第136話 ヤな奴
第136話 ヤな奴
今回はかなり露悪的な書き方になります。不快を感じる方もおられると思います。あまり練れていない文章だと自分でも思いますが今がまさに適当なタイミングだと思いますので掲載してしまいます。あらかじめご承知おきください。
さて。率直に書きます。私は憎悪や復讐心に馴染み深い性格です。勝ったとか負けたとか仕返しとかお礼参りとか一般的にはネガティブで決して褒められることがない感情を心の内に飼っています。
もちろんそういうことを露骨にさらけ出したりはしない実直なオトナを演じているのですが内側はそういうものです。ヤクザにならずに済んだのはたまたま学 校で勉強ができたりたまたま女性にモテたりたまたまお金に不自由しなかったりしたからです。
どうです? ヤな奴でしょ? ずっと自分を見続けてきて思うのですが私はその種の黒い感情をかなり大事にしてきました。
・・・・大事にしてきたという書き方は甘かったですね。大切にしてきたと書いた方が適当でした。
小汚い言い方になりますが「今に見てろクズどもが!」といった調子でずっと生きてきたと言ってもさほど大袈裟ではないのです。見かけは育ちの良い善人ですが中身は違いますよ。
それで今回は何を書きたいかというとこういうことです。
過去に大切にしてきたそれらの黒々としたあれこれをすべて投げ出す方向に私は向かっているのですがそれは決して私の本来のあり方ではないということで す。憎悪まみれで暗闇から石を投げつける方法を妄想しながら生きていくのが私の本来の一生だったのかも知れません。
しかしそうはいかなくなってしまっています。いつになるか知りませんがいずれすべて放り出してしまうことになるのが明白です。ネガティブで黒々とした感 情に大切に餌を与えて丸々と太らせて育ててきたのですが・・・・最近は餓死寸前の状態に放置しています。
あるがままにそのままに自分を見続けるとは上のようなことを見ることでもあります。決して嬉しくありません。2年前のあの崩壊があったから他にたどる道もなく歩んでいるだけです。
今回はまことに黒くてごめんなさいでした。
ついでに一言
何でこんなこと書いちゃったのかな・・・・とも思いましたがそういうタイミングだっただけでしょう。
おまけにもう一言
目の前のパソコンに飽きたから買い換えたい。でも買い換えてもすることは同じなので意味がない。