ネタばれ掲示板の記録・28(01.11.14〜19)

(キャラメルボックス『ブリザード・ミュージック』再々演)
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「ブリザード・ミュージック」(11/11マチネ)
                投稿者:さんろ ( 11/14 00:32:18 )
 
     GREENチームの方を観ました。
     ずいぶん早く着いたので、ゆとりを持って劇場入りできました。
     おかげで、舞台に釣り下げられた新聞の求人広告を、じっくり楽しむことが
  できました。
     東池袋図書館(だっけ?)の広告が、一番ツボでした〜。
 
     誰も死なないし、深い闇を抱えてる登場人物もいない、って言うのは、もし
  かして久しぶりだったかもしれないですね。
     そのせいか、さらっと気楽に観られました。
 
     下手サイドの通路に近い席だったんですけど、いきなり目の端に人影が現れて、
     振り向いたら西川さんだったのには、びっくりしました〜。
     今回、舞台が舞台になってる(意味、わかります?)せいか、舞台ツラの階段
  とか、客席とか、いつもは使わないような使い方してますね。
 
     私、この話好きなんですよね。メタフィクションものって、好きなんです。
     芝居の稽古と現実の話の絡ませ方とか、絶妙で。
     清吉じいちゃんの「想い」も二重構造だったしね。
 
     でもね〜。
     ふたつ不満があります。
 
     ひとつは、「気持ちが変わる瞬間が見えなかった」こと。
     あゆみとますよ、清一郎、そしてミハル。
     芝居をやることに反対してたリ、演技をするのを拒んでたりしたのに、
     なんで、気が変わったのかが、解からなかったんです。
     まだ、娘二人はいいんですけどね…それほど本気で反対してたようにも見えな
  かったし。
     でも、清一郎と、ミハルはかなり真剣に「NO」って言ってましたよね。
     それにしては、あっさりと、コロッと寝返ってしまった気がして…。
     しかもそこが笑いのポイントにもなってたし。
     納得が行かないんですよね。
 
     もうひとつは、ミハルそのものなんです。
     エリーちゃんのミハルは、ノリのいい、元気な若いコって感じで、女のコとして
  はよいんですけど、清吉さんが、70年前から、胸の奥底に抱き続けていた想いを、
  呼び起こさせたようなコには、思えなくって…。
     70年前のミハルさんを、なんとなく彷佛とさせるような匂いを、もっと感じさ
  せて欲しかったです。
     (ところで、メロリンキューって、何ですか?)
     ラストの着物を着た時は、ちょっと感じましたけれど。
 
     そんなことを思ってしまうのは、清吉さんの瑞々しい恋心に、切なくさせられて
  しまったからかもしれません。
     70年分の想いの丈を込めた囁きは、聴き取れないほど小さくなるごとに、
     胸にしみて来ました…。
     毎ステージ、あれを聴いてしまうエリーちゃんは大変だ〜。(何が…でしょう?)
 
     西川さんの「じじい」ですが、メイクも服装もなんもないのに、見事におじいちゃん
  でした。
     セリフのテンポはいつもよりゆっくりですが、でも、芝居のリズムは崩さない。
     あのおじいちゃんぶりを観るためだけに、通ってもいいくらいです。
     (これって、単に私が西川さんが好きだから、でしょうか?)
 
     新人の大木さん、頑張ってましたが、セリフがちょっと聞き取りにくかったかな〜。
     でも、細見さんとの漫才ネタは、大物ぶりを感じました。
     畑中君も、ちょっと張り切り過ぎてたかも。
     ももこさんの演技って、ちびっとだけウェットで、そこが好きです。
     あと一息で泣きそうなんだけど、絶対泣かないって感じで、可愛いですね。
     (津田さんは「あたしは泣かないわよ」ってオーラを出しまくってるのが、可愛い
  んですけどね。)
 
     実はまだ、清吉さんの余韻が残っているので、細かい部分を反芻できないでいるの
  ですが、とりあえず、思いつくままに書いてみました。
     12月にREDチームを観に行くので、また書けたら書きますね〜。
 
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Re:「ブリザード・ミュージック」私は11/17まちね
                投稿者:はらだ ( 11/18 14:20:05 )
 
     > GREENチームの方を観ました。
     あ、私はRedでしたーGREENもみたかったなあ。
     夜の回がもう1時間開演時間が早ければなあ…。
      
     > ずいぶん早く着いたので、ゆとりを持って劇場入りできました。
     > おかげで、舞台に釣り下げられた新聞の求人広告を、じっくり楽しむことが
   >できました。
     > 東池袋図書館(だっけ?)の広告が、一番ツボでした〜。
     (笑)、私は開演前はそれほど余裕無くて、
     前説の間ずっとあの広告見てましたー。
     あれ、Webデザイナーとか募集してましたっけ?
     本当に来たらどうするんだろう…。
      
     > 下手サイドの通路に近い席だったんですけど、いきなり目の端に人影が現れて、
     > 振り向いたら西川さんだったのには、びっくりしました〜。
     > 今回、舞台が舞台になってる(意味、わかります?)せいか、舞台ツラの階段
     >とか、客席とか、いつもは使わないような使い方してますね。
     あー下手はおいしいかも。
     下手の最前列あたりはかなりいいですよねー。
     あ、あとお父さん(篠田さん)が投げ捨てた紙は私の
     2、3列前のちょっと左手あたりに落ちてました(私は中央付近)。
      
     私は今回どこがいいとか悪いとか細かいことは気にせずに楽しめたんですけど…
     (まあもう再々演ですしね。作品自体の良さはわかってるし)。
      
     > ひとつは、「気持ちが変わる瞬間が見えなかった」こと。
     > あゆみとますよ、清一郎、そしてミハル。
     > 芝居をやることに反対してたリ、演技をするのを拒んでたりしたのに、
     > なんで、気が変わったのかが、解からなかったんです。
     > まだ、娘二人はいいんですけどね…それほど本気で反対してたようにも見えな
     >かったし。
     > でも、清一郎と、ミハルはかなり真剣に「NO」って言ってましたよね。
     > それにしては、あっさりと、コロッと寝返ってしまった気がして…。
     > しかもそこが笑いのポイントにもなってたし。
     > 納得が行かないんですよね。
     うーんミハルさんがミハルさんの役をする最初の場面、
     あれこの前初演のビデオを観ていたときでは、
     嫌がってるー大丈夫かな?と思ったらそれが旧ミハルさんのセリフで、
     って感じで、もうその前に(過去の話をやるって決まった時点で)
     ミハルさんは何とか役者をやることを承知してくれたようにみえましたよね。
     でも今回のは、ミハルさん自身が嫌だと言っていたら
     演技と勘違いされてしかも誉められてミハルさんがその気になる、
     って感じでしたよね。ちょっと違和感があったような。
     ていうかそれは久慈さん(細見さん)のセリフの持っていきかたが
     問題だったなと思うんですけど。もっとさらっとしたノリでやってほしいなあ。
      
     あとお父さんの方ですが…気持ちの切り替わりもそうですが、
     「俺は賢治が好きなんだ!」のセリフが出る前に音楽が先に入ったのが
     そもそも気に入らないですねえ。
     あのセリフをきっかけでがらっとあの場面が変わるようにしてほしいなあ。
      
     孫たちは、佐藤さんが高校生に見えないと思ったけど、
     チームワークは良かったかな。それと、やっぱり私前田さん好きだなー。
      
     今回の私は、あー良かったなー観られて。ってところにしておきます。
     そもそも作品について細かいこというものでもないですしねえ、三演目にもなると。
 
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Re:「ブリザード・ミュージック」つまり神戸公演。
                              投稿者:さんろ ( 11/18 22:23:59 )
 
     はらださん、レスくださってありがとうございます〜。
      
     > (笑)、私は開演前はそれほど余裕無くて、
     > 前説の間ずっとあの広告見てましたー。
     > あれ、Webデザイナーとか募集してましたっけ?
     > 本当に来たらどうするんだろう…。
      
     わ、目がいいんですね〜。
     私は眼鏡掛けても、読めなかったですからー。(あ、席が違うのか…)
     電話番号とか、本物でしたからね。
     でも、マジで欲しがってるのかも…。
      
     > あー下手はおいしいかも。
     > 下手の最前列あたりはかなりいいですよねー。
     > あ、あとお父さん(篠田さん)が投げ捨てた紙は私の
     > 2、3列前のちょっと左手あたりに落ちてました(私は中央付近)。
      
     今回は絶対下手です!
     あの紙、「チンしてね。」とか、ちゃんと書いてあるんでしょうねぇ。
      
     > でも今回のは、ミハルさん自身が嫌だと言っていたら
     > 演技と勘違いされてしかも誉められてミハルさんがその気になる、
     > って感じでしたよね。ちょっと違和感があったような。
     > ていうかそれは久慈さん(細見さん)のセリフの持っていきかたが
     > 問題だったなと思うんですけど。もっとさらっとしたノリでやってほしいなあ。
      
     そうそう、そのまま久慈さんと一緒にくねくねして、「メロリンキュー」って、
     やってましたよね。
     あれがね〜、嫌だったんです。
     ミハルさんが、かる〜く見えちゃって。
     そう言う場面なの!?って感じ。
      
     > あとお父さんの方ですが…気持ちの切り替わりもそうですが、
     > 「俺は賢治が好きなんだ!」のセリフが出る前に音楽が先に入ったのが
     > そもそも気に入らないですねえ。
     > あのセリフをきっかけでがらっとあの場面が変わるようにしてほしいなあ。
      
     あぁ、それは気がつきませんでした。
     なるほどね…。
      
     お父さん、テンションちょっと高過ぎかなって気もしましたね。
     常に高くなくても、いいんじゃないのかな〜。
 
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Re:「ブリザード・ミュージック」つまり神戸公演。
                              投稿者:はらだ ( 11/19 08:46:02 )
 
     どうもーこんにちはー。
     朝なのでちょっとだけー。
      
     > そうそう、そのまま久慈さんと一緒にくねくねして、「メロリンキュー」って、
     > やってましたよね。
     > あれがね〜、嫌だったんです。
     > ミハルさんが、かる〜く見えちゃって。
     > そう言う場面なの!?って感じ。
     あれ?メロリンキューは、「80でも90でもメロリンキューでも一緒だよ」
     というようなセリフのところで出てきたんじゃないですっけ?
     いや、そんな細かいところはいいんですけど(笑)。
     とりあえず、あそこをギャグの場所にしちゃいかんでしょうねえ。
 


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