瑠璃廠

北京市街の南東部にある商店街みたいなところです。
清代の町並みを復元した界隈だそうで
骨董品の複製やら何やらを売っているお店が並んでいます。
ちょっと車の路駐が多かったのであんまりいい写真が撮れなかったのが残念なんですが
雰囲気はなかなかでした。

表通りだけじゃなくて細い路地を入った裏道にも面白い店があったりします。
ふらっと入った小さな店は陶磁器なんかを置いてたんですが
ガラス棚の下に写真らしきものがつんであったので出してみたら
教科書なんかで見たことのある孫文の写真が出てきました。
……。
どうやって作ったんだろう?

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  町並み(瑠璃廠東街)

路駐禁止という意味らしい看板がでてますが全く無視。ちょっと清朝気分がそがれますが上の方を見てればまあOKでしょうか。赤提灯が場を盛り上げてます。
表から見ると華やかなんですが横面は灰色のレンガを堅牢に積み上げるという感じが特徴なんでしょうか。
     
  店先

入り口を挟んであけられた二つの対照的な窓が面白いです。左は菱を二つ重ねたような形で、右は円を重ねたような形です。
屋根の破風と入り口の軒にある朱色地に金の玉が六角形につけられているのが非常に特徴的なんですが、なにか意味があるんでしょうか。家紋みたいなものとか、職業を表すものとか・・・。
     
  よこ壁

横から見たところです。素っ気無い倉庫みたいです。上のほうに小さーく空気穴みたいなのが開いている以外は窓もほとんどなし。今は雨樋なんかついちゃってますがそれがなければ本当に寂しいです。
いったいどんな哲学があるんでしょうか。
     
  露地の入り口

この奥のほうにも結構小さい店がたくさん並んでます。非常に生活感のあるところがまたいい感じです。
車も多いんですがチャリの路駐も多かったです。
柱や窓、露台の手摺など至るところに装飾があって、華やかさを演出してます。
     
  店先2

骨董品屋さんの店先です。外からもよく見えるようにディスプレイしてあって、中を覗き込んだらちょっと立ち寄ってみたくなるような雰囲気でした。
露地がないところは隣の家とぴったりくっつけて建ててありました。