丹生川村下保の村道から専用道路の参道を登る途中、樹齢1,000余年 国の天然記念物「五本杉」がある。ここ千光寺山には西国88ヶ所巡りの参道コ−スがあり、それを巡れば西国巡礼の代参になると言われる。
    <飛騨で最も古いお寺 袈裟山・千光寺>
当山の開創は約1600年前、飛騨の豪族両面宿儺(すくな)によると伝えられている。
仏教寺院としては、約1200年前に、弘法大師の10大弟子の一人真如親王によって建立された。
隆盛期には、山上19の院坊、伽藍が立ち並んでいたが、永禄7年、武田軍の飛騨攻めの際に兵火にかかり、一山総て炎上した。後に飛騨国主となった高山城主 金森長近が名刹をしのんで再建したのが現在の堂宇である。今は高野山真言宗で、修禅観法の道場として、山岳仏教の古風を伝えている。
 江戸中期には、円空が巡錫し、60余体の仏像を遺している。
本堂の天井は血天井ともいわれ、血のにじんでいる天井に狩野探雪の描いた龍の絵を拝観できる。本堂と並んで宿灘堂、弁天堂、少しはなれて薬師堂もあり、また山の上には、愛宕社鎮守堂が在って古代信仰の霊跡として意味深く、一度は訪ねたい。
基幹の周囲11.5m 高さ54m 5本からなる杉の合体木
参道の登り口からおよそ3kmで「大慈門」。門をくぐると左手に「円空仏展示館」がある。是非とも見たいスポットである。
千光寺本堂
千光寺本堂
有名な円空仏は、ここからお入り下さい。