8月4日
苫小牧で給油し、R235を鵡川方面へ。無料の日高自動車道に乗り損ねる。しまった。鵡川でセブンイレブンへ寄り、朝食。おにぎり2個である。R235-R237へ入り、快適な道を行く。途中、うわさ通り対抗するバイクツアラーがみんな挨拶してくれる。感動ものである。ぼくもまけじと手を挙げて返す。いや〜、流石。北海道に来ましたって感じ。樹海ロード日高の道の駅で休憩。ホントはスタンプラリーをやりたいんだけど、台帳がない模様。カブ氏と話す。昨日の夜に苫小牧に上陸し、1ヶ月くらいは廻る予定らしい。これから占冠方面へ行くらしい。10分ほど話し込み、別れる。R274へ。日勝峠、なかなか凄い見晴らしである。降りてから写真を撮っておけば良かったとちょっと後悔する。峠を降りたところで、国道からはずれ、中札内へのショートカットを試みる。愛国、幸福駅へ行きたいのである。この辺から暑くなってくる。今朝は霧がかかって寒いくらいだったのに。このへんで、2つか3つ道を間違えてしまい、10kmくらいは損しているだろう。道道55号へやっと入り、道の駅中札内へ。ここでも台帳は発見できず。や、もしかしたらあったのかもしれないけどね。そして例の両駅へ。愛国駅で、鉄道好きな盲のYさんに電話する。「うらやましいだろー」って。この辺で給油。旗をもらう。お、これが噂のホクレンでくれる旗か。そして帯広へ。"ぱんちょう"が激混みだったので、道の駅音更へ行ってみる。SRX女史とXLR女史が話していた。結構年上っぽい感じの女性のようで、対人、激しく女性恐怖症のぼくにとっては気後れしまくり。挨拶程度でぼーっとしているとSRX女史が行ってしまったので、XLR女史と話す。彼女は北海道7年目らしい。凄すぎ。一言一言に威厳がありますなぁ。この辺で午後1時25分くらい。再び"ぱんちょう"に戻ってみるなんと、行列が増えているではないか。
仕方ないので、何か飲み物でも補給しに…と走ると、途中のGSで「39℃」との表示が。見ただけでげっそり。ローソン発見したので入ってみると、バリオス嬢を発見。見た目ぼくと同じくらいか。ややもするとぼくより年下かも。オレンジジュースを買い、店の前で少し話す。仕事を辞めたので、日程はテキトウらしい。羨ましい。今朝釧路に到着したらしい。数分話すと、彼女は行ってしまったので、ぼくもふたたび"ぱんちょう"へ。"ぱんちょう"のためだけに1時間半も無駄にしている場合ではないのだが…。と思っていたら、道に迷う。更に15分くらいロストしてしまったではないか。で、やっとたどり着いたら今度は入ることができた。"竹"を食す。うん、前来たときと同じ味。でも、ここって値段の割には量が少ないよね、これ。まぁ、んまいからいいとしましょうか。まぁ、吉牛2杯とどっちが良いか聞かれたら、迷わずこっちだもんな。…て、比べる対象がアレか。でも吉牛も結構好きなんだよね。そして池田のワイン城へ。ワインをたっぷり飲んで寝よう、なんて思っていたが、ワインオープナなんて持ってるわけないわい。まぁ、あんまたくさん買って残しても困るから、小瓶の赤を買う。ワイン城からは、ふるさと銀河線と平行して走る道道を使う。凄い直線&クルマ少ない。列車が通るかな…なんてちょっと期待していたが、無理か、やはり。
R242と合流した後、本別町静山キャンプ場へ。無料。うれしいねぃ。後で聞いた噂だと、ここも有料化されるとか。そだよね。いいトコだもんね。風呂は400円。気持ちよかった〜。狭くて古さが非常に感じられるが、不潔感はない。400円でこの温泉は、決して高くはない。キャンプ場も無料だし、とても良いところだ。
夕食はラーメン。さっきのコンビニで買ったパンと。そして池田で買ったワイン。今日は暑かったので、昼間にかなりハイペースで飲み物を消費してしまったので、夕食は安くあげよう。明日は釧路。釧路在住の大学のサークルのOGのKさん、レンタカーで北海道をまわっているサークル員方々と会う。今日は早めに寝ようかな。
本日の走行距離、320km。北海道一日目としては、こんなもんでしょうか。
8月5日
朝。午前4時半起床。良い朝だ。しばらくぼーっとしつつ、持参のコーヒーを飲む。うん、やはりトラジャはうまい。天気は曇り、雨は降りそうにない。朝食は昨日のパンとカップスウプ。午前6時50分出発。周りはまだテントの中。直接待ち合わせ場所の「道の駅しらぬか恋問」へ行くとまだ早そうなので、少し大回りをして、阿寒湖を見る。朝の7時半じゃ流石にどこもあいていない。つまんないので、湖の写真をパチリ。
…気づくと、ホクレンの旗がない!固定の仕方が悪かったかな。それから、R241を東へ行き、ペンケトー、パンケトーを見る。ここはかなり良いぞ。とても良い天気。DJEBELさんとKDXさん(夫妻?カップル?)と会う。ぼくが帰ろうとしたら丁度来た。スロープをあがった上に展望台があるよ、と教えてあげる。あがっていく彼らを見つつ、R241を少し戻り、R240へ。そして白糠恋問へ。途中、中阿寒という地名に驚き(nakaakan:アルファベットで回文になっている)"まりも国道"という名前にまた驚く。さっき給油した時のホクレンの旗を、飛ばしてしまった。まただよ。見ると、白いポールしかないではないか。道の駅しらぬか恋問には午前9時40分頃到着。彼らはまだ来ていないようだ。ZZ-R1100さんや、CBR,CB400SF(夫妻?カップル?)さんと挨拶する。10時少し前に、VitzのKさんとDingoの4人が到着。だべっていると、バイク忘れましたごめんなさい、の人に声をかけられ、旗を受け取る。これを、知床へ行くツアラーに回り持ちして、8月14日のイベントまで順送りにして行くらしい。気安く了解してしまったが、彼曰く「なかなか引き受けてくれる人がいなくて」。ん〜、大丈夫だべか。
6人(3台、10輪ね)で釧路の"和商"へ行き、丼を作り、喰う。ここはなかなか有名らしい。ぼく以外はイクラ+さしみ色々。ぼくはイクラが要らない(大好きだけど、ここではやめとこって思って)分、同じ予算でも数が多く、見た目豪華。千葉から来た4人のうちの或人は、さらにウニやら大トロなんかを喰っていた。Kさんがアサリ汁を奢ってくれた。thanks。ぼくとしては思っていたほど期待していたほどではなかったが、まぁそれは良しとしよう。まぁまずくはなかったし。確かにこの値段で内地では絶対に食べられないもんね。そう考えると安いし。美味しいし。
Kさんは午後1時から用事があるとかで、釧路湿原展望台へ行くのにわかりやすい場所まで誘導してくれた後、行ってしまった。道道53号上の、釧路湿原展望台へ。360円。ちょっと高いぞ。そこは、釧路湿原に関する色々な資料もおいてあった。ニジマスやヤマベが泳いでいるのを見て、一同驚いていた。あぁ、内地の人純粋だね…なんていっても、イトウの水槽の前ではぼくも結構驚いてしまった。ん〜、これはまぁ、比較というか、程度の問題か。Dingoと共に53号-R274-53-391-52と、摩周湖へ。Dingoの4人の中には女性が2人いたのだが、彼女らにとって幸か不幸か、霧で全く見えず。そこで30分くらいだべったあと、屈斜路湖へ。アイヌ関係のおみやげ屋などを冷やかし、中休止。一同かなりまったりする。R243-R391で、ぼくは今回のねぐら、シラルトロ湖キャンプ場へ。途中、給油し、今度こそなくさないようにちゃんとしまってしまう。途中、まっくろな雲、そして雨。霧雨。Dingoの4人のうちの一人が持っていたimodeによると、降水確率は10%。でも空は暗いし、雨。キャンプ場も雨。初の雨中(といっても霧雨だけど)キャンプは、駐車場からキャンプ場までが急坂。しかも荷物はリヤカーで運ぶ。明日の朝、これを上まで運ぶのか、と思うとげっそり。しかも、明日も雨っぽいぞ。なんたって無風だし…。
今日は、Dingoの4人に合わせたため、走行距離の割に地理的には進んでいない。風呂も400円で入れるらしいが、気力がないのですぐに寝てしまった。
本日の走行距離、352km。でも地理的には全然進んでないのよね。
8月6日
はぁ…。天気悪いよ。4時半〜5時くらいに目覚める。なんかうだうだして、結局出発は7時くらい。リヤカーで長(くもないか)い坂を荷物を引いて登るのはしんどいよ。シラルトロ湖の写真を一枚撮り、2泊目のキャンプ地を後にする。R391-221へ入る。クルマ通りがほとんどなく、怖いくらいである。ここでバイクがトラブったらどえれぇことになるな〜なんて思いつつ走る。北海道は、現在では3桁国道でもかなり整備されているが、道道も、他県の県道に比べれば格段にしっかりしている。心地よいワインディングが続く。天気も持ち直し、雨は降っていない。R44に入るが、ほとんどhighway状態。厚岸グルメパークという道の駅に着。しかし、午前8時くらいだったので開いていない。牡蠣も昆布アイスも食えなかった。残念。道道123号線に入る。しばらくすると、8:15。黙祷していたら、信号が青になってしまった。後ろからクルマも来ているので、仕方なく発進。ごめんなさい。
142号線をずんずん進む。touring mappleによると、「林の間から太平洋が見えかくれ」するらしいが、全然見えない。濃霧である。涙岬もビワセ展望台も霧多布も視界零。走るのが怖いくらいの霧である。霧多布岬近くのコンビニから昨日会った面々に電話。釧路方面は晴れていて、暑いらしい。うー。123-R44へ抜け、根室へ。根室では凄いものを見つけた。函館ローカルの「ハセガワストア」というコンビニとスーパーの中間のような店にそっくりなお店。「元祖24時間営業」という宣伝も同じ。豚の精肉を使っているのに「やきとり弁当」というのも同じ。ちなみにハセガワストアではタレに「秘伝の函館ワイン」を使用しているらしいが、こちらは「秘伝の十勝ワイン」だし。うぬぬぬぬ…。やきとり弁当(小)を思わず買ってしまい、喰う。うーん、うまいぞ。そして納沙布岬へ。往復(というか半島一回り)で40km近く、信号がない。クルマの流れが80km/hくらいである。納沙布岬で休憩するも、凄い霧で何も見えない。思ったほどバイク乗りは多くない。根室に戻り、給油。東梅というところで休憩していると、トラック乗りのおっちゃんが話しかけてくる。しばらく話した後、出発。雨こそ降っていないが天気悪いよ〜と思っていたが、風蓮湖あたりから急速に晴れてくる。いいぞ、いいぞ。厚床の郵便局で資金を補充し、R224を北上。北方展望台で休憩する。ZZ-R250のおっちゃん(黒/銀)に話しかけられる。同じバイクに乗ってると、やはりお互いに気になるらしい。ホテルや旅館をハシゴしているらしい。ん〜、社会人の特権ですね。空荷に近い状態で走るってのも羨ましい。そこで別海牛乳を飲む。でも、今時珍しいテトラパック。…普通だな。山川牛乳(ローカルですね)のほうがうまいぞ。他にも北方領土に関する様々な資料が展示されていたりする。これで無料。流石だね。どっかの某湿原展望台とは大違いだ。…や、湿原展望台も結構綺麗だったけどね。更に北上し、野付へ。以前母が、荒涼として寂しいところだ、と云っていたのを思い出しつつどんなところだろうと想像しながら走る。うん、やっぱり寂しいところだ。途中のナラワラでシャッターを押してあげたshadowのおにいさんには、トドワラのところにある大きなお土産屋さんでも会った。更に進むと、駐車場だけしかない。更にそこで再会した彼と話す。やはり中標津の「すしロード」は行っておくべきらしい。予定的には少し強引だが、明日にでも行こう。そして、今日のねぐら尾岱沼青少年旅行村へ。ここはバイクのそばにテントを張ることができるのでとても良いが、テントが一昨日昨日の10倍くらいあって、家族連れも多く、五月蠅い。こんなところに来てまで花火なんてやらないでくれよぅ。しかも、テントを張って荷物を入れたあたりでまたもや雨。そして、流れ歩くおっちゃんと話す。バイトしながら全国を回っているらしい。なかなかワイルドな人である。「青少年旅行村」には似つかわしくない存在である。でも、ここは、どちらかというと、似非アウトドアスペースという感じである。シャワーや自販機やコインランドリなんかも完備で。…要らないよ、そんなん。
本日の走行距離、357km。まぁ、こんなもんでしょ。変な天気だったけどね。
8月7日
早朝、凄い雷雨で目が覚める。あぁ、今日は雨か…などと思いながら、もうすぐ止むのではないかという希望的観測と共にぼーっとする。空はそんなに暗くないし、きっとじき止むだろう、と思っていたら、その通り。午前6時半頃から天気は少しずつ良くなっている。7時を過ぎると、雨は降ったり止んだりという感じ。のろのろと行動を開始する。今日は知床だ。その前に、昨日shadowさんに教えてもらったすしロードを攻略せねば。昨日洗濯したもの(コンビニ袋に洗濯物と洗剤と水を入れ振り回すという適当な洗濯だが)が雨の影響で乾かせなかったのでコインランドリ室へ行くが(軟弱)、満杯である。やはり海水浴できる場所が近くにあってあれだけの人がいれば乾燥機3台なんて一瞬でうまってしまう。仕方ないので出発。午前8時少し前。R244を北上し、すぐにR272へ。またすぐに右折し、川北茶志骨線をしばらく行き、975号へ入り、来た19号道路へ。ここは地平線まで続く直線道路として有名である。直線を抜けたところにパーキングスペースがあり、そこへ入ろうとすると、先客。CB400SFさん。同じくらいの年齢で、少し話をする。どうやら彼はぼくと同じフェリーで上陸したらしい。大宮ナンバである。話しているうちに、もう一台CB400SFが。なんと大宮ナンバ。その人もぼくと同じくらいの年齢。彼らは、この近くの開陽台から来たらしい。ぼくはこれからなので、期待しつつ別れる。開陽台は、360度の眺望がある、バイク乗りとしてはかなり有名な場所。付近に明かりがほとんどないので、星が好きなバイク乗りはここに何連泊もして星を見るチャンスをうかがうらしい。うわさ通りの360度の大パノラマである。しかし、あまりにも出来過ぎていて、意味もなく恥ずかしくなる。バイク乗りもかなり多く、やはりこんなメジャーどころはぼくには不似合いだぜ…などと訳のわからんことを考えつつ、早々に展望台を後にする。きっとここはもう2度と来ないだろうな。あ、でもとっても良いところですよ。
150号から"牧舎"へ。牛乳(ミルクスタンドと書いてある)を飲む。冷蔵庫っていうのかな、冷蔵ガラスケース?と、牛乳に使う大きな瓶がおいてある。100円らしいので、その大きな瓶に100円を投入し、牛乳を取り、飲む。なかなかうまい。が、しつこいようだが山川牛乳と大きくは変わらんぞ。セローに乗る女性2人連れに出会う。九州から来たらしい。佐世保ナンバ。彼女らは北海道では5〜6日くらいしか時間がとれず、かなり駈け足っぽい。それから今日の目的1である、中標津のすしロードへ。ここが午前11時半まで開かないから、今日は出発が遅くても良かったし。今日は走行が少なくなるかもしれないな。着くと、午前11時23分くらいだったかな。CB400SFさん(さっきとは違う人)に会う。彼も待っているらしい。2人で話しつつ待っていると、ZZ-R600さんと隼さんが来る。ZZ-R600さんはパニアケース付き、アールツーディーツーの縫いぐるみ付きで、かなり気合いが入っている。昨日、ライダーハウスでZZRFunClubの人(ぼくも名前だけ入っていて、クラブのステッカが右アンダーカウルに貼ってある)に会ったらしく、9月のオフ会についてまで知っていた。しかし彼はインターネット接続可能な環境にはないらしく、クラブのMLには入れないとのこと。
すしロードでは喰いまくり、店内のノートにも阿呆なことを書く。ちなみにここの店は、バイク乗りとわかると、一品サービスがつく。鮭のミルク風スープだった。なかなか美味しいぞ。写真も撮ってもらい、外へ出て休憩。ZZ-R600の写真も撮る。ぼくが欲しいバイクの一つなんだよね。隼さんはなかなかワイルドそうである。ZZ-R600さんはなかなかツボをつかんでいる。その証拠に、外でだべっていると、オフ車乗りの女性2人連れが来たのだが、挨拶をしてスープや写真(頼むと写真を撮ってくれて、郵送までしてくれるらしい。昨日のshadowさんからの情報。)の情報を与えた後、彼女らがお店の中へ入っていこうとするところをZZ-R600さんは呼び止めて、「みてみて」といって、あーるつーでぃーつーのおなかを押す。すると彼はぴこぴこ喋る(っていうのかな)。女の子は駈け寄って来る、話題になる。…軟派な才能って必要なんだべか。
すしロードを後にし、R272を東へ。そしてR335を北上し、知床へ。途中、国後展望閣で、ZZ-R250赤さんに会う。少し話をして、シャッターを押してもらう。国後が見えるぞ。天気は上々。更に北上し、セイコーマートに寄り、酒と食料とを調達。…すると、さっきの赤さんが現れる。再び少し話す。羅臼は、国設のキャンプ場はあまりイケてないらしい。…じゃぁ、今日は町立のキャンプ場にしよう。彼は今日は知床峠を越えて網走まで行くらしい。知床の新しい道の駅、ここも昨日のshadowさんに教えてもらったのだが、そこへ行く。やはりスタンプ帳が残っていた。getする。でも、今まで結構何カ所も廻ってるんだよな…スタンプ的には意味無かったな…。まぁいいや。道の駅を後にし、町立キャンプ場へ…行けない。あれ、ないぞ。しばらく探す。みつからない。あうあう〜。仕方ないので、さっきの道の駅まで戻って、道の駅のおばさんに訊いてみる。それでも苦労して、なんとか探し出す。テントを設営してしまう。まだ午後3時だが、今のうちに場所を確保しておこうという算段である。…が、この時間でも結構テントが多い。連泊してる人が多いのかな。でもなんとか平らなところを探し、設営。ここは丘陵地なので斜面なのだ。今回のツーリングで、たぶん熊危険度が1,2位を争う場所だろう。"熊出没注意"の張り紙は大真面目である。テント設営後、タンクバッグにカメラと風呂道具を入れ、他の荷物はテントに残し、片道約25kmの、相泊温泉へ。セセキ温泉も近くにあるが、セセキ温泉は完全に露天であるが、要水着らしく、半露天の相泊温泉へ。なかなか気持ちよかった。でも、こんなところに空き缶を捨てていく観光客(に決まっている)の気が知れない。そして、「熊の穴」へ。ここは、知床半島の南側、クルマやバイクで行ける終点の場所にある店だが、トド料理を食わせてくれるらしい。試してみようと思ったが、やめる。トド肉の缶詰を買ったので、千葉へ帰ったら喰おう。…熊の穴に着いたとき、全身に戦慄が走る。停止して、ギアをニュートラルに入れると、アイドリングが死にそうになる。クラッチレバーを握ると、アイドリングが元に戻るような雰囲気である。クラッチワイヤだべか。…かなり焦る。帰りに光り苔でも見てこようと思ったのだが、帰りの25kmは半端じゃなく焦りまくる。綺麗な景色どころではなかった。クラッチワイヤが切れたりしたらどえらいことである。滅多にない海岸側(今回は予定上、反時計回りに走ることになってしまったので、山側になることが多い)のランなのに、20km以上6速で走っていた。そのときはクラッチレスシフトなんて知らなかったし。頼むから、知床峠の真ん中で切れたりしないでおくれ。今これを書いていても冷静さを失っている(電子化の際の注:これはノートにペンで書いた時っていう意味ね)。ぼくは朝走ることが多いので、特に朝は通りかかるバイク乗りも少ない。一つの救いは、今キャンプ場に戻ってきたときは、アイドリングは何ともなかったと云うことである。…なんだかんだいって、今日も結構走ったかな。でも、朝が遅かったので比較的元気である。明日は知床峠を越えて、どこまで行こうかな。
本日の走行距離、367km。あれ、結構走ったな。やはり温泉往復とキャンプ場検索の分が大きかったか。
8月8日
4時半起床。今日は沢山走るぞと気合いを入れて出発しようとするが、荷物を積み終えたところで、雨。あまりよろしくない出だしである。しかし、合羽を着るほどのことはない。今回は、天候の割に合羽の出番がない。良いことだ。やっぱり合羽よりも今着てるジャケット(メッシュなのだ)のほうが軽いし操作しやすいもんね。それに、案外走ってるときは降ってない。シラルトロ湖の時も、尾岱沼ん時も、雨なのはテント張ってる時だけだもんね。知床峠はおもしろかった。最高である。生憎の小雨だったが、見晴らしはなかなか良い。雨こそ降ってたが、空はそれほど暗くない。峠を降り、オシンコシンの滝を見る。実家に電話を入れる。今日は天気は快方らしい。良かった良かった。…でもまだ小雨が降っている。今日はガンガン走るdayなので、走る。R334を斜里へ。大型バスの後ろなので、眠くなるようなダルダルな走行。昨日、学芸大学のチャリダーたちの強烈な宴会のせで、よく眠れなかったのが、きつい。流石大学生チャリダー、体力が違うよね。濤沸湖で小休止、写真を撮った後、網走へ。天都山へ上がる。20年間毎年北海道へ来ているというBMW(もちバイクね)のおじさんと話す。このときで午前8時半過ぎだったが、天気は斜里あたりから快晴。暑い。小樽で会う予定のSさんへのお土産を買い(後日談:結局渡せませんでした。ごめんなさい>Sさ)、R238へ戻り、西へ。サロマ湖を見つつ走る。途中、"北勝水産"にてホタテの刺身とホタテバーガーを食す。XJRさんと挨拶する。そこからサロマ湖、湧別、中湧別の道の駅へ寄り、R242-R333へ。丸瀬布の道の駅にも寄る。北見峠もなかなか。でも、クラッチワイヤを気にしながらのことなので、余り楽しめない。セイコーマートで一休みし、当麻の道の駅へ寄り、バイク屋を求め旭川へ。Kawasakiのお店をタウンページで調べ、行ってみる。そこには、エストレヤ女史とZRX1100-II氏が居る。エストレヤさんは、以前北海道ツーリング中にここのバイク屋さんのお世話になったらしい。ZRX氏のマシンは、とにかく不調だったらしい。で、ぼくのバイクを見てもらう。別に異常はないらしい。で、とにかくエアクリーナとプラグの清掃をしてもらう。で、話の流れでなんとそこのバイク屋さんに泊めてもらうことに。ZRX氏と二人。更に、夕食までご馳走になってしまった。バイク屋さんの前でバーベキュー。綺麗な奥さんと可愛いお嬢さんと5人で。ぼくとZRX氏はビールを頂く。バーベキュー。肉である。ぱんちょうの豚丼以来の肉である。そして、そのバイク屋さんのオーナさんのクルマで風呂まで送ってもらい、ZRX氏と2人でゆっくり入る。一時間くらいでオーナさんが迎えに来てくれる。なんて良い方なんだ。感動する。
腹一杯で、風呂にものんびり入り、何日かぶりの布団に横になる。沢山走って、しかも充実した一日だった。
本日の走行距離、357km。戻ったりがなかったので、距離の割には走った気分である。
8月9日
6時起床。バイク屋さんの奥さんが6時20分に朝食を持ってきてくれる。何度云っても足りないですね、ありがとうございます。7時出発。98-915-72-R275-R239と走り、霧立峠へ。うーん、高速コーナーが多い。日本海へ出て、道の駅はぼろから実家へ電話。ここで午前10時くらい。そういえば、歯磨きセットをバイク屋さんに忘れてきた。しまった。…まぁ、帰りに寄るから良いか。とりあえず歯ブラシを買っておこう。海へ出ると、その後は道が単調になる。日本海側と云うことで、ぼくは多少なりとも江差や乙部のような海岸線もあるのではないかと思っていたが、やはり苫前から北はそんなことはなく、ひたすら単調な道である。初山別、遠別、天塩町を抜け、106へ。サロベツ原野の西側を通る道路である。R40ならけっこう展望台なんかもあって、宗谷本線も通っていて良さげなのだが、106はひたすら直線道路である。眠くなるぞ。稚内やノシャップ岬はシカトし、宗谷岬へ直接。日本最北端のGSで給油し、証明書をもらう。暑い。何故日本最北端の岬で、気温が30.8度もあるんだろう。何か間違っている。宗谷岬は流石に人が沢山いたので、さくっと南下。R238。さっきよりは道が少しくねっている。少しだけど。猿払公園の道の駅に寄る。飯を喰おうと思ったが、人で満杯。こんなところで30分も待つ気はないので、腹が減ってるのにぃ、と思いながら行く。途中、ふらっと看板に惹かれた、「モケウニ沼」を観る。国道から数km入ったところだが、観光地化度ゼロ。うーん、これは儲けものだ。今回のツーリングで5本の指に入るな、こりゃ。綺麗である。
TouringMappleに載っていた「旧山軽駅」を探しながら走るが、無い。なーぜーだー。そして、クッチャロ湖畔のキャンプ場、今日のねぐらへ。
エストレア君と会う。彼は埼玉の人らしい。色々話す。彼はエストレアに乗って2年、元(今も?)チャリダーで、バイクでの北海道は初めてのこと。ガソリンのストーブとランタンがあるが、壊れてしまったらしい。ぼくがストーブを使わせてあげようとも思ったが、コンビニで買うから構わない、とのこと。夕日は、話に聞く通り、素晴らしかった。ちなみにここのキャンプ場は、余りオススメしない。夕日は確かに綺麗だが、湖畔ということもあり、やたらめったら虫が多い。虫が大杉って感じ(元ネタがわからない方は北越急行参照)である。虻と蚊の猛攻である。安いには安いのだが…。夕日をバックに写真を撮る。山梨からのファミリーと話す。テントが隣りのよしみで、飯・チャンチャ焼きをゴチになる。まさか内地の人にチャンチャ焼きを食べさせてもらえるとは思ってもみなかった。かすみちゃん(小2)とおにいちゃん(小4)は可愛かった。かすみちゃんはぼくを気に入ったのか、ぼくのことをじーっと見ていた。…ていうか、それはたぶん、ぼくの所持品(ストーブとか)が珍しかったのだろう。ぼくに色々聞いてくる。話しているうちに、風呂がしまってしまいそうになるので、エストレア君と風呂へ行く。なかなか良かったぞ。帰りにビールを買おうとするが、高いので、近くのコンビニへ走る。2晩連続でビールを飲む。今日はエストレア君と話しつつである。そういえば、複数人で話をしつつ飲むのも2晩連続である。…そんなこんなで夜は更けた。
本日の走行距離、376km。ん〜、やはりこのへんは、無駄に距離を稼いでしまうね。
8月10日
さて、今日はどこへ行こう。音威子府のほうへ入るか、はたまた海沿いを南下するか。ぎりぎりまで決めあぐねつつコーヒーを飲んでいると、かすみちゃんも起きたらしい。飯を喰い、撤収準備をしていると、近寄ってくる。
「もーかえるのー?」
「うん、にいちゃんは朝走るのが好きなんだ。」
よし、海。決めたところで出発。バイクに荷物を載せるのを、彼ら2人は見たいらしい。
「こんなにバイクに積めるのー?」
「じゃぁ、見てみるかい?」
「うーん!」
振り分けバッグの積載には彼女も驚いたらしい。
「こんなところにもつむのー?」
いちいち語尾を跳ね上げるしゃべり方がなんともかわいらしい。7時出発。
海沿いを南下し、岡島、雄武、紋別の道の駅を制覇する。少し戻ってR273を滝上へ。ちなみに、滝上には、滝ノ上町立滝ノ下小学校というのがある。別にどうでも良いのだが。そのままR273を走り、層雲峡の流星、銀河の滝を観る。うん、これは結構見事な滝だ。柱状節理からの滝は、世界的にみてもそこそこ珍しいらしい。オシンコシンの滝もなかなかだったけど、ぼくはこっちのほうが好き。CB1300さんに会う。彼とは、滝上の道の駅でも会った。彼はこのへんでゆっくり温泉につかるらしい。ぼくはというとさらにR273をすすみ、三国峠へ。うん、ここはなかなか景色がよいところが続く道だ。比較的新しい道らしく、道路も結構良い。でこぼこの舗装だと走りづらいからね。トンネルの中はかなり寒かった。丁度直前にTシャツ-長袖デニムシャツ-ジャケットから、Tシャツ-ジャケットに替えたばかりだったのでちょっと後悔。しかし、外は暑いので、走ってるとこのくらいが気持ち良い。三国峠パーキングは見晴らしはそうでもなかったが、少し下りたところは良かった。そのまま下り、三股山荘で遅い昼飯。13時半くらい。TouringMappleには「畑のランチがおすすめ」と書かれてあるが、それはもう売り切れとのこと。ビーフライスを食す。うーん、まぁまぁかな。そして糠平へ。途中、TouringMappleには"おっぱい山と呼ばれている"という箇所がある。しばらく走ってふと見ると…。どの山かわかるではないか。うーん、流石。そして、糠平へ。鉄道記念館へ。入場料が100円の割には、受付の女性もまぁまぁ綺麗だし、見るものはあった気がする。そして、国設糠平キャンプ場へ。…が、見あたらない。そのへんの駐車場へ行ってみると、空荷のZX-9Rさんがいたので、ちょっと聞いてみることにする。…あ、女性だ。帯広ナンバのじもてぃである。が、場所はわからないとのこと。しかし、近くに案内板発見。しばらく話し込んだ後、話の流れで、一緒に幌鹿峠から然別湖へ行ってみることに。宗谷岬帰りのぼくが、「曲がった道を走りたい」とのたまったところ、彼女のほうが、「じゃぁ、一緒に行ってみます?」とのこと。…とはいっても、彼女は9Rで、しかもタイヤはちゃんと端まで使っている。凄いぞ。彼女曰く、まだまだいけそう、らしいけど。速攻でキャンプ場へ行き、テントを設営し、タンクバッグ以外をテント内に放り込み、駐車場へ戻る。9Rさんは、6年ほどSteedに乗っていて、現在9Rにして2000km強走ったらしい。…速い。…や、ぼくが峠激苦手なせいなんだけど、全然置いて行かれそうになる。なんとか一定距離前のほうで待っててくれてるから、頑張って行くんだけどね。後で聞いたら、全然余裕だったらしい。ぼくは105%くらいで走ってたのに。後で聞くと、9Rさんは彼氏がR1乗りらしい。しかも4輪は2代だか3代前のスターレットTurbo。激走って感じ。凄すぎである。名前も言い合わずに去ってしまった。
再びへこへことキャンプ場に戻り、疲れて爆睡。
本日の走行距離、375km。やはり然別湖への往復が効いてますね。
8月11日
糠平湖畔のキャンプ場は、やたらとライダーが多く、朝早い人も多い。ぼくは割と早いほうだが、ぼくが出発準備している間に数人のライダーが出発していった。連泊の人もいるようだ。7時出発。途中、数日間一緒に走っていた旗を落としてしまう。かなりショックだったので、10kmくらい戻って探すが、見つからない。今回のツーリング中でもっともショックな出来事の一つだった。こんな時に過去の辛かった思い出なんかが頭の中でルフラン。でも天気は悪くない。士幌の道の駅で休憩。R38へ抜け、狩勝峠へ。峠も暑かった。確かにそれほど高所にあるわけではないが、それにしても暑い。新日本八景に数えられているらしいが、まぁ、展望はまぁまぁである。南富良野の道の駅へ行く。そこでゆっくり休憩しようと思ったが、止まっただけで死ぬほど暑いので、すぐに出発。途中、R38から外れ、金山湖畔道路へ。まぁまぁ楽しめるワインディング。R237-R38へ戻り、富良野のラベンダーソフトを食す。基本的にラベンダーって、見て楽しむもので喰うものではないと思うのだが…。でも、イマイチラベンダーっぽくない。…しかしぼくは昔、ラベンダークッキーというものを食べたことがあるが、なるほど香りも(たぶん)味もラベンダーなんだろうけれど、あんまり美味しくなかったぞ。こえrは、紫色はしているけど、普通のソフトクリームとあんま変わんないような。291号から十勝岳へ。吹上露天風呂が有名らしいが、入らず通過。…それにしても凄い道路だ。14%の坂ってのもなかなか凄いぞ。のきなみ10%以上の坂が続く。一度4輪とぶつかりそうになる。道の右側(つまり、ぼくから見て左側)を走ってくるんだもん。確かに中央線はないし、道の左側(つまり、ぼくから見て右側)は断崖絶壁脱輪時一発昇天だが…。彼らはテツのハコに入ってるから良いけど、ぼくなんてこけたら転落死だってアリなんだからよぅ。353号からR38へ戻り、かんのファームというところへ入ってみる。駐車場がダート、しかも溝が深く、何度かリアサスがフルボトム。「がこっ」とか云いやがんの。ただでさえ荷物満載で沈んでるのに。花がたくさんあって、とても綺麗。今朝のショックから少し立ち直る。この辺は少し入ると、「セブンスターの木」やら「マイルドセブンの丘」だの「ケンとメリーの木」(これはちょっと見たかったけど)があるらしいが、特に標識などがあるわけでもないし(つまり迷子率高しってことね)、特に興味をそそられたわけでもなかったので、例の旭川のバイクショップを目指す。歯磨きセットを取りに行く。ふぅ、今まで歯磨き粉なしで歯磨いてたからね。バイクの調子を伝えると、もうちょっとよく見てくれて、キャブのOHが必要とのこと。できればそこでやっちゃって欲しかったのだが、パーツが足りないのでできないとの事。工賃安いし、できればやってほしかったのにぃ〜。原因はまぁはっきりしたので函館で直してもらおうかな。…にしてもキャブレタのOHって結構高いんだよね…。(電子化の際の注:千葉に戻って現在(8/25)未だにやってません)エンジンオイルも交換してもらう。そして少しだべってたら、なんとあのZRX氏がやってきた。"…るせーマフラーだな"とぼくが思っている頃、彼も"あ、あのZZ-Rは…"と思ってたらしい。なんとも偶然の再会である。少し更にだべったあと、(彼のZRXはその後絶好調らしい。ぼくのとは対照的…)彼は西神楽のキャンプ場へ行くとのこと。ぼくはこないだ泊まる予定だった秩父別のキャンプ場へ。ファミリが多く、うるさい。風呂は広くてかなりgood。昨日の糠平がかなり大外れだったので、嬉しい。ジャグジーや小さい露天、それから寝湯などもあり、(…て入らなかったけどね)脱衣所には冷水のサービス、さらに自販機は110円と、至れり尽くせりである。秩父別「ゆ&ゆ」はなかなかチェックである。キャンプ場は、虫が少なく、良い。子供が五月蠅いという大きな欠点はあるけどね。…アウトドア感があんまりないね。そんなこんなで、早めに寝ようと思ったのに、眠れず。やはりバイク乗りに睡眠不足はきついでしょう。
本日の走行距離、341km。そろそろ終わりか、なんか寂しいな。
8月12日
さて。今日も天気が良いぞ。7:00出発。R233-R275と道の駅巡り。R38から歌志内へ廻ろうと思って道道へ入ったら迷う。踏切でUターンしようとすると、ハイラックスサーフからおっちゃんが顔をだし、「どこ行くの?」「歌志内。」と言うと、後ろをついてくるように云う。ありがたし。どこをどう通ったのかわからないが、ジモティのみが知る裏道を駆使し、気づけばもうすぐ道の駅うたしない。感謝感謝である。そこから旧上砂川駅へ。駅舎が残っている。そこから砂川へ、旧鉄路とほぼ並行に走る道を行く。ちらと見ると、廃線跡の鉄橋が結構残ってたりする。橋はやっぱり貴重だと思う。奈井江、鶴沼の道の駅を制覇。浦臼町鶴沼にある鶴沼道の駅では、豆乳ソフトなるものがあった。ん〜、美味しい。まぁ、牛乳のソフトクリームとそんなに変わらないけどね。R12を更に南下。三笠。R234へ入り、馬追の名水を見た後、マオイの丘公園へ。暑い、暑い、暑い。ひとときたりともじっとしていたくない。とにかく風に当たっていようと思い、走る。R274を札幌方向へ。札幌市内は混み混みであろう事が容易に想像つくので、大谷地から高速に乗り、一気に小樽まで。このへんで午後1時半頃。
おたる自然の村というキャンプ場へ行ってみる。くねくねした山道を登っていく。天狗山の上である。しかし、駐車場からテントサイトまでリヤカーで荷物を運べとのこと。そんなのはシラルトロ湖で経験済みであり、あんまやりたくないな〜、でも仕方ないかな〜なんて思ってみるが、リヤカーで運ぶ距離の長いこと長いこと。…ということで、やめる。塩谷のほうの海水浴場へ行ってみるが、ここはキャンプは高い。しかも、こんなところにテントを張ったら夜激しく五月蠅いのは目に見えている。小樽温泉という、健康ランドみたいなところを小樽の市内に見つけていたので、そこにしよっかなー、なんて思いつつ時計を見ると午後4時。Sさんとの約束の時間は午後7時。みみみ…。この3時間、どうしようかな。と、TouringMappleに相談する。こんな時の相談相手はなんと云っても地図でしょう。地図と相談の結果、赤井川温泉へ行くことにした。埃まみれの状態でSさん(初対面だし)に会うのもちょっとアレかってのもあったしね。余市から36号線を南下し、入浴。ここは400円くらいのわりには露天付きで結構清潔感もある風呂であった。ついつい長湯してしまう。…ん〜、ここは流石「村」だけあって、あんま人も来ないのかなぁ。冬はキロロリゾートが近いから人は来るんだろうけど。R393を使い、小樽へ戻る。高速コーナーと、峠道。待ち合わせ場所へ行ってみる。…が、当然ぼくに声をかける人はいない。まぁ、まだ6時半前だしね。地図を見ながら、明日の帰りルートについて考える。やっぱ素直にR5だな…と思いつつ、ふと見ると、Ducatiが止まっている。ほほぉ、と見ていると、そこになんともう一台Ducatiが。来た方の人は、しきりに止まっているDucatiを気にしている。そりゃそぉだ、気になるわな。…まぁ、師匠のbimoには負けるかもしんないけど、なかなかいないバイクだもんね。…なんて考えていたら、Sさん登場。流石に紫色のバイクってそんなに数多くないからわかってくれたのかな…。これみよがし(って訳じゃないけど)に紫色のバンダナしてたし。夕食を摂りつつ、とめどもない話。Sさんは哲学文学宗教経済学にも知識の深い方で、話が弾みすぎてどこへ転がっていくかわからなくなる始末。ぼくの知らないことを沢山知っていらっしゃるので、いやいや楽しい楽しい。自分の無知が更に厭になる。確かに知識の領域が違うとはいえ…。やはり無知は恥ずかしいね。ぴしぴし。場所を変えて、お茶しながら更に話す。ほんの5〜6時間だったけれど、楽しかった。話をしていてこんなに楽しい人間は、ぼくの周りには果たして何人居るかなあ。
惜しみつつ(惜しかったのはぼくだけかも)Sさんに別れを告げ、小樽温泉へ。しかし、怖いクルマが沢山いる。まぁ、週末だし、仕方ないか、と思うが、見ると、深夜料金が結構高い。宿代に2000円近くも使うほどぼくもリッチではない。とっとと引き揚げ、余市の道の駅へ。あー、結構込んでるのね、道の駅も。すみっこにバイクを止め、テントを張る。もうこのへんは、というか、Sさんと話している間に日付は変わって13日だね。テントを張ったら、マットと寝袋のみを出し、速攻で寝る。
8月13日
4時半起床。2〜3時間しか寝ていないが、まぁ、どうせ今日は函館に帰るだけだし、まいっか。夢うつつで、「ごしゃっ」という音。バイク乗りにはわかるでしょう、あの立ちゴケ時に聞く、何とも云えないあの音にそっくり。テントから覗くと、バイクは無事。良かった。10メートルほど先に止まっていたエスティマが、クルマを動かすときに隣のトラックにぶつけたらしい。お巡りさん、早朝5時からご苦労様です。6時頃、やっと出発。倶知安で給油し、R5をひたすら函館へ。その間は特に何もない。長万部を過ぎると急速に道が混雑してくる。森の道の駅でもうすぐ到着する旨実家に電話する。道は結構混んでいる。でも、反対側は大沼あたりはず〜っと渋滞していた。10kmくらいはあったと思う。午前10時半過ぎ、函館の実家に無事到着。
12日、13日の走行距離合計、453km。ふわー疲れたよ〜。
…と、ここまでが昆布の北海道ツーリングでした。この後昆布は。15日午前3時函館発青森行きのフェリーに乗り、青森-蟹田-竜飛崎-金木-鹿角でキャンプ、16日は鹿角-盛岡-仙台-東北道-磐越道-R51-東関東道を経由し、17日午前0時過ぎ、千葉に到着しました。その間も色々あったけど、さくっと省略。