あるがままに・そのままに

—鬱陶しい亭主の場合—

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第408話 「冥」の一文字

第408話 「冥」の一文字
 
 五感で感じることができるこの世界を成立させているはずの五感では感じることができない世界。ここに確かにあるはずなのに見ることも触ることもできないもの。この世界の水面下にあってこの世界を成り立たせている・裏付けている・支えているはずの巨大な何か。
 そういうものがあるはずなんですよ。感じることができないので気にすることさえないのですが。でも我々が生きている世界は見えるものばかりでできているのではないですよね。見える世界と見えない世界との総和の中で我々は生きているはずです。
 その見えない一方のものを「冥」の一文字で表すことができるのだと。見えないから冥い(くらい)けれどそれは確かにここにある・・・・そんなことに気づいてしまいましてね。
 あまり宗教臭いことは苦手ですが。「本当に大切なものは目には見えないのです」なんて口にするだに赤面するような言い回しに納得したりしなかったりと。そんな感じです。
 

2010/01/19

ついでに一言
 
 「冥土のみやげに教えてやるぜ」なんて場面でエースのジョーの登場だじょーっと。
 


おまけにもう一言 
 
 メイド喫茶に一度は行きたいのですが一人では気後れして行けません。一緒に行ってくれと息子に懇願しているのですが断られ続けているシャイな亭主でございます。