ムダゴト(私立パチンコ学園 その3)

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▲これをパクった機種は数知れず

キーンコーンカーンコーン

先生「はい、今日もミニ大当り図柄についてです」

中村『はーい』

先生「今日はまずCRブラボー絶好鳥(平和)についてです」

中村『あぁ、アレですね・・・』

先生「そう、アレをアレした機種ですが、今回はそんなとこにはツッコミません

中村『後が怖いですもんね』

先生「んじゃ中村くん、この機種の確変中の特徴を挙げて下さい」

中村『はい、通常時は確変図柄5個、単発図柄5個で回転するのですが、確変中は確変と単発の絵柄がそれぞれ一応1つだけになります。それだけ・・・です』

先生「いやいや、それが凄い事なんですよ

中村『えっ、あの中出目オール単発図柄に変化する鬼の鉄板リーチがですか?』

先生「まぁあれはさすがにいただけないと思ったが・・・注目すべきは確変時に回転する図柄が変わるという点なんだ」

中村『あ、そうか』

先生「ミニ大当り図柄を使用する事で、ニセモノのメイン図柄のデザインを変更する事が可能なんだよ」

中村『なるほど・・・』

先生「ちなみに、これはCRF・アラビアンナイツ(三共)やCRドラツモ天国(豊丸)でも採用されている」

中村『あぁ、前者は時短中限定のランプチャンスで、後者は牌チェンジってやつですね』

先生「これは確変中でも通常時でも図柄を変更してゲーム性を変更させるという事が可能である証拠なんだ」

中村『ゲーム性の幅が広がりますねっ』

先生「まぁ、開発チームの腕の見せ所だな」

中村『面白い機種待ってますっ』

先生「誰に言っているかわからないが、次はCRどたばた空艇団(竹屋)だ」

中村『またマニアックな機種ですね・・・』

先生「この機種の特徴は?」

中村『はい、通常大当りだと15Rなんですが、確変大当りは16Rと大当り出玉が違います』

先生「その通り、だからニセモノのメインで単発絵柄が揃っていても突如16R目が始まって確変昇格を告げるという”確変ダイブ”という機能が付いている」

中村『あぁ、これもミニ大当り図柄があるからできることなんですね』

先生「その通り」

中村『おぉ、なんだかパチンコについて詳しくなってきた気がしますっ』

先生「では次回から本題に入っていこう」

中村『はーい』

先生「あ、そういえば中村くんは授業数がもういっぱいになったから」

中村『えっ、もう全部使いきっちゃいました?』

先生「次回の授業までにチケットを持って来てね」

中村『チケットですか?』

先生「・・・確変予約台のチケットをね・・・」

中村『・・・あのー先生、この間の言った事、根に持ってらっしゃいます?』

先生「・・・」

中村『・・・器がちっちゃいっすねー』

先生「・・・あと特殊景品も追加ね」

キーンコーンカーンコーン



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