ベンチマークに恋をして
井村仁美
インターコミュニケーションズ
★★★
塩沢兼人×三木眞一郎 松本保典 石田彰 井上和彦 小野健一
一応、この作品だけでも意味は通じるが、林(井上)の情けなさ加減などは、やはり「3時から恋をする」から先に聴いた方がいいかもしれない。
ストーリーだが、恋に落ちるプロセスがちょっと弱い印象。特に、五十嵐(三木)が鷲崎(塩沢)を好きになる心の過程が、イマひとつはっきりしない。しかし、さすがにリーマンもの、塩沢氏を筆頭に全員が大人声。それだけで幸せです。
塩沢氏の囁き攻め、三木氏の受けっぷりもいいのだけれど、鳥海役の石田氏がいつになく(笑)男前声で難しい台詞を喋っており非常に嬉しい。それに加えプレゼンの辻谷課長@小野氏が超美声、そりゃ落ちるってもんでしょ。
ワシザキ・リサーチインスティチュート、ストラテジスト、スミス・ジェファード証券経済研究所、アングラスのバスク風。ブックレットのディレクター氏のコメントにもあったが、早口ことばよろしく、難しい単語をこなしていく彼らの涙ぐましい努力と活舌に敬意。
そして、英語でも健在であった塩沢節を堪能しつつ、笑いながら、涙しながら、フリートークを聴いた。


インターコミュニケーションCD☆ベンチマークに恋をして☆

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恋のリスクは犯せない
井村仁美
サイバーフェイズ
★★☆
鈴置洋孝×緑川光 子安武人 森川智之 井上和彦
小杉十郎太 岩永哲哉
こんなっ・・・こんなの五十嵐じゃないやいっ!!タッタッタッタ・・・(逃避)
販売元を変えての「ベンチマークに恋をして」の続編。林@井上氏以外、キャストはオールチェンジ、脇までが総入れ替え。
聴いたときの第一印象で言えば、辛うじて成功しているのが鷲崎役の鈴置氏のみ。どうしても納得できないのが前述?の五十嵐@緑川氏。そして、とっても泣き所だったのが鳥海@子安氏。正直、いや、もしかしたら鳥海は石田氏よりも子安氏の方が填っているのかもしれないのだけれど、前作の鳥海がよかっただけに、出来ればスイッチしてほしくなかった、というのが本音。
しかも、今回は林だけでなく、「銀行員シリーズ」のメインの二人が登場するのだが、それも「午前0時・・・」以降のキャストなので、藤芝が岩永氏であり、もう、何がなんだかぐちゃぐちゃで、整理するのに手いっぱい、とてもじゃないけど落ち着いて聴けるような状態ではなかった。よって1回目は慣れるための視聴、という感じで聴くしかなかったのだが、2回目以降も、五十嵐のギャップに慣れることが出来ず・・・やっぱりだめでした。ていうか、つまんないんだと思う、基本的に。


サイバーフェイズCD☆恋のリスクは犯せない〜アナリストの憂鬱☆

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誘惑のターゲット・プライス
井村仁美
サイバーフェイズ
★★
鈴置洋孝×緑川光 子安武人 森川智之 井上和彦
小杉十郎太
前回同様、やっぱりつまらないんだと思う。それ以上に、キャラに魅力がなさすぎ。メインであれ脇であれ、誰か一人でも魅力的なキャラがいれば少しは印象が変わるのだろうけれど、全員が横並びで地味なんだよね。キャストだけは豪華なのだが。
前作は転職で悩み、今回は人事交流で悩む主人公。もちろんリーマンものなわけだから、仕事の話が多いのは理解できるけれど、問題はそれ自体が面白くないことというか、ちっとも惹き込まれる要素がないことなんだよね。唯一、子安氏の鳥海が意地悪チックでいいキャラなのだけれど、しつこいようだが、1作目の石田氏の印象が強くて、これ、石田氏だったらな・・などと、ついつい考えてしまう自分がなんか嫌。
緑川氏、モノローグも含め凄く台詞が多く、しかも難しい単語ばかりで酷く大変そうなのだが、そのわりには心に残るような台詞はなく、ちょっとお気の毒。子安氏も難しい台詞に悪戦苦闘したらしく、フリートークでは顔を赤くして語っており、大体森川氏の流暢すぎる日本語ってどうなの?と、やはり突っ込まずにはいられない。
ボーナストラックHだが(笑)受けのバリエーションがね・・どのHシーンも同じに聴こえてしまうのだが、どうなのだろう。


誘惑のターゲット・プライス



いけない生徒会室
井村仁美
インターコミュニケーションズ
★★★
緑川光×石田彰 遠近孝一 菊池正美 岩田光央
先に「愛の才能」を聴いたのだが、フリートークでの石田氏のコメントがあまりに気になったので聴いてみた皇林学園シリーズの第一弾。
念願の生徒会長の座を獲得した日向野(緑川)は、美術部部長兼クラブ長の高瀬(石田)に恋をした。高瀬が何かとライバル関係にある堺(遠近)と幼馴染であるがゆえ、日向野は告白できないでいる。
えっと・・・・バカ?です。あ、深沢(岩田)が。いや、みんなちょっとずつバカなのだけれど、嫌悪感のするバカじゃなくて、みんな可愛げのあるバカっていうか、しかもキャストが達者なので、最後までするする聴けちゃうの。バカバカと連呼しすぎかもしれないが、でもそれが持ち味な作品だと思うし、いいところだと思う。(←フォローになってる?)
ストーリーはやはり目を見張るような斬新さは皆無なのだけれど、ていうか、そんな期待もしていなかったけれど、最後まで安心して聴くことはできる。それほどコミカルというわけでもないが、岩田氏の存在が作品を一気にコメディー路線に走らせる。原作を知らないのでなんとも言えないけれど、ぶち壊しているとしても、それはそれでいいのではないかと思わせるほどの岩田氏がスゴイ。私的には風間のキャラが一番気になるところなのだが、原作では御子柴×風間メインの話もあるのだろうか。原作は7タイトルくらいを目にしたことがあるが、1冊も読んだことはなく、でも風間メインの作品ならちょっと読んでみたい気もする。
しかし、石田氏の可愛い系の受けは全部綾瀬雪弥の「顔」が浮かぶのだが、病気だろうか。にしても、彼の「浮気ものっ!!」は超萌えです。
本編を聴き終わった印象としては、星二つ半、といった感じかなあ、と思っていたのだが、ボーナストラックとフリートークで星半分増。それもこれもすべて石田彰のせいです。


インターコミュニケーションCD☆いけない生徒会室☆

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愛の才能
井村仁美
インターコミュニケーションズ
★★★
遠近孝一×阪口大助 林延年 緑川光×石田彰
皇林学園シリーズの第二弾。第一弾は、タイトルで引っかかっており、今現在未聴。第三弾に関しても、キャストの豪華さに慄き、やはり未聴。あのキャストでつまらなかったら立ち直れそうにないので躊躇しているというか。
ものすごく個人的に言わせてもらえれば、星はもうひとつつけたいくらいの阪口くんではありますが、おさえてみました。(笑)
まずよかったのは、どちらのキャラも思うほどおバカじゃなかったこと。学園もので、しかもコメディの要素を含んでいるときにありがちなバカっぽさがそれほどない。それは学園もののバカっぽさにちょっと飽き飽きしていた私にとってはポイントが高いと言えた。多少のドタバタは仕方がないけれど、聴くに堪えないほどではないし、お互いのすれ違いや誤解は、ありがちな中でも、結構リアルだったように思う。エピソードの軽さは否めないのだが、決してとってつけたような印象はなく、等身大な気がした。
「美しい男」のマロイのときにも思ったが、遠近くんは智一くんと雰囲気がかぶる。私の中では既に受けタイプとインプットされていたのだが、決して攻めも悪くはなかった。
そしてそして、最大の目的である阪口くん受けだが、やはり声は高く、好みは大きく分かれるのだろうけれど、これは予想範囲内。ていうか、「ブリ受け上等!」の私的には大満足、言うことありません。受けの大御所二人との共演で、やり辛いことこの上なかったのではないかという勝手な憶測はあるものの、贔屓と言われようがなんと言われようが、阪口キャラはこれでいいのだ。文句言うな!
そしてフリートーク。石田氏が、前作で遠近くんに「相手は僕がやってあげるね♪」的な発言をしたそうで、そんなことを宣うあーさんはあまりにラブなので、そのフリートークのために前作も聴いてみようかな、な私です。ええ、放っといてください。


インターコミュニケーションCD☆愛の才能☆

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セクシーボイスで囁いて
井村仁美
サイバーフェイズ
★★★
櫻井孝宏×鈴村健一 子安武人 鳥海浩輔 吉野裕行 緑川光
宮田幸季 鈴木千尋 (櫻井孝宏)×野島健児
発売元を変えてのシリーズ第三弾。先の二作と比べ、ずいぶんとシリアスなテイストになっていてびっくり。キャストはむしろ若返っているのだが、雰囲気は一気にアダルティーな印象。
皇林学園の前生徒会長・野上(櫻井)は、その囁きで誰をも堕とせるというセクシーボイスと「たらしの野上」の異名を持つ。前副生徒会長で親しい友人の亮(鈴村)が外部受験をすることを知り、野上は必要以上に動揺する。
まずストーリーだが、学園ものとしては全体的にしっとりとした作品になっていると思う。この変貌振りはそう、あれだ、「危ない」シリーズがキャスト総入れ替えになったときの衝撃にちょっと似ている。あれは・・・かなり微妙だったからな〜(苦笑)
多少の違和感はあったものの、ここまで雰囲気が違うと返って全然別物として聴くことができたので、それほど悪くはなかった。
キャストだが、メインカップルは、それなりに填っていたんじゃないかな。ただし絡みの萌え度は低め。それより、名もない少年役の野島弟くんの誘い受けの方がよほどよほどだったのだが、どうだろうか。脇キャラの追いかけっこだけれど、これは原作を読んでいないリスナーにはとてもつまらないもので、あれだけのキャストで固めておきながら、ちょっともったいない気がした。ボーナストラック的なオリジナルショートストーリー「恋のから騒ぎ」も、前二作と比べるとかなりイマイチ。やはり、緑川氏だけが飛びぬけて上手かった印象。高瀬役のヘリちゃんだが、子どもっぽいだけで、色っぽさが皆無。同じ追いかけっこでも、そこに色気が加わるのと加わらないのでは、カップルの表情が思い切り変わってしまう。今回、気の毒な当て馬・有塚を演じた子安氏だが、今後、こういう役が増えたら、それはそれでなんだか嬉しい。カモン、ヒゲ!


サイバーフェイズCDセクシーボイスで囁いて



3時から恋をする
井村仁美
インターコミュニケーションズ
★★★
小杉十郎太×石川英郎 井上和彦 長嶝高士 河合義雄
いわゆるリーマンもの。新入行員の石川氏演じる藤芝が、先輩行員・小杉氏演じる椿本に、いきなりいヘビーな告白を受けるところから始まる。そこに藤芝の大学時代の先輩・井上氏演じる林が絡み、なにかと波風を立てていく。
このシリーズは、「アナリストの憂鬱」シリーズとリンクしているわけなのだが、私の場合、先に「ベンチマークに恋をして」から聴き、追っかけでこの「3時から恋をする」を聴いたのだが、どちらも原作を読んでいないので前後関係が今ひとつわからない。ただ、前もって林の情けなさ加減を耳にしていたので、林がいきなり可愛く思えてしまった。しかし、いきなり&とりあえず、な展開は、このシリーズの特徴なのだろうか。
始まり方はともかく、リーマンモノらしく、ラブの前に信頼があって、それが藤芝の中でカタチを変えていく様はちゃんと伝わってきたし、困惑する藤芝を支えつつ待つ椿本の彼なりのラブも感じられた。余裕がないながらも、がっついていないというか、寡黙で誠実な攻めキャラには好感が持てる。執拗で執念深い林のキャラも立っていて、ラストの壊れ方は、ある意味とてもいい感じだったと思う。
石川氏の受けはそれほど色っぽくはないのだが、普段の藤芝が可愛いので相殺。
仕事がらみの騙し騙されは、リーマンものという性質上、少し重く感じるのは仕方がないのだが、モノローグの少なさからか、二人の恋愛プロセスに多少の説明不足は否めない。ただ、個人的には充分楽しめる作品だった。


インターコミュニケーションCD☆3時から恋をする(1)☆



8時半からフォール・イン・ラブ
井村仁美
同人
★☆
小杉十郎太×石川英郎 井上和彦 長嶝高士 河合義雄

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3時から恋をする U
井村仁美
インターコミュニケーションズ
★★☆
小杉十郎太×石川英郎 井上和彦 小野健一 長嶝高士
前作では今ひとつはっきりしなかった藤芝のキャラが、少しずつ鮮明になってきた。ダッフルコートの件りや林の思惑にまったく気付かない鈍感さ、スキー場のホテルでの子どもみたいなはしゃぎ様、それでいて心の声は案外あざとかったりして、そのアンバランスさが妙に魅力的である。林との未遂事件も、BLではありがちな屈服加減を見せず、本気で嫌悪し、心の中で何度も何度も椿本を呼ぶあたりは、ちょっとよかったな〜。ただ、そのあとの正義の味方との絡みだが、お仕置き発言は椿本のキャラじゃない気がして、少し違和感があった。
後半の、椿本の見合いにまつわるエピソードは、これまたBLとしてはもたれ気味な感があるわりには、藤芝の心の葛藤はそれなりに共感できたし、かなり強引ではあるが、しっかりとオチもついている。
石川氏の受けは、前作より少し色っぽさを増した気がして、前回全くかみ合っていなかった小杉氏とのリズム感に歩み寄りも見えたように思う。
作品全体に、ぐいぐいと惹き込まれるような魅力はないものの、無難にまとまっている気はした。


インターコミュニケーションCD☆3時から恋をする(2)☆

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3時から恋をする V
井村仁美
インターコミュニケーションズ
★★
小杉十郎太×石川英郎 井上和彦 檜山修之 飛田展男
なんだか、あまりに唐突に作品全体のテイストが変わってしまったのはなぜ!?
特に、椿本のキャラが思い切り変わってしまっており愕然。確かに、林が絡むとそういった面を見せることはあったが、ここまでではなかったような・・・。
ただ、脇キャラは結構いい感じの登場振りであったし、最近、飛田氏に関してはオカマチックな役ばかりを耳にしていたので、こういった役はすごく嬉しい。
そして檜山氏。彼の熱血キャラはあまりに十八番、その青臭ささえ見事な填りっぷり。
今回は、大まかに3つの話から構成されており、一つ目はまたしても林の策略に藤芝が翻弄される話、二つ目は新入行員橋谷に3人が振り回される話、三つ目は林の結婚にまつわる話で、今までと違い、椿本の一人称で語られていく。
しかし、全体的に一本の大筋がなく、細かいエピソードをまとめたような感じで、私的には不満であった。コメディに路線変更しようと模索しているかのようなちぐはぐさは、あまりに不完全で全くいただけない。内容も薄く、何の盛り上がりもないまま、ばたばたと終わってしまった印象。前作までは、それほどインパクトはないものの、それなりにまとまりがあっていい感じだったのに。この中途半端加減はあまりにあまりです・・


インターコミュニケーションCD☆3時から恋をする(3)☆

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午前0時・愛の囁き
井村仁美
インターコミュニケーションズ
★★☆
小杉十郎太×岩永哲哉 井上和彦 檜山修之 
もっと寡黙で実直な人だったと思ったんだけどなあ・・・椿本。やはり路線変更だったのだろうか。Hのときも、そんなに喋らない人だったのに・・・。(笑)
主役が前回までの石川氏から岩永氏にスイッチ。藤芝はちょっと若返った?印象。で、ストーリーはといえば、どこまでも執拗な林に、またも仕事の上で大きく権力を振るわれたり、遂にはクロロホルムで眠らされ、拉致・・・と、なんだかお腹いっぱいな展開。ゆえに、特別、これといって書くことがない。
私的には、Disc2の方が悲哀がこもっていてよかった気が。林、かわいそすぎます。(涙)


新譜☆午前0時・愛の囁き(復刻盤)



職員室でナイショのロマンス
井村仁美
インターコミュニケーションズ
★★☆
森川智之×三木眞一郎 小杉十郎太 岩田光央 関智一
男も女も振り返る美貌を持った高校教師・有賀(三木)。合同文化祭開催の話し合いのため訪れた学校で、ちょっとした因縁のある柳沼(森川)と再会、彼がその学校の教師だと知る。熱心な自分とは違い、仕事に対して今ひとつ真面目とは思えない柳沼に対して疑念を抱く有賀だったが、しつこく追い回されているうちに、だんだんと気になり始める。
見目麗しい美貌はともかく、地味で固くて、あまり魅力的ではない受けキャラの有賀。私にとってのBLCDというのは、ほぼキャラ次第なところがあり、そういった意味では、作品としてどうしても印象が薄くなる。一方の柳沼だが、なんだかちゃらんぽらんな男で、これまた感情移入のしようがない、と最初は思ったのだが、結構純情且つ可愛い男で、最初の印象よりいいキャラであった。その柳沢の攻めがちょっとよかったんだよね、切羽詰っていて。でも、森川×三木なわりに萌え度が低かったのは、受けキャラに感情移入できなかったからかなあ。ストーリー的にも盛り上がりがなく、え、これで終わり?な感じだった。
ただ、脇キャラのやり取りなんかが結構面白くて、特に園田@岩田氏と廣瀬@智一くんは、真面目にやっているにもかかわらず笑える。いや、真面目にやっているからこそ笑えるのか。それはフリートークも同様で、生徒A・当時新人のフレッシュな鳥海くんに絡んでおります。


インターコミュニケーションCD☆職員室でナイショのロマンス☆