真夜中にお会いしましょう
神奈木智
ムービック
★★★☆
風間勇刀×岸尾大輔 松本保典 鈴村健一 遠近孝一
野島裕史
元財閥・海堂寺の一族は、グループの経営が傾き倒産、没落の一途を辿っていた。本家の長男・藍(岸尾)と、従兄弟の山吹(松本)、碧(遠近)、紺(鈴村)の4人は、借金返済のため、ホストクラブを始めたが、返済できるどころか火の車で、借金取りの龍二(風間)に追い立てを食らう毎日を送っていた。
受けの借金を取り立てる攻め、という設定は、過去にも結構あり、一見、粗野で乱暴に見える攻めキャラが、実は愛情深くて優しい、そんな設定も、ありきたりといえばありきたりで。でも、世間知らずな4人のお坊ちゃまと、ライバル店?のホスト・涼(野島)、そして龍二のドタバタは結構楽しく、何より新鮮なキャスティングに、飽きずに聴くことができた。お金に困ったからホスト、という、短絡的な発想も面白い。
元財閥にしては2000万という借金額はどうなの?とか、金融会社社長の中途半端な強引さが今ひとつ納得できないんだけどどうなの?とか、突っ込みどころはたくさんあるのだけれど、もう、そんなことどうでもいいや、と思わせる風間勇刀に乾杯!!
もうね、もうね、すっごくすっごくすっごく(はいはい、わかったから)すっごーくがんばっていて、とっても感動しましたよ、おねいさんは。風間攻め、と聞いて、せいぜい「銀の勇者」のビートくらいの声色を想像していたのだが、まさか、諏訪部順一と成田剣の活舌を髣髴とさせるような(笑)スゴミの利いた声を拝聴できる日が来るとは。少し前にリリースされた「水の記憶」のショタショタしい声が耳に新しい中、いや〜、驚きましたよ。岸尾くんも、すっごくよかった〜!声の方は、まるで、エロコメ主人公のようなナチュラルさで、絡みのシーンも、それほど長くはないのだが、かわいいやら色っぽいやら、きゅーん、です。同じ天然キャラでも、にゃあにゃあ言っていた某作品と比べると(比べるな)上手さが際立っており、安定感さえ漂っていたように思う。
そして、私的には野島兄〜♪声自体がすごく色っぽいのと、山吹との掛け合いの妖しさで、もうメロメロ。「次回予告」は心底身悶えました。もっと露出して欲しい〜!!
ストーリー的に、ものすごく面白かったか、と言われると、実はそうでもないのだけれど、キャストとキャラの魅力で、平均点以上は間違いなくつけられるだろう作品。


ムービック(ラキアコレクション)☆真夜中にお会いしましょう☆