王子様のお勉強
松本テマリ
マリンエンタテイメント
王子様のお勉強:置鮎龍太郎×野島健児
オオカミはいかが?:緑川光×阪口大助
僕の大作戦:鳥海浩輔×宮田幸季
オッキー攻め&ミドリン攻め聴きたさに、ものすごく久しぶりにキャスト買いしてみたのだが、見事にハズレだった1枚。タイトルからいって、まず、間違いなくハズレだろうな、とは思っていたのだが・・・・こういう作品を「面白い」と言う人がいるのなら、どこがどう面白いのか、私の方が御教授いただきたいくらいだ。何でこのような作品がCD化されるのか、ほんと、理解に苦しむ。
作品としては、まったくリンクしない3つの話からなるオムニバス。そのどれもが、山なし、落ちなし、意味なし、の、まさに「やおい」。なのに、これだけのキャストを起用しているあたりが返って痛々しいというか・・・・ツライ。コミックスのCD化のようだが、エロい絵が上手いだけで、ストーリーを作る力の無い作家の作品ならば、ビジュアルだけで楽しめばいいのに、と思う。この作品にこのキャストでは、あまりに役不足。悲しすぎます・・・・
作品中のBGMも、情けないことにクラシックの編曲だったりして、力の抜きようが窺える。ていうか、何故にドビュッシーの月の光???
最後に、リリースが決まっているらしい次回作のCMが収録されているのだが、そちらの方も、すっごく惹かれるキャスト(高橋広樹×矢薙直樹)なのだが、間違いなく買わない。
ボーナストラックのトークの方が、ボリューム的にも内容的にも本編に優っているあたりも、非常に哀れ。


マリンエンターテイメントCD☆王子様のお勉強☆



俺のモノ!
金沢侑倖
リーフ出版
★★☆
森川智之×保志総一朗 石田彰 成田剣
印象をひとことで言っちゃうと、「パパ×ミラ」の兄弟バージョン?て感じ。
まあ、それはそれとしても、なんだかな〜?ものすごくバランスが悪い気がしたんだけど。ぶっちゃけ、攻めキャラ受けキャラ脇キャラ、そして当て馬に至るまで、その全部が粒ぞろいでいいキャラなのよ。特に三室なんて、数ある石田彰のBLキャラの中でも5指に入るかもってくらいのおいし〜いキャラで。口から生まれたようなその屁理屈こねまくりのお茶目っぷりは、一番近いところで言うと三洲、そう、まるで三洲新が25歳になって社会に出たらきっとこんな感じだと思うぞ的なラブリーさなわけだ、なのに。
ストーリーと設定が、なんともアホっぽいと言うかつまんないというか、むしろそのキャラたちの魅力だけで最後まで引っ張っていけているというのはある意味すごいことだとも言えるのだけれど、だからこそ勿体ないというか、しかもキャストもいい感じでキャラにはまっているだけに、そのキャラ&キャストのよさに比べ、よく言えば明快、しかし正直言うと平凡で安っぽいストーリーとの格差に、少々困惑してしまう。
三室を絡めたキャラ同士のコメディー色の強いセリフなんかは、センスもテンポもすごくよくて聴いていて楽しいのに、シリアス色が濃くなる八神と碧の絡むシーンになると、急に陳腐でとんちんかんなセリフの応酬。攻めも受けも、相手に対する健気さをちゃんと持っていて、その思いも伝わってこないわけではないのだけれど、なんだか今ひとつのめりこめない、感動しない、楽しめない、そんなバランスの悪さを感じる。ただ、しつこいようだが、とても魅力的なキャラのおかげで、決して悪くない、そんな印象も同時に懐かせる、かなり微妙な作品。でも、こんな石田氏も滅多に聴けないと思うので、彰ファンにはたまらないものがあると思いますよ。