故宮博物院

もちろん北京の紫禁城です。
その壮大さは専用ガイドブックなどで充分ご覧になれると思いますので、
ここでは細かい、というかつい見落としがちなところについてを特集します。
あまりに大きいので大抵の人は逆に見ないような・・・。

初海外でよくわからなかった上に、しかもパックツアーだったので
まっすぐに南から北を貫くコースを歩いただけでした。
つまり東西にある建物とかは全然見てない。
(しかもそれに気づいたのは日本に帰ってガイドブックを見てから)
いつかまた行こう・・・。

画像をクリックすると別ウィンドウが開いて拡大が見られます。

     
  午門

まあ、とりあえず正面玄関・入り口です。
大きすぎて細かいところを撮る気になれなかった。
いつか時間のある時に思う存分見てまわりたいところです。
     
  太和門(の中)の天井

あまりに鮮やかな朱塗りの柱にまず驚いて、それから上を見てまた驚いた、という状態。
薄暗いところでフラッシュたいたんですが、使い捨てカメラでこれだけ撮れたのだからいい方でしょう。下から肉眼で見分けるのは無理ですので写真ができて初めてわかりました。龍やら雲やらの文が見えます。とても凝った装飾と色使いです。装飾もですが梁を繋ぐ木組みがまたすごいです。
     
  太和門から太和殿前広場へ降りる階段の手摺

とりあえず正面に見える太和殿に皆注目する場所ですが、階段脇の手摺の彫刻もなかなかです。多分大理石造りでしょう。彫刻は他の殿閣を囲むものと同じでした。
     
  太和殿前広場の石畳。(煉瓦敷きでした)

今はもう、草が生えたりところどころ煉瓦がなくなっていたりします。
靴の先が映っているのでわかりますが、5×20(cm)くらいの細長い煉瓦が敷き詰められています。これが敷かれたばかりの頃を想像するとぞっとします。きっと貧血起こすでしょう。
     
  太和殿を囲む回廊と太和殿前の広場

太和殿の三段目から二段目を見下ろしたところです。左隅に半分だけ写っているのが太和門です。さらにそのちょっと右で霞んで見えるのが午門の頭ですね、きっと。
手摺の基台にいくつも排水溝があるのがわかります。結構実用的というか、そういうところも気を使わないといけないのです。(拡大画像を見るとはっきり見えます)
     
  太和殿を囲む回廊

上の写真と逆で、二段目から三段目を見上げたもの。排水溝の先は竜の頭を象っていて、口から排水を吐く仕組みになっているようです。天壇公園にも見られるものですが、こんなところまで装飾的にしてしまうのが微笑ましいです。
     
  坤寧宮

皇帝が結婚初夜に寝る部屋だ、とガイドさんが妙に力をこめて説明してくれたのが印象的でした。
朱が鮮やかです。跳ね上げ式の格子窓があります。
ガラスっていつからいれたんでしょう?

※単純に写真をデジカメで撮影してるので、左側に変な白い筋が写ってしまいました。別に心霊写真ではありません。
     
  御花園

故宮の北端にある庭園です。あずまやの瓦の並べ方なんかが他の建物と違って非常に趣のあるものだったのが面白かったです。地面を見ても石畳の並べ方が装飾的です
観光客が非常に多くて(お前もだ)撮りたいところがうまく撮れませんでした。