こいきな男ら
御木宏美
インターコミュニケーションズ
★★
堀秀行×金丸淳一 増谷康紀×辻谷耕次 成田剣
初めて聴いたのはサイドストーリーの方で、悪くはないがそれほど面白くはない、といった印象の、でもシリーズ化されているというのはそこそこ人気がある作品なのだろうか、と思いつつ本編も聴いてみることにした。が、これ、ほんとに人気があるのかな?あまり「こいき」じゃないんだけど。(笑)
4人4様のひどくわかりやすいキャラクター設定で、イメージ的にはキャストはそれぞれ填っている気はする。穏やかでおとなしい性格の進に金丸氏はぴったりだし、ひとり大人なキャラクターの伊達はまさに増谷氏だ。
キャラでは、わがままで奔放で、姫と言うよりは女王様的な辻谷氏の瑞紀が特にいい。錯乱気味の進に対するフォローも、実に彼らしくて好感が持てる。ただ、メインの攻めキャラである京平は、パーソナリティーな部分で、なんだか今ひとつ。確かに健気でいい人なんだけれど・・・地味?(笑)
絡みは、噂どおりの痛がり様で・・・ま、こんなもんか。
ブラコンの女の子が兄の結婚にキレて、という本筋のストーリーも、進が自分自身の気持ちを見つめなおす、という部分につながっているのだろうけれど、正直、面白くはないです。


インターコミュニケーションCD☆こいきな男ら(1)☆

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こいきな男ら 2
御木宏美
インターコミュニケーションズ
★★
堀秀行×金丸淳一 増谷康紀×辻谷耕次
メインの4人の付き合いが長いせいか、どうしてもエピソード的な作品になってしまう。確かに進と京平の関係はそれなりにプロセスを追っているのだろうけれど、余計な部分?に力を入れすぎている嫌いがあり、そのドタバタがどうも遅々としていて、ちょっとイライラする。仕事をかなりの分量で絡めているのは、社会人らしい作品ではあるのだろうけれど、あまり面白くはないんだよね。しかも、妙に説教くさく感じてしまうところが強く、偽善っぽいとまでは言わないが、そのひとつひとつに冷めてしまう。
余計な部分、と言ったが、それはキャラクターも然り。脇の女性キャラがメインキャラに比べ、あまり魅力的ではないんだよね。女性キャラの位置づけというのは、こういったCDではすごく難しいところではあると思うけれど、それでも成功している作品は数多いし、実際、例えヒールや当て馬だとしても、魅力的な女性キャラはたくさんいる。そういった意味で、「余計感」があるということは、失敗の域なのではないか、という感が否めない。
面白いキャストだと思うし、興味を引かれるところが強い分、どうしても残念な気がしてしまいます。


インターコミュニケーションCD☆こいきな男ら(2)☆

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こいきな男ら Side Story
御木宏美
インターコミュニケーションズ
★★☆
増谷康紀×辻谷耕次 堀秀行×金丸淳一
長年連れ添った恋人同士の瑞紀と悟。お互い干渉しない、割り切った間柄に見える二人だったが、そんな彼らの真意は、もっと深いものであった。
キャラクターはそれなりに魅力的なのだけれど、ところどころに見える説教くささがたまらなく鼻につく。特に、京子がデ・ジョン・ビザーの4人を新田に語るシーンがあるのだけれど、ああいうカタチでまとめられちゃうと、なんだかすごく嫌だ。確かに瑞紀は一番好きなキャラなんだけれど、過去の紆余曲折も、人の口からではなく、ちゃんとストーリーとして聴きたかった。「サイドストーリー」って、ほんとに「サイドストーリー」なのね、って感じ。(笑)


インターコミュニケーションCD☆こいきな男ら SIDE STORY☆



ワークディウォリアーズ
御木宏美
インターコミュニケーションズ
★★
梁田清之×三木眞一郎 水谷優子 西村知道 大西健晴
実は、私は嘗て、アパレルのMDを生業としていた。なので、「布帛」とか「グロスで」とか「シップメント」など、そういった言葉が使われているのを、懐かしく思ったりした。が、それと作品に対する感想は別物だ。
リーマンモノで面白い作品に出会うということが、どれだけ難しいことか、いつもいつも思い知らされる。今回は、今回こそは、と期待しつつ、結果的には裏切られる。
ストーリーは、さすがにオフィスラブだけあり、仕事をメインにして運んでいく。用語が難しかったり、スケールが大きい割には、エピソード自体はありきたりで、あまり面白味がなく、途中で飽きてしまった。一言で言えば、「つまらない」ということだ。それに、ブックレットに記されたキャラクターのプロフィールは、まるでお見合いの釣り書きのように厭味なもので、残念ながら、私の求めているリーマンモノとは、全然違っていた。しかも、あれだけ詳しい情報を文字にされちゃうと、その時点で、作品に対する気持ちが一気に冷めてしまう。
もちろん、仕事の出来不出来は、こういったジャンルには不可欠なのであろうし、それに付随する彼らの経歴は、もしかしたら必要なのかもしれないけれど、私にしてみたら、あからさまな手抜きに思えて仕方がない。もっと、シナリオで勝負出来ないものなのだろうか。じゃないと、ミスター王が、今井(三木)の頑なさに対して、それを本人に諭すシーンなど、なぜ今井がここまで頑ななのか、これでは全く伝わってこないのだ。キャラの魅力は、ブックレットではなく、出来れば作品の中にこそ感じたいものなのである。
しかも、ミスター王と今井の会話、ちょっと長すぎなのでは?確かに、とても大切なシーンなのだということは理解できるのだが、それにしても、まるでメインであるかのような長さだ。(全然関係ないけれど、ミスター王と今井の会話は、まるでDの店長と拓海そのままだよね)
せっかくのリーマンモノで、しかも好みのキャストであるにもかかわらず、こういう感想を書くことは、私としても、決して本意ではなく、本当に虚しい。しかし、このままでは、学園モノに押されて、大人な作品(とは言え年齢的に38歳×28歳はぎりぎりだと思われるが)が減ってしまうのではないかと、そんな懸念を抱かざるを得ない。


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