正陽門 |
内城の正門です。
元の大都城の南面中央にあった門を、
位置を若干南に移して名前はそのまま使用したので
明の建国当時は「麗正門」と言いました。
その後6代英宗皇帝の正統年間に「正陽門」と改称されました。
城門楼と箭楼を備えた甕城でしたが、
現在は城壁などは撤去され、城門楼と箭楼のみが残されています。
間には前門東西大街が走っていて、
かつて城壁で繋がっていた形跡は跡形もないですが、
城門楼と箭楼はきれいでした。(一応)
ちなみに今は「前門」と呼ばれてるところのことです。
ホテルが外城の真ん中あたりだったので
とことこ歩いて前門へ行ってみました。
前門大街は結構いろいろなお店が並んでいてにぎやかでした。
で、まだかなぁとてくてくしていたらいきなり箭楼が出現!
前門大街自体があんまり広くない上に車と人と店とか荷物とかが
わさわさあるので目の前に見えるまでわからなかった。
(まあ、店とか覗いたりしてたからってのもありますが)
でも箭楼だけぽつんとあるので「何かな。」って感じ。
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甕城というのは書いた字の通り「甕」のように中庭を囲む形式をした城門です。形は角を丸くした四角ですが。門は一つだけではなくて、四角のそれぞれの面に1つずつ、計4つあるのが普通のようです。 |
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