菽園雑記 |
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ここでは『元明史料筆記叢刊 菽園雑記』(陸容撰、中華書局出版)を掲載していきます。ご存知の方はあまりないかと思いますが、とても面白い書物です。とりあえず覗いてみて下さい。
別コーナー『明史』と平行してやっていくので更新は不定期です。また、未熟者がむりやり解釈したものですので多分誤りがあると思います。ご指摘いただければ検討の上改善させて頂きます。
『菽園雑記』について 明の陸容が撰した全十五巻の書物。陸容は、字を文量、号を式斎といい、太倉の出身である。明の英宗の時代、正統元年(A.D.1436)に生まれ、孝宗の弘治九年(A.D.1494)没。憲宗の成化二年(A.D.1466)の進士で、南京主事や兵部郎中などを経て浙江参政で終わった。詩才に優れ、学問にも長じた人であった。 『菽園雑記』は『四庫全書提要』によると、「明代の出来事を詳しく述べたもので、資料的価値があり、さまざまなことが簡潔に述べられている」書物である。撰者陸容の見方は一般的な知識人の枠から逸脱する部分も見られるが、それもまた陸容の広い見識によるものである。
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凡例
訳文は基本的に「MSゴシックの黒字」です。 | ||||||||||||||||||
訳者(余花さん)がつけた解説みたいなものは赤字にして区別しています。 | ||||||||||||||||||
日本語入力システム(Microsoft
IME 2000)を使用していますので、当然出せない漢字があります。当分は以下のような方法で表示いたしますのでご了承ください。
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