ウォッカベース

アブドゥー
ABDOUGH
作り方
1.ソーダ以外の材料をよくステアする。
2.グラスに注ぎ、ソーダを満たして軽くステア。

レシピ
*ウォッカ 30ml
*プレーンヨーグルト
*塩少量
*ソーダ水適量

アフター　ミッドナイト
AFTER MIDNIGHT
　やさしく眠りの世界へ誘うナイトキャップ。「午前０時すぎの真夜中に」という名称からナイトキャップ用に作られたと思われる。ペパーミントの香りが、さめやらぬ神経を鎮め、カカオの甘味は気持ちの穏やかさをとりもどしてくれる。あとは静かに眠りの世界へ...。少々甘めなので、アフターディナーにもマッチする。

作り方
1. 材料をシェイクする。
2. 氷を入れたグラスに注ぐ。

レシピ
* ウォッカ 3/5
* クレームドカカオ（白） 1/5
* グリーンペパーミント 1/5

　
アルフィー
ALFIE
　"生命の水"をパイン風味をきかせて味わう。ウォッカの語源は、ロシア語のズィズネーニャ・ワダ（生命の水）のワダの部分。厳寒の冬をすごすロシアの人々にとっては、アルコール度の高い凍らない酒が必要だったのだ。ウォッカは果汁とよくなじむ。パインとの意外な出合が、この酒の奥深い味わいを新たにしてくれる。
　
作り方
1. 材料をシェイクする。
2. カクテルグラスに注ぐ。
　
レシピ
* ウォッカ 3/4
* パイナップルジュース 1/4
* ホワイトキュラソー 1tsp
* ライムジュース 1tsp

　
バカラ
BACCARA
　静寂な大人の時間ムーディナイトの切札。バカラはトランプ賭博のこと。クリアーなブルーがひっそりと静寂な夜のムードを漂わせる。飾りのチェリーはハートのエースを表わすのだろうか。ベースにウォッカ、それにテキーラとキュラソーをくれば、アルコールに強い人向きと思われる。
　
作り方
1. 材料をシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。
2. チェリーを飾る。
　
レシピ
* ウォッカ 2/4
* テキーラ 1/4
* ホワイトキュラソー 1/4
* ブルーキュラソー 1tsp
* レモンジュース 1tsp

　
バラライカ
BALALAIKA
　サイドカーから生まれたウォッカの名品サイドカーのバリエーションの１つで、ベースにウォッカを使ったもの、バラライカはロシアのウクライナ地方独特の弦楽器。三角形の胴に３本の糸がはられ、マンドリンより心もち陽気で重厚な音色を奏でる。ピンと弦を弾くような酔いが特徴のカクテル。
　
作り方
1. 材料をシェイクする。
2. カクテルグラスに注ぐ。
　
レシピ
* ウォッカ 2/4
* ホワイトキュラソー 1/4
* レモンジュース 1/4

　
バーバラ
BARBARA
　アレキサンダーをウォッカベースにすると女性になるクレーム・ド・カカオと生クリームがチョコレートのようなまろやかな風味になり、そのまろやかさからか、カクテルに生クリームを使うと女性の名前で呼ばれることが多い。
　
作り方
1. 材料を十分にシェイクする。
2. グラスに注ぐ。
　
レシピ
* ウォッカ 30ml
* クレーム・ド・カカオ 15ml
* 生クリーム 15ml

　
ビッグアップル
BIG APPLE
　ニューヨークの味わいは深さを重ねたような味わい。ビッグアップルとはスラングでニューヨークのこと。スクリュードライバーのオレンジの変りにアップルジュースに変えたもの、生のジュースはすぐに色が変ってしまうので、街の色が常に変るニューヨークの隠語が付いたのだろうか？

作り方
1. グラスに氷とウォッカを入れる。
2. リンゴジュースを注ぎステアする。
　
レシピ
* ウォッカ 45ml
* リンゴジュース適量（サンポッカ「太陽の恵」がお薦め？）

　
ブラック　ルシアン
BLACK RUSSIAN
　コーヒー風味が美味"黒いロシア"は濃厚。ルシアンがチョコ風味なのに対して、こちらはコーヒー風味のカクテル。そしてたしかに色も濃厚。1917年ロシア革命後、門外不出だったウォッカの製造法が世界に広まり、アメリカでもウォッカベースのカクテルが大流行した。黒いロシアと名付けたのは、共産国の”赤”に対するシャレなのか？
　
作り方
1. 角氷２～３コいれたグラスに材料を入れる。
2. ステアする。
　
レシピ
* ウォッカ 45ml
* カルア（コーヒーリキュール） 15ml

ブラディ　ブル　1
BLOODY BULL 1
　
作り方
1.氷入りのタンブラーに材料を注ぎステア。
2.好みでウスターソースとタバスコを加える。
　
レシピ
* ウォッカ 30ml
*レモンジュース 15ml
*トマトジュース適量
*ウスターソース、タバスコ、ビーフブイヨン

ブラディ　メアリ
BLOODY MARY
　トマトジュースを粋に味わう辛口カクテル。"血まみれのメアリ"とは16世紀の英国王朝メアリ1世のあだ名。新教徒を追害したことによるもの。見ためも味もトマトジュースのようで思わず一気に飲んでしまいそうだが、ウォッカの強烈な報復にご注意。

作り方
1. 大きめの氷を1コ入れたタンブラーにウォッカを入れ、トマトジュースで満たす。
2. レモンを飾り、好みのスパイスを加える。
3. マドラーでステアする。
　
レシピ
* ウォッカ 45ml
* トマトジュース適量
* レモン（半月カット）１コ
* ウスターソース、タバスコ、塩、こしょう適量

　
ブルーラグーン
BLUE LAGOON
　青い湖畔にたたずみ静寂の時を楽しむLagoonとは、湖、あるいは湾のこと、シェークしたあと、タンブラーに注ぎ、氷を加えてソーダをみたすとロングドリンクスタイルのブルーラグーンになる。
　
作り方
1. クラッシュドアイスをグラスに入れる。
2. 材料をシェイクし、グラスに注ぐ。
3. スライスオレンジ、マラスキーノ・チェリーをピンに刺して飾る。
4. 短いストローを添える。
　
レシピ
* ウォッカ 30ml
* ブルーキュラソー 20ml
* レモン・ジュース 20ml
* スライス・オレンジ 1枚
* マラスキーノ・チェリー

　
ブルショット
BULL SHOT
　カクテルというより酒が入ったスープ。フィンランドでは禁酒デーにスープとして出すレストランもあるとか。ビーフ・ブイヨンを使用するため”ブル”（雄牛）の名前が付いた。

作り方
1. 材料をシェイクする。
2. グラスに注ぐ。
3. 好みで塩、コショウ、ウスター・ソースを加える。
　
レシピ
* ウォッカ 45ml
* ビーフ・ブイヨン適量
* 塩、コショウ、ウスターソース少量

　
チチ
CHI-CHI
　
作り方
1.材料をシェークする。
2.クラッシュドアイスのは入った大型のグラスに注ぐ。
3.果物をカクテルピンに刺して飾り付け、ショートストローを添える。
　
レシピ
*ウォッカ 30ml
*パイナップルジュース 80ml
*ココナッツミルク 45ml
*パイナップル１カット
*レッドチェリー１個

　
グレイハウンド
GREYHOUND
　塩のない犬は猟犬の一種。スノースタイルにしないソルティドッグはグレイハウンドと呼ばれる。グレイハウンドは猟犬の一種で足が速く、ドッグ・レースにも適している。

作り方
1. 材料をグラスに注ぐ。
2. ステアする。

レシピ
* ウォッカ 40ml
* グレープフルーツジュース適量

ガルフストリーム
GULF STREAM
　カリブの青い海をイメージした、新しい流れを生むカクテル。ガルフストリームとは、メキシコ湾流(メキシコ湾から米国東海岸へ北上する海流のこと。

作り方
1. 材料を氷と一緒にシェークする。
2. 冷やしたグラスに注ぐ。

レシピ
* ウオッカ 2/10
* ピーチリキュール 2/10
* ブルーキュラソー 1/10
* グレープフルーツジュース 4/10
* パイナップルジュース 1/10

ハイライフ
HIGH LIFE
　
作り方
1.材料をシェークする。
2.カクテルグラスに注ぐ。

レシピ
*ウォッカ 45ml
*ホワイトキュラソー 10ml
*パイナップルジュース 10ml
*卵白卵１個分

カミカゼ
KAMIKAZE
　特攻機のような鋭い味のドライな風味。カミカゼといえば、第２次大戦末期の日本空軍の特攻機のこと。このカクテルが生まれたのは連合国側のアメリカだ。命名の由来は、カミカゼのように鋭い口当たりだから。ホワイトキュラソーの苦味といい、ウォッカのキックといい、たしかにピリッと切れ味鋭く、喉と下に攻撃的なカクテルだ。

作り方
1. 材料をシェイクする。
2. 氷を入れたグラスに注ぐ

レシピ
* ウォッカ 4/6
* ホワイトキュラソー 1/6
* ライムジュース 1/6

キッス　オブ　ファイア
KISS OF FIRE
　紅色が鮮やかな濃厚で情熱的な恋の味。スロージン（すももの一種スローベリーを漬けたリキュール）の鮮やかな紅色。甘酸っぱい香り、軽い苦味と渋味といった個性がよく生かされた濃厚な味わい。1953年第5回オールジャパンドリンクコンクールに優勝。

作り方
1. カクテルグラスを砂糖でスノースタイルにする。
2. 材料をシェイクして注ぐ。

レシピ
* ウォッカ 1/3
* スロージン 1/3
* ドライベルモット 1/3
* レモンジュース 2dash

ロングアイランドアイスティー
LONG ISLAND ICED TEA
　紅茶じゃないのに紅茶風味。紅茶を使わずに紅茶の色と味を作り出す、不思議なカクテル。1980年代始めカクテル界のニューウェーブとして登場。そのユニークさで注目を集めた。米国西海岸生まれなのだが、なぜ東海岸のロングアイランドという名前がついたかは謎。

作り方
1. クラッシュドアイスを詰めたトールグラスに、材料を入れる。
2. コーラで満たしストローを添える。
　
レシピ
* ウォッカ 15ml
* ドライジン 15ml
* ホワイトラム 15ml
* テキーラ 15ml
* ホワイトキュラソー 10ml
* シュガーシロップ 1tsp
* コーラ適量

　
モスコー　ミュール
MOSCOW MULE
　キック力の強さはまるでラバに蹴られたよう。モスクワのラバという名のキック力の強いカクテル。米国のウォッカのトップメーカーヒューブライン社が自社のスミノフ・ウォッカを売り出すために使って人気を博した。

作り方
1. 氷２～３コ入れたタンブラーにウォッカとライムジュースを入れる。
2. ジンジャービヤーで満たしステアする。

レシピ
* ウォッカ 45ml
* ライムジュース 15ml
* ジンジャービヤー適量

長野オリンピック
NAGANO OLYMPIC
　長野オリンピック非公認のオリジナルカクテル。今世紀最後の冬季オリンピック。雪深い長野の山をモチーフとしたスノースタイルのグラスで、燃え上がる聖火の赤をイメージしてみました。

作り方
1. 砂糖でスノースタイルにする。
2. 材料をシェイクし、グラスに注ぐ。

レシピ
* ウォッカ 30ml
* スロージン 15ml
* レモン・ジュース 10ml
* ドライシェリー 5ml
* キュラソー 1tsp

レインドッグ
RAIN DOG
　夏の暑さは楽しかった夏休みを思い出す。カクテルにももちろん季節がある、そしてスイカを使ったレインドッグは夏のカクテル。スイカの甘さは少しの塩と冷たいウォッカで楽しむ。

作り方
1. スイカの種を抜く。
2. スイカとウォッカをミキサーに入れる。
3. グラスの半分をスノースタイルにする。
4. 氷を入れたグラスに注ぐ。

レシピ
* ウォッカ 45ml
* スイカ適量

ルシアン
RUSSIAN
　カカオ風味のきいた新マダムキラーの旗頭。スクリュードライバーがマダムキラーとして知れわたり、今や敬遠されがちだが、それに代わって台頭(？)してきたのがこのルシアン。レシピを見ればさもありなん。無味無臭のウォッカにジン、チョコ風味のカカオの組み合わせ。あくまで飲みやすく、そしてキックは強く..。もっともお酒の強い昨今の女性に通用するかどうか。
　
作り方
1. 材料をシェイクする。
2. カクテルグラスに注ぐ。
　
レシピ
* ウォッカ 1/3
* ドライジン 1/3
* クレームドカカオ 1/3

　
ソルティドッグ
SALTY DOG
　西海岸の潮風を感じるさわやかなカクテル。しょっぱい犬とは、イギリス船の甲板員をさすスラング。ベトナム戦争終結頃、アメリカの西海岸で大流行し、日本にもその波が押し寄せた。塩味と苦味が、汗をかいたあとの一杯にぴったりの味わい。
　
作り方
1. グラスを塩でスノースタイルにする。
2. 大きめの氷を１コ入れ、ウォッカを注ぐ。
3. グレープフルーツジュースで満たし、ステアする。
　
レシピ
* ウォッカ 45ml
* グレープフルーツジュース適量
* レモン（ハーフカット）１コ
* 塩適量

　
スクリュードライバー
SCREWDRIVER
　口当たりの良さはレディ・キラーか。スクリュードライバーとはネジ回しのこと。油田で働くアメリカ人がウォッカとオレンジジュースをネジ回しで混ぜたのでこの名が付いたといわれている。度数が強いわりに口当たりが良いので、アルコールに弱い女性はご注意を。
　
作り方
1. 材料をグラスに注ぐ。
2. ステアする。
　
レシピ
* ウォッカ 40ml
* オレンジジュース適量

　
スレッジハンマー
SLEDGE HAMMER
　大型ハンマーは度数の高いカクテル。スレッジハンマーとは、大型ハンマーの意。ギムレットのウォッカバージョンで、特にブームを起こすほど人気が出たカクテルではないが、ウォッカベースのカクテルが好きな人は一度試されてはいかが？
　
作り方
1. ウォッカとライムジュースをシェークする。
2. グラスに注ぐ。
　
レシピ
* ウォッカ 3/4
* ライム・ジュース 1/4

　
トキオ
TOKIO
　東京の朝焼けがモチーフの洗練された味わい空をピンクに染めながら昇る太陽と、その輝きを受けて生命を吹き込まれる東京の朝、その最も静かで美しい時間をグラスの中に表現した。1986年のANBAカクテルコンペ準優勝した上田和男氏の作品。さらっとした甘酸っぱさとほろ苦さがアーバンなムード。
　
作り方
1. 材料をシェイクし、カクテルグラスに注ぐ。
2. チェリーをピンで刺してグラスに沈める。
　
レシピ
* ウォッカ 3/6
* ベルモットロゼ 2/6
* グレープフルーツリキュール 1/6
* ライムジュース 1tsp
* レッドチェリー 1コ

　
ウォッカ　アイスバーグ
VODKA ICE-BERG
　ウォッカに浮かぶ氷山はグラスの中にアメリカのジャーナリストが、エスカイヤ誌で「有名人の作ったカクテル」のコーナーで発表したもの。Ice-Bergは氷山のこと。
　
作り方
1. 大きめの氷をグラスにいれる。
2. 材料を入れステアする。
　
レシピ
* ウォッカ 60ml
* ペルノー 1dash

　
VOLGA
　グレナデンシロップ２ダッシュをグラスに入れておいてもいいかも。
　
作り方
1.材料をシェークしする。
2.カクテルグラスに注ぐ。
　
レシピ
*ウォッカ 4/6
*ライムジュース 1/6
*オレンジジュース 1/6
*オレンジビターズ 1dash

　
雪国
YUKIGUNI
　北国の雪の下で張るを待つ木の芽。1958年、サントリーカクテルコンクールで第１位の作品、”雪”でふちどられたグラスは雪国の冬そのもの。緑色のチェリーが、じっと春を待つ木々の芽のようで、心が和む。冷えたウォッカに甘酸味がマッチして体も少し暖まる。
　
作り方
1. カクテルグラスを砂糖でスノースタイルにする。
2. 材料をシェイクして注ぐ。
3. ミントチェリーを沈める。
　
レシピ
* ウォッカ 2/3
* ホワイトキュラソー 1/3
* ドライベルモット 1/3
* ライムジュース 2dash
* ミントチャリー１コ