ネタばれ掲示板の記録・30(02.5.5〜5.13)

(キャラメルボックス『四月になれば彼女は』(再演) 加藤健一事務所『煙が目にしみる』)
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『四月になれば彼女は』(再演)キャストと神戸初日
           投稿者:ちせ <HOME>  ( 02/05/05 04:35:45 )
 
      ちせです。
      ……初演をご覧になった方はだいたい予想がついていると思いますが、
     今回のキャストです。
      
         のぞみ:前田綾
         あきら:岡内美喜子
         耕平:細見大輔
         麻子:大森美紀子
         結子:中村恵子
         堀口:首藤健祐
         健太郎:藤岡宏美
         カンナ:岡田さつき
         上田部長:西川浩幸
         馬場:工藤順矢(TEAM 発砲・B・ZIN)
         西条:三浦剛
      
      公演前から言われていましたが、台本がかなり改訂されてます。初演
     で好評だった(と思われる)シーンがすっぱり無くなって、違うものに
     なっていたりもします。
      全体的に「説明」が増え、勢いだけの押し切りは少なくなった……と
     いう感じでしょうか? そのせいか登場人物のキャラクターにも多かれ
     少なかれ変化が。特にそう思ったのは麻子さん。初演よりずいぶん人間
     くさくなってた感じが。
      9年も経てば、確かに書いた側としては変えたい部分がいろいろ出て
     くるんだろうなーと想像はできます。観る側も、全てに納得いったとは
     言えない人もいるだろうし。
      でも私個人は初演の方が好きです。初演と今回とは、ほぼ完全に別物
     だと思うんですけどね。
      
      音楽は……印象に残っているのはオープニング兼エンディングぐらい。
     あとは静かな曲が多かったからか、ほとんど覚えていません。サントラ
     CDはとりあえず予約してきたんですが。
      
      前説は事前の予告通り、成井さん。+グッズ宣伝のお手伝いに新人の
     石原さん(確か)、加えていつものように(?)突然駆けつけたらしい
     上川さん。なんかいろんな意味で新鮮で面白かったです(笑)
      あと、終演後。グッズ売場に新人さんや二年目ぐらいまでの方がいる
     のは最近では珍しくなくなってると思いますが、今日は途中から汗だく
     になった西川さんが……当然大騒ぎでした。私もそんな光景は初めてで
     したから、びっくりです。あまりに人が群がっていたので、近寄らずに
     離れて拝見しているだけでしたが(え、勿体無かった? (^^;)……でも
     毎ステージどなたかがこういうことをするんでしょうか? だとしたら
     ちょっと大変かも。
 
 
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『四月になれば彼女は』(再演)神戸初日の次の日
               投稿者:はらだ ( 02/05/06 16:01:01 )
 
     こんにちはー。昨日みてきました。
     で。
      
     >  でも私個人は初演の方が好きです。初演と今回とは、ほぼ完全に別物
     > だと思うんですけどね。
     私も違う話になっちゃってるなーと思い、初演の話の方が好きだなと思ったんですが。
     初演で、手紙がたくさん出てきましたよね?
     あれって、何でこの人が読むの?みたいなところもあったんですが、
     健太郎が読むお母さんからの手紙、あれはわりと好きだったんで、
     残して欲しかったなあ。
     あと、耕平君が、正確なセリフは思い出せないんですが
     「読めばいいのに」「僕はあきらくんに知られて困ることは何もないから」
     って言うのが好きだったんで、ていうかあれがないと、
     何ていうか…あれ告白に近いですよね?
     このシーンがないといまいち耕平君が男として勝負し切れてないというか、
     最後のシーンであきらくんが「一緒に行こうね」っていうのは、
     耕平君の気持ちに対しての答えみたいなものだと思うんだけれど、
     今回の場合、まだ一応認められた程度で、耕平君の気持ちが報われるのは
     まだまだ先のような…。そういう、恋愛色が薄れて家族の話になってるなと思いました。
     個人的には結子伯母さんの気持ちがしっかり描かれてて良かった気がするけど。
     クライマックスのシーンは子供らはその場からいなくなっちゃうだけで、
     最後にいきなり和解となるから変な感じがするんです。
     基本的に、この話って結構人が走り去ってくシーンが多いですよね。
     あのシーンにまでそうしちゃうとなあ…。
      
     >  音楽は……印象に残っているのはオープニング兼エンディングぐらい。
     > あとは静かな曲が多かったからか、ほとんど覚えていません。サントラ
     > CDはとりあえず予約してきたんですが。
     私もCD予約はしましたが、比較するなら『アンフォゲッタブル』の方が良かったかなあと。
     新作よりも再演の方が音楽が合ってないと感じるというのも変な感じですが。
     個人的には最初や最後の曲自体は好きだけど、
     そこから繋がってるダンスシーンは好きじゃなかったな。
     初演と無意識に比較してるせいかもしれないけど、長すぎるような気が。
     振りも、ありきたりでかっこよさがない(うまい人下手な人とかのせいじゃないと思う)。
     川崎先生手を抜いてない?と正直問いたくなるような。
      
     前説に登場しました成井さん、加藤さんのようなやることばんばんやっちゃうという
     ところには欠けますが、人を楽しませようという感じが出ていて良かったと思います。
     加藤さんだと製作の人だから宣伝とか注意がメインですからね。
     というか本当は前説はそれでいいんですけど。成井さんの話の仕方は好きでした。
     売り子には三浦さんと細見さん…だったかな。
     細見さんは「僕に仕事を下さいー」とか言いながら売ってました。売れたのかなあ。
     私は先に買う方なので、遠巻きに見ながら劇場を後にしたんですけどね。
 
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Re:『四月になれば彼女は』(再演)神戸初日の次の日
            投稿者:ちせ <HOME>  ( 02/05/13 02:53:52 )
 
      はらださん、ご感想ありがとうございます。
      
     > 初演で、手紙がたくさん出てきましたよね?
     > あれって、何でこの人が読むの?みたいなところもあったんですが、
     > 健太郎が読むお母さんからの手紙、あれはわりと好きだったんで、
     > 残して欲しかったなあ。
      
      初演の手紙は5通でした(先日初演のビデオを観たので多分正確です)
      今回はのぞみの手紙だけでしたね。しかも読まれる場面も違ってるし、
     そもそも初演では「書いたけど出さなかった」という風だったんですが。
      健太郎への手紙も好きですが、初演で麻子さんが読んでいた結子さん
     からの手紙も個人的には気に入ってます。
      
     > クライマックスのシーンは子供らはその場からいなくなっちゃうだけで、
     > 最後にいきなり和解となるから変な感じがするんです。
     > 基本的に、この話って結構人が走り去ってくシーンが多いですよね。
     > あのシーンにまでそうしちゃうとなあ…。
     >
      和解の決め手となるシーンは無かったですね。
      「現実」にはそうそう「はっきりしたきっかけ」なんてのは逆に無い
     かも知れませんけど、ドラマとしてはある程度分かりやすい「きっかけ」
     が無いと観ていて消化不良になるというか……うーん。
      
     > 個人的には最初や最後の曲自体は好きだけど、
     > そこから繋がってるダンスシーンは好きじゃなかったな。
     > 初演と無意識に比較してるせいかもしれないけど、長すぎるような気が。
     > 振りも、ありきたりでかっこよさがない(うまい人下手な人とかのせいじゃないと思う)。
     > 川崎先生手を抜いてない?と正直問いたくなるような。
     >
      ダンスシーンは私も気になりました。
      正確にはどうだか知りませんが、一見して「他の作品の時に観たこと
     がある」と思ってしまう振りがほとんどだったような気がします。
      
     > 前説に登場しました成井さん、加藤さんのようなやることばんばんやっちゃうという
     > ところには欠けますが、人を楽しませようという感じが出ていて良かったと思います。
     > 加藤さんだと製作の人だから宣伝とか注意がメインですからね。
     > というか本当は前説はそれでいいんですけど。成井さんの話の仕方は好きでした。
      
      いい意味で一生懸命だったと感じられました。変な言い方かも知れま
     せんが、下手に場慣れしていないところが良かったのかも。
      初日はちょっと出だしがスムーズでなかったりもしたので、上川さん
     に「君が来てくれて助かった」とおっしゃってました(笑)
 
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Re:『四月になれば彼女は』(再演)5/11マチネ
                投稿者:さんろ ( 02/05/12 00:33:49 )
 
     やっと、読めるし書ける〜。(^^)
      
     う〜ん、なるほど…(芝居を観る前に)予想してた以上に辛口ですな〜。
     ちせさんのと、はらださんのと、混ぜ混ぜでレスさせていただくのを、お許しください。
      
     > 公演前から言われていましたが、台本がかなり改訂されてます。初演
     > で好評だった(と思われる)シーンがすっぱり無くなって、違うものに
     > なっていたりもします。
      
     例えば、あきらの「まっしろぉ!!」ってシーンとか?
     私は初演では、あのシーンが一番ドーンと来ましたから。。。
      
     この作品は、9年前に初めて名古屋にキャラメルが来てくれて、初めて観た作品だったので、
     私にとっては、記念碑的な、ある意味神聖な作品だったんですよね。
     初演の衝撃があまりに強くて、ビデオさえ見返していませんでした。
     だから具体的なことって、それほどはっきり覚えてなくて、
     セリフだと「まっしろ!」と、「お帰りなさいお母さん」ぐらいしか覚えてない状態でした…。
      
     最初の方で、あきらが耕平君に触れて、「え、そうなの?」みたいなことを言いますよね。
     あの時にもう、あきらは耕平君の気持ちを知ってしまったんですよね?
     (私にはそう感じられました。)
     あれ〜早いんじゃないの?って、思ったんですけど、もうそこからすでに、別のお話になって
  たんですね。
     確か初演では、あきらはなかなか耕平の気持ちに気がつかなかったんじゃありませんでしたか?
     そのせいか、もっと幼い印象でもありました。
      
     結局50%くらい、書き直されていたのかな?
     特に、ちせさんも言ってるように、麻子さんがずいぶん違いましたね。
     全体的に、どの人物も、初演よりもウェットに描かれていたように感じました。
     そういうところが、私にはよかったです。
     初演と別物になってくれてたのも。
     なんたって、初演に思い入れがあり過ぎるので、あのイメージをいじるような作品にだけは
  して欲しくなかったので…。
      
     >>  でも私個人は初演の方が好きです。初演と今回とは、ほぼ完全に別物
     >> だと思うんですけどね。
     > 私も違う話になっちゃってるなーと思い、初演の話の方が好きだなと思ったんですが。
      
     私は、全く別の芝居として、今回のも好きでした。
     冷静に考えると、今回の方が深いところで気に入ったかも。
     初演はそう言う範疇(比較する対象)にない、と言うことかもしれないですね〜。
     なんつーか、神棚の上に奉ってるような…。(ちょっと誇大表現)
      
     麻子さんが違うなぁって感じたのは、初演と同じ大森さんが演じていたからかもしれないです。
     のぞみ、あきら、耕平の3人は、綾さん、岡内さん、細見さんの新しいキャラクターとして
  観ることができて、坂口さんや町田さん、上川さんと比べる気にはなりませんでした。
     自分でも、その点を心配してたんで、ホッとしました〜。
      
     > あと、耕平君が、正確なセリフは思い出せないんですが
     > 「読めばいいのに」「僕はあきらくんに知られて困ることは何もないから」
     > って言うのが好きだったんで、ていうかあれがないと、
     > 何ていうか…あれ告白に近いですよね?
     > このシーンがないといまいち耕平君が男として勝負し切れてないというか、
      
     あぁ…そういうセリフありましたね〜。
     初演の耕平君は、カッコよかったですよね。あの上川さんが一番好きかも。
     やっぱりどんな役をやっても、上川さんは「オトコマエ」になっちゃうのかな。
     そのせいとは言えませんが、初演って、はらださんも言ってるように、恋愛色がもっと
  強かったですね。
     それって、この物語にとっては、マイナスなんじゃないかなぁって思ってたんです。
     あきらくんと耕平君のストーリーが、印象に残り過ぎちゃって、肝心の親子の部分が薄く
  なってたような。
     あくまで私の印象ですけど。
      
     でも、今回の耕平君もがんばってたと思いますよー。
     耕平君がとうとうあきらくんを叱る場面が、とってもよかったです。
     あぁ、耕平君って心からあきらのことを想っているんだなぁ…って、その想いがジンジン
  響いて来ました。
      
     > 個人的には結子伯母さんの気持ちがしっかり描かれてて良かった気がするけど。
      
     恵子さん、とてもよかったですねぇ。
     なんか健気な感じで、どうしてこの人に子どもがいないのぉ〜って、切なくなっちゃいました。
     多分、麻子よりも結子の方が、母性本能は強い人なんだろうなぁ…。
      
     > クライマックスのシーンは子供らはその場からいなくなっちゃうだけで、
     > 最後にいきなり和解となるから変な感じがするんです。
      
     そこは、私もちょっと物足りなかったです。
     あそこまでに、それぞれの想いは出尽くしていたとは思いますが、せめて一言だけでもいい
  から、あきらにもうひと芝居させて、立ち去らせて欲しかったですね。
      
     >>  音楽は……印象に残っているのはオープニング兼エンディングぐらい。
     >> あとは静かな曲が多かったからか、ほとんど覚えていません。サントラ
     >> CDはとりあえず予約してきたんですが。
     > 私もCD予約はしましたが、比較するなら『アンフォゲッタブル』の方が良かったかなあと。
     > 新作よりも再演の方が音楽が合ってないと感じるというのも変な感じですが。
      
     音楽…オープニングの曲はいいなぁって思いましたけど、あとはあんまりかかってなかった
  ような。
     かかってても、レベルが低くて聴こえなかったところもありました。
     最後の曲は、合っていたと思いますけど、こちらの感性を上回ってくれるほどじゃなかった
  かな。
     予約はしませんでしたけど、多分買うと思います。(^^;;
      
     > そこから繋がってるダンスシーンは好きじゃなかったな。
     > 初演と無意識に比較してるせいかもしれないけど、長すぎるような気が。
     > 振りも、ありきたりでかっこよさがない(うまい人下手な人とかのせいじゃないと思う)。
      
     初演と同じなのかな〜って、思って観てました。前に観たことある気がしたので…。
     あれれ…?
      
     > 前説に登場しました成井さん、加藤さんのようなやることばんばんやっちゃうという
     > ところには欠けますが、人を楽しませようという感じが出ていて良かったと思います。
      
     意外と楽しませて下さいましたね〜。
     でも、まだ慣れてらっしゃらないそうです…。
     でも、「高いッ!」とか「ハイッ!」って言われる度に、叱られてるような気分になったの
  は私だけでしょうか?
      
     > 売り子には三浦さんと細見さん…だったかな。
      
     あ、同じ顔ぶれでした〜。アンケート書いてるうちにお出ましになったみたいで、気がつい
  た時には人だかり。
     細見さんは、あれだけ動いたあと(それもまさに捨て身で)なのに、大変だなぁ〜。
     どうして、「四月〜」のチケットって、そんなに売れてないんでしょうね?
      
     ところで「トーク&フォトブック」買いましたか?
     「お好きなサインを選んで下さい」なんて、言われても…そんなこと、申し訳なくってでき
  ないよ〜。
     とか思いつつ、好きな女優さん2人のサインのを買いました。。。
 
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Re:『四月になれば彼女は』(再演)5/11マチネ
            投稿者:ちせ <HOME>  ( 02/05/13 02:54:39 )
 
      さんろさん、ご感想ありがとうございます。
      
     > 例えば、あきらの「まっしろぉ!!」ってシーンとか?
     > 私は初演では、あのシーンが一番ドーンと来ましたから。。。
     >
      変わっているところはたくさんありますが、私が特に思うのは(その
     シーンも含めて)あきらの能力の解釈と、麻子さんの人物造型ですね。
      
     > 最初の方で、あきらが耕平君に触れて、「え、そうなの?」みたいなことを言いますよね。
     > あの時にもう、あきらは耕平君の気持ちを知ってしまったんですよね?
     > (私にはそう感じられました。)
     > あれ〜早いんじゃないの?って、思ったんですけど、もうそこからすでに、別のお話になっ
  てたんですね。
     > 確か初演では、あきらはなかなか耕平の気持ちに気がつかなかったんじゃありませんでし
  たか?
     > そのせいか、もっと幼い印象でもありました。
     >
      えーと、あのシーンは台詞自体は初演・再演で変化は無いですね。
      演じる上で違いがあったかどうかまでは覚えてないんですが。
      ……うーん、あきらはどこで耕平くんの気持ちに気づくのでしょうか。
     何故かそれは考えたこと無かったです。……というか、物語が始まった
     時点ではとっくに分かっているものと思っていました。観る前に写真集
     のあらすじを読んでいたからかも知れません (^^;
      
      
     > 私は、全く別の芝居として、今回のも好きでした。
     > 冷静に考えると、今回の方が深いところで気に入ったかも。
     > 初演はそう言う範疇(比較する対象)にない、と言うことかもしれないですね〜。
     > なんつーか、神棚の上に奉ってるような…。(ちょっと誇大表現)
     >
      なんとなく、ニュアンスは分かる気がします。
      そういう意味では、ビデオのみで観ている私の思い入れは中途半端で
     あるかも知れません。私にとっての「比べようの無い作品」ってなんだ
     ろう……『風を継ぐ者』もいくらかは初演・再演を比べてしまうし。
      
     > そのせいとは言えませんが、初演って、はらださんも言ってるように、恋愛色がもっと
   強かったですね。
     > それって、この物語にとっては、マイナスなんじゃないかなぁって思ってたんです。
     > あきらくんと耕平君のストーリーが、印象に残り過ぎちゃって、肝心の親子の部分が薄く
   なってたような。
     > あくまで私の印象ですけど。
     >
      「家族の物語」として徹底させるなら、恋愛的エピソードはあんまり
     前面に出ない方がいいですね。……とは言え、個人的には初演のあきら
     と耕平くんのやり取りで好きな部分が多かったので、なんとも(苦笑)
      
      
     >> 個人的には結子伯母さんの気持ちがしっかり描かれてて良かった気がするけど。
     > 恵子さん、とてもよかったですねぇ。
     > なんか健気な感じで、どうしてこの人に子どもがいないのぉ〜って、切なくなっちゃい
   ました。
     > 多分、麻子よりも結子の方が、母性本能は強い人なんだろうなぁ…。
     >
      今回、麻子さんも結子さんも初演より「人間的弱さ」が出ていた感じ
     ですね。初演は「母親としての想い」そのものが色濃く感じられました
     が、今回は「子供を想うが故の不安」がそれぞれに語られていたと言い
     ましょうか……
      
     >> そこから繋がってるダンスシーンは好きじゃなかったな。
     >> 初演と無意識に比較してるせいかもしれないけど、長すぎるような気が。
     >> 振りも、ありきたりでかっこよさがない(うまい人下手な人とかのせいじゃないと思う)。
     > 初演と同じなのかな〜って、思って観てました。前に観たことある気がしたので…。
     > あれれ…?
     >
      初演と同じ、ではなかったはずです。人数も違いましたし。
      ただ、「前に観たことある気がする」のは事実だと思います。はらだ
     さんへのレスでも書きましたが、「前に使ったんじゃないかな」と思え
     る振りがかなり多かったので。
      
     > 意外と楽しませて下さいましたね〜。
     > でも、まだ慣れてらっしゃらないそうです…。
     > でも、「高いッ!」とか「ハイッ!」って言われる度に、叱られてるような気分になった
   のは私だけでしょうか?
     >
      私はそうでもなかったです(笑)<叱られてるような
      初日だったせいもあるかも知れませんけど、逆に、そういう発言も素
     で言っているように聞こえて、楽しんでました。
      
     > ところで「トーク&フォトブック」買いましたか?
     > 「お好きなサインを選んで下さい」なんて、言われても…そんなこと、申し訳なくって
   できないよ〜。
     > とか思いつつ、好きな女優さん2人のサインのを買いました。。。
      
      劇場では買いませんでした。というか、元々買う気はなかったので。
     (後日、オンラインで別のグッズを頼む際に、ついでにという気持ちで
     結局は注文しましたが(←こらこら))
      サインを選ぶのは私も苦手ですね……特定に好きな方がいるわけでは
     ないので。どうしても選ぶとすれば、無難路線(?)で西川さんあたり
     にしそうですが (^^;
 
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今頃「煙が目にしみる」(4/18 名古屋)
                投稿者:さんろ ( 02/05/09 00:14:05 )
 
     えーと、かなり日にちが経ってしまったんですが、思い出しながら書いてみます。
      
     カトケン事務所は、それほどたくさん観ているわけではないんですが、
     今のところ、ハズレだなぁって思うような公演はないんですよね。
     今回も、その例に漏れず、満足して劇場をあとにしました。観後感のいい舞台でした。
     ベテラン中心の、しっかりしたお芝居で、安心して楽しめました。
     笑いもやり過ぎることがなくて、泣かせどころとのバランスもいいし…。
      
     でも、なんて言うのかなぁ…とってもほどよい芝居っていうんでしょうか。
     一緒に行った同僚は、家族モノに弱いと言うこともあって、ボロ泣きだったようですが、
     私はうるっと来る場面はいくつかありましたが、
     その前から「あ、来るかな」って感じがあって、
     それは決して、いやらしい感じじゃなくて、とても自然な感じで来るんですけど、
     ハッとするって感じではないんですよね。
     それが、カトケン事務所の味なのかもしれないですけど。
      
     とは言っても、ビデオに残った死んだ奥さんの影像のくだりは、
     ちょっとやられちゃったかな〜。
     5年前に死んじゃった父親のことや、その時の葬儀一式のことをいろいろ思い出しちゃって、
     「こんなふうに飄々と喪の儀式を眺めていてくれてたら、ほんとにいいんだけどな。。。」
     なんて、考えてしまいました。
      
     お目当てその1のおっかーさんは、出番が遅かったので、
     ちょっと物足りなかった観もありましたが、
     最近のキャラメルでは観ないような、ふつーの爽やか好青年で、ちょっと新鮮でした。
     カトケン事務所の舞台に、しっくり馴染んでたのが、意外だったりして…(失礼かな?)
      
     お目当てその2の有馬さんは、故人と一番遠いつながりと言う、
     バランスの難しそうな役どころを、けっこう美味しく演じてて、
     ますます好みの役者さんになりました〜。
     どっか人の良さが表れちゃったり、ガツガツしたところのなさそーなところが、いいです。
      
     最後におばあちゃんのカトケンさん。
     やり過ぎのお婆ちゃんになるんじゃないかと、ちょっと覚悟したんですけど、杞憂でした。
     絶妙な寸止めで、嫌みにならない縁起はさすがですね。
     かるーく演じてるみたいに見えるのが、またスゴイのかも。
     前に観た「ラン・フォー・ユア・ワイフ」の時よりも抑え目で、
     このくらいの方がいいかな〜。
 


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