ネタばれ掲示板の記録・26(01.7.30〜10.6)

(キャラメルボックス『ミスター・ムーンライト<月光旅人>』・ ランニングシアターダッシュ『風のピンチヒッター〜大旋風』)
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『Mrムーンライト』7/28と7/29 投稿者:はらだ ( 07/30 12:17:45 )
 
     こんにちは。
     まとめてきちんと書きたいのですがまとめずに今書いておきます。
     『風を継ぐ者』もまとめようと思いつつまとめてないですしねえ。
 
     一言で言うと、キャラメル初見の人には気にならないと思うけれど
     長年(ビデオ分も含め)観ていると気になる、つまり以前の舞台と
     いろいろな面で似ている、ここが今回の特徴でしょうか。
     えーとこれはあとから考えて「あ、似てる」っていうのじゃなくて、
     観たときに思ったというのがポイントですね。
     細かく挙げるのはまた後にして、舞台装置・ダンス・セリフ・シチュエーション・
    キャラクタ、どれをとってもあ、と思うほど似通った部分がある。珍しいことですね。
     でも、それでいいんじゃないかなっていうのが今回の感想です。
     今年に入ったときでしたか、ワンパターンと言われてきたあれを使わないこれを使わ
    ないって言っていたことがありましたよね。でも、本当はワンパターンでも
     使っていいんです。使っても、まるきり同じ物語は出来ないし、
     それが新しい物語としてきちんと完成しているなら、いいものはやはりいいのだから、
  と。
 
     最近、大学時代の先輩と話したのですが、個性の話題で、
     私の主張では、個性というのは誰にでもあるもので、
     個性の一つ一つは別に世の中にこの人しかこの性質を持たない、という
     ものである必要はない、けど、ある面ではこう、また別の面ではこう、
     といろんな面でまったく同じという人はいない、ありふれた部分も含めて
     その組み合わせ自体が個性であり、要するに個性のない人はいないだろう、と
     いうものでした。これは裏を返せば、全員が個性的であると同時に、
     似たような人間っていうのは世の中にたくさんいる、ってことでもあるんで。
     だから、劇中でもキャラクタが似ていたり行動が似ていたりしてもそれは
     当たり前のことだということ。
     その場にいる人間関係の中ではそれぞれ特徴があるけれど、
     それはもっと広い範囲で観てみれば同じ特徴を持った人は世の中にたくさんいること、
     だから、別の物語で出てきた人間と比較的似ていたとしてもおかしくないんです。
     そもそも、まるっきり誰かに似ている、というのではなく、
     ああいうところはあの人に似てるしあの辺はあの役だよねって感じだから、
     それはそれでOKなんだろうと。
     私にとっては、今までの再構成の物語なのかとも思えました。
     集大成とまではいかない(完成されてるとかじゃないから)けど、今までのものの別
  の一形態なんだなと。
     そのうち似てる点に関して書きますがそれを挙げる上で思うのは、
     やはり根底にあるもの、描きたいものや世界観が同じところにあるから似ているんだ
  と思います。
 
     あ、じゃあ今回はこんなところで。
     具体的な部分とか個別にはまた今度。
 
 
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Re:『Mrムーンライト』7/28と7/29 投稿者:Vesta ( 07/30 22:21:25 )
 
     こんにちは。
     『月光旅人』は、初日、28日マチネ、28日ソワレ、と観ています。
     Aキャスト2回、Bキャスト1回です。
 
     > 一言で言うと、キャラメル初見の人には気にならないと思うけれど
     > 長年(ビデオ分も含め)観ていると気になる、つまり以前の舞台と
     > いろいろな面で似ている、ここが今回の特徴でしょうか。
 
     ふむふむ。なるほど。
     以前の雰囲気を懐かしいと思うか、またかよ … と取るかで
     ガラッ、と感じ方が変わってくるのだと思いました。
     個人的には、ここ数年のキャラメルの作品の中では、かなり良いと思うのですが。
     (素人的考え。)
 
     > 今年に入ったときでしたか、ワンパターンと言われてきたあれを使わないこれを使わ
   >ないって言っていたことがありましたよね。
 
     そうですね。そう書かれてありましたね。
     なぜあのようなことをわざわざ宣言するのか?と疑問に思いましたけれど。(^^;)
     それはアンケート等でそういう声を多く耳にしたからなんだろうな。
 
     パンフレットの成井氏の発言を読むと、今まで忘れかけていたものを
     徐々に取り戻しつつあるのではないかと思いました。
     だから、期待できるのではないかと、そう解釈しておりまする。
     キャラメルボックスにはキャラメルボックスの色があると思うし、
     それが好きなために観ているわけで。
     現実路線よりも、SFチックなファンタジーを含む路線を
     突っ走ってほしいと希望します。
 
 
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Re:『Mrムーンライト』7/28と7/29 投稿者:さんろ ( 08/01 01:26:32 )
 
     さんろです。
     寝る部屋にエアコンがないので、ある部屋でだらだら起きてる…という、
     よくない状況に陥ってます…。
 
     そんなことじゃなくて。
     29日に観て来ました。1階のやや後方のセンターブロックでした。
     また、ゆっくり書きたいとは思っているのですが、
     今日は、短かめに、はらださんへのレスを…。
 
     > でも、それでいいんじゃないかなっていうのが今回の感想です。
     > 今年に入ったときでしたか、ワンパターンと言われてきたあれを使わないこれを使わ
   >ないって言っていたことがありましたよね。でも、本当はワンパターンでも
     > 使っていいんです。使っても、まるきり同じ物語は出来ないし、
     > それが新しい物語としてきちんと完成しているなら、いいものはやはりいいのだから、と。
 
     これを読んで、なにかスッキリした気がします。
     今回の舞台を観て、今までのいろんな作品の匂いをかぎまくっていたのに、
     妙にスッキリした気分で、劇場を後にできたので、なんでなのかな?って思ってたので、
     そういうことなんだなって、思ったと言うわけです。
 
     サザンの「tunami」みたいなもんでしょうか?
     あ、でもあれは「集大成」に昇華されているから、同じとは言えないのかな。
     (サザンのファンの方、的外れなこと言ってても、お許しください。)
     もともと、そういう味わいが好きだから、好きになったんだもん、
     こういう作品は、基本的に好きなのよ〜って感じです。
 
     まぁ、それでも不満を感じる点はあるんですけど。
     あぁ…書きたくなって来たけど、寝ないと明日ヤバいので、我慢します。(^^;;
 
     はらださん、お昼休み時間にこれだけの文章書けちゃうなんて、すごいです〜。
     (時間的にそうかな、っと。)
 
     あれ? 今、気がついたんですけど、はらださん、29日もご覧になったんですか?
     ってことは、同じ会場に…? だとしたら、またまた残念でした〜。
 
 
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月光旅人 投稿者:わん <HOME>  ( 07/31 01:07:46 )
 
     えっと、ビデオで見ました。
     まず気になったのは物語るという姿勢に戻りつつあるという事。
     加えて一昨年位からやって来たキャラクタを描くという事に重点を置いているという事。
     しかし如何せんストーリィのアクセントが弱い。
     恐らくストーリィの骨格よりもキャラクタたちの心情を中心にして物語を進めさせた事
    が原因でしょう。
     そのために少し中途半端な印象がしないでもない。
     宮崎映画と同じ傾向になって来ている気がします。
     どんどん物語の締め方が下手になって来ていますね。
     ただ、ここから、これからと思わせるという点はとても評価出来ます。
     過去の作品がどうとかはあまり気になりませんでした。
     むしろとても前向きな作品だと。
     ま、中途半端に。
     生では多分観ないと思われます。
 
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「風のピンチヒッター〜大旋風〜」(9/1マチネ)
                 投稿者:さんろ ( 09/01 23:56:21 )
 
     ランニングシアターダッシュ、2001サマーリーグ、
     「風のピンチヒッター〜大旋風〜」伊丹アイホールでの公演に行って来ました。
     9月1日のマチネを、A列17番…最前列のほぼセンターと言う、
     かぶり付きのお席で(またもです。ほぼ毎回…)観て来ました。
 
     実は、前評判としてけっこう厳しい感想を耳にしていたんですよね。
     だから、その辺を覚悟して観に行ったんです。
     それがよかったのか、けっこう満足して帰って来ました。
 
     確かに、初めて観た「エイト!」や、「風の〜」シリーズの『〜特訓中〜』
     などに比べると、持ち味のストレートな熱さや、コテコテでも小気味よい、
     ギャグのキレが「どこいっちゃったの〜?」って感じでしたけど…。
     途中で、「う〜ん…うまくハマってないなー」ってシーンもありましたし。
 
     あ、えーと物語は、死が近いことを感じた恩師、サカモト先生からバットを託された
     近藤イサムが、教師としてバリバリの進学校に赴任するんですが、
     学校を牛耳る生徒会と対立、でもイサムの想いは伝わらない…
     そんな時、バットに自分の信念を再度誓ったイサムは、なぜか幕末の京都に迷い込んで
     しまう〜〜〜。
     で、なんとサカモト先生から渡されたバットは、吉田松陰がペリーから渡されたもので、
     イサムは、そのバットで長州藩の志士たちに自由の象徴の「野球」を教える…。
     そして「蛤御門の変」が起こり、集結した長州藩士の中には、刀ではなく、
     バットを手に日本の未来を変えようとしている、高杉晋作たちがいたのでした。
     ・・・と言う、幕末のベースボールのお話でした。(そういうまとめでいいのか〜?)
 
     最初の高校生たちの話が、ある程度の重さがあるのですが、実はなんていうか、
     前振りの部分のようなもので、結局、幕末の志を持った若者達が持っていた、
     新しい世の中(その象徴としての自由?)を求める想いを、ベースボールと言う
     ゲームを通して、描きたかったのかなって、思いました。
     それにしちゃあ、まどろっこしい描き方だったかなー。
     野球を高杉たちに教えるところが、同じパターンで騒ぎ過ぎで、
     うるささが先に来て、楽しさや喜びがストレートに来なかったり、
     生徒会長の桂木と、長州藩の桂小五郎が、シンクロさせてるようで、
     ん?どうして?な感じだったり、ギャグも冴えてなかったし…。
     繰り返しのギャグパターンを、多用し過ぎだったなぁ。
     と、???な所は多々あったんですよね。
 
     でも、なんだろなー登場人物の熱い気持ちが、ジン…って伝わって来るところが、
     いくつもあったんですよね。
     特に、吉田松陰の死罪になるところなんて、迫力と清しさと無念さとが、
     かなりグッと来てしまいました。
     う〜ん…ただ単に私が幕末に弱いだけなのかなぁ…。
 
     殺陣も、ダッシュらしい殺陣で、なかなかカッコよかったです。
     なんと言っても、照明が決まりまくってましたしね〜。
 
     上瀧さんは、今回、かなりカッコよかったと思います。
     ラストの顔なんて、見とれそうでした。(最前列だから…)
     なんと、グッズ店長やってらして、思わずTシャツ買いそうになりました〜。
 
     脚本にケチをつけるとすると、いろいろありますが、
     最後は壬生高校が変わった、と言うところをやる必要はなかったんじゃ…
     と思いました。
     イサムが幕末の若者の気持ちを知って、自信を取り戻して戻って来る、
     と言うところで、充分だと思うんですけどね〜。
 
     あと、沖田や土方も、もうちょっと描いてあげてもいいんじゃないの?って、
     思いました。前半の高校のシーンを減らしてもいいから…。
     「人斬り集団」新撰組の思いを、近藤勇ひとりに語らせて、というのでは、
     生徒会集団に話を戻すと、つながりが弱くなってしまったんですよね。
     土方も沖田も、長州藩の志士たちと剣をまみえる時の表情で、
     何事かを語ってはいましたけど…。
     全体的に、男性陣が地味でしたよね。
 
     言い始めると、あれこれ出て来そうですが、
     劇場を出る時の私の気分は、すっきりして後ろ髪を引かれる気分でしたから、
     観に行ってよかった〜でした。
     私、やっぱりダッシュは好きな劇団なんだなー。
 
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Re:「風のピンチヒッター〜大旋風〜」レスと便乗書き込み。
                 投稿者:はらだ ( 09/03 12:59:44 )
 
     > ランニングシアターダッシュ、2001サマーリーグ、
     > 「風のピンチヒッター〜大旋風〜」伊丹アイホールでの公演に行って来ました。
     > 9月1日のマチネを、A列17番…最前列のほぼセンターと言う、
     > かぶり付きのお席で(またもです。ほぼ毎回…)観て来ました。
     私は9/2に行ってきました。ああ、すれ違い…。
     1列目って首がいたくなりませんか?
     でも座ってるとか寝ころんでるとかのシーンは堪能できたでしょうねー。
     どこかのシーンで、1列目センターの人いいなあと思ったんですが
     どこのシーンだったかなあ。
 
     > 実は、前評判としてけっこう厳しい感想を耳にしていたんですよね。
     > だから、その辺を覚悟して観に行ったんです。
     > それがよかったのか、けっこう満足して帰って来ました。
     私は前評判入れてなかったのに…直前で入ってしまいました。
     でも元々、期待も非期待もしないでニュートラルな気持ちで観劇にのぞむことが
     多いので、期待していたわけではないですが。
     それと、幕末物っていうのはある意味流行り物みたいでいやだなあと
     思っていたので…どちらかというとやや非期待でしたといえるでしょう。
 
     私の正直な感想は…他の作品に比べて落ちるな、でした。
     何より、野球をテーマにしているのに、スポーツらしさがない。
 
     一緒に観てた人たちの中で評判が悪かったのが、衣装の件でした。
     私はあれは、あれでもいいと思いました。
     演劇ですから。ドラマじゃありませんからその辺のリアリティは、
     別になくともよい、と判断しました。
     私が不満に思ったのは衣装ではなくて、彼らの演技そのものですから。
     先ほどスポーツらしさがないと言いましたが、それだったら幕末らしさに
     あふれていたかといえばそうでもない。
     衣装は着てなくても、所作は和装のものでなくてはなりません。
     着てなくてもそう見せること、が重要なのです。
     あれは仮にそれらしい時代劇風の衣装を着ていたら解決したとは思えません。
     だから、衣装はあれでいいのだと思いました。
 
     私がまどろっこしいなあと思ったシーンの最たるところは、
     新撰組の斬り込みのシーンですね。
     あの曲を使い切るまであのシーンを続ける意味がない、と思いました。
     (BON JOVI自体もあってなかったように感じましたけど)
     ましてや、あまりきちんとした殺陣ではなく、戦闘シーンだってところを
     見せつけるためだけの殺陣ですよね。刀の打ち合う音が出たり斬ると
     赤い照明があたったりするのは、見せるための演出ですよね。
     でも、主役の戦うシーンならともかく、池田屋のシーンなんて
     全体の内容の中の、それほどメインじゃない一部分ですよね
     (むしろその後の、吉田が出てきてからの一連のシーンが重要なわけで)。
 
     野球シーンに関しては、鬱陶しくは思いましたけど、あのシーンは
     あれだけやってもいいのはいいんだろうと思いました。
 
     > でも、なんだろなー登場人物の熱い気持ちが、ジン…って伝わって来るところが、
     > いくつもあったんですよね。
     > 特に、吉田松陰の死罪になるところなんて、迫力と清しさと無念さとが、
     > かなりグッと来てしまいました。
     > う〜ん…ただ単に私が幕末に弱いだけなのかなぁ…。
     その辺はいいんですよねー。佐久間さんは何かかっこいいんですよ。
     でも人によって、どうも幕末の人たるところを感じない、と思って。
     岸本さんも…高杉晋作なんて、重要どころを振られてるわりに、
     頭ないし天真爛漫なだけっていうか、何か感じるものがないんです。
 
     > 殺陣も、ダッシュらしい殺陣で、なかなかカッコよかったです。
     > なんと言っても、照明が決まりまくってましたしね〜。
     そうですね、ああいう見せるための殺陣もありですよね。
     (本当に、長すぎなければ…)
 
     > 上瀧さんは、今回、かなりカッコよかったと思います。
     > ラストの顔なんて、見とれそうでした。(最前列だから…)
     > なんと、グッズ店長やってらして、思わずTシャツ買いそうになりました〜。
     かっこいいですよねー。
     私が今回かっこいいと感じたのは
     1.上瀧さん、2.岡部さん、3.佐久間さんでした。
     岡部さんいいですよねー。最近凄く美形っぽいというか、
     男性に産まれていたらきっと今頃上瀧さんばりの人気だったに違いない…
     (役者ってどうしても男性の方が人気でますものね)
 
     > 脚本にケチをつけるとすると、いろいろありますが、
     > 最後は壬生高校が変わった、と言うところをやる必要はなかったんじゃ…
     > と思いました。
     > イサムが幕末の若者の気持ちを知って、自信を取り戻して戻って来る、
     > と言うところで、充分だと思うんですけどね〜。
     あ、そうか、逆にそれでもいいですよね。
     私は、桂じゃなくて桂木にあのセリフを言ってやって欲しかったと思いましたが。
     でも確かに、帰ってきたってだけでもよかったですかね。
     あーでも、最後の「野球部に入れてください」連呼は、えせっぽくていやでした。
     台本読むと、ラスト違うんですよ、こっちの方がいいなあ。
 
     > あと、沖田や土方も、もうちょっと描いてあげてもいいんじゃないの?って、
     > 思いました。前半の高校のシーンを減らしてもいいから…。
     > 「人斬り集団」新撰組の思いを、近藤勇ひとりに語らせて、というのでは、
     > 生徒会集団に話を戻すと、つながりが弱くなってしまったんですよね。
     > 土方も沖田も、長州藩の志士たちと剣をまみえる時の表情で、
     > 何事かを語ってはいましたけど…。
     > 全体的に、男性陣が地味でしたよね。
     はい、そうですよね。近藤だけの話でいいのかって。
     描き方が中途半端…だと思いました。
     これは長州側もそうですけど。
     私は、今回役としてはイサムと桂木にしか輝きを感じなくて、
     それは役者が悪いのかと思っていましたが、台本のせいでもあるんですよね。
 
     ああ、3部作総評を書きたかったけど昼休みが終わるのでこの辺で。
     次回、野球と自由について(予告して置いて…書けるのか?)
 
 
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Re:「風のピンチヒッター」中途半端な総括?
                 投稿者:はらだ ( 10/06 23:17:35 )
 
     > ああ、3部作総評を書きたかったけど昼休みが終わるのでこの辺で。
     > 次回、野球と自由について(予告して置いて…書けるのか?)
     て書いておきながら書いて無くて、
     今から書いてもあの時に思っていたことちゃんと書けるかわからないので
     まあかいつまんで。中途半端ですけど…。
 
     1作目:野球に自由を取り戻すための戦い?
     不自由に野球をさせられることからの解放、に加えて
     野球を単なる勝敗争いから解放するため、
     ”野球”自体を自由なものにするための戦いであり物語、でしょうか。
     2作目:野球をやる自由を得るための戦い?
     野球をやりたいという気持ちがあれば誰にだって、
     野球は門戸を開く存在であって欲しい、
     野球をする権利を妨げられないようになってほしい、ということでしょうか。
     3作目は…野球によって得られる自由と平等?
     自由より平等、の側面の方が強い気がしますけどね。
     イサムが剣道着でのベンチ入りもどさくさに紛れて認めさせたくだりのセリフで
     「野球=自由やろ」っていうのがありますが、ピンときませんよね。
     一般的に野球をすることは1作目2作目のような不自由がある。
     だけど原点にかえれば野球は自由の国からきたスポーツであり、
     あの幕末の志士たちも野球をすることによって
     自由というものがどういうものかを感じたのではなかろうかと。
     ていうかやっぱり平等の方が大きいかなあ。
     野球って、補欠がある場合は除きますけど基本的には誰にでも打席は順に回ってくるし
     プレイに参加する機会が平等に与えられるゲームですので。
 
     ってこのくらいしか今は書けないなあ…総括にならないー。
 


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