまった後、またジェットスキーで帰っていった。「こんな温泉の使い方もあるんですねー」なんて。
夜はキャンプ場併設の食堂でジンギスカン。これも普通のタレとは違い、秘伝のタレらしく、激美味。これを食べるためだけでも、ここのキャンプ場を訪れる意味はあるのではないでしょうか。流石\400かかるだけあって、静かで良いところである。よし、今回はここに連泊しよう。R1さんと話をしつつ、星を見る。少々ガスがかかっているのは悔しいが、天の川がはっきりわかり、結構暗い星まで見えるくらい。天気も良い。今日、多和平や開陽台に泊まった人は大正解だろう。
本日の走行距離、356km。終わってみれば、目も胃袋も身体も充実した一日。
8月2日 和琴〜斜里〜知床〜斜里〜藻琴山〜和琴
怖ろしい夢で目が覚める。こんなに怖い夢を見たのは数年ぶりかも知れない。目覚めると午前6時。今日はテント撤収の必要がないので、のんびりである。隣のR1さんは、しばらくここに連泊していたそうだが、今朝撤収との事。ぼくはのんびり朝飯を食い、午前7時半出発。R391〜D1115〜R334と抜け、一路知床へ。途中、斜里で給油する。知床半島の北側をひたすら走り、途中、オシンコシンの滝で休憩。ウトロでも一旦止まる。こんなところでも携帯電話の電波が入るなんて、便利な世の中になったと思う。北海道はたいがいのところで携帯電話の電波が入り(和琴は無理だったが、これは意図的かも知れない)、休憩するとメールが入っていることも屡々。郵便物をダシ、知床峠へ。空荷なのも嬉しく、ちょっと走りに夢中になってみる。峠では止まらず、羅臼側にある道の駅までいっきに走ってみる。空荷のFireStormは、本当に楽しいバイクだ。本当に良いバイクというのは、きっと乗り手を撰ぶものではなくて、下手っぴぃなぼくのようなライダーでも許容してくれるような懐を持っているバイクなのかもしれない。少なくとも、ぼくの腕のなさを補って更に楽しませてくれるなんて。道の駅で休憩していたら、黒いFireStormの人が話しかけてくる。彼は日の出岬でも一緒だったらしい。これから昼飯、ということなので、羅臼側(知床半島の南側)のドンツキにある"熊の穴"まで一緒に行き、昼食ということになる。ぼくが先になって(少し自信なかった)走る。約20km。熊の穴で、熊ラーメンを食す。なかなかの味。なんと黒FireStormさんが奢ってくれた。嬉しすぎ。この場を借りてお礼申し上げます。とりあえず"ひかりごけ"を見てから、道の駅に戻ることにする。このあたりは、去年ZZ-R君がイマイチ不調の素振りを見せていたあたりだったので、ある意味リベンジとも云える。なのでゆっくり景色を見つつ、道の駅に戻り、さてどうしようかと地図を見つつ考えるが、結局知床峠を逆方向で走ってみることにする。下手っぴぃなりにのんびりと楽しく走りを満喫して頂上で休憩しようと思い、駐車スペースに入ると、NSRに革ツナギの女性が。きっと恐ろしく速いんだろうなぁ。山の写真などを撮った後、峠を下ることにする。結局来た道を引き返している自分に苦笑する。オシンコシンの滝でもやっぱり再び止まる。今度は滝を目前にし、写真を撮ってみる。斜里の、さっきと同じ所でやはり給油し(笑)、今度はR334を西へ行き、藻琴山温泉へ。\250。昭和50年代を彷彿させるような造り。昭和50年代生まれのぼくとしては、なんとなく懐かしい感じ。そこからD102〜R391〜D52と帰ろうと思っていたが、急遽予定を変更し、D995〜R243で美幌峠を通ってみることに。そこで走ったD995が当たりだった。知床峠とまでは行かないが、快適ワインディングである。何が快適といって、交通量の少なさである。たぶん知床峠の数十分の一とかいうレヴェルではないだろうか。20km弱くらいの道で、すれ違ったクルマは10台もいなかったと思う。オススメ道である。そして美幌峠へ。ここもライダーには人気の峠らしい。屈斜路湖に通じる道は全てそうなのかも知れないが、屈斜路湖から外へ行く方向は快適である。ぼくの主観だけど。美幌峠も津別峠もそうだったし。今日はテントを張る手間がないので、午後5時40分頃キャンプ場に帰着。・・・ん?昼間にどうやらこのあたりは雨が降ったようである。水たまりができてるし。テントへ戻ると、入り口が全閉になっている。…そういえば出掛けるときは全閉にしてないような・・・?!テント内には雨水が。ピーンチである。寝袋に多少のダメージ。他には深刻なダメージを受けたものはなかったが、臭い洗濯物を出してきて、雑巾代わりに活躍して貰う。がーん。珍しく致命的不覚である。テントはきっと誰か優しい方が全閉にしてくれたのだろう。どなたかわかりませんが、大感謝である。…気を取り直して連泊の手続きをし、買い出しへ。
本日の走行距離、390km。タイヤの脇の部分も使った日。
…ツーリングの内容とは直接は関係ないが、ここで、ぼくのツーリングノートが一冊終了した。考えてみると、このノートは使いはじめが去年の北海道ツーリング。日付を確認してみると、1999年の8月3日午前3時に西千葉を出発したところから書かれている。つまり、ぴったり1年で使い切ったことになる。ここからは2冊目に書かれている記述。2冊目にはどんなレポートが書かれることやら…。
8月3日 和琴〜計根別〜納沙布〜浜中〜厚岸〜摩周〜和琴
今朝も晴れてて気持ちがよい。出発ギリギリまで、納沙布方面へ行くか層雲峡方面へ行くか悩む。結局納沙布方面へ行ってみることにする。あれこれと準備していると、温泉用のタオルがないことに気づく。あれ、おかしいな…。どこを探しても見あたらない。この狭いテントの中、いくら連泊してテント内のカオス度がアップしているからとは云え、あのサイズのタオルが見あたらないとは考えにくい。さてはどこかに忘れたか落としたか…。考えられる線は2つ、昨日の藻琴山温泉に置き忘れたか、またはその帰り道に落としたかである。この時点では、落としたとばかり思いこんでいた。だとしたら、取りに行かなければ…と思いつつ、出発。R243をまっすぐ進み、別海へ抜ける筈…、が、気付いたら標識には「計根別」と書いてある。あれ・・・。よくみると、D13を中標津方向へ向かっている。がーん。でも直ぐに気を取り直して、D8から別海へ。要は直角三角形の斜辺ではない2辺を通るような形になってしまったのである。20kmくらいのロスであろうか。まぁ、こんなこともあるさと気楽に考え、R44へ出ると一路納沙布岬へ。意図したわけではないのだが、ナビ看通りに行くと、去年とは逆回りであった。それにしても、珸瑤瑁なんて漢字、絶対読めないぞ(ちなみに、「ゴヨウマイ」と読む)。納沙布岬でまた電話をしてみたり、納沙布限定の切手を買ってみたりした後、根室方面へ戻る。D142をひたすら走る。このあたりは海岸に沿って走っているのだが、浜中町に入るあたりから海岸線になり見晴らしが良くなる。北太平洋シーサイドラインという名前の道路らしい。霧多布岬へ。去年よりライダーが全体に少ないとあちこちで聞いており、うーんそうかなーと思いながら走っていたのだが(去年と今年とでは日程が多少ずれているのでぼくには比較しづらいのだが)、ぼくが行くと、ぼくも含めバイクは僅か4台。そのうち1台はすぐにいってしまい、もう1台も、ぼくが岬の様子を見に行って戻ってきたら居なくなっていた。最後に残ったCB400SFさんと話す。これから小松牛乳のコーヒー牛乳を飲んでみる、との事。ぼくも興味があったので、一緒に走って探してみることにする。役場の裏手、少し分かりづらい所だが、無事みつけ、SFさんとコーヒー牛乳を飲みつつ、話し込む。このまま厚岸まで一緒に走ることにする。ぼくは空荷、SFさんは荷物満載で、しかも排気量は倍以上違うが、キャリアはSFさんのほうが数倍ベテランということで、きっちり走ってくれる。まぁ、ぼくも全力で走ったわけではないが、普通に楽しめる速度で走る。やっぱりSFは良いバイクらしい。厚岸までは、ときおりダンプが通るのが多少気になるが、見晴らしも良く、比較的交通量も少ない、良い道が続く。厚岸の道の駅で、ぼくはカキアイスを食す。牡蠣の味が全然せず、がっかり。ここで更にSFさんと話し込んだ後、別れる。SFさんと予想以上にだべだべしてしまったので、D14〜R391でさくっと帰る。途中、コンビニから藻琴山温泉に電話で尋ねてみたが、タオルは届いていないとの事。やはり昨日の帰り道で飛ばしてしまったらしい。摩周の道の駅に寄ってみると、先日北勝水産で会ったカップルの男性のほうに会った。これから津別の21世紀の森キャンプ場まで行くとのこと。美幌峠から帰るとのことで、和琴まで一緒に走る。雲行きは相当怪しい。ぼくがキャンプ場着くとほぼ同時に、雨。午後5時少し前である。無事にキャンプ場に帰り着けたのだろうか。
本日の走行距離、388km。昼間かなりまったりして、しかも早めにキャンプ場に帰った割には、意外と距離は伸びていた。
8月4日 和琴〜足寄湖〜温根湯〜北見〜和琴
朝から雨。どうしようかと悩む。本来ならば層雲峡あたりまで走る予定だったのだが、この天気では走っても楽しくないであろうし、着いても展望は望めない。でも一日テントの中でくすぶっているのもどうかと思うし。…ということで、雨の様子を見るが、午前7時頃になると小止みになってきたので、とりあえず出発。摩周から放射状に延びている道路のうち、去年と今年とを合わせても、まだ走ったことのない、阿寒方面への道(R241)を行く。とりあえず目指すは足寄湖ということで。阿寒湖畔のコンビニで実家に電話してみるが、今日明日は天気悪いらしい。仕方ないね、と小さくすねた。R241を行く。折角の空荷ラストデーだが、雨なので余り楽しくない。なかなか止まない雨と共に、阿寒湖の道の駅へ。着いた頃には少し収まってはいる。ソフトクリームを食す。今回のツーリングは、珍しくソフトクリームを余り食べてはいない。特に理由はないけれどね。このまま糠平湖、三国峠、層雲峡方面へ行くのも悪くない、と、当初の考えを捨てきれずにいたが、行っても余り楽しめないのなら、まぁ今日は早めに弟子屈に戻ってゆっくり風呂につかりたい、ということで、でもそのまま引き返すのはどうかと思い、D88へ。林の中を抜けていく、なかなか気持ちの良い森林浴ランである。途中で、誘われるように「鹿の子温泉」へ。地図には、「質素な木造2階建、浴室は立派」と書いてあるが、その"は"の意味がはっきりわかる。大失礼を承知で書くと、本当に人が居るのかどうか、入る時には自信がなかった。何しろ道路からは荒れた舗装が十数メートル、壁にひびの入ったピンク色の建物である。\315で、温泉はしかし、非常に良かった。少しぬめりのある湯で、なかなかぼくの好みのお風呂である。ただ、ライダー的には、脱衣所にドライヤーがないのはちょっとだけ不満である。あったまった後は、D211〜R242〜D50で、先日のおんねゆ温泉の道の駅からと同じルートである。しかし今回はそのまま北見市へ入り、ラーメン店「ひさご」を探す。見あたらない。近くのコンビニに入って聞いてみると、「すぐ近くだけれど、おやっさんが亡くなったみたいで、やってないかもね〜」との事。行ってみると、やはり「忌中」の表示が。お悔やみ申し上げます。更にすねつつ、端野へ。このあたりではもう完全に路面は乾いており、空はまだ厚い雲に覆われてはいるが、走りに支障はない。給油し、電話などをかけてみたりした後、本当ならこのままR39〜R243で弟子屈に戻ろうと思っていたのだが、時計とも相談し、途中で予定を変更。先日藻琴山温泉からの帰り道に使ったD995をもう一度走り、少し遠回りして帰る。そうすると途中に、先日泳いだコタン温泉があるのだ。運良く雨は降っていなく、入る。一日に2回も温泉に入ったぼくは、雨天の憂鬱さをうち消せるくらい、ゴキゲンである。
本日の走行距離、335km。明日はいよいよキャンプ地の移動、空荷モードはもうおしまいである。
8月5日 和琴〜釧路〜黄金道路〜襟裳〜門別
午前6時20分出発。早めに起きて、早めに撤収。今回は少し距離を稼ぐ可能性大、どのくらい走ればよいのか、天気は雨。休み休み行こうぜ。はじめは合羽の上だけを着るも、すぐに「これは本格的に降りそう」ということになり、フル装備(オーバパンツ、ブーツカバー、荷物カバー)に。まずはR243〜D53で釧路へ。まちなかを通らず、R38へ出る。道の駅しらぬか恋問で休憩。ここは去年、大学のサークルの人々と待ち合わせた場所である。今年は雨。雨中の走行は、手が冷たい。見晴らしも悪く、ただ走っているだけ、というだけで、余り快適ではない。浦幌を過ぎ、R336に入ると、交通量は極端に減った。不安になるほどクルマが通らない。しかも雨で、淋しい景色。ナウマン国道、という名前に思わず笑ってしまう。こういうところならば、ナウマン象がそのへんを歩いていても、なんとなく理解できてしまうような気がする。そう考えたら、更に笑えた。海岸へ出ると、そこは黄金道路。絶景が続く。雨はこのあたりでは降ったり止んだり。しかし、本当に絶景である。ぼくは基本的に日本海側の景色が大好きであり、海を見に行きたいと思ったとき、思い浮かべるのは必ずと言っていいほど日本海の荒れた重い海である。けれども、太平洋側もなかなかやるじゃん、いやそれどころか、北太平洋ごめんなさい、である。それにしても、覚悟はしていたが、工事が多い。工事の様子を見ると、道路のしたに鉄で地盤というかベースを造り、その上に路面を敷いているようである。これは確かに黄金道路の名前は伊達ではなさそうである。しばらく走るとえりも町である。更に走る。襟裳岬方面へ入る道へ。このあたりは、所謂百人浜と呼ばれるところで、大きな景色が拡がる。風が強い。流石、風の街、えりもである。雨は降っていない。道そのものは快適だが、風が強いので、あおられないように走る。岬の様子は、以前車で来たときと、それほど変わってはいない。風の館は、経験者なのでパス。ただ、あまりに寒いので、レストハウスにてラーメンを食す。つぶ貝が入っていて、まぁ値段の割には、観光地ということを考えると、味も悪くない。40分ほどの大休憩で、身体はだいぶあたたまった。さて今度は、R336を西側に北上である。予想以上に早く到着し、びっくりである。…というか、地図を見ると、東側はそれほどの距離はないようである。…が、この雨、どうしてくれよう、という感じである。困ったね。今日は静内のキャンプ場の予定だったが、早く着きすぎるし、雨だし…ということで、もう少し進んで門別あたりのライダーハウス(以下RH)に泊まることにする。今までぼくはRHを使ったことはない。それは別に、キャンプのみでRHを使わない、といったようなポリシィがあるわけではなく、今まで北海道では、RHを使うほどの雨に遭遇したことがなかったからである。…というか、テントを設営したら降ってきた、とか、そんなパターンが多かったのである。味処西陣、というところで受付をし、云われたところへ来てみると、中は妙なほこりっぽいところ、場所は広くて良いのだが、これで\1000か…と思うと、ちょっと気が重い。少し困っていると、2人目、3人目の人が。彼らの話によると、RHとしては、それほど良くはないが、そんなに条件の悪いところではないらしい。10分程度歩くと風呂がある、というので、3人で行ってみる。その前に、200円の割引券をもらった、RHの真上にある(笑)回転寿司屋へ。3人目の方が奢って下さった。またまた大感謝である。ちなみに3人とは、ぼくと、TZR125さんと、チャリダーさんである。泊まるところは結構古めかしいところであるのに、風呂はかなり立派である。ペンション内の露天風呂。汚いライダーが行くのは憚られるような、小綺麗なペンションである。しかも今日は更に、何かのお祭りらしく、花火大会をやっていた。生憎雲に隠れて、半分も見えなかったが、風呂から見る花火はまた非常に良いものである。よって、まぁ、\1000も、良しとするか、といった感じである。
本日の走行距離、410km。思ったほどの距離は、走らなかった。
8月6日 門別〜平取〜富良野〜旭川〜秩父別
雨。RHにてだらだら過ごす。結局出発は午前9時を過ぎる。平取の、二風谷にあるアイヌ博物館へ。なかなか見応えがあった。今日はここを見学するのがメインだったので、時間を掛けて見て回る。北海道に20年も住んでいたのに、アイヌ民族について、ぼくは何と知らなかったことか。民族古式舞踊体験学習もさせていただいた。「ピィヤ、チャッチャ」という掛け声と共にはね回る、そんな踊りをやってみた。人は余り愛想は良くなかったが。降ったり止んだりの天気が続く。R237をひたすら北上するが、雨、雨、雨。占冠の準備中の道の駅で、雨モードフル装備にする。しばらくはブルーな雨天走行。今回は雨が多い。去年とは大違いである。…まぁ、天気に関しては、自分の努力でどうなるものでもないので、呪うしかない。はぁぁ。予定外だが、路面が乾いてきたので、かなやま湖も廻ってみる。道の駅南富良野へ寄る。R38〜R237で、旭川へ。今日はKawasakiの、コーヒーブレイクミーティングがあり、やたらめったらKawasaki車だらけである。びっくり。旭川へ行き、オイル交換をしようと思い、HONDAのお店に行ってみると、なんと閉まっているではないか。これには流石に驚いた。8月のこの時期、しかも週末に、まさかバイク屋が閉まっているとは思わなかった。結局、去年お世話になったKawasakiのお店に遊びに行く。ZX-6Rさんと話す。立ちゴケしたらステップが折れてしまい、難渋していた模様。とりあえず溶接して仮に直して貰い、数日後に部品が来たら交換するらしい。…というわけで6Rさんと旭川ラーメン村へ行き、山頭火で塩ラーメンを食す。うーん、塩味なのにこってり味。特徴的な味ではあるが、あまりこてこてしたラーメンが余り得意ではないぼくにとっては、今ひとつかな。6Rさんと別れ、秩父別のキャンプ場へ。ここは去年使ったが、やはり直ぐ近くの温泉が綺麗で良く気に入っているので、今年も使うことにした。キャンプ場も無料の割には芝生は整備されているしね。
本日の走行距離、247km。平取、旭川でだいぶのんびりしたから、まぁ、こんなもんでしょう。
8月7日 秩父別〜芦別〜三笠〜夕張〜早来〜白老
さて、今朝は午前7時なってもどこまで行くかの見当すらつかない。とりあえず夕張を見てみる、ということに決めてはいるものの、その後どっちへ行くかはまったくの未定。とりあえずR275〜R38。天気はまたしても下り坂との情報。いったいどうなっているんだ、という怒りがこみ上げてくる。ずっと雨、という情報ならば諦めもつくが、雨が一段落してから情報を得ると、ふたたび下り坂、という情報が。このパターンが繰り返されている。精神衛生上、非常に良くない。とりあえず途中の道の駅をせこせこと寄っていこうと思ったが、いちばんはじめの北竜でスタンプを押せず、やめる。しかも芦別に至っては、道の駅そのものを見逃してしまう始末。今日はどこまでもついていないというか、不調の日である。何も考えずに夕張方面をめざしR452に入ったら、何の前触れもなく(っていうか当たり前だけど)燃料警告灯が。うげげ、ここから数十kmはスタンドはない筈。バイクに乗りはじめて、"ガス欠?!"と真剣に思ったのは初めてである。まぁしかし、まわりにバイクもそこそこ居るし、本当にガス欠してもどうにかなるべー位の危機感ではあった(大凶ツーリングの時の眼鏡事件に比べたら、まだまだチョロいぜ、という意識もあったかも知れない)。結局、予定を変更してD16に入り、三笠市方向へ。下り坂ではスイッチを切る、などというケチケチ走行(危ないって)のお陰かどうか、どうにかこうにかスタンドにたどり着く。三笠市街まで来てしまったので、どうせならばと岩見沢へ行き、良さげな(ホクレンの地図に載っている)バイク屋へ行き、オイル交換をする。いくら廻さずに6速巡航ばっかりの北海道とはいえ、流石に4000km以上走るとへたってきているのがわかる。ここのバイク屋さん、オイル交換(フィルタもだけど)しただけなのに、チェーンの調整+洗車までしてくれた。感謝感激である。千葉を発って数時間でドロドロになり、函館を発ってまたドロドロになってしまったFireStormWithANOだったが、綺麗、綺麗。このまま降らないと良いのだけれど…。D38を使って夕張へ。そう、バリバリ夕張、というなんだかわかるようでよくわからないキャッチフレーズの街である。黄色いハンカチ想い出広場へ行く。ここは無料で、映画についてのさまざまな展示がされている。黄色いカードにメッセージを書き、貼っておける部屋があるのだが、一面メッセージで埋め尽くされていた。ぼくも試しにメッセージを書いてみる。え、何て書いたかって?そりゃ、分かる人にはわかっちゃうでしょう。それから写真を撮っていると、突然カメラが動かなくなる。今でも動きません(電子化の際の注:これは7日夜の時点。ちなみにその後も動かなくなったり動くようになったりの繰り返し。まったくもって謎である)。大ショックである。意気消沈しつつ、石炭の歴史村へ。\800と聞き、ちょっと考え、やっぱりやめる。再度南下し、R274〜D462〜R234へ。このまま鶴の湯温泉に入って、適当なキャンプ場へ行くことにする。またもや雨がぱらついてきたが、雨的には大丈夫、たいしたことはないようで、早来くらいではもう止んでいた。・・・と走っていると、気付くともう苫小牧市に入っている。あれら、温泉…はとっくに通り過ぎていたようである。がーん。はぁ、もういいや状態になり、ポロト湖自然休養林キャンプ場へ。\350。駐車場からテントサイトまで若干の距離がありダートだが、バイク乗り入れ可とのこと、但し、荷物の積みおろしの為のみで、積みおろしの時以外は駐車場に置いておくことになっているらしい。結局雨の中を今日も走り、しかも風呂に入れなかったので、明日は腹いせにニセコ付近の温泉に入りまくることにしようかな。
本日の走行距離、302km。ブルーな一日。
8月8日 白老〜長万部〜ニセコ〜岩内〜当丸峠〜小樽
はっ?!と目が覚めると午前6時15分、しまった寝坊だ。…まぁ、今日は、午後6時までにSさんと合流できれば良いので、のんびりといえばのんびりなんだけどね。さくっと朝飯を食い、7時40分頃出発。ポロト湖を抜け、とりあえず室蘭へ。道の駅みたら室蘭を覗き、白鳥大橋を渡る。R37をそのまま行き、長万部へ。天気はまぁまぁだが、雲が多く、有珠山は見えない。R5を北上する。R5に入ると先ほどまで多かった大型車の数もぐっと少なくなり、道はすいていて良い感じ。黒松内の道の駅にて、RF400さんと会い、しばらく話す。道の駅スタンプを集めているらしい。一緒に走ることにし、そんなに距離はないが、またニセコでも止まる。それから適当な温泉に入り、積丹方面へ、というプランらしい。ぼくもそんな感じで悪くないと思い、走ることにする。昆布温泉にて入浴。昆布@昆布againである。実はここの温泉、以前に友人とクルマで来たことがあり、良かった、ということで再度なのである。結構まったりのんびりしてしまう。まぁ、温泉なんだから当然やぁね。ニセコパノラマライン。噂に違わず素晴らしい道路だった。…ところでRFさん、結構峠は速そうなので、少し頑張ってみる。もちろん、排気量の差があるので何とも云えないが、曰く「こういう高速コーナーは苦手。130km/hとかで行けるから、怖いものね」…ぼくはどうがんばってもそんなんでは曲がれない。しかも、もっときついヘアピンのほうがお好きとの事である。…まぁ、速ければ偉い訳ではないだろうし、要は楽しければ良いのさ。うーみ…。しかし、またしても自分の下手っぴぃさを痛感した、というのも本当である。まぁ、それにしても、ニセコパノラマラインである。眺望も素晴らしく、かなり良い感じ。うん、これは知床に負けないね。そこから道の駅いわない、かもえないと各駅停車。積丹半島をまた廻っていくと丁度良いかな、と思っていたのだが、温泉でまったりしすぎてしまったという事もあり、ぼくは当丸峠経由で小樽へ先回りすることにする。RFさんと別れ、当丸峠を快速運転。ここももう少し速ければ良いのかも知れないが、まぁ普通のペースで。余市で渋滞にはまり、困る。この渋滞は相当続き、すり抜けもできない状況。これでは約束の時刻に遅れそう。ぼくが約束の時刻に遅れるのは、はっきりいって悔しい。…といっても仕方がないのでSさんに電話連絡。少し遅れるとの旨を伝える。20分程度の遅れで、小樽駅到着。美味しいお寿司を頂き、パフェなど奢って頂く。昨年はディープな話が多かったが、今年は軽い話や"たれっち"さんの話題に終始した気が。いずれにせよ貴重な時間をわざわざありがとうございました。感謝。さて、今年は諦めてオスパに泊まる。
本日の走行距離、350km。昆布温泉と、パノラマラインと、Sさんとの会見。それでもこの距離。なかなかです。
8月9日 小樽〜朝里峠〜ニセコ〜長万部〜函館
今日は函館へ戻るだけなので、のんびりである。オスパを午前7時40分発。定山渓レイクライン(D1)を走る。朝里峠は、ミニ当丸峠とでも形容したいような山越えラインである。ところどころにある送電線が少々目立つのが気にかかるが、札幌という巨大都市の近くに、こんなに良い場所があったなんて。流石北海道と云うべきか、それとも。R230に合流し、中山峠へ。予期していたことではあるが、一般車も大型車も多く、超・ダルダル路線である。しかも、昨晩のオスパが、それほど寝心地が良くなかったので(やはりぼくにはキャンプが一番らしい)、眠気もさしてくる。道の駅望羊中山で休憩。今回は、悉く羊蹄山とは縁がないようである。R230-D66-D230でニセコへ。昨日も来たところではあるが、今日はタンクバッグにスタンプ帳を持っているので、押す。コロッケ\80を食べてみる。うーん、んまい。更にソフトクリームを。\250。平均的な値段だが、味の方はというと、上手く表現できないが、ちょっと独特である。この微妙な違いが、北海道ソフトクリームツーリング(だったのか?!)の楽しみでもある。なーんか疲れてる〜と思いながら、黒松内へ。おなかにものが入った所為か、強烈に眠気がおそってくる。…確か去年も、Sさんとの会見の翌日函館へ戻るとき、八雲あたりで死ぬほど眠かったな〜などと思いつつ、なんとか道の駅くろまつないへ辿り着く。こりゃいかん、少し休憩!ということで、丁度パラソルで日陰になっている椅子を見つけ、座る。10〜15分程度も意識を失っていただろうか、はっと気がつく。僅かの時間であったが、目を閉じていたこともあり、だいぶ復活する。よし、これで行ける、と思うと、ガムを口に入れ、出発。ところで、今まで立ち寄った道内の道の駅で、携帯電話が圏外だったのはここが初めてである。…もっとも、立ち寄った道の駅全てで電波が入るかどうかを確認しているわけではないので、なんともいえないけれど。リフレッシュしたら、一気にR5を駆け上がる。途中、長万部で給油した以外はノンストップで森町の道の駅まで。トイレ休憩の後、更には知ってR5、七飯本町〜函館間が開通している函館新道(暫定無料だって)に乗る。一車線で流れは速くなく、交通量も多いが、信号がない分、R5本体よりも快適である。少し高架になってるし。…そんなこんなで、午後2時40分頃、函館着。
本日の走行距離、280km。羊蹄山は結局見られなかった(T^T)。
8月16日 函館〜青森〜十和田〜盛岡〜福島
さて、いよいよ帰路である。約1週間の函館滞在だったが、実際は3日間は、クルマで再び道東方面へ行ったりもした。…が、その様子はツーリングとはちょっと違うし、割愛させていただく。午前5時20分函館発のフェリーに乗る。R103で十和田湖を目指し、遙か田沢湖を目指そう、という作戦であった。…が、峠道に入ってまもなく、激しい雨に降られる。ぼくもツーリング中の雨中走行は結構あるが、その中でも3本の指にはいるのではないか、というくらいすごい勢いの雨だった。おかげで判断力も低下していたのか、焼山で右折せねばならぬ処を、その南側のT字路と勘違いし、道なりに進んでしまう。途中で、もしかしたら間違えたか?!とは思ったが、あの雨の中を戻るのは「冗談じゃない」と思い、そのまま進む。…すると矢張り、「あれ?」R4に出てしまった。十和田は十和田でも十和田市である(十和田湖と十和田市はだいぶ離れている)。当初の予定とは全然違う方向に来てしまった。大失敗である。…すねつつR4をひたすら南下。ちょっと走ると、先ほどまでの雨が嘘のように、どぴーかんである。暑い。岩手県に入ってしばらく走っているうちに、去年見なかった、石川啄木関連の観光をすることにする。…が、道路がいまいち。流れてはいるが、余り快適なペースではない。それほど楽しい道でもないし(一桁国道だから仕方ないが)。しかも今朝のタイムロス等もあり、結構時間の割に距離は進んでいない。いざとなったら高速に飛び乗れば良い、という考えもあり、それほど気にせずに走っては居たが…。と走っていると、玉山村の石川啄木記念館を発見。早速入ってみる。記念館そのものは、まぁまぁだったかな。ぼくの期待が大きすぎたのかも知れない。…が、折角良い資料や説明文があるのだから、もっと見やすく(字の大きさや展示方法など)するような配慮が欲しかった。ぼくはこれでクルマの免許をパスする矯正視力を持っているはずだが、それでも相当目をこらさないと見えない、読めないものもかなり多かったし。…などなどいいながらも、結構ゆっくり見る。ちょっとしたお土産なども買いつつ外に出ると、既に午後3時に近い。いかん、のんびりしすぎたか。…道を間違えたことも祟っているし。…というわけで、今回も盛岡市内をパスする。滝沢ICから東北道に乗る。ここらへんは、まだ混んでない。時々休憩を挟みつつ、福島西ICまで乗る。途中、紫波付近で、狐の嫁入りに出会う。しかも相当な降り方。比較的すぐ止んだには止んだが、折角乾かした衣類がまたもやびしょ濡れである。はぁぁ。今回は比較的雨に濡れることが多いツーリングだと思っていたが、ここに来てもまだ祟られている。今日は福島の親戚の家に泊めてもらう予定なのだ。手前のPAで電話連絡し、福島西ICで下りて待つこと数分、親戚の伯父と会い、泊めてもらう。沢山のもてなしを受け、ありがたし、の一言。
本日の走行距離、500km。高速に乗ると、やはり距離は伸びるね。
8月17日 福島〜鮫川〜矢祭〜水戸〜鹿嶋〜千葉
いよいよ今日は千葉へ帰る日である。色々なルートを考えるが、とりあえずR114まで先導して貰う。R349を南下。…なんかどこかで見たことがあるようなものがあるな、と思ったら、この国道、つい最近、某雑誌で取り上げられていた国道ではないか。そのなかでぼくは、川俣〜鮫川、矢祭〜常陸太田までを走ったわけだ。なるほど。血が騒ぐような峠はないが、ゆるーい峠というかアップダウンの多い、所謂”田舎道”といったところであろうか(ごめんなさい)。そこからR6-R51で佐原まで。をを、やっと帰ってきたぞよ、千葉県よ。はやる心を強制的に抑えてくれるマナーがよろしくない大型車たち、そして狭い道…。潮来から本当は東関道に乗る予定だったが、また妙な吝嗇癖が出て、大栄まで粘って、大栄〜千葉北を東関道、R16を経て西千葉へ。これまた午後2時40分頃着。まぁ、特別何かあったわけではない、どちらかというと単なる移動に終始してしまった一日だったかな。
本日の走行距離、404km。おつかれさまでした。