【KENNEL TOGO】
〜2頭のボーダーコリーから始まった物語〜
97年春ドッグスポーツを行うために一頭のボーダーコリーを譲ってもらいました。 その子をランと命名しましたが、独特の風貌から一般の方から敬遠されていました。. ランは2000年JFAジャパンファイナルグランドチャンピオンを獲得し、当犬舎の発展に貢献してくれました 何世代にも渡るTOGOの犬達はラン・マサムネの遺伝子と血液を途絶えることなく受け継いでいます。
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ドッグスポーツをより多くの人に楽しんでいただくため、心身ともに健康で訓練性能・運動能力共に高いレベルかつ安定したブリーディングを目指しております
一腹の中で1〜2頭の天才的な能力を子を持つ子をブリーディングするのではなく、一腹全体の能力差が少ない安定したブリーディングを心がけています。
なぜなら、一頭の優れた子目指すと極近親繁殖になり正常な遺伝子の継承にはならず、重大な弊害が起こる可能性が高いからです。
優良な遺伝子の継承こそがボーダーコリーの発展に寄与するものだと思います。
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長年、犬ぞり競技をしていますが、純血種でありながらシベリアンハスキーも大きく二極化されました。それは、ショータイプとフィールドタイプです。 フィールドタイプの犬達は100年もの間ソリ犬としての血統を保たれていますが、もう一方ではショータイプとして見た目の美しさを求めていて、ソリ犬としての能力が失われつつあります。 その為、同じ犬種でありながら集中力・持久力・走力などソリを引く能力に明らかに差が出ています。 また、アメリカではフィールドタイプのシベリアンハスキーをレーシングハスキーと呼び、ショータイプとわけています。 この一例をあげてもわかるように、ボーダーコリーも今後ショータイプとフィールドタイプでは明らかな差がでてくると確信しております。 現時点では、フィールドタイプ・ショータイプの差があまり感じられないのは血統書のある犬の90%位が農場などで働いている現場の犬であり、ショータイプ化されてから日が浅い為にボーダーコリーとしての資質が損なわれていないものと思われます。 これから先、時間の経過と共にフィールドタイプとショータイプでは繁殖者の目的意識の違いから明らかな差がでてくると確信しております。 KENNEL TOGOはドッグスポーツ繁栄の為フィールドタイプこだわります。 |