昔の面影を残す二之町界隈に、江戸時代より代々和ろーそくを営む三嶋和ろーそく店さん。作業場のガラス障子越しに軽快な説明が聞こえてくる。まるで、どこかでテープが回っているかのようである。しかし、どこにも見あたらない。手作業を進めながら、途切れることなく、なめらかな口調で三嶋さん本人が来訪者に話しかけ質問にも答えてくれるのである。本当に、気さくな人柄である。日曜日となると、観光客がひっきりなしに訪れる。
下の巨大ろーそくは、亡くなった先代と2人がかりで制作に45日ほど要したという。中部未来博、名古屋貿易博に出展されその大きさに、観客の目を引きつけた。お店では小さいものは100円から、お寺で使われる大きいものまで売られている。赤ろーそくは、めでたいときや50年忌などに使われる。インテリアとしても利用されるとか。
和ろーそくのロウの原料はハゼの実から造られる。ろーそくの芯は和紙と真綿から作られる。赤は、油絵の顔料と同じように石を粉にしたモノである。
和ろーそくは、西洋ローソクに較べ
すすが少ない.
燃焼時間が長い.
炎が呼吸し、止まっている時と
燃えさかる時があり生きている。
と語る。
風も無いのに炎がゆらゆら揺れるのは、仏様が喜んでみえるようです。
白い点々は、ろーそくのロウがガラスに飛び散った跡です
和ろーそくの芯です。大部分が和紙でとても柔らかい。
NHK連続小説さくら 下宿先の舞台です
2階の障子を開けると「さくら」が顔をのぞかせます。本当に、こんな造りになっています。
「さくら」効果で観光客が急増。ロウソクも売り切れ状態です。
居間には、神棚と柱時計が掛かっています。