スイス/フランス 1996.7
1週間(+α)海外サイクリング

<旅のルート>

 チューリッヒ→グリンデルワルド(鉄道)
 グリンデルワルド→ →グリムゼル峠→Visp(何て読むのか忘れました)(自転車 約150km)
 Visp → ツェルマット(鉄道・・・ずるいぞぉ!)
 ツェルマット→ Visp (自転車・・・ずっと下りなのです)
 Visp →マルティニ(鉄道)
 マルティニ→シャモニー→ジュネーブ(自転車 約150km)

 夏期休暇を利用して、アイガー、マッターホルン、モンブランと、アルプスの有名な山々を見に行きました。サイクリング半分、ハイキング半分の旅。天気に恵まれて、山はとってもきれいに見えました。
 峠道は正直きついです。グリンデルワルドからフィスプまで、まず登り標高差900mの峠、翌日は標高差1,600mの峠(グリムゼル峠:標高2165m)、と2日連続で「山登り」でした。2日目は朝9時から登り始めて、峠についたのが4時近く・・・。でも、時間があればもっとあちこちの峠に行きたかったですね〜。このスイス南部エリアには2000mを越える峠がいくつもありますから。
 モンブランは、ロープウェイとエレベーターで展望台に上がると標高3,800m。今のところ(きっとこれからもずっと)自己到達最高地点です。
<宿泊について>
・YH 
 
最初のチューリッヒと、最後のジュネーブで利用しました。
 チューリッヒのYHは日本から予約していきました。当時は有楽町そごうの地下で海外のユースホステルの予約できたのですが、そごうがなくなってしまった今は、どこで海外予約をすればいいんでしょうか? 

・キャンプ
 YHのほかはキャンプ場でテント泊でした。キャンプ場にはシャワーもあってとっても快適です。
 グリンデルワルドの登山用品店にEPIのボンベがあったので、日本から持参したプリムスのバーナーを付けて使いました(ホントはやらないほうがいいみたいです)。あと他にもう1社ボンベがあった気がしますが、どこだか忘れました。
<輪行について>
・鉄道
 国鉄はOK。10フランを駅で払って、荷物車に積み込みます。
 荷物車では高い所にフックがついていて、そこに前輪を引っ掛けてぶら下げていました。
 登山鉄道やロープウェイの類はダメなところが多かった。ただ、窓口でダメと言われても実際車両に積み込んでいる人もいるので、どうなっているんでしょうか? 英語で「実際乗せてる奴がいるじゃねぇか?」と文句を言うとドイツ語でべらべら言いまくられて、結果として言い負かされてしまいました。あー思い出すだけでもムカツク!
・飛行機
 帰りのジュネーブ空港で自転車代150フラン払えと言われました。払ってレシートを見せたら航空券を出す、とも。あー思い出すだけでもムカツク!
 ちなみに飛行機で自転車代を支払ったのはこの時だけです。今もそうなんでしょうか?
<航空券>
 スイス航空 (往) 成田→チューリッヒ (復) ジュネーブ→成田(チューリッヒ経由)
 18万円くらいだったかなぁ?
 7月中旬だったので、まだ安かったような気がします。
そういえばスイス航空はつぶれてしまいましたね・・・ あまりいい思い出がないので、僕にはどうでもいいですけど・・・
<その他>
 天気は良く、景色も良く、キャンプ場で会う人もフレンドリーで、とってもいい旅行のはずだった(実際いい旅行でしたけど)のですが、お店の人とか鉄道会社(私鉄のネ)の人とのコミュニケーションがうまくいかず、腹立たしい思いをたくさんしました。その国の文化もあるでしょうから、仕方ないのかもしれませんし、そんなことで旅の印象が変わってしまうのも大人気なく、どうかと思うのですが、やっぱり今思い出してみてもあまりいい気分はしないのが、残念でなりません。今度行くとき(もしあれば)そのあたりがスムーズに行くといいな。



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