ネタばれ掲示板の記録・21(01.2.20〜4.29)

(『REBIRTH』大阪公演・『エトランゼ』・ 『風のピンチヒッター〜再試合』大阪公演)
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今更『REBIRTH』大阪公演。確か初日。
           投稿者:はらだ <HOME>  ( 02/20 21:23:59 )
 
     こんにちは、はらだです。今更感想もなんですので…
     ダッシュのHPであった企画のときに書いた文章から抜粋改訂して、
     なおかつそっちは伏せ字バージョンだったので伏せ字抜きでお届けしましょう。
     あ、でも何を伏せ字にしたのか忘れているところが(汗)
 
     観ていない人にお勧めするように書けばいいのでしょうか。
     えーとですねえ…大阪ではまず開演前に太一郎さんが出てきて
     非常にかっこよく注意事項をおっしゃっていました。
     まるで王子様のようでした。今年の夏のしか観ていない私には意外でした。
     まあそして舞台の周りに役者さんたちがやってきてですね…。
     あーもうヒロインの佐久間さんがめちゃめちゃかわいいんですよー。
     私だったらめろめろです。
     対するヒロインの母親役の岸本さんも さわやかで明るくて素敵な人でした。
     本当に太陽のような人でした。
     私夏は出ている方を観てなかったんで、初岸本さんでした。
     そして、上瀧さんの演じる柊の演じるジュリエットは絶品でした。
     これを観ないと損でしょう! ちなみにシェイクスピアの時代は、役者は
     全員男優だったらしいです。女役もみんな男性が演じたんですねー。
     日本の歌舞伎みたいですね。
 
     クリスマスと関係あるのかないのかまああると言えばあるけどないとい
     えばないと言ってもいいような、 でもこのロマンティックはクリスマス
     であろうとなかろうと 是非体験して欲しいですね。
     本当に、仮にストーリーを聞いてもそれは本物の『REBIRTH』じゃないです、
     生で目の前で演じられるそれこそが本物です。
     あの空気の中にいてこそ感じられる世界です
      (とか言いながらビデオも買う予定なんですけど)。
 
     ↑この最後の段落がよくわからないかもしれませんが、
     脚本読んだだけで満足できる話っていうのもあるんですよね
     (私にとっては成井さんのお芝居はこれにあたるんですが)。
     それに対して、生で観てこそ生きるというか(逆に言うと脚本だけじゃ生きないって
     言ってるようでいいのか悪いのか…でもダッシュって見せ方自体特殊だから)。
     だから生で観ておかないと損だよーっていう宣伝文として書かれたわけです。
     いい舞台でしたね…では。
 
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Re:今更『REBIRTH』大阪公演。確か初日。
            投稿者:ちせ <HOME>  ( 04/05 03:15:33 ) 
 
        はらださん、ご感想ありがとうございます。
        あんまりレス多くないんですけど (^^;
 
       > 対するヒロインの母親役の岸本さんも さわやかで明るくて素敵な人でした。
       > 本当に太陽のような人でした。
 
        この間の公演には出ていらっしゃらなくて寂しかったですが、5月には
       またお目にかかれますね。私も最近、結構好きなので(笑)
 
       > 本当に、仮にストーリーを聞いてもそれは本物の『REBIRTH』じゃないです、
       > 生で目の前で演じられるそれこそが本物です。
       > あの空気の中にいてこそ感じられる世界です
       >  (とか言いながらビデオも買う予定なんですけど)。
       >
        たしかに、その場にいてこそ感じることができるものってありますよね。
        ダッシュに限らず、舞台には特にそういうものが多いんじゃないかなぁ。
 
       > ↑この最後の段落がよくわからないかもしれませんが、
       > 脚本読んだだけで満足できる話っていうのもあるんですよね
       > (私にとっては成井さんのお芝居はこれにあたるんですが)。
       > それに対して、生で観てこそ生きるというか(逆に言うと脚本だけじゃ生きないって
       > 言ってるようでいいのか悪いのか…でもダッシュって見せ方自体特殊だから)。
 
        うーん。
        まぁいろいろ意見はあるかも知れませんが、私個人としては、脚本だけ
       が生きていてもしょうがないんじゃないかと。もちろん脚本もいいもので
       あって然るべきですが、それを舞台にした時に、さらに物語が生きてくる
       ことが肝心ですよね。そういう見せ方は誰にでもできるものではないはず
       ですから、いい舞台ができるってことは、やっぱり凄いことですね。
        (……ちょっと何言ってるのか分からなくなってきた (^^;;;)
 
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Re:今更『REBIRTH』東京公演。12月23日 投稿者:まさ ( 04/10 22:06:06 )
 
     東京公演は、ビデオ収録の次の日に観ました。
     なかなか凝った構成だなあと思いました。
     二つの場面が内と外という形で同時に展開されるんですね。
     真中にステージ設定して成功だと思いました。
 
     佐久間京子さんが何か可愛いですよね。
     風のピンチヒッターの坂本先生とはエライ違いだ。
 
     「あの時」という言葉が繰り返される度に、
     どんどん気持ちが純粋になっていく気分を味わいました。
 
     神奈川に住んでいると、あの関西弁のやりとりにとてつもない魅力を感じます。
 
     ダッシュは観始めたばかりですけれど、「ブラボーです。」「サンキューです。」
     と言ったようなああいう細かい設定は、どれにも観られるのでしょうか?
 
     ではでは。
 
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Re^2:今更『REBIRTH』東京公演。12月23日
            投稿者:ちせ <HOME>  ( 04/24 02:32:24 )
 
      まささん、ご感想ありがとうございます。
 
     > 東京公演は、ビデオ収録の次の日に観ました。
     > なかなか凝った構成だなあと思いました。
     > 二つの場面が内と外という形で同時に展開されるんですね。
     > 真中にステージ設定して成功だと思いました。
     >
      役者さんが全く袖に引っ込んだりしない形式でしたから、役者さんは
     気分的に大変だったんじゃないかなぁ……
      大阪では近鉄アート館という所で上演されたのですが、今後アート館
     では演劇の公演を全く受け付けないそうです。NODA・MAPの番外公演や、
     発砲・カクスコなども公演を時々やっていて、コンパクトでおもしろい
     劇場だったんですよね。ちょっとエレベーター・エスカレーターが使い
     にくいという点もありましたが……残念です(かなり余談)
 
     > 佐久間京子さんが何か可愛いですよね。
     > 風のピンチヒッターの坂本先生とはエライ違いだ。
     >
      (笑)佐久間さんってヒロイン女優をやりながら、その他のいろんな
     役もなさいますからね。おじいさん(『エイト!』)とか悪魔(『新・
     ぼくの先生』)とか。『REBIRTH』は正統派でしたね。
     >
     > 神奈川に住んでいると、あの関西弁のやりとりにとてつもない魅力を感じます。
     >
      生まれも育ちも関西の私は、関西弁だとある意味居心地がいいですね。
      世界を身近に感じやすくなりますし。
 
     > ダッシュは観始めたばかりですけれど、「ブラボーです。」「サンキューです。」
     > と言ったようなああいう細かい設定は、どれにも観られるのでしょうか?
 
      そうですね……わりと毎回あんな感じかなぁ。
      ところどころ、雑に思える部分もあったりしますけどね。でもそれを
     補って余りあるパワーと魅力も感じます。
 
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エトランゼ東京初日(結構長い(^^;) 投稿者:C-3PO ( 03/03 14:37:25 )
 
     一方通行な感情を見せられつづけるお芝居はあまり気分の良いものでは
     ないかと思います。ずっと一方通行だけど、どこかで感情が絡み合う
     お芝居がみたいと思うのはわがままでしょうか?
     (何ヶ所か そういう場面であっても良いかな?と思った場面はあったので)
 
     (アンケートに書いた感想抜粋()内は心の中で(^^;)
 
     と、アンケートには過激なくらいの書き方をしたのですが、お芝居と
     してはこんなお芝居もありますよね? と思いました。
     でも、キャラメルのお芝居としてはどうなのでしょうか?いつもの
     「気持ちを伝える・相手の気持ちを考えておせっかいなくらいに動く」
     というキャラメルのお芝居と比べると違うな?と思いました。
     (キャラメルでこういったお芝居をする意味はあるのでしょうか?
     <根源的な疑問(^^;) 
 
      ちょっと思い出した感覚としては、原 秀則さんの「部屋(うち)に
     おいでよ」となにかのセリフ、場面がいくつか盛りこまれていたような。
     既視感がありました。
 
     異邦人感・ある集団にいての違和感の原因って 自分の感情が
     伝わらない、理解してもらえない(のではないか?というおそれ)
     ということが多いと思うのですが、今回のエトランゼは、キャラメル
     としてのお芝居の文法
     # 感情が動いて セリフが出る
     と異質のつくりをしていたように思いました。 
      これは 劇団としての演出としての 挑戦なのかもしれない。
 
     相手と感情が伝わらないならそれなりの内面の感情の葛藤があって
     のですが、それも見せないようにしたのか? と思われました。
     キャラクターの感情の表現を意図的に抑えていた印象があります。
     ミュージカルなら内面の苦悩を歌い始めることもあるのかも
     しれませんが(偏見ですみませんm(_ _)m)観客がわかるような苦悩は
     現実でもわかると あえて抑えて・・・?<この辺りもあえてキャラメルで
     やる必要あるのか?と思うところだったりするのですが
     (ベテラン人の抑え具合と中堅以下の人たちの中途半端さがそう思わせる
     のですが・・・?うがちすぎ?)
 
     他の方も言っていましたけど、場所・時間はわかりにくかったですね。
     (ピスタチオ を観客に労働を強いるお芝居?と思ったことがあるんですが)
     全体的に 今回は不親切なお芝居を狙ったのか?
 
      ちょっと自分の思いに基づく好き嫌いなどを箇条書きにして
     終わります。(ここの方が長いかも)
 
     ○ 写真展のタイトルのエトランゼは ちょっと唐突かな・・・
     表現の原点・自分の撮りたい写真としての異邦人感を、入門を決めた
     写真展を語るところか、師匠と精神的な訣別をするところで
     表明するなどして布石を打っておいてくれるともっと自然に
     なる気がするのだけど。
     ○ 感情が色で見えるというのは 小説や詩の表現技法として良くありますが
     内向きの殺意と外向きの殺意を見間違えるのでは問題ありですね。
     内向きの愛情と 外向きの愛情を見間違えたら たいへんなことになると
     思うのですが、黒が強くて色合いの違いが見えなかった?
     藤岡さんの開君役は はまっていたかもしれません。もうちょっと
     声に余裕ができて つやのある声がでれば もっと少年役はまるのに。
     ○ 音楽は・・・ 風のように通り過ぎていきました。 現在リフレイン
     されている曲はありません。
     ○ 近江谷さんの敵役ぶりが見事でしたね。天才的な写真家の役としては
     良かったと思います。パーティーから帰るところのシーンで
     坂口さん、小川さんとの会話は それなりのリアリティーを感じました。
     坂口さんのと近江谷さんの会話って 会話の裏に(2人の間だけの)
     たくさんの意味を重ねられるものでした。多くは厳しいセリフですが、
     アシスタントを8年する人っていうのはやっぱり理由があるので・・・
     ○ 西川さんの役、僕はああいう男になりたくない。「僕が君の立場なら」
     ということは 相手の価値観を認めない人には言って欲しくない言葉。
     普通に会社づとめしている人はああいうことが言えるようになってしまう
     のでしょうか? 今は男もいつ会社を辞めるかわからない時代だと
     いうのに。
     ○ 中村恵子さんは 幸せな孤独の薔薇(クチーナ・ミラノ)を思い出しました。
     ○ 大内さんは・・・ もっとナチュラルにできないかな?(^^;すごく
     類型的に感情表現をしますよね・・・ あれが味と言えば味なのかもしれない
     けど、今回のお芝居では もっと極端にするか他の人の色に合わせるか
     したほうが良かったように思います。
     ○ 坂口さんの弱くて強いキャラクターという一連のお芝居の中では
     今回は一番弱くない役だったのでは? パンフレットの対談をみていて
     なにやら 坂口さんの半自伝的な色合いを感じたのですが。
 
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Re:エトランゼ東京初日(結構長い(^^;)
            投稿者:ちせ <HOME>  ( 04/05 03:17:06 ) 
 
        C-3POさん、ご感想ありがとうございます。
 
       > と、アンケートには過激なくらいの書き方をしたのですが、お芝居と
       > してはこんなお芝居もありますよね? と思いました。
       > でも、キャラメルのお芝居としてはどうなのでしょうか?いつもの
       > 「気持ちを伝える・相手の気持ちを考えておせっかいなくらいに動く」
       > というキャラメルのお芝居と比べると違うな?と思いました。
       > (キャラメルでこういったお芝居をする意味はあるのでしょうか?
       > <根源的な疑問(^^;) 
       >
        そう思いますね。
        キャラメルが何をやりたかったのか、よく分からない感じ。
 
       > 相手と感情が伝わらないならそれなりの内面の感情の葛藤があって
       > のですが、それも見せないようにしたのか? と思われました。
       > キャラクターの感情の表現を意図的に抑えていた印象があります。
       > ミュージカルなら内面の苦悩を歌い始めることもあるのかも
       > しれませんが(偏見ですみませんm(_ _)m)観客がわかるような苦悩は
       > 現実でもわかると あえて抑えて・・・?<この辺りもあえてキャラメルで
       > やる必要あるのか?と思うところだったりするのですが
       > (ベテラン人の抑え具合と中堅以下の人たちの中途半端さがそう思わせる
       > のですが・・・?うがちすぎ?)
       >
        登場人物が何を考えているのか分からない部分が結構ありますね。
        だから彼らに対して共感しにくい、感情移入できない。
        なんだか、人間として生き生きしたところが足りないなーと、そんな
       ふうに思ってしまったり。
        特に「ななえ」。ヒロインであるはずの彼女にどうも魅力を感じない。
       「ヒロインであるはず」なのに、一番気持ちや考えが分かりにくかった
       というのが、最大の要因かも。
       >
       > ○ 写真展のタイトルのエトランゼは ちょっと唐突かな・・・
       > 表現の原点・自分の撮りたい写真としての異邦人感を、入門を決めた
       > 写真展を語るところか、師匠と精神的な訣別をするところで
       > 表明するなどして布石を打っておいてくれるともっと自然に
       > なる気がするのだけど。
 
        このところ、タイトルを劇中で無理矢理使う場合が続いていますね。
        昔はそんなことなかったと思うんですけど。使わない方がかえって、
       タイトルのイメージが限定されなくて、味が出る(ことが多い)のに。
 
       > ○ 感情が色で見えるというのは 小説や詩の表現技法として良くありますが
       > 内向きの殺意と外向きの殺意を見間違えるのでは問題ありですね。
       > 内向きの愛情と 外向きの愛情を見間違えたら たいへんなことになると
       > 思うのですが、黒が強くて色合いの違いが見えなかった?
 
        設定自体が「わりと適当」に決められたのかな、とさえ思います。
        そういう能力があることに伴う、様々なものがほとんど省略されて
       いるように見えるので。
 
       > ○ 音楽は・・・ 風のように通り過ぎていきました。 現在リフレイン
       > されている曲はありません。
 
        東京公演でCD買いました。
        ページにも書きましたが……CDで聞いた方が、いい曲に聞こえる
       ものが結構ありました。舞台ではほとんど印象に残らなかったのに。
 
       > ○ 西川さんの役、僕はああいう男になりたくない。「僕が君の立場なら」
       > ということは 相手の価値観を認めない人には言って欲しくない言葉。
       > 普通に会社づとめしている人はああいうことが言えるようになってしまう
       > のでしょうか? 今は男もいつ会社を辞めるかわからない時代だと
       > いうのに。
 
        「八木沢」は子供ができた時のことにやけにこだわっていましたね。
        子供が産まれたら、女性は家にいて子育てに専念するって考えなん
       だろうな。まぁ私も、子供がある程度の年齢になるまでは、その方が
       いいんじゃないかと思ってますけど。
        彼は、結婚したら子供を作るのは当たり前って思ってるふしがあり
       ますね。子供がいるに越したことはないと思うけど、それだけが結婚
       した人たちの幸せでもないでしょう。「八木沢」は早く子供がほしい
       から、あれだけ「子供ができたら」と言うんでしょうけど。「時には
       妥協しなくちゃいけないこともある」って分かってるなら、結婚して
       も何年かは子供を作らないとか、自分も妥協したらどうでしょうね。
 
       > ○ 大内さんは・・・ もっとナチュラルにできないかな?(^^;すごく
       > 類型的に感情表現をしますよね・・・ あれが味と言えば味なのかもしれない
       > けど、今回のお芝居では もっと極端にするか他の人の色に合わせるか
       > したほうが良かったように思います。
 
        ……今回は、役柄そのものも中途半端でしたけどねぇ。
        先日CSのビデオを観ていて、ずいぶん短絡的なキャラクターだな
       と。『クローズ・ユア・アイズ』もそんな傾向ありましたよね。
        コミカルかシリアスか、どっちかに偏った役の方が良さそうですね、
       大内さんって。今回や前回のように、半端に混ざったものはダメかも。
 
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エトランゼ(3月14日・夜) 投稿者:めしたろう <HOME>  ( 03/16 16:07:15 ) 
 
       もう2日前になりますか・・・。
       ここ2日間ずっとなんかモヤモヤしてるんですよ。
       なんかスッキリしないですよね、ホントに・・・。
 
       > でも、キャラメルのお芝居としてはどうなのでしょうか?いつもの
       > 「気持ちを伝える・相手の気持ちを考えておせっかいなくらいに動く」
       > というキャラメルのお芝居と比べると違うな?と思いました。
       > (キャラメルでこういったお芝居をする意味はあるのでしょうか?
       > <根源的な疑問(^^;) 
 
       私もそう思いました。
       キャラメルが大好きで毎公演観に行ってるのは、
       やっぱわかりやすさと、爽快感が一番の理由だから・・・(私にとっては)
       ガン!とくる「何か」がなかったように思います。
       音楽もセリフも、ほとんど印象に残ってないです。
       さすがに千秋楽間近なんで、
       とちりとかはなかったように思いますが。
 
       ちせさんが書いてましたけど、
       私も劇場に入ってセット見て、『MIRAGE』を連想しました。
       だからってわけじゃないんですけど、
       坂口さんが一言目のセリフを喋った時に、
       「また男っぽいキャラ?」(=真澄)と思ってしまいまして・・・
       個人的に坂口さんの「男言葉」好きじゃないんです。
       「クローズ・ユア・アイズ」の由紀子とか
       「キャンドル〜」の須磨子とか、
       「女らしい」役の方が坂口さんに合ってるような気がして、
       なんかそこでまず一瞬冷めてしまったところはありました。
       まあ、カッコ良かったんですけどネ、外見は。(笑)
 
       大内さん、やっぱ弱かったですよね?
       よかった、私だけかと思った、そう思ってるの。
       チラシとか情宣写真に載ってるし、最初のシーンで一人ずつ
       ななえに対してセリフを言ってる時の言葉を聞く限りでは
       もっと深く突っ込んだキャラなのかと思ったらとんでもなかった・・・。
       やっぱ、稽古を重ねていく上でかわちゃったのかな・・・。
 
       岡内さんは、う〜ん・・・
       なんかずっと怒ってるな〜って感じでした。
       感情が出てるとすれば、それだけ。
       彼女の最後の(?)セリフ
       「私の分は私がやる。」
       数少ない覚えてるセリフで、結構いいな〜と思ったんですが、
       彼女の言い方というか、感情が・・・なんか違うような気が・・・
 
       藤岡さんの開くんは、私は良かったような気がするんですが・・・。
       青山さんの磐梯さんは凄く良かったですね。
       1シーンだけって凄くもったいない。
 
       近江谷さんは本当に良かった!
       この作品中最も良かったのは、絶対近江谷さんですね。
       あそこまで「憎らしい〜」と思わせるのは
       やっぱり役が浸透してたせいでしょうね。
       それに対して、やっぱり他の人たちが弱いっつーか中途半端なのは
       やっぱり残念だったかな〜・・・。
 
       八木沢さんこと、西川さんは個人的には好きです。
       が、何か足りない感じがしました。
       切ないだけで終わってしまったというか・・・。
 
       アンケートにはいいことしか書かなかった自分、
       かなり反省しています。
       やだね〜、いい子ぶって。何の為にだ・・・全く。
 
       いっしょに観に行った子達が、凄い泣いてて
       「凄い感動した」っていったんですよ。
       私はなんだか「私はそうでもなかった」て言い出しにくくて、
       「そうだね〜、よかったよね〜」って、
       なんだか、何に遠慮して私はあんなことを言ったんでしょうね。
       ホント腹が立ちます、自分に。
 
       もう1回観たいんですけど、金がないです。
       22日の半生中継のビデオを友達に頼んでるんで、
       何としてでもそれをゲットしたいですね。
 
       あ〜長々とすみません。
       では、この辺で〜・・・。
 
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Re:エトランゼ(3月14日・夜) 投稿者:ちせ <HOME>  ( 04/05 03:19:01 ) 
 
        めしたろうさん、ご感想ありがとうございます。
 
       > 私もそう思いました。
       > キャラメルが大好きで毎公演観に行ってるのは、
       > やっぱわかりやすさと、爽快感が一番の理由だから・・・(私にとっては)
       > ガン!とくる「何か」がなかったように思います。
 
        そうそう、そうなんですよ。
        何年か前までのキャラメルの舞台には、もっと気持ちを揺さぶってくれる、
       あるいは圧倒させてくれる「なにか」が確実にあったと思います。
        ……だけどこの頃は、どうも……消化不良が続くというか。
       
       > 坂口さんが一言目のセリフを喋った時に、
       > 「また男っぽいキャラ?」(=真澄)と思ってしまいまして・・・
       > 個人的に坂口さんの「男言葉」好きじゃないんです。
       > 「クローズ・ユア・アイズ」の由紀子とか
       > 「キャンドル〜」の須磨子とか、
       > 「女らしい」役の方が坂口さんに合ってるような気がして、
       > なんかそこでまず一瞬冷めてしまったところはありました。
 
        私も苦手ですね。
        坂口さんが男っぽい喋り方をすると、なんだか「ガサツ」に聞こえるんで。
       >
       > 大内さん、やっぱ弱かったですよね?
       > よかった、私だけかと思った、そう思ってるの。
       > チラシとか情宣写真に載ってるし、最初のシーンで一人ずつ
       > ななえに対してセリフを言ってる時の言葉を聞く限りでは
       > もっと深く突っ込んだキャラなのかと思ったらとんでもなかった・・・。
       > やっぱ、稽古を重ねていく上でかわちゃったのかな・・・。
       >
        かも、知れませんけど。
        中途半端に、存在価値を無くしちゃったようなキャラですよね……?
 
       > 岡内さんは、う〜ん・・・
       > なんかずっと怒ってるな〜って感じでした。
       > 感情が出てるとすれば、それだけ。
       > 彼女の最後の(?)セリフ
       > 「私の分は私がやる。」
       > 数少ない覚えてるセリフで、結構いいな〜と思ったんですが、
       > 彼女の言い方というか、感情が・・・なんか違うような気が・・・
       >
        「里奈」が両親に対して意地を張り続けている、ということ自体は分から
       なくもないんですが。その「意地の張り方」が「単なるわがまま」に見える
       ことがありましたね、時々。
 
       > 藤岡さんの開くんは、私は良かったような気がするんですが・・・。
       > 青山さんの磐梯さんは凄く良かったですね。
       > 1シーンだけって凄くもったいない。
       >
        藤岡さんはそれなりにいいんですが、これで少年役が固定されてしまうと、
       なんだかなーという気分になりそうです。
        青山さん、今までで一番はまってましたね。キャラ的にはあのシーンしか
       出しようがないでしょうから、あれだけでも仕方ないんですけど (^o^;
 
 
       > 近江谷さんは本当に良かった!
       > この作品中最も良かったのは、絶対近江谷さんですね。
       > あそこまで「憎らしい〜」と思わせるのは
       > やっぱり役が浸透してたせいでしょうね。
       > それに対して、やっぱり他の人たちが弱いっつーか中途半端なのは
       > やっぱり残念だったかな〜・・・。
       >
        私も思いました。
        キャラクターがきちんとできてたのは、近江谷さんと青山さんだなぁと。
 
       > 八木沢さんこと、西川さんは個人的には好きです。
       > が、何か足りない感じがしました。
       > 切ないだけで終わってしまったというか・・・。
       >
        ページの感想にも書いたんですが、西川さんって、どんな役でも基本的
       に、その場を締める台詞とか雰囲気とかが必ずあると思うんですよ。
        でも今回は、その手の決定的な要素は感じられなくて……それでなんか
       物足りない、もったいないと思ってしまいました。
 
       > アンケートにはいいことしか書かなかった自分、
       > かなり反省しています。
       > やだね〜、いい子ぶって。何の為にだ・・・全く。
       >
       > いっしょに観に行った子達が、凄い泣いてて
       > 「凄い感動した」っていったんですよ。
       > 私はなんだか「私はそうでもなかった」て言い出しにくくて、
       > 「そうだね〜、よかったよね〜」って、
       > なんだか、何に遠慮して私はあんなことを言ったんでしょうね。
       > ホント腹が立ちます、自分に。
       >
        いやでも、そういう気持ちは分かりますよ。
        悪いことって書きにくいし、良かったと言ってる人には逆の意見は言い
       にくいものです。
 
       > もう1回観たいんですけど、金がないです。
       > 22日の半生中継のビデオを友達に頼んでるんで、
       > 何としてでもそれをゲットしたいですね。
       >
        ご覧になれましたか?
        私は千秋楽前の17日ソワレを観たんですが……うーん、神戸公演よりは
       いくらかマシってところかな。でもやっぱり満足はできなかった。
 
       > あ〜長々とすみません。
 
        いえいえ、かまいませんよ。
        またいつでも、長々と書きにいらしてください(笑)
 
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ランニングシアターダッシュ『風のピンチヒッター〜再試合』大阪3/10昼の回。
               投稿者:はらだ <HOME>  ( 03/12 18:03:25 )
 
     はい、観てきました。
 
     岡部さんが主役ということで。今まで私が観てきた中では、
     結構おっさん役だったとか、まあ押しの強い役が多いんですけど、
     今回気弱な少年ってことで。結構合いますね。
     ていうか初演知らないからわからないんですけど、岡部さん凄くいいです。
     まあどうせ比較してもしょうがないですしね。
     私にとってはあの役=岡部さんで全てですね。
     以前はひよわでがりがりの役だったって聞いてますけど、
     これをデブ(失礼(- -;でもセリフにもそう出てくるし)でとろいやつ、で置き換えても
     十二分に通用しますよね。
 
     で、いろいろいい点はたくさんあったんですけど、
     何から話していいのか。
     まあそれはひとまず置いておくとして、ちょっと思ったことを。
     ダッシュって、結構女性が男性役をすることが頻繁にありますね。
     (多分男性が女性役でも通用しそうな気がするのは『REBIRTH』で証明済み?)
     他意はありませんがキャラメルボックスを例に取るとこちらでも
     少年役では女性が起用されますけど、例えどっちも同じ年頃だったとしても
     その演じ方はかなり違いますね。
     キャラメルの場合、周りが大人であるせいかもしれませんけど、
     如何にも”少年”であることが強調されるというか、
     大人から観た少年像ってところが強いような気がするんです。
     ダッシュの場合、少年っていうより”ヤロー”ですね(笑)。
     まあ部活動だし周りがみんな同じ世代ってことだからかもしれませんけど。
     明らかに女優なんですけど女優ってことを感じさせないんですよね、
     別に乱暴だとかがさつだとかいうんじゃなくて。
     どっちがいい悪いではないですが、これはダッシュのいいところだと思います。
 
     何だか走りたくなるですね。
     あの、日々の練習風景のところが好きでした。
 
     しかし、”特訓中”ではイサムとジャーマネは結婚しているんですが
     そういう前振りはないですね。そういうものだったんですねー。
 
     あ、誰がやるんだろうと一部で言われていた”何でも屋”、まさか岡部さんがやるとはねー
     (&上瀧さん、宮腰さんでしたっけ)、驚きです。あ、でも良かったー。
     べっちさん最高でした。以上!
 
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Re:ランニングシアターダッシュ『風のピンチヒッター〜再試合』大阪3/10昼の回。
                 投稿者:ちせ <HOME>  ( 04/29 03:03:00 )
 
      はらださん、ご感想ありがとうございます。
 
     > 岡部さんが主役ということで。今まで私が観てきた中では、
     > 結構おっさん役だったとか、まあ押しの強い役が多いんですけど、
     > 今回気弱な少年ってことで。結構合いますね。
     > ていうか初演知らないからわからないんですけど、岡部さん凄くいいです。
 
      私も同じように思いました。
      なにせ他作品での役が……ねぇ(笑)
 
     > キャラメルの場合、周りが大人であるせいかもしれませんけど、
     > 如何にも”少年”であることが強調されるというか、
     > 大人から観た少年像ってところが強いような気がするんです。
     > ダッシュの場合、少年っていうより”ヤロー”ですね(笑)。
     > まあ部活動だし周りがみんな同じ世代ってことだからかもしれませんけど。
     > 明らかに女優なんですけど女優ってことを感じさせないんですよね、
     > 別に乱暴だとかがさつだとかいうんじゃなくて。
     > どっちがいい悪いではないですが、これはダッシュのいいところだと思います。
     >
      そう言えば、そうですね。
      はらださんのおっしゃる通り、ダッシュは「部活動」が中心になることが多い
     ですからね。必然的にそういう年頃の少年というか、男子が多く出てくるわけで。
      キャラメルの場合は大人に囲まれている中の「少年」だから、描かれ方も根本
     からまず違うでしょうね。
 
     > 何だか走りたくなるですね。
     > あの、日々の練習風景のところが好きでした。
     >
      いかにも青春、な風景ですね。あーいいなぁ(笑)
 
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Re:ランニングシアターダッシュ『風のピンチヒッター〜再試合』東京3/27夜の回。
                      投稿者:まさ ( 04/08 19:30:25 ) 
 
       「再試合」を新宿のサンモールで見ました。スズナリよりは大きな劇場です。シアター
   アップルほほどは大きくありません。
       最初の風のピンチヒッターは観ていません。
       「再試合」を観ていると、この劇は小劇場向けだったのだろうなと思いました。
       役者さんたちのやり取りを見ると、小劇場ならもっと大受けするだろうなと思うところ
   がありました。
        
       再試合の岡部さん、よかったですよね。
       「タイ〜ム!」と、こうであったらいいのに、と妄想にふけるミナミくん。
       そして最後にそれを振り切るミナミくん。
       もう岡部さんしか、ミナミ役を考えられません。(^^)
 
       サイゴウも太一郎さんがいい。
       眼に凄みがあって。。(^^)
 
       ダッシュの群唱好きです。セリフが何かせつない。
       「風は確かに吹いていた そして風は今も吹いている」
       ミュージカルのメロディのようにつぶやいてしまいます。
 
       私は買わなかったけれど、ガレージセールをやっていました。大阪公演でもしたのかな?
 
       ではでは
 
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Re:ランニングシアターダッシュ『風のピンチヒッター〜再試合』東京3/27夜の回。
                 投稿者:ちせ <HOME>  ( 04/29 03:36:24 )
 
      まささん、ご感想ありがとうございます。
 
     > 「再試合」を観ていると、この劇は小劇場向けだったのだろうなと思いました。
     > 役者さんたちのやり取りを見ると、小劇場ならもっと大受けするだろうなと思うところ
   >がありました。
     >  
      生舞台って何でもそうだと思いますけど、空間がコンパクトであるほど、
     舞台の雰囲気に浸りやすいって面がありますよね。もちろん、大きくても
     十分浸れる場合はありますが。
 
     > 再試合の岡部さん、よかったですよね。
     > 「タイ〜ム!」と、こうであったらいいのに、と妄想にふけるミナミくん。
     > そして最後にそれを振り切るミナミくん。
     > もう岡部さんしか、ミナミ役を考えられません。(^^)
     >
      はらださんのご感想にも書かれてましたが、岡部さんの普段の役柄って
     すごく個性的、アクの強いものばかり(少なくとも私が知っているものは)
     ですから……最初にこの役だと知った時はびっくりしましたが、観ている
     うちに気にならなくなりましたね。
 
     > サイゴウも太一郎さんがいい。
     > 眼に凄みがあって。。(^^)
     >
      「眼」ネタ面白かったです(笑)
 
     > ダッシュの群唱好きです。セリフが何かせつない。
     > 「風は確かに吹いていた そして風は今も吹いている」
     > ミュージカルのメロディのようにつぶやいてしまいます。
     >
      私も群唱には弱いんです……しかも今回最前列だったしなぁ。
 
     > 私は買わなかったけれど、ガレージセールをやっていました。大阪公演でもしたのかな?
 
      3月11日(日)にやっていました。行かなかったんですが (^^;
 
 

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