ネタばれ掲示板の記録・8(00.1.30〜4.19)

 (『雨、あがる』『風のピンチヒッター〜特訓中』『ララバイまたは百年の子守歌』など)
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再オープン。 投稿者:ちせ  ( 01/30 13:45:59 )
 
     私の至らなさにより消滅させてしまいました掲示板…… (_ _;
     諸事情により、URLと名前を変えての復活となりました。
 
     演劇に限らず、映画やテレビなどの感想もお待ちしてます。
 
     今度はサーバに削除されないように、気をつけますので……(爆)
 
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『雨、あがる』の近江谷さん。 投稿者:さんろ ( 01/31 01:29:10 ) 
 
       復活、おめでとうございます。
       更新がないと、消滅しちゃうこともあるんですね〜。
       舞台に限らず、ということなので、早速。
 
       ただ、今日はもう時間が遅いので、ネタばれらしいネタを…。
 
       『雨、あがる』のどこに近江谷さんは出ていらしたのでしょうっ!
       それはっ!!
       「シーン10・安宿の中」という、初めの方のシーンです。
       主人公の伊兵衛(寺尾 聡)が、宿の人たちの気持ちを盛り上げようと、
       御馳走を調達して来た、というところで、
       その御馳走を運び込む商人の1人(パンフでは、菓子屋でした)が、
       近江谷さんだったようです。
       でも、何しろうす暗い宿屋の中で、なおかつ雨傘をかぶっているので、
       誰が誰やら…。顔がはっきり見えてた人は居なかったんじゃないかなあ。
       次々に入って来て、出てっちゃいましたし…。
       でも、映画の中では大切な出演者の1人なんですよね。
       クレジットの名前を見ながら、すごいなぁ…って思いました。
 
       映画そのものの感想は、また。
 
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Re:『雨、あがる』の近江谷さん。 投稿者:ちせ ( 02/06 03:26:04 ) 
 
        『雨あがる』2/3に観てきました。
 
       > 『雨、あがる』のどこに近江谷さんは出ていらしたのでしょうっ!
       > それはっ!!
       > 「シーン10・安宿の中」という、初めの方のシーンです。
       (中略しました)
       > でも、何しろうす暗い宿屋の中で、なおかつ雨傘をかぶっているので、
       > 誰が誰やら…。顔がはっきり見えてた人は居なかったんじゃないかなあ。
       > 次々に入って来て、出てっちゃいましたし…。
 
        さんろさん、情報ありがとうございました。
        そのシーンはめちゃめちゃ集中して観てみたのですが、やはり暗いのと、
       雨傘で顔が隠れているのとで、誰が誰やら全然分かりませんでした……残念。
 
       > でも、映画の中では大切な出演者の1人なんですよね。
       > クレジットの名前を見ながら、すごいなぁ…って思いました。
 
        ですねー。
        映画でもテレビでも、好きな役者さんの名前があると、嬉しくなりますね。
        そういえば、近江谷さんと並んで、ラッパ屋の方も3人ほど、名前があり
       ましたよね。『ミステリーな夜』にも出ていらした俵木さんと宇納さんと、
       あと岡山はじめさんという方が……
 
 
        映画の感想は……うーん、ラスト部分が冗長だった気がします。
        奥さんのモノローグのあたりで終わった方が、すっきりしたラストになっ
       たんじゃないかなぁ……?
        あと、殿様役の人の演技も、私はちょっと鼻についたかも。
        それ以外の全体は、静かな人間ドラマの雰囲気がよかったと思います。
 
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『風のピンチヒッター 特訓中』1/29夜 投稿者:光介 ( 02/04 09:01:57 )
 
      29日夜の観劇。
     5分遅れで前作のダイジェスト版が始まった。
     どこかの感想にスピード感あふれてテンポがいいのでこちらの
     方がよかったとか書いてあったけど、やはり本編でのじっくり
     見させてくれるのが良かったと思う。
     ダイジェストの印象はというと風を感じさせてくれました。
 
     さて本編。
 
     登場人物
 
     近藤イサム(酒屋の主人/星上学園新監督)
     近藤リョウコ(酒屋の女房/元三高の野球部マネージャー)
     バース(近藤家の犬)…注 1人2役の人が演じます
     岩崎ウメコ(岩崎家の女主人)
     岩崎ヒロミ(岩崎家の娘/星上学園の新エース)
     福沢ユウ (岩崎家のメイド)
     徳川ケイコ (徳川家の女主人)
     岩倉トモミ/岩倉キュウドウ(徳川家の執事/星上学園の元エース)
     木戸タカヨシ(星上学園野球部員)
     江藤シンペイ(星上学園野球部員)
     板垣タイスケ(星上学園野球部員)
     大久保トシミチ(星上学園野球部員)
     榎本タケアキ(星上学園野球部員)
     山県アリトモ(星上学園野球部員)
     三条サネミ(星上学園野球部マネージャー)
     井上カオル(星上学園野球部新マネージャー)
 
     誰がやっているかは伏せておこう(笑)
 
     しかし、ここからは実名。
     印象に残ったのは岸本さん。女の子ながらフォームがいい、さわやかな
     セーラー服姿がちょっと眩しい。甲子園に行きたい、野球をしたいって
     思いが伝わってきてよかった。それに『エイト!』から一段と成長したって感じ。
     一番は佐久間さん。あの弾け具合、
     とってもとってもとってもとってもぉ〜〜♪いいぞぉ〜!!!
     これは見てのお楽しみ。絵にもかけない楽しさってこのこと?
     音楽関係はスピッツのものが使われていましたね。
     もう芝居にのめり込んで見てましたので他はわかりません(笑)
      盛り上がりの瞬間はまさに球場にいるような錯覚に陥るほど、素敵な舞台
     でした。ダッシュの舞台観劇はもう1回じゃすまないなぁ〜。
 
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Re:『風のピンチヒッター 特訓中』の上瀧さん。
          投稿者:さみ ( 02/16 13:02:19 )
 
     私は、2/11,13,14と見てきました。
     オープニングから、視覚的に鳥肌です。
 
     照明もね、すっごいいいですね〜。
     ポイントとなるところで青から白の照明に切り替わり、白い光に照らされた
  上瀧さんの姿とか、
     むっちゃ映像的に綺麗なんですよ。(ここはダイジェスト版の終わりです)
 
     狭い舞台が広いグラウンドのように見える大塚さんの 演出には、またまた
   うならされました〜。
     私も、あのかっこいい群唱たまりません!!
 
     私が今まで見てきたダッシュの中で、いちばん「やかましい演劇」だったかも。
 
     そして、私の大好きな大好きな上瀧さん、
     ピッチングフォームや、バッティングフォーム、かっこよすぎ!!
     後半、イタガキにノックしてる姿は、しびれました。これからご覧になる方、
     是非、注目を!!
 
     ずーーーーーっと出ずっぱりで、一番運動量が多いし、場面展開も素早く、
   ものすごい段取りなのに、それでも終始、一つの役を全うされて完全燃焼。
     また、台詞の無いとき、人を見つめる表情(優しい眼差し、こぼれそうな笑顔、
   悔しい表情などなど)、立ってるだけでも気持ちが届く。
 
     私が印象深く残ったのは、上瀧さんと岸本さんのシーンで、
     上瀧さんがグラウンドへ来て、その後に岸本さんがやってきて、
     キャッチボールをするシーンです。
     私も高校は部活動していたので、ちょっと自分と重ならせてみたりする
     こともあって、こういうコーチがいたらいいなぁとその近藤を見ていました。
     近藤という人物の温かさを見事、上瀧さんが出していたシーンに感じました。
 
     ダイジェスト版の時、サカモト監督が選手交代を告げた辺で
     「私が心の監督や」と言ったときの、上瀧さんの表情はとてもすばらしかったです。
     汗が涙に見えました。
     サカモト監督がキタカゼに言うところで、キタカゼを見てる目がっ。
     そのとき、上瀧さんはセリフはないのですが、言葉の言い表しようの
     ない 優しさあふれる顔でキタカゼを見てるんです。
 
     そして、ヒロミちゃんがお母さんに
     そしてひろみがお母さんに甲子園へ行きたい!って言った時、
     上瀧さんは、ステージの中央奥にいたと思うんですが、
     その時の親子を見る眼差しや、決勝戦で岩倉に代えてピッチャー交代って告げて
   ひろみを送り出す時の表情、
     試合の時、協議を終えてみんなの所へ戻っていく時などなど、
 
     上瀧さん、ほんと、セリフの無いときの表情とっても見応えがありました。
     味があるんですよね。最高です!!
 
     そして、母親が最初は、息子の死から野球を避けていたけれど、最後は娘を理解し、
     こそっと学ランを着てグラウンドへ現れたとき、すごく救われました。
     それで、あの一声は、来るとは思わなかったので、感動しました。
 
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『風のピンチヒッター〜特訓中』簡単な感想。
           投稿者:ちせ  ( 02/17 03:47:57 ) 
 
        とりあえず、簡単に感想を書いてみます。レスはまた後ほど……
 
        指定席最前列(実質は4列目)のほぼセンター席で観ました。
        本来はもう2席分左サイド寄りでしたが、開演直前になっても右隣の2席に
       人が来なかったために、その分だけ私の所から詰めることになったんです。
        キャラメルだったら、きっと加藤さんが「この2席の人は一体……?」とか
       言いそうなところですね(笑)
 
        ダイジェスト版。ハイスピードでしたねー。
        始まりの群唱からしてパワフルで、油断すると置いていかれそうな。
        でもところどころで、短いながらもじっくり見せてくれるシーンがあって、
       ダイジェストだけでもひとつの感動が味わえました。
 
        さて本編。
        1時間40分ほどの長さのためなのか、途中何度か話が雑に、または話の進み
       方が速いように感じる時がありました。
        ……もうちょっと、他の星上ナインの一人一人を掘り下げる余裕があったら、
       良かったかも。
 
        岸本さん、可愛かったですね。
        男だとか女だとか関係ない、ひとりの人間としての「可愛らしさ」「一途さ」
       がありました。
        兄のことも、彼女は何も気負ってないんですよね。きっと彼女にとっては、
       「自分が代わりに夢を叶える」対象ではなく、「一緒に夢を叶える」相手なん
       だろうなという感じがしました。
 
        佐久間さんの七変化(笑)はすごかったですね〜。
        岡部さんのお母さんも……(爆笑)
        このお二人は、いつもこちらの意表をついてくださいますね。
 
        個人的には、総合点だと『エイト!』の方が良いんですけど、これはこれで
       良かったと思います。
        あの劇場の大きさでは支えきれないほどの勢いと、わくわくする気持ちと、
       変わらない爽快感を間近に感じさせてもらいました。
 
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『風のピンチヒッター 特訓中』感想です。 投稿者:さんろ ( 03/04 18:36:44 )
 
     光介さんのツリーでいいのかな?
     遅くなりましたが、『風のピンチヒッター〜特訓中〜』の感想を…。
 
     観に行ったのは2月19日ですから、もう、2週間経っちゃったんですね。
     風の寒い日だったけど、OMSの中はむっちゃんこ熱かった…。
     なんと、指定席最前列のど真ん中の席で観させていただきました。
     やっぱ、観やすい席で観るのっていいですね…。(当たり前だって)
 
     いきなり始まったダイジェスト版。
     実は、これで既にウルウル状態に連れ込まれてしまいました。
     私って、そんなに涙腺弱くないと思うんですが…。
     運動部体験もないに等しいし、私のどのツボに入ったのか…。
     ギャグもボケも、感動も、助走なしのクライマックスで、
     ただ、ただ、登場人物の「想い」がビシビシ飛んでて、
     それにやられちゃったって感じですね。
 
     で、
     「ダイジェストでこんなになっちゃって、本編で冷めちゃったらどうしよう」
     などと、莫迦な心配をしてしまったりして。
 
     本編。
     杞憂でした。クライマックスの岩崎お母様の「つっづけろ!」で、
     涙がど〜〜、でした。
     書いてて今でもグッとこみ上げて来てしまいます。
     基本的にスポーツものには弱いんですけどね。
     ストーリー展開に凝ったひねりがあるわけではないのですが、
     (飛び道具はありますね…コギャルは凄かった…)
     登場人物の愛らしさに、どんどん引き込まれて行きました。
 
     みんな、ほんとに可愛らしい人物なんですよね。
     ひろみや近藤監督はもちろん、榎本さんも、木戸君も、岩崎梅子さまも!
     他の人もみーんな、抱きしめたくなっちゃいました。
 
     印象に残ったシーンはいくつもあるのですが、
     ひとつ挙げるとすれば、ひろみとお兄ちゃんの記憶のシーンでしょうか。
     3人のお兄ちゃんがひろみを囲んで、
     お兄ちゃんのセリフは、佐久間さんが(榎本さんが)しゃべる。
     敢えて、お兄ちゃんのイメージをひとつに固めないで、
     そして、ひろみとお兄ちゃんの関係が伝わって来るような、
     いい演出だなあ、と思いました。
 
     部分的に繋がりがわかりにくいところはあるんですけど、
     登場人物の気持ちの流れが、くっきり見えているので、
     私はそれほど気になりませんでした。
 
     これから、ダッシュは見逃せないなあって、
     わくわくするものを感じました。
     魅力をもった役者さんがたくさんいますから。
     どう進化して行くのだろう・・・・・。
 
     [長くなっちゃった感想を読んでくださって、ありがとうです。]
 
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ララバイまたは百年の子守唄〜ハッシャ・バイより〜
             投稿者:MG5_99 ( 02/26 01:35:16 )
 
     2月24日木曜日。僕の最初のミレニアム演劇観賞でした。
     思えば、このチケットの電話予約をしたのは、東京のホテルでした。
 
     スクリーンを使って、時間を刻みながら芝居は進んでいきます。
     僕は、映画でもこういう時間表示型のものが結構好きなんです。
     芝居は劇中劇を含んでいて、現実の稽古場と、劇中劇のシーンに分かれます。
     「現実」と「夢」そして「虚構」
     これらのものがときには離反しながら、ときには融合しながら、進みます。
 
     劇中劇として取り扱われるのが、かつて第三舞台が上演した「ハッシャ・バイ」です。
     僕は池袋のサンシャイン劇場でこの芝居を観ました。
     今回の舞台で、いろいろなことを思い出しましたが、
     この当時の公演でいちばん印象に残っていたのは、舞台上でやきそばを焼いたことです。
     あのソースの香ばしい匂いが、劇場中に広がりました。
     今回の舞台では、さすがにそのシーンはありませんでした。
 
     メインの4人の芝居は、可もなく不可もなくというところですが、
     石田ゆり子さんにもう少し声量があればなあ、と思ったりしました。
     僕が気に入ったのは、「ものがたり降る夜」にも出演していた旗島伸子さんです。
     長野里美さんに似た感じの人ですが、まだ、長野さんの域には達していません。これから
   の人です。
 
     作り笑いを憶えた日、その日は自分のことが嫌いになった日。
     その日を境に、主人公は「虚構」へ逃げ込んだのです。
     「虚構」の中で作り上げた人物を、さも「現実」に存在しているかのように錯覚してしまい、
     また、その人物に憧れもしました。
     いわば、二重人格の一歩手前というところでしょうか。
 
     「目覚めよう、眠り続けよう」
     いちばん印象に残ったセリフです。
     前後関係があるので、これだけではなんのことかわからないのですが、耳に残るセリフです。
 
     平易な言葉しか使っていないのに、やっている内容はかなり濃いという、
     いつもながらの鴻上節でした。
 
     鴻上尚史、次なる出し物は「プロパガンダ・デイドリーム」。
     加納幸和、大高洋夫、筒井真理子らの出演。
     鴻上ネットワークVol.2です。絶対、観に行きます。
 
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Re:ララバイまたは百年の子守唄〜ハッシャ・バイより〜
              投稿者:ちせ   ( 04/19 03:58:04 ) 
 
        MG5_99さん、こんにちは。
        せっかく書いてくださったのに、レスがなかなかできなくてすみませんでした。
        ……と言いましても、感想自体はページに書いているので、あまり書くことが
       多くはないのですけど (^^;
 
       > この当時の公演でいちばん印象に残っていたのは、舞台上でやきそばを焼いたことです。
       > あのソースの香ばしい匂いが、劇場中に広がりました。
       >
        やきそば!? ……そんなもの焼いてたんですか〜。
        いったいどんなシーンで……
 
       > メインの4人の芝居は、可もなく不可もなくというところですが、
       > 石田ゆり子さんにもう少し声量があればなあ、と思ったりしました。
 
        そうですね。
        声も含め、存在感自体が、ちょっと弱い感じがしてしまいました。
        まぁ、周りが相当に濃かったですけどね(笑)
 
       > 僕が気に入ったのは、「ものがたり降る夜」にも出演していた旗島伸子さんです。
       > 長野里美さんに似た感じの人ですが、まだ、長野さんの域には達していません。これから
       >の人です。
       >
        私も結構注目して観てました。これからの伸びが楽しみですよね。
 
       > 鴻上尚史、次なる出し物は「プロパガンダ・デイドリーム」。
       > 加納幸和、大高洋夫、筒井真理子らの出演。
       > 鴻上ネットワークVol.2です。絶対、観に行きます。
 
        チケットは取れました?
        あんまり売れ行きがいい感じがしないので、多分大丈夫だったと思うのですが。
        (日によりますけどね。千秋楽は売り切れちゃったようですし)
 

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