あるがままに・そのままに

—鬱陶しい亭主の場合—

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第603話 自転車操業

第603話 自転車操業
 
 うおおおお! 商売がうまくいかなくて赤字! くそーーーーー! 出費ばかり嵩んで収入がねーぞ! コラ!
 というわけで。父の仕事を引き継いでみたものの。自営業って気苦労が大変ですな。自分の代わりはいないし。大きな組織で交換可能な歯車をやってる方がなんぼか気楽ですわ。ハッハッハ。
 ただまあ商売をやってみて気づいたことがあります。それはお金とは流れて行くものであることです。
 そのトシで気づくのが遅いよと言われそうですが。お金の流れの中にドップリと浸かっていると自転車操業という言葉の持つ意味が実によくわかります。
 入ってきたものは出ていく定めなのであります。その定めに逆らわずその流れの中にいて流れが滞らないようにしていけば生活できます。しかし。お金は流れて行くばかりで私の手元には残らないのでありますなぁ。
 さーて。この先いったいどうなることやら。まったく人生とは何が起こるかわかりません。はてさて。
 

2012/04/18

ついでに一言
 
 あまり借金したくはないんですけどね。
 


おまけにもう一言
 
 まああまり細かいことを気にしていると自転車には乗れないわけですが。