高山駅から車で10分のところに、3万坪の敷地に合掌造りなど飛騨の余韻を残した民家ばかり30数棟を集めた集落博物館「飛騨民族村 飛騨の里」があります。ここには飛騨人の心に今も残る暮らしの文化が息づいています。谷川が流れ、水車が回り池には魚が泳ぎ、田畑があり自然のたたづまいは昔のふるさとのようです。炭焼き小屋、匠神社、火の見やぐら、鐘堂などがありタイムスリップした錯覚に陥ります。

 時代の流れと共に失われてゆく古い民家や生活用具。その貴重な文化遺産を後世に伝えるため
「飛騨民族村(飛騨の里)」が建設されました。
詳しくは
http://www.hida.jp/hidanosato/
氷の張った五阿弥池の青さと雪の積もった合掌造りがとても印象的
田んぼの真ん中に杭を打って、丸く円を描きながら苗を植えていく車田。刈り取った後の稲株と雪の調和は、まさに自然の芸術です。
一番手前は刈り取った稲を架けて干すための「はさ」。白川村加須良地区(廃村)から移築した合掌造り「旧西岡家」(江戸時代後期に建てられた)。
道の傍らには、どこかで見かけたような 懐かしい「六地蔵」が歓迎してくれる。
飛騨の伝統的な正月飾り。松の枝に、縁起物の紙細工を糸でつるす。暗い家の中が華やいで、「正月が来た」と実感する。
家の裏には、囲炉裏で燃やす薪が高く積まれていました。
茅葺きの軒先にできたつららは、冬の厳しさを感じさせてくれる(旧八月一日家)
八月一日は
「ほずみ」と読みます

昭和33年、御母衣ダムの建設によって水没することとなった若山家は、翌年荘川村から高山市へ移築され「飛騨民俗館」として一般公開されるようになりました。飛騨の古い民家・農山用具などの保存の足がかりとなり、後に作られた飛騨の里に平成8年から約3年かけて再移築されました。(国指定重要文化財)