あるがままに・そのままに

—鬱陶しい亭主の場合—

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第28話 今年もよろしく

第28話 今年もよろしく
 
 どうも。ファミールです。明けましておめでとうございます。今年もよろしく。 
 新年早々とりあえず昨年の私的総括をしておきましょう。 
 とにかく昨年は多忙だった。職場で数年ぶりに人事異動の対象になったのだが異動したその日からフルスロットルでお仕事。私の前任者は仕事に嫌気がさしたようで退職しちゃってます。そんなヘビーでシビアな仕事を引き継いでオジサンは頑張ってるんだけどね。 
 仕事をしていて常々思うのだが私の職場には非常に大きな欠陥がある。それは組織内の命令権者が無責任なこと。「突撃!」って言われて突撃して粉骨砕身しているんだからちゃんと骨くらい拾ってもらいたいもんだよ。 
 これは昨日今日の問題ではないし私の職場だけの問題でもないはずだ。この日本がずっと昔から引きずってきた悪弊だろう。「君は君たらずとも臣は臣たるべし」という高邁な精神を実に悪い方向で正当化していると私は思うよ。 
 この欠陥は非常に深く広く日本を蝕んでいてちっとやそっとじゃ直るまい。ふっと後ろを振り返ったときに誰も自分を見ていてくれない深い絶望を抱えながら日本は前に進むしかない。そしていつしか日本は単に日本語を話す人間がそこにいるだけの背骨も小骨もない三流の国になっていることだろう。 
 いったいどうしたもんだろうか。皆さんも考えてください。 
 さて。お次は新年の抱負ですな。 
 あまり風呂敷を広げても恥ずかしいのでこのサイト限りのことにしましょう。このサイトは物欲に寄り切られているサイトだからここはやはり「今年欲しいもの」ってことで行きましょう。 
 
1 私が今年一番欲しいもの
 体力
2 私が今年二番目に欲しいもの
 筆力
3 私が今年三番目に欲しいもの
 信頼と実績 
 
 いやいや。これは冗談じゃないよ。私は中年も後半戦でそろそろ体力にも知力にも衰えを感じ始めたのでね。本当に欲しいものはお金で買えるもんじゃないということがこの歳になって身に染みるわけさ。 
 まあとりあえずいろいろな面でいろいろな問題を抱えつつ今年も突撃。やったろうじゃないの! 何ができるか知らんけど!
 

2003/01/01