罪な約束
愁堂れな
リーフ出版
★★★☆
置鮎龍太郎×野島健児 遊佐浩二 諏訪部順一 千葉進歩
うーん・・・・・・・・・微妙だ。
もったいない〜、もったいないよ〜〜〜〜!!このメインキャストでありながら、なんでこういう話なの!?いや、100歩譲ったとして、どうして原作1作目からCD化してくれないんだよ〜。泣いちゃうよ!?
関西弁オッキー、しかも、ナチュラル声の置鮎氏攻め。受けは、その位置を確実に確立しつつある野島弟くん。その受けに、なにかとちょっかいを出す、意地悪な(←ここ、重要)後輩役に遊佐浩二。どうよ、どうなの?こんな、又とないキャスティングでよ?メインカップル、出てこないじゃんかっ!
ていうか、出てきても、ヤってるだけじゃんかっ!!私は、「この二人のドラマ」が聴きたかったのっ!!!←なにやら、怒っています
しかも、だ。3回もアレなシーンがあるにもかかわらず、喘ぎだけ。言葉攻めとか、ないわけ!?セリフなんて、「りょうへい・・・もう・・・」と「ごろちゃん・・・」だけだよ?ボキャブラリー貧困すぎ。もっと語れよ〜、愛をよ〜〜〜。
と、まあ、関西弁オッキーフェチの私の憤りは当然として、本題。
これが、愚にもつかぬようなつまらない話なら、他に怒りのぶつけようもあるのだが、それがまた、なんともせつない話なわけだ。そのせつなさにメインの二人が絡んでいないことが一番の問題ではあるんだけどね!
例えば、「水の記憶」や「われらの水・・」みたいに、メインとは別カップル?が中心に運んでいくストーリも、私的にはアリなわけだ。或いは、「月の砂漠殺人事件」や「グレイ・ゾーン」のように、サスペンスチックなテイストも、個人的には全然オッケー。ただこの作品、メインカップルとはほとんど無縁なところで進んでいくストーリーであり、しかも、サスペンスとしても、正直、ネタバレとか以前の問題なわけで。そんなどっちつかずの中途半端さに、終始しらけっぱなしだし、たいした伏線もないので、オチというオチもなく、結末もあまりにお約束。南野の慟哭シーンでも、そのバカさ加減に、同情する気持ちすら湧かない。それに加え、富岡という存在とその幼稚な行動は、まるでとってつけたようであり。
ところが、だ。くそ〜、諏訪部順一め〜!!!
良平と吾郎の温泉ラブラブシーンで終わっていたら、そのままCD割ってやろうかと思うくらいだったのに、最後の最後にやられちゃったよ〜、本宮の泣きのシーンにっ!悔しいいいい〜!!
ボーイズラブと呼んでいいのかどうかもわからない、もっと純粋な、見返りを必要としない、愛。それは、どこか自虐的にも見え、ひどく悲しい。しかし、短くも、絶品な諏訪部氏のモノローグを聴けたことだけは、大きな収穫と言えるだろう。
なんだかんだと難癖をつけたが、星の数を見てもわかるとおり悪くない作品であり、楽しめる人には楽しめるだろう。私はほら・・・消化不良になってしまった関西弁オッキーへの愛をどこへぶつけていいのか判らないだけで・・・・

◆参考日記:「罪な諏訪部順一」


リーフ出版CD☆罪な約束☆