修理中

30 years with Mira TR-XX
*ミラターボ トラブル集
**平成4年式のミラターボ(L200s)。それにしても、よく壊れること(笑)
修理中


・オートマのミッション
 なーんと、今ついているのがミッション3つ目です。
 一つ目は新車から1年半位、45,000km走行位の頃。旅行先で突然車が動かなくなってしまいました。エンジンは回るのに、全く駆動が伝わらない 群馬県内のダイハツに搬送されてミッションを交換しました。修理が終わって1日がかりで車を取りに行きました。帰りは○名山にドライブしてきました(ドライブですよ。攻めた訳じゃありませんから)。
 2つ目は新車から3年位、90,000km弱くらい走行の頃、2速に入らなくなってしまいました。これもまたミッション交換でした。
 これ以後の8万キロはトラブルはありません。
 ちなみに2回の交換はどちらも保証(6年または10万キロ)の範囲内だったので、ただでなおったのはいいのですが、どちらもミッション交換。工期はどちらも約1ヶ月かかってます。その間車に乗れないのがちょっとしんどいです。

・エンストする
 あの〜教習所出てからマニュアルほとんど運転してないんで〜〜、という話ではなく、ATなのにエンストすることが時々ありました。交差点で右折待ちをして、よし、車が切れた、発進!というときにアクセルを踏み込むと、すっ、とエンジンが・・・・ まぁまた掛け直せばいいんですが、次の症状が出るようになり、エンストするとものすごく困るので、アイドリングを少し上げてもらってます。

・エンジンがかからない
 8年目、15万キロくらいの時の出来事です。
 これがいつもかからないわけじゃなくて、上のような状況でエンストすると、セルが回るだけでエンジンがかからない。でもしばらく(20分くらい)時間が経つとまたかかる。
 原因はわかりませんが、どうやらエンジン(かどこか)が熱いと、かからない。
 工場で見てもらったけど、やっぱり原因はわからない・・・・・・
 そのころ、家には昔買った、ガソリン添加剤の類が何本もありました。そう、バルブの洗浄がどうこうとか、レスポンスがどうこうとか、水抜き効果がどうこうとか言って、一瓶500円くらいで売られているものです。で、それを給油のたびに次から次へと入れてみました。
 そーしたら、なんと、エンジンがかかるようになってしまったではないですか!

 本当のことはわかりません。推測としては・・・・・
  1. エンジンが暖まっているときはあまり燃料の噴射をひつようとしない。
  2. 燃料の噴射の部分が少し詰まり気味だった。
  3. エンジンがかかるのに必要な燃料が供給されなかった。
  4. 冷えてるときはたくさんの燃料を噴射するので、エンジンがかかった。
  5. 添加剤で洗浄効果があり、燃料がちゃんと噴射されるようになったからまたエンジンがかかるようになった。
 でもこの推測って、ほんまかいな〜?あたってるのかな〜? とりあえず、添加剤さまさまということで、今でも3ヶ月に1回くらい、「カーボン除去にとてもよく効きそうなうたい文句がパッケージが書かれた」添加剤を入れています。現在はこの現象はおきていません。

・キックダウンしようとするとエンジンが息をつく
 これまた原因はよくわかんないんですが、高速の進入とかでアクセルを強く踏み込むと、「ぶごっ、ぶぉっ、ぶぉっ」とノッキングを起こし、メーターのところのオレンジ色のランプが点灯する、という症状です。せっかく、「天気良好、2速全開!」としていい気持ちでいるのに、とつぜん「ぶごっ、ぶごっ」っと言われたら「やる気」がそがれてしまいます。これじゃキックダウンもできないしね。
 ところが、あるとき12ヶ月点検に出して帰ってきたら、突然治ってしまった・・・特に工場では何をしたというわけではないみたいなんですが、エアクリの清掃をしたという記録があります。エアクリ清掃とエンジン息継ぎとの関係は、??です。何ででしょう?

 ちょっと話は違いますが、スポンジのエアクリーナを使っていると、スポンジが古くなると千切れてインタークーラの方に入ってしまってエンジンが不調になるという話も聞いたことがあります。うちのクリーナーはコットンのヒダヒダにオイルを塗るタイプだから、ちぎれるって事は無いと思いますが・・・・。

・エアコンが効かない→エアコンのレトロフィット
 ボディーは黒だし、車ちっちゃいから、エアコン効き悪いっすね〜外にいるよりはましかもしれませんが・・・という話でなく、本当にエアコンが効かなくなっちゃったケース。もう2回くらいありました。やっぱり雨の日とかにエアコン効かないと不便なので、壊れた都度工場で治してもらってます。1回の修理代は4万前後くらいでしょうか。ちょっと値が張ります。ガスを補充するだけでなく、何か治しているようですが・・・・

※2006.7追記
 3回目の「エアコン効かない」が起こりました。エアコンがうんともすんとも言いません。ガス圧を測ってもらうと、どうやらほとんどガスが抜けてしまっている様子で、ガスが抜けるとエアコンが動かなくなる仕組みらしい。ただ、このミラには「R12」とかいう、もう10年以上の前に製造中止になったガスを使っていて、品薄のため価格が高騰、1本4000円くらいします。それを2本使うのでちょっと値が張るとのこと。今回は、エバポレータという部分からガスが漏れてる(最低限それだけは修理しないと)のと、コンプレッサーが弱い、と。
 コンプレッサ交換もすると10万円コースになります。せっかくそこまでするなら、R12用のエアコンをR134aタイプに使えるように改修する「レトロフィット」をこの際お願いしました。次にまたガスが減ったときに、R12のガスが手に入るんかどうかわからないし、だいたい10年も昔に製造中止となった物が今どうやって手に入るのか、それだけでもアヤシイと思うんですが・・・・ 
 できあがってボンネットを開けると、「R134a専用」と書かれた山吹色のステッカー。エンジン下方にあるコンプレッサーも新しくなってます(確認していないけど、多分リビルド品)。肝心のエアコンは・・・・効いてますね〜。キンキンに冷えるというほどではありませんが、ちゃんと冷たい空気が出てきています。いい感じです。で、次にガスが漏れたときも、その調達に頭を悩ますこともないわけだ。。。



※2019.2追記
 何年かエアコンが効かなくなってしまいましたが、どうやらコンプレッサーが動かないそうです。修理しようかどうしようか。

・オイル漏れ(上) というのは上からオイルが漏れてる意味だよん。
 最近、よくオイルが漏れています。車を止めておくと、地面にオイルのしみができるくらいです。 オイル交換をして、オイルをいっぱいいっぱいに入れてもらったら、なんとオイルを入れるふた(オイルフィラーキャップって言うんですか?)のあたりからオイルが漏れていました。エンジンで「12VALVE」と書いてある辺りが、漏れたオイルで光ってます。

 これは、
  1. オイルが少し減ってくると漏れなくなる。
  2. フィラーキャップをいちど奥まで回して閉めたあと、少しだけ戻したところに漏れないポイント」があるので、そこまで戻す。(ほんの1ミリくらい戻すつもりで)

 となると、とりあえずオイルでエンジンがピカピカしているということはなくなります。
なんとこの大きなフタからオイルが・・・
漏れたオイルが熱で蒸発して、とってもいいにおいをさせていました

・オイル漏れ(下)
 こうして上からのオイル漏れは止まったのに、まだ地面に油の染みができてるよぉぉ。 これは一体どこから漏れてるんでしょうか?どうしたら止まるんでしょうか?ぼくもわかりません。 ただ、オイルのレベルは常にチェックして、足りなくなったら継ぎ足しはしています。この状態でもう2年以上は何ともないので、多分大丈夫・・・??? (←大丈夫ではありませんでした。下の「2003.3追記」を参照してください。また車によっては漏れたオイルがEXマニという場所(←タコ?)にかかってしまったりして、車両火災の原因になるという噂も聞きました。神戸市消防局のページ)) ミラは構造上大丈夫なんだろうか?
染みはこんな感じです

※2002.10追記
 10月のエンジンマウント交換時に工場でオイル漏れの状態を見てもらいました。曰く、(曰くといっても知識のない僕の聞き覚えですから、正確かどうかは自信がないです・・・)
エンジンの下の部分がオイルで汚れている。きっとカムシャフトかクランクシャフトのシールがだめになって、エンジンの中から圧がかかるとそこからオイルが漏れるようになってるんじゃないか? あまりにオイル漏れがひどくてじゃーじゃー出てくるようだったら、エンジンをオーバーホールしてシールを交換するようになるけど、エンジンOHするなら中古のエンジンに載せ換えてしまっても、費用的にはほとんど変わらないと思う・・・・

※2003.3追記
 11年目の車検にあわせて、エンジンを見てもらったところ、カムシャフト・クランクシャフト双方のシールからオイルが漏れていて、漏れたオイルの影響でウォーターポンプのパッキン(?)がだめになってしまっているとのこと。また、タイミングベルトにもオイルが付いてしまっているとのことで、それぞれの交換に合わせてエンジンのシールも変えてもらうことにしました。
 ○カムシャフトシール ○クランクシャフトシール ○ヘッドカバーシール ○デスビOリング

 これだけ交換したので、前より漏れる量は減っていますが、まだ少し漏れてるところがあるようで、地面にシミができてます。果たしてどこなんでしょうか?

※2009.3追記
 リアクランクのシールからのオイル漏れがあって、しばらく様子見していたのですが、さすがに漏れも大きくなってきたので、対策をしてもらいました。といっても、エンジンとミッションの接合部なので、エンジンもミッションも降ろして、ATはフルードまで入れ替える「大修理」。部品代1000円ちょっと、工賃数万円、といったところでした。



・何かを見るところのゴムのふたが外れていた
 エンジンの右側の奥にゴムでできてるふたがあって、何かをチェックするような窓になっているみたいです。このふたが外れてしまって、エンジンの中に転がってました。よく落ちずに転がってたものです。古いさいばしで取って、工場にもってって「これがエンジンに転がってたんですけど〜」と言ったらはめてくれました。
 (それくらいトラブルのうちに入らないって?自分でやれって? すいません、本当にメカ音痴なんです)

・Dレンジで停車中のボディーの振動
 オートマですと交差点等で止まるときシフトをDレンジのままにしておきます。ところが、エンジンの回転数が700〜800回転くらいだと、がたがたがたがたがたがたがたがたがたがた(くどい・・・)と振動がステアリングから伝わってきます。共振してしまうのでしょうか?ステアリングだけでなくボディー全体が揺れてるので、ダッシュボードに物を置いとくとそれもがたがたがたがたと音を立ててます。
 おまけに、エアコンをかけるとよりひどくなる・・・・
 そこで、停止中はシフトをD→Nにして、軽くアクセルを踏んで回転を上げ、振動を抑えていましたが、事情があって(笑)治してもらうことにしました。

 工場にもってくと「エンジンマウントがだめになってるのでは?」とのこと。左フロントのタイヤハウスの中に、3つあるエンジンマウントのうちいちばん小さいのが1つ見えるというので、見てみると、なるほど! ゴムがダメになって、本来マウントの真ん中にあるべき「軸」のようなものが下に落ちて、マウントの枠とくっついてしまってます。これじゃぁ振動はもろに伝わりますわな。
 部品も1日で手に入り、1日車を預けて交換してもらうと、なんと!新車です!新車!(おおげさな)。振動はステアリングからかすかに伝わる程度で、座ってる分にはほとんどわからないほどなくなりました。なんか音も静かになったみたい(←これは気のせいでしょう)。感動デス。こんなことならもっと早くやっておけば良かった。これでもう数年乗れるぞ(!!)
交換前のエンジンマウント。潰れてます。交換後。わかりにくいけど、ゴムで浮いてます
 


・ドライブシャフトにまつわるトラブル2点
1 タイヤハウス内にグリスが散っている
 ある日左のタイヤを交換のために外してみると、ありゃ?タイヤハウスの中に黒い点々がついてます。この場合だとドライブシャフトブーツが劣化して切れて中のグリスが漏れているケース(ブーツ交換になります)と思われますが、ブーツを見てみたら、破れている様子はありません。そしてブーツの根元に黒いグリスがべっとりとついてる。。。。
 どうやらブーツの根元が少しゆるいんじゃないかということなので、工場に行ってブーツの根元のバンドを締めてもらいました。

2 ハンドルを切った状態でアクセルを踏むと「かりかりかりかり・・・」
 右左折のときに「かりかりかり・・・」と音が出てきます(ハンドルを戻すと治ります)。これは、ドライブシャフトのトラブルの様子。ドライブシャフトブーツのグリスが切れると出てくる(という話を本で読みました)。本とかを読むと「ドライブシャフトブーツの交換」ということになっていますが、交換してもかりかりかりは直りません。工場曰く、  ドライブシャフトのジョイントが焼きついてしまっている、治すとしたらドライブシャフトの交換になってしまうので、部品代で数万近くかかってしまう、かりかりと音はするが現状ではこのまま走っても問題ない・・・・とのことでした。
 数万の部品代、情けないけどちょっとためらってしまいました。今もカリカリいいながら走ってます。

※2005.3追記
 右も左もかりかりかりかかかと鳴るし、それに併せて細かい振動も出てる気がしていやだったので、やっと交換しました。左右ともにリビルド品使用。交換後は右左折ともに音もでなくなって(当たり前だけど)、なんだかスムーズな感じ。

※2019.2追記
 スタンドに入ろうとハンドルを右に切ったら「カチカチカチ・・・」と変な音が。ドライブシャフトの劣化のカリカリ音よりも鋭い、金属同士がぶつかり合う音。歯車が外れかけてる?しまいにはガリガリ派手に音を立てるようになったので、そのままいつもの修理工場へ入庫。
 左ドライブシャフトの交換で治りました。音の鳴り始めじゃないかな?というのが工場のメカさんの見立てでした。



・後付けのフォグランプが点かない
 たいていは「玉切れ」です。用品やさんに行って、H3という形式のクリアバルブを買って交換しておしまい。

 ある日、左右いっぺんに点かなくなってしまいました。はて?  狭いエンジンの中、上から下から配線をぐるりと見てみますが、どこも切れている様子はなさそうです。そこで、いつもの工場で相談してみました。  するするとバンパーを外し、配線チェック。問題ありません。続いて、あちこちのコネクタの通電状況をチェックしたところ、エンジンルーム内に取り付けているリレーの箱から電気が通っていないようです。ということは、リレーの故障か・・・・・
 リレーボックスの箱を開けてみると、緑色の30Aヒューズが入っていました(写真の○の部分)。つまり、ただのヒューズ切れ。

 取り説くらい取っておけばよかったんですね。  


・雨どいがはがれる
 2006年春のある日、中央高速を、ここで書けないくらいのスピードで走っていたところ、突然屋根から「コン、コン、コン」という何かの当たる音。何事?何か部品が取れてる?ついにこのミラも・・・・と思っても、止めて確認するわけにも行かず、走りも特におかしいところはないので、次のパーキングまで80キロ弱のスピードで走って、車を止めて見てみると・・・・

 雨どいはがれてる・・・・
 もともと経年変化で短く縮んでいて、数センチの隙間が出来ていたのは知っていたんですが、まさか風圧で外れてしまうとは思いませんでした。
 とりあえずその日は元のところに押し込んでまた走って帰ってきましたが、どうしよう・・・接着剤でくっつけておこうか、と思います。  


・ホイールのぶれ
 だいぶ前(2002年5月ですね)にタイヤを付け替えたのですが、どうもその頃から時速100キロ前後でのハンドルのぶれが気になっていました。もう5年以上気になっていました。スタッドレスが付いている純正ホイールではそのようなぶれが出てこないので、やっぱりむかしスパルコを歪めてしまったのがいけないんでしょうか。
 このあまり気持ちの良くない振動が、車自体にも悪影響をおよぼしてるんじゃないかと思うと、新しいホイールを買おうか、でもPCD110のホイールなんてあまりないし、格好も考えると、L200S後期型のホイールにするか、L500系のホイールをどこかで調達すればいいんだろうか、と悩んでいて、ネットで色々物色してみたところ、ハブリングという部品が目に止まりました。
 曰く、各社ごとにホイールのハブ系が違うんだけど、社外アルミだとどれでも取り付けできるように73ミリ径の穴が開いている。すると、ハブ軸でなく4本のテーパーボルトでホイールの中心を出すことになる(そのため交互に締めていく)が、それだけではうまくセンターが出なくて、ぶれの原因になる。
 でも、ハブリングを付けるとセンターがうまく出るのでブレ防止になる、とのことでした。
 L200S(いわゆるPCD110となるもの)のハブ径は66.5ミリ。自動後退などで売られているものはリングの内径が1ミリ刻みなのですが、ネットでは取り扱いがありました。曰く、「メルセデスベンツ用」だそうです。
 4本2千円程度で注文すると、封筒に入って届けられました。


 本当にスパルコN1のハブ径は73ミリなのか、本当にミラのハブ径は66.5ミリなのか、実際ノギスで測った訳ではないので少し不安でしたが、はめてみたらぴったんこ!
早速ハブリングを4つ取り付けた車で高速へ。  それまでは時速100キロ程度でのがたつきが気になっていたのですが・・・やはりまだ多少のがたつきは残っていますが、だいぶ減りました。半減、と言ったところでしょうか。効果あり、と認定。


・セルモーターが回らない(2009.3追加)
 最初に想定されるのがバッテリー切れ。他の車のバッテリーを使ってジャンピングして、エンジンをかけて、しばらく走り回っていれば何とかなる(本当はそこでバッテリー交換なんだけど、だましだまし使い続けるってのもアリかもしれない)のですが・・・

 セルを回すと、何かに引っかかるような重い回り方をしていて、エンジンが点火されません。
 バッテリーを替えてからもう5年になっていたので、ずいぶん突然だなぁと思いながらもバッテリーが弱ったのかと思い、マーチからジャンピングして再度セルを回してみましたが、やはり変わりません。それどころか、エンジンから白い煙があがって、電気系の何かが焼けたにおいがしてきました。
 きっとセルモーターの故障・・・・
 エンジンがかかれば、工場に持って行けるのですが、AT車なので押しがけもできず、もうただの鉄のかたまりです。工場にお願いしてローダーで運んでもらいました。
 最近はあまりセルモーターじたいが壊れるということはないようです。そこまで車に乗らないんでしょうね。セルモーターassy自体は結構高い(4万円以上)みたいですが、オーバーホールだけでは手に負えなかったようで、リビルド品に交換。同時にエンジンルームから取り外しをしていたオルタネーターも、20万キロ近くになってブラシすら交換していないので、あわせてオーバーホールをしてもらいました。

 しかし、動かない!っていうのは久しぶりだったので、少し動揺しました。。。。 

・パワステが効かなくなる(2010.11追加)
 パワステの故障はたぶんL200Sのミラでは相当メジャーな故障じゃないかと思うくらい、ネットでググればたくさん事例が出てきます。「自動車工学」という雑誌の「整備日誌アラカルト」コーナーでも、自分がコピーを持っているところでも、1999年1月号と、2000年1月号に同様のトラブルを修理したことが記事にされており、その時点でも、「『いまさら・・・』というほどに多発していたトラブル」と書かれています。なので、これだけ走っていてこれまでこの症状が出なかったのは、ある意味ラッキーだったとも言えます。
 最初は「あれ?ちょっと重いな」と思った瞬間があるくらいで、エンジンをかけ直すとまた直っていたというくらいでした。PCの再起動みたいなイメージですよね。でも、ある日、猛暑を過ぎた秋口に乗ってみたところ、これがまったく効かなくなり、重ステとなってしまったのでした。もともと車が軽いので、少しでも動いていればハンドルを回すのに苦労はしない程度ですが。
 パワステコンピューターを交換しただけで、あっけなく直りました。コンピューターの箱を開けてみると、電解コンデンサが液漏れしていたり、付け根が錆びてたりしてました。このPSコンピューター、L200Sの前期と後期ではものが違うようで、前期型は2万円弱ですが、後期型だと4万円以上するようです。
 

・ハンドルを切る時にガタつきがある(2011.3追加)
 パワステコンピュータを交換してめでたしめでたし、と思っていたのですが、どうもハンドルの切り始めにカタカタというガタつきが感じられました。
 工場での診断は、パワステラックのガタ。assy交換で、新品だと数万円するパーツですが、2万数千円のリビルド品使用。合わせてタイロッドエンドブーツも交換。けっこうな大修理になりました。


・フュエルリッドオープナーのレバーが堅い
コレ、放置してると切れるそうで・・・(汗
単純に交換です。キーで開けるようにしてくれれば、こんなところ壊れないのに。

・フュエルリッドが錆で固着し開かなくなる(2020.5追加)
 給油しようと思ってフュエルリッドのオープナーを引っ張っても、フュエルリッドが開きません。
ケーブル切れたかと思ったんですが、そうではなく、ロックは外れたけどそこから開かない・・すこしフュエルリッドが浮いてしまっています。その場ではむりやりこじ開けて給油をし、帰ってから取り外してみると、フュエルリッドを止めている溶接が錆ではがれてしまっていました。

 ホントは部品交換なんだろうけど、とりあえずフュエルリッドに小さな穴をあけて針金でしばって何とか固定して様子見します。
・満タンにするとガソリン臭がする。
 この現象、ネットで探したりすると、チャコールキャニスターの故障→交換が多いようです。
 いろいろ調べてもらったところ、この車の場合、ガソリンタンクのエア抜きのホースに穴が空いていたので交換となりました。ガソリンタンクの給油口側にはガソリンがこぼれているような跡がいく筋もついていました。正直ガソリン漏れていたわけで(汗


・LLC漏れ(2012.1追加)
 ミラの下に油染みのようなものがありました。
 またオイル漏れかぁ。何回も修理してるのに。次の車検もお金かかるなぁ・・・
よく見ると、地面のシミはオイルのにおいもしないし、オイルの時だったらもっと滑ると思うので、なんか違う・・・と思ってしたを覗き込んだその時、緑色の液体が一滴落下したので、LLCってわかりました。
ipodtouchを車の下に突っ込んで、フロントカメラ使って見てみたら、白いネジから緑色の水滴が。工場でドレンプラグとガスケットを交換してもらいました。古いドレンプラグにヒビというか亀裂が入っていて、パッキンもささくれだっていました。

・アクセルの戻りが悪い
 山道の緩いくねくねした下りを快調に・・・と行きたいとき、アクセルペダルの戻りがちょっと悪い気がしました。エアクリ換えてたときなので、アクセルオフで即「ぱしゅ〜ん」という音が出るんですが、そのタイミングが一瞬遅れてるようになりました。
 そのタイミングの一瞬の遅れが若干のオーバースピードになってしまいます。これって、エンジンブレーキ期待してアクセルオフにしたときに、ワンテンポ遅れてエンブレがかかる、ある意味危険な状態な訳で、とりあえず、裸足でアクセルペダルを操作し、指で掴んでペダルを戻すと大丈夫そうなので、単にアクセルの部分の問題かと思いながら、箱根から帰ってきました。
 アクセルを踏み込むときも、一段つっかえがある感じがしますが、その一段つっかえた奥まで踏み込んだときの戻りが悪いのです。
 エンジンルームを開けて、スロットルのところを手で動かしてみたけど、特段違和感がないので、どうやらアクセルのところみたいです。
 フュエルリッドのワイヤも交換したように、アクセルのワイヤーが固くなってる気がしますので、本来的にはアクセルワイヤー?ケーブル?の交換をすれば解決しそうな気がします。ワイヤー自体は2,000円くらいでしょうけど、応急処置として、スプレーグリスの代用にチェーンルブを使用して、とりあえずアクセルペダルの可動部(軸になってる部分ですね)に注油し、アクセルをいちばん踏み込んだ状態(=ワイヤがいちばん引き出される状態)にして、ワイヤの奥にも注油してみたら、ペダルのつかえも取れて、大丈夫そうな感じになりました。

※ 2012年2月 アクセルワイヤ交換しました。
 ワイヤのゴム?プラ?のブーツが溶けて動きが悪くなっていたとのこと。これ、動きが悪いだけならいいんだけど、もしどこかに引っかかっちゃうと戻らなくなる・・・。


・パワーウィンドウの動きが悪い(2013.3追加)
 パワーウィンドウの上がり方が渋く、途中で止まりそうになって手を使って無理矢理上げている状況です。

レギュレーターがダメになってしまってるのかとも思ったんですが、単純にガラスと窓枠が接しているところの「ガラスラン」と呼ばれる部品の滑りが悪くなっているってことがあるようなのです。

そこで、ガラスランの交換って手もありますが、要は滑ればいいんでしょ、ということで、ホームセンターでAZのシリコンスプレー購入。約150円。
ガラスのふれる部分を軽く拭いてキレイにしてからシリコンスプレーを吹きかけたら、スムーズに動くようになりました。

・アンテナ折れた!(2014.3追加)
 2014年初頭の大雪で、"自慢の"センターアンテナが折れてしまいました。

 このアンテナですが、M5のネジになっていますが、多くの車がM5のネジのサイズになっているので、流用はしやすいというか何でもいいんですけど。
 ダイハツでも、エッセカスタム純正、コペン純正のアンテナが取付可能なようです。
 とりあえずエッセカスタムの長いアンテナを付けましたが、細くて微妙だなぁ。

・キュルキュルベルトが滑る音がする(2016.1追加)
 一般的にはベルトの滑り→調整ということなんでしょうけど、オルタネーターやウオーターポンプのプーリーが錆びてやすりのようになってしまい、ベルトが削れてしまうとのこと。
 この症状が進むと、バッテリー上がりやベルト切れになります(そして、なりました)。

・走行中にバッテリーが上がる(2016.1追加)
 夜間走行中、なんとなくヘッドライトが暗いなぁとは思っていたんですが、たまにしか乗らない車だから、そんなもんかと思ってました。しかし、しばらくすると、サイドを引いてないのにブレーキチェックランプが点灯します。
 更に、充電警告灯と排気温警告灯も点灯するようになり、バッテリー上がりと気づきました
 エンジンを止めてしまうともうかからないだろうから、ラジオも切って、極力エンジンの回転数を上げ、停止中のブレーキも踏まないようにして走り続けていたんですが、やがて、パワステも効かなくなりました。
 しまいには、アクセルを踏んでも加速が悪くなりました。一応燃料噴射が電子制御なんで、そこへ電気が行かなくなったのでしょう。
 こうして、だんだん電気を使うものが効かなくなってきます。エンジン停止まであと一歩!

・ファンベルトが切れる(2016.1追加)
 走行中、シフトダウンしてエンジンの回転数が上がった瞬間に、

「ぱん!」

とエンジンから音がしました。
ベルト切れたな、と直感でわかりました。
そのまま工場まで走れるかな?と思ったんですが、ほんの1〜2分の間にどんどん水温計の針が上がっていきました。 バッテリーも、もともとあまり充電されていなかったので、すぐに上がってしまい、充電警告灯や排気温警告灯が点灯し始めました。パワステも切れました。
数百メートルほど走ったところで、車を停めましたが、やがてアイドリングも「ずぶ、ずぶ」と力なく息をつくようになり、結局レッカーで工場へ入庫しました。この調子では、ベルトが切れてからは1km走るのが限界かな・・という感じです。

 あまり乗っていないのでオルタネーターやクランクのプーリーが錆びてしまい、ファンベルト(Vベルト)が、錆びたプーリーで削れて弱くなってしまっていたとのことです。ベルトの交換だけでなく、プーリーも交換したいところだったのですが、部品があるのがウォーターポンププーリーのみ。オルタネータープーリーとクランクプーリーは欠品(2015年12月現在)なので、サビ落としだけしてもらいました。
 さび落としてもまたそこが錆びてきちゃうんだけどねぇ。
・ドアハンドルが錆でガタガタに(2020.5追加)
 ドアハンドルの内側が錆びて、ガタガタになってしまい、ドアが開けにくくなるトラブル。平成21年(17年目)に助手席側、令和元年に運転席側で起きました。どうやら部品交換をするしかないようですが、もう新品も手に入らないだろうから、中古部品を丹念に探すしかなさそうです。

この他にも、「ま、いっか!」ですんでるようなこともいろいろあります。
また新しいトラブルが出たら、ここに書き加えていきます。


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