あるがままに・そのままに

—鬱陶しい亭主の場合—

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第354話 大丈夫なのが忌々しい

第354話 大丈夫なのが忌々しい
 
 うおおおおお! オレは気分に飲まれていたいんだよ! どいつもこいつも呪ってやるんだ! オレは好々爺じゃねーぞ! ヴォケが!
 はあ・・・・ごめんなさい。失礼いたしました。
 何らかの思いや感情がブワっと沸いてきたとしましょうか。それを私は見ているわけです。そのときに上のようなことを感じるときがあるんです。微妙な小さな感覚をちょいとばかり増幅した書き方をしていますが文字にすると上のようなものです。
 思いやら感情やらが沸きます。それをシレっと見ています。そうしているうちにそれらは消えていくことが分かっているのですが・・・・そうですねぇ・・・・思いや感情に飲み込まれて振り回されていたい衝動があるんです。思いや感情に振り回されてきた名残だろうと思います。
 この身の内に何が沸いても大丈夫。しかし大丈夫なのが忌々しい。何をシレっと見てんだよオレは! って感じです。意味が分からないかもしれませんがそういうものです。それに気づくと嗤えます。
 思いや感情から離れることができるといっても私はまだまだ未熟者です。いずれ十分に離れていられるようになったなら・・・・そのときはどうなっていますかしら。楽しみなことです。
 

2009/09/14

ついでに一言
 
 いずれは思いや感情から十分に離れたオトナとなって・・・・いないかもしれないような気がします。
 


おまけにもう一言 
 
 仏教のブの字も慈悲のジの字もないクソジジイになっているかもしれません。それでも大丈夫なんですから。