あるがままに・そのままに

—鬱陶しい亭主の場合—

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第805話 生涯恥ずかしいまま

第805話 生涯恥ずかしいまま
 
 サイトをスマホ対応にするため作業を進めていました。すると当然ながら過去に書いてきた文章が目に入ります。そしてそれらをつらつら見ていて思ったこと。
 あの頃は熱量があったなと。今の私にはあれだけの熱量はないなと。
 いや。その熱量がないのを悲しんでいるのではありません。むしろ過去のあのムンムンとした湿気の多さが今となってはお恥ずかしい次第であります。体にタップリと脂肪を付けて暑がって汗だくでフガフガ言っていたような。しかも風通しが悪くて臭うし。
 そしてもちろん今は恥ずかしくない文章を書いているとは言いません。10年後くらいにまた何かの都合で今の文章を読み返したとしたら。そのときはそのときでやはり恥ずかしいのでしょうね。
 おそらくこの生涯ずっと恥ずかしいままなのではないでしょうか。
 このサイトに文章を掲げていくのが私のライフワークになっています。もしかしてうまく行けばこのサイトは未来の同朋・人類にとって貴重な遺産になる! とさえ自負しているのですが……こういった気負いがお恥ずかしさの源泉なんでしょうね。
 もっと軽やかに生きたいもんだなァ--なんてふうに思う亭主です。でもそう思うだけで決して実現しないだろうなァと思いもする亭主なのですが。
 

2017/06/10

ついでに一言
 
 この先どういう生き方になるのやら。
 


おまけにもう一言
 
 なすようにならず。なるようになるばかり。