正解は、 1.ブルーノ・タウト
ドイツの著名な建築家 ブル−ノ・タウトは、1933〜36年まで日本に滞在し、その間、各地の建築を精力的に見て歩いた。合掌造り家屋を見て、「これらの家屋は、その構造が合理的であり、論理的であるという点においては、日本全国全く独特の存在である」と驚嘆している。「合掌屋根は立派な三角造り型をなし、大きな筋違い材と、釘を用いないネソと荒縄の組み合わせは、風雪・地震に対応し、屋根の圧力は下階の外柱によってきわめて論理的に支えられている。ゴシック式と名付けるべきだ」と。

「この辺の風景は、もうまったく日本的でない。少なくとも私がこれまで一度も見たことのない景色だ。これはむしろスイスか、さもなければスイスの幻想だ。背景に横たわる雪を帯びた連山が、この錯覚を強める。広潤でかつ深い峡谷の中に、とがったワラ屋根がはめ込まれているのも日本的でない。ただ、水田があるので、やはり日本だったとわかるのである。」と、「日本美の再発見」のなかで述べている。