この、天生峠は河合村と白川村の境にあたり標高1290mの峠です。かつては人馬が行き交う重要な生活道路でした。金沢の文豪 泉鏡花の「高野聖」の舞台にもなっています。

近くには、籾糠山(もみぬかやま)標高1744m、人形山があり知る人ぞ知るところである。

籾糠山の由来
(岐阜県山岳連盟編集 ぎふ百山より)


飛騨の伝説に登場する飛騨の匠「左甚五郎」に由来する。生まれながら器用な甚五郎は、天生峠近くの山中で木の人形を作り、入魂し、山地を開墾させ、田を作り稲作を始めた。秋の収穫期には自作のウスで籾をすり、玄米と籾殻を分けるのに風を利用し、唐箕(からみの)で振り落とした。
 風に乗った籾殻は遠く向かいの山に円錐型の籾糠の山になった。後に、甚五郎の手助けをした和製ピノキオを埋葬した山を人形山というなど、伝説にまつわる地名も現存している。


この天生湿原は、岐阜県の天然記念物に指定されており、海抜1400mの位置にあります。
ここに生育している植物は、ミズバショウ・ザゼンソウ・ツマトリソウ・ホロムイソウ・ワタスケ・ニッコウキスゲ・サギスケ・シラヒゲソウ・ミツガシワ・モウセンゴケ・リンドウ・バイケソウ・コバイケソウなど多くの種類の植物が見られます。ブナやカツラの大木が林立する原生林があります。籾糠山まで登山道が整備されています。熊の生息地ですので、登山の際には十分注意してください。
カツラの大木です
カラ谷では、ブナの原生林に出会います
5月残雪が残る湿原に水芭蕉が咲き誇る
コースタイム あくまでも一般的な目安です。体力・経験に応じてゆとりをもって行動
湿原探勝路 駐車場→25分→天生湿原→10分→カラ谷分岐
 
木平探勝路 カラ谷分岐(籾糠山登山道経由)→70分→木平湿原→25分→カラ谷分岐
籾糠山登山 カラ谷分岐→50分→木平分岐→10分→籾糠分岐→50分→籾糠山
ブナ探勝路 カラ谷分岐→70分→籾糠分岐 (カラ谷からの登りは急登となります)
紅葉の籾糠山へ登る
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