てなわけで!(not孝宏)ワンダー作品、延いては有栖川作品を初めて聴いたのだが。
可もなく不可もなく、なストーリー展開が、返って飽食感を煽る。医者、白衣、メガネ、と、萌え要素をここまで揃えておきながら、このつまらなさはどうだ。なぜBLに登場する攻め医者は皆、揃いも揃ってサディスティックで傲慢な男ばかりなのだろう。こういった中途半端な変態S攻めは正直、もう飽き飽きなんだよね。キャストが誰であろうと、もう全然関係がないほどに。
深さも裏もない、そのときだけの心情をストレートに語るだけのモノローグに心揺さぶるものはない。受けの大胆でわかりやすい駆け引きは幼稚そのものだし、当て馬らしい当て馬の登場には見事に狼狽、猜疑心でいっぱいな心はただ弱く、攻めに振り回され、言いなりになるだけの存在。
いや、しかし。そもそも、この作品はそういった牢獄に囚われてしまった青年の話であり、そういった意味ではタイトル通りとも言え。それに、だ。いや〜、絡みがいいんだよね〜。私は特にエロ重視な方ではないし、聴きなれているはずのキャスティングなのだけれど、このモリモリ×大将はちょっときちゃったな〜。櫻井くんは、やっぱりブリ受けじゃない方がいいよね〜。
てなわけで!(しつこい)ストーリー自体はまるで好みではなかったけれど、大人な櫻井受けファンにはたまらない1枚だったかも。
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