プレ

8月6日 
 前夜 佐藤さん宅泊。なみきと髪を染める。彼は
オレンジ,俺は緑。 芝生のような。

8月7日 晴れ
 千葉〜八戸(電車)

 八戸駅。わけもわからず駅寝。前日にも別の班が
来ていた。あとで,「寒かったよね」と分かち合った。 
 上陸は明日。

8月8日 晴れ
 八戸〜苫小牧(フェリー)うれしい上陸。この日は
午前中は八戸でのんびり。午後の便で入る。確か
9時間かかった。
結構揺れ,苦いフェリーデビュー。月がきれい。
 ターミナル前でキャンプ。
8月9日 晴れ
 苫小牧〜追分

 ウトナイ湖(白鳥飛来地)など。 千歳空港への道
で,初日から壮大な北海道の風景。
 上陸後初キャンプ。追分駅。緑色の髪の兄ちゃん
(高校生?)が来て,少し語った。自分の髪も緑で,
ライバルだった。
 5時か6時に町中に夕焼け小焼けが響く。銭湯に
入れてよかった。今思うと,服装等,適当だった。
8月10日 晴れ
 追分〜穂別

 暑くて,走り始めて2日目には,こんな風に日焼け
比べしていた。
  初の峠(日高峠)の途中。
 昼休憩。佐藤さんのチャリのタイヤに,トンボがと
まっていた。
 休んでいたら,店のおばちゃんがそばをご馳走して
くれた。北海道の人はチャリダーにやさしい,とこの
とき思った。
 峠,がんばる。去年1年,浪人した甲斐があった,
とか,一人暮らしで親元を離れ,こんな経験自由に
出来て最高だぜ,とか,バイト休んで大丈夫かな,
とかいろいろ思った。

 なんでもこい,と,走った。

よくわからんが,坂を転がったりした。きれいなたん
ぽぽが偶然写っていた。
8月11日 晴れ
 穂別〜富良野

 佐藤さんが転倒など。すてきなラベンダー畑。
 素敵な美瑛駅。線路にそって行こうとおもっても,
あっち側へいき,こっち側へいき,なかなかむずか
しいことを学ぶ。

8月12日 雨
 富良野〜旭川

 だらだらした感じの深山峠。 観光地化したところ
はいくもんじゃない,チャリの醍醐味は観光地じゃな
い,と誓った。

8月13日 雨
 旭川フリー

 佐藤さんはパチンコ屋へ,ナミキは楽器屋へ。3
人の旅が気が付くと8,9日も続いていて,1人の
時間を持つことはリフレッシュになった。感覚として
は,知らない街を一人で走るわくどき感。路地裏の
風景など,脳裏に残る。少し迷い,川を見,山に入
り,なんだかすごい道を自転車を押し
ながら下ってきた。
 夕方合流し,洗濯をした。キャンプの洗濯の技も
教わった。この日は料理担当で,食材を買った。
メニューは覚えていない。てきぱきやって,ほめら
れたいと思っていた気がする。








8月14日 雨
 旭川〜白滝

 天気がずっと悪く,いらいらもする。上川のスー
パーで。

一番つらかっただろう,北見峠。ガスッていて,怖さ
もあった。

頂上までは暑いので,厚着はしない。下るときはもの
すごくさむい。合宿の知床でも実感。
 そんな僕らをほっとさせる,町の人のやさしさ。宿
も決まらず風呂へ行くと,「駅で寝れるよ」のアドバ
イスをもらう。自身の駅寝(ステビー)では,もっとも
快適な白滝駅。 
 食事の様子。屋根ってすばらしい。
 食べるは,ノーマルに,納豆ご飯。
米炊きも,大分上達。
8月15日 曇り
 白滝〜上湧別

 しかし,はれねえなあ,とかつぶやいていた。とうも
ろこし畑。真ん中,小さい赤は,走っていった自分。
まよいこんだらこわいな,と感じた。
山間の川。レールと沿っているのがおもしろい。ちょ
うど電車が通る。1両。石北線。
8月16日 雨
 上湧別〜芭露

8月17日 雨
 芭露〜佐呂間

 ゴール直前にして,雨にたたられ,停滞。かと思っ
たが,午後すこし持ち直したので,すこしでもすすむ。
なんか,ひとところにとどまっている気がしなかった。
こんなとき,メンバーの総意をまとめるのはむずかし
いだろうなと思った。
 はしらないとやることもない。

 向かいにリゾートホテルがあり,むかついたかた
風呂だけ入ってやった。船長の家とかいったレスト
ランもあったが,いかなかった。

 牛乳風呂にはいった。といっても,業務用の大き
な釜。めずらしくて写真をとったが,うまくうつってい
なかった。残念。男3人はいったる。

 旧芭露駅。とまれるようになっている。何人か先客
がいて,いままで仲間だけで旅してきた自分にとって
は,他人と交わるのは少しいやだった。暗くてわから
ないが,ナミキはこの旅ですっとパズラーだった。「雨
でも,フェリーでも,パズラーがあるから大丈夫」みた
いな事をいっていた。

 タカユキさんと合流,うれしかった。
ほっと一息,テントのあかり。ランタンの扱いはデリ
ケートにやらねばならず,佐藤さんがつねに,「マン
トル大丈夫かなあ」といっていた。
8月17日 晴れ
 佐呂間〜女満別

 念願のプレゴール。見知らぬ地に,みんなが,それ
ぞれのルートで,集まるということにやたら感動した。
 その後,プレ0日目の,はずかしくてしょうがない感
じ,にはまる。
 網走刑務所観光。中にははいらなかった。

 網走で,自宅にお土産を買った。
網走湖。鳥。


銀マ一枚になってみたり。



 昼寝する余裕があった。
洗濯をし,乾燥のため,フリマのように衣類を広げ
ながら。
 どこかの銭湯で,牛乳。水風呂と牛乳が,クセに
なった。出る前の水風呂とは汗をかかず,芯はひや
さず,あったかい。しゃきっとなり,さいこう。
 大学最初の夏。当たり前のように合宿参加を決め,プレ参加を決め。教育学部の先輩ということで,
佐藤さんのプレにお世話になる。たしか俺よりはやく行木が参加を決めていて,3人での旅となった。
 ちゃりは,浪人時代に買った,4万円くらいのマウンテンバイク。この北海道合宿で引退するチャリ
だが,一台持っていたことはとてもよかった。タイヤはクイックではなかった。輪行は前輪しかはずさず,
立てると自分の背と同じくらいになり,重く,大変だった。輪行の作業自体は,早くてすんだが。最初
としては,一度もパンクしなかったことが自慢だった。なぜかタイヤだけ奮発し,ミシュランをはた。
髪の色と同じだったことがもうひとつの自慢だった。

プレ編   合宿編
プレ追記。先輩の佐藤さんは,このプレでもえつき,合宿を離脱してしまった。スラム
ダンクの桜木くんじゃないけど,原因は持病の腰痛。つぎのコンビニまで3キロ,ス
パートしよう!とか,あまりいみのないことをやっていたら,こわれたらしい残念だっ
たが後輩の我々含め,しばらく酒のネタにつかった。 1年だけに,はしゃぎすぎた
というのが反省。プレでも,結構勝手な行動をしていた気がする。あとは,どこだか
忘れたが,まっすぐなくだりで,60キロ/Hを記録した。
 そして,いつか自分の企画したプレをやってやる,と決意した。その後,計4回の大き
なプレを企画した。いろいろな意味で,スタート,といえる旅であった。
 合宿
 
8月19日
 女満別〜斜里

 ずっと海沿いで,ラクチンで,海であそんだりした。
たくさん走ったプレとは,大分赴きが違った。それぞ
れ の楽しさがあるということだ。
 海辺の素敵なキャンプ場だった。夕日の景色は,
 今でも印象に残っている。過去5本の指に入るだろ
う。初日から酒を飲み,いびきをかいて寝た。
 夕食はシャケのホイル焼きだったかな。

8月20日
 斜里〜知床

 なんと,朝起きたら,誰も寝ていないテントが流さ
れていた。

 オシンコシンの滝
 知床峠は厳しかった。体調不良が2名ほどいた。
 下りすごかった。快感。鹿をみたという班があった
が,残念,見れなかった。
 熊の湯という無料露天風呂に入った。クソ熱かった!

8月21日
 知床〜標津

 途中からペアラン。2年上の深澤さんだった。好きに
走らせてくれた。城,米倉さんペアなどとなぜか競って
い。 キャンプ場まで,変な板の橋を通っていくもので,
不思議だった。5キロ離れた銭湯にいったら,「熊警
報」が街に流れるのを西沢と聞いた。安保さんのスー
パーVが冷凍車となり,またもやビールが飲めた。

8月22日
 標津〜別海
 平和な道。酪農の楽園。班の伊藤さんが,なぜか
回転すしにこだわっていた。ルートから少しはずれ,
中標津すしロードへ突っ走った。伊藤さんのボブ(荷
物専用車)は,画期的だった。
 有名な開陽台も,見晴らしが良かった。

 キャンプ場はきれいで,風呂も新しく,西沢と前田・
深沢さんの誕生パーティーが行われた(パイ投げ)。
用意周到ないたずらに感動した。
 
8月23日

 別海〜霧多布

 ムツゴロウ王国。海沿い。
 宿直前の小松牛乳,おいしい。
 ゴールはかなり端っこ。佐藤さんが抑えた宿泊先
は,変なライダーハウス。被害者あり。佐藤さんは離
脱なので,あとで責められていた。途中であった別の
サイクリストに,「えっ,あの宿に泊まるんですか?」
みたいにいわれるくら
い。 テントのポールを新巻鮭の箱にいれ,佐藤さん
の家へ送りつけた(しかもクール便)のは,さらに用意
周到なイタズラだった。
 別のプレで転倒し,入院という,残念なお知らせも
あったが,まあ無事終了ということで,打ち上げの飲
み会。開始1時間ほどだろうか,初の寝ながらの失
態。どうにも体が動かなかった。別のメンバーHより
は増しだったか。プレで一緒のナミキや,へインズT
シャツの城は,ぜんぜん強かった。晋さんと義勝さん
が,バイクで来ていた,壮大だ。

 
8月24日
 釧路〜千葉
 
 旅館から千葉までは,電車だった。のんびりしてた
ら電車がきてしまい,輪行もままならぬまま,小さい駅
のホームを走って渡り,飛び乗った。こういうとき,忘
れ物が怖い。合宿数々の伝説を作った堀田も,鍋をか
らんからん言わせながら乗った。

 釧路では和商市場でお昼。ご飯を買い,好きな具を
予算内でのっけてくれるシステム。イクラのうまさに感
動。いまだあれ以上のイクラに出会っていない。

 その後,初めてスカイメイトをつくり,飛行機で帰る。
高野さんが2日酔いで,なんどもスチュワーデスに「大
丈夫ですか」と話しかけられていたのが笑えた。

 羽田には夜つく。そして,千葉へはバスでそのまま
いけると聞き,ぐっすり眠り,着く。細かい点で先輩に
いろいろお世話になった。そこからさらに,輪行せず,
モノレールで
穴川までいき,家に輪行のままかついで帰った。堀田
と一緒に夕食を食べ,合宿を終えた。千葉は暑かっ
た。シャワーを浴び,酒を飲み,ぐっすり寝た。万歳!
達成感あり!