大阪市営地下鉄 第6号線。
茶色 (相互乗り入れ相手の阪急に合わせて)
| 年/月/日 | 出来事 | 営業キロ(km) |
|---|---|---|
| 1969(昭和44)/12/06 | 天神橋筋六丁目〜動物園前間 開業 6号線と阪急千里線・阪急京都本線との相互乗り入れ運転開始 1号線〜6号線の愛称決定 (6号線は「堺筋線」) 東吹田検車場 開設 | 7.0 |
| 1970(昭和45)/08/26 | 60系が「鉄道友の会ローレル賞」を受賞 | 7.0 |
| 1975(昭和50)/05/08 | 路線別ラインカラー表示開始(6号線は「茶色」) | 7.0 |
| 1979(昭和54)/03/05 | 「堺筋急行」運用開始(阪急車8連による運転) | 7.0 |
| 1993(平成05)/03/04 | 動物園前〜天下茶屋間 開業 | 8.5 |
| 2001(平成13)/03/24 | 「堺筋快速急行」運用開始(阪急車8連による運転) | 8.5 |
| 2002(平成14)/10/24 | 66系第13編成 営業運転開始(たぶん) | 8.5 |
| 2003(平成15)/11/08 | 60系第2編成廃車により、全車66系に統一。 | 8.5 |
66系(第1次〜第5次車) :
VVVFインバータ
66系(第6次〜第7次車) :
VVVFインバータ
堺筋線の冷房化率・アコモデーションの質の向上を目的として1990(平成2)年から同線に投入された車両です。第3次車までは6連で新造され、後に2両新造で追加して8連となります。
66系は新20系の堺筋線版といった感じで、GTO-VVVFインバータ制御、ステンレス製の車体、VVVFインバータのロゴ掲示(第1次車は後で掲示)など、似たような部分が幾つかあります。また、大阪市営地下鉄初のボルスタレス台車を装備した車両で、保守の簡素化が図られています。
1994(平成6)年までに8連12本が投入された時点で一旦増備は止まり、60系5編成と66系12編成という陣営のまま2002(平成14)年まで何事も無く来ましたが、2002(平成14)年10月24日、66系第13編成(第6次車)が営業運転に投入されました。第13編成から制御装置が変更され、IGBT素子を用いたVVVFインバータ制御となりました。
IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)とGTOサイリスタの違いは、スイッチング速度(応答速度)の違いです。直流から交流を作る際、インバータでは高速なスイッチングを行う事によりそれを実現しています。GTOサイリスタはSCR(一般的なサイリスタ)より応答が速いとはいえ、どうしても作り出した正弦波が歪み、その歪みが持つ周波数が変調音(磁歪音)となって電動機から外部に出ていました。IGBTはGTOサイリスタより更に応答速度が速いため、正弦波の歪みが小さくなり、歪みの持つ周波数の殆どが可聴範囲を外れてしまうため低騒音化を図る事ができるのです。また、IGBTは制御がGTOサイリスタより容易に出来、機器の小型化も可能にしました。第1次〜第5次車と第6次車のインバータ装置を比べてみると、一目瞭然です。
その後、第14、第15編成と続々投入され、2003(平成15)年11月には最終の第17編成が営業に入り、堺筋線の市交車は全て66系に統一されました。
現在では17編成・136両が在籍しています。
第6次車以降は方向幕に種別表示が追加されました。何故か「急行」幕を持っております。
阪急3300系
堺筋線との相互乗り入れ用車両として、1967(昭和42)年から投入された車両で、現在は8連と7連の編成が在籍しています。
相互乗り入れの関係で、これまでの阪急車とはサイズが変更され、車体長は100mm短く、車体幅は100mm太くなっています。
投入当初から暫くの間、電動の方向幕・種別幕は装備しておらず、手動の方向幕を装備していました。堺筋線が関係する運用ではこの手動の方向幕を使い、阪急線内のみの運用では運行標識板を用いていました。1981(昭和56)年から幕の電動化・冷房化改造が行われ、現在では全ての編成が電動幕・冷房装置を装備しています。
2003(平成15)年度からリニューアル更新が始まり、現在は既に8連1編成が更新を終え、営業に入っています。
阪急5300系
堺筋線との相互乗り入れ用冷房車両として、1972(昭和47)年から投入された車両で、現在は8連と7連の編成が在籍しています。
車体寸法は3300系と同じです。
5300系も投入当初から暫くの間、電動の方向幕・種別幕は装備しておらず、手動の方向幕を装備していました。現在ではこちらも全編成に幕の電動化改造が行われています。
阪急7300系
1982(昭和57)年から投入された車両で、現在は8連、7連、2連の編成が在籍しています。当初、屋根は現在のように白(正確にはアイボリー)塗りではなくマルーン単色の車両でしたが、何時の間にか塗られてしまいました。
第3編成(7302F)から鋼体がアルミに変更されています。
何時の間にか8連となって堺筋線にも入るようになった7324FのC#7310はVVVFインバータ試験車で、今でもそのインバータを積んだままで営業運転に入っており、試験用VVVFインバータの変調音を聞く事が出来ます。
阪急8300系(前期顔)
阪急8300系(後期顔)
阪急京都線初のGTO-VVVFインバータ制御(量産)車として1989(平成元)年から投入された車両で、現在は8連と7連の編成が在籍しています。
最終増備車の8315Fだけ、パンタグラフが京都線ではまだ数の少ないシングルアーム型となっています。
8300Fは堺筋線用の自動放送装置を積んでおらず、この編成だけ大阪市交の車掌さんの肉声でもって車内放送が行われます。