ネタばれ掲示板の記録・17(00.9.17〜11.26)

(『また逢おうと竜馬は言った』東京・神戸、『ラン・フォー・ユア・ワイフ』)
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「また逢おうと竜馬は言った」9/17東京千秋楽 投稿者:光介 ( 09/17 20:47:43 )
 
     また逢おうと竜馬は言った』9/17東京千秋楽 4列目
 
     午前中、雷ががんがん鳴っている。台風が来て大荒れになるのか?
     という不安をよそに、開演15分前劇場に辿り着き、着いた時には、小雨でした。
     受け付けにはキャンセル待ちのお客さんが並ぶ。やっぱりこんな天気じゃ
     と思いながらロビーに入ると、「うわっ!」通路席待ちのお客さんがごっそり、
     更に始まっている前説、やっぱりコマ劇場の稽古場を借りてライブ中継して
     いる模様、100名強らしい…。ライブの証明?大森さんや石川さんが
     呼び出される、あちらはアットホームな感じらしい。
     なんとすでに大森さんイラストのタオルが売り切れだそうだ。
     この時点でのアプルの状況は立ち見がぐるりと劇場の側面に並んでいる。
     凄い人だ…。
 
     さて、今回3回めの観劇なので特に言うことはないですが、千秋楽ネタは
     伸ちゃんカオリちゃんのところでの1回だけだったようだ。
 
     千秋楽恒例の一言挨拶。全部覚えてないので大筋だけ、雰囲気をわかってください。
 
     岡内さん…初めての人妻役ということで指輪ができました。
          神戸ではもっといちゃいちゃしたいです。
     篠田さん…5年前はあんな若い奥さんをもらってと言われ続けましたが、
          今回は…(忘れました)。(カオリちゃんに向かって愛の言葉を叫んで終わる)
     大内さん…初めてカーテンコールで挨拶した時を見た皆さん、記憶を消して下さい。
     細見さん…1年ぶりの舞台でした。小久保課長はホモではありません。
          役柄でムナムナと親睦を深めたかった。
     佐藤(仁)さん…この髪型に合う服がない。
     佐藤(雅)さん…念願のキャラメルの舞台に立てました。
     前田さん…今回たくさん嘘をつく役でしたが、もう一つ嘘をついていましたと
          胸に手をあてる。
     坂口さん…さなえの役はいいが、さな子という若い役でいいのかと演出家に詰め寄り
          ましたが、さな子もいい年だったと説き伏せられた。
     首藤さん…「かぜのことば」に載っていませんが、「こんな感じで弾をよけられるんだぞ!」
          このネタは台本にはなかったそうです。
     田嶋さん…ケイコという役、成井さんにあなたに宛てた役といわれたけど、8年前には
          出会っていなかったそうです。
     岡田さん…田舎の母に上川さんが今度、武蔵にやるんだってと言われ、5年後、お前が
          どんな役になるのか楽しみだと言われました。神戸公演には見にくるので
          世間の風の辛さを教えてあげたい。
     南塚さん…普段、汗をかかないけど、今回はこんなでした。(後ろをむく)
          皆さん、臭くてすみませんでした。
 
     そしてスタッフの紹介。真柴さん、小川さん、藤岡さん、青山さん、温井さん、畑中さん
     成瀬さんさん登場。
 
     カーテンコール3度め…坂口さんの挨拶、篠田さんの3本締め
     カーテンコール4度め…客席スタンディングオベーションで出迎える。
 
     そして劇場を出たら、空は晴れていた。
 
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Re:「また逢おうと竜馬は言った」9/17東京千秋楽
              投稿者:ちせ <HOME>  ( 10/05 17:32:46 ) 
 
        遅くなりましたが、東京千秋楽レポート、ありがとうございます。
       >
       > 午前中、雷ががんがん鳴っている。台風が来て大荒れになるのか?
       > という不安をよそに、開演15分前劇場に辿り着き、着いた時には、小雨でした。
       > 受け付けにはキャンセル待ちのお客さんが並ぶ。やっぱりこんな天気じゃ
       > と思いながらロビーに入ると、「うわっ!」通路席待ちのお客さんがごっそり、
       > 更に始まっている前説、やっぱりコマ劇場の稽古場を借りてライブ中継して
       > いる模様、100名強らしい…。ライブの証明?大森さんや石川さんが
       > 呼び出される、あちらはアットホームな感じらしい。
 
        天気は思ったより悪くなかったようですね。
        でも、今回の盛り上がりじゃ、天気はあまり関係なかったかも?
 
       > なんとすでに大森さんイラストのタオルが売り切れだそうだ。
 
        ……これ、公演終わったから、言っちゃってもいいかなぁ?
        実は、神戸販売用に100枚だか何枚だか、残しておいたとか。
        (ちなみに、Tシャツも同様の理由で保管していたらしい)
        なので、「東京の人には内緒ですよ〜」と前説でおっしゃってました。
       >
       > さて、今回3回めの観劇なので特に言うことはないですが、千秋楽ネタは
       > 伸ちゃんカオリちゃんのところでの1回だけだったようだ。
       >
        キャラメルのネタばれで話題になってた「ウェンディちゃん」ですか?
        楽日限定で飛んだんですね?(笑)
 
 
       > 千秋楽恒例の一言挨拶。全部覚えてないので大筋だけ、雰囲気をわかってください。
 
        じゅうぶん、分かりました〜。ありがとうございます m(_ _)m
 
       > 坂口さん…さなえの役はいいが、さな子という若い役でいいのかと演出家に詰め寄り
       >      ましたが、さな子もいい年だったと説き伏せられた。
 
        台本には「数え歳で二十八」と書いてありました。
        というと、26〜27歳か。この時代だと確かに「いい年」かもしれませんね。
 
       > 首藤さん…「かぜのことば」に載っていませんが、「こんな感じで弾をよけられるんだぞ!」
       >      このネタは台本にはなかったそうです。
 
        はい、ありませんでした〜。
 
       > 田嶋さん…ケイコという役、成井さんにあなたに宛てた役といわれたけど、8年前には
       >      出会っていなかったそうです。
 
        初演は大森さんでしたよね。
        ということは、おそらく大森さんにあて書きの役のはずですが?(苦笑)
 
       > そして劇場を出たら、空は晴れていた。
 
        なんか、いい感じですね (*^^*)
 
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『また会おうと竜馬は言った』神戸公演感想 投稿者:さんろ ( 09/30 22:39:15 )
 
     9月24日(日)マチネ、2列目16番で観ました。
 
     初演も再演も、ビデオでしか観てないし、ずいぶん前に一度観たきりなので、
     わりと新鮮な気持ちで、観に行きました。
 
     南塚さんの「岡本」、よかったです。
     今まで、なんかこうひっかかる「クセ」があって、
     個人的な印象としては、グッとこないとこがあった南塚さんなんですけど、
     この『竜馬』では、脱皮しちゃったみたいに、ストレートに心に届いて来ました。
     第一声の「かっこいいぃぃぃぃ〜〜」で、
     「あ、岡本だ。」って、背筋がぞくっとなって始まって、
     進んで行けば行く程、気分は幼なじみの近所のお姉さん、でした。(*^_^*)
     もう、岡本の一生懸命な気持ちが伝わって来て…ある意味、力技だったかもしれま
     せんけど。
 
     岡田さんの竜馬も、ただの憧れの遠くにいる人じゃない、
     人間臭い竜馬像を創っていて、今回の岡本像とは合ってましたね。
     岡本はもちろんですけど、竜馬もどこかで岡本ってやつを、認めてるような。
     この二人を見ているのが、楽しかったです。
 
     だから、ラストで二人が顔を見合わせて笑うところや、
     剣をあわせるところ、観ていてとてもいい気分でした。
     ラストの岡本の顔、よかったですね〜。
     前から2列目というお席のお陰で、あの表情がしっかり見られました。
     己の未来を見つめて、清々しく雄々しく、そして厳しさもある顔でした。
 
     だから、観終った時の感想としては、大満足だったです。
     ただ…頭のハシの方で、「ん?」ってところもあるんですよね。
 
     例えば、っていうか、一番「ん?」なとこなんですけど、
     岡本がケイコに惹かれて行ったってとこ、よくわかんなくて。
     確かにケイコの言動は、可愛いとこありますけど、
     二人の心がふっと触れあうような、そんなところが感じられなかったから。
     だから、あの、帽子をもらうシーンが弱かったですね。
     でもそのあと、本郷とケイコが和解するシーンで、
     遠くでそれを感じてる(見てないですよね)岡本は、いじらしかったです…。
 
     全体に、テンポがかなり早かったからなのかな〜
     脇の人のキャラクターが、際立つところが少なかった気がします。
     その辺なんでしょうか、「もう一回観たいっ!」にはなりませんでした。
     あ、ワンステージで、充分満足したってことなんだと思うんですけど…。
 
     そうそう、こういう経験、初めてなんですけど、
     ラストで、竜馬が遠い海の向こうの「世界」を見つめるシーンで、
     波の音が聞こえて来た時、さぁぁぁ〜〜っと、目の前に、
     この夏に行ってきた桂浜の海が、広がったんです〜。
     ひとりで感動しておりました。
     そしたら、「曲目リスト」によると、あれ、本物の桂浜の波の音だったんですね。
     それを知って、またまたひとりで浸ってしまいました。
     とにかく、あの瞬間、岡田「竜馬」は、桂浜に立っていました。
     夏に高知に行ってよかったぁ〜♪
 
     スト−リ−にひとつだけ、いちゃもんつけたいんですけど…
     欲しかった帽子をわかってくれてる男性って、すごいんじゃないでしょうか?
     本郷って、出来過ぎですよ〜。
     …って、何に文句言ってるんだ?私。(^ ^;;
 
 
 
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Re:『また会おうと竜馬は言った』神戸公演感想
             投稿者:ちせ <HOME>  ( 10/06 00:20:24 ) 
 
        さんろさん、感想ありがとうございます m(_ _)m
 
       > 初演も再演も、ビデオでしか観てないし、ずいぶん前に一度観たきりなので、
       > わりと新鮮な気持ちで、観に行きました。
       >
        私は、何度も観ちゃっていますが……でも、もう一年以上観てないし、
       私にしては忘れた状態だったかな?(笑)
 
       > 南塚さんの「岡本」、よかったです。
       (中略しました)
       > もう、岡本の一生懸命な気持ちが伝わって来て…ある意味、力技だったかもしれま
       > せんけど。
       >
        たしかに、ある意味力技だった部分もあったかも?
        でも個人的には、あの役で最後までやり通したことだけで、拍手して
       さしあげたいです (^^)
        「岡本」としても、とってもよかったと思うし。
 
 
       > 岡田さんの竜馬も、ただの憧れの遠くにいる人じゃない、
       > 人間臭い竜馬像を創っていて、今回の岡本像とは合ってましたね。
       > 岡本はもちろんですけど、竜馬もどこかで岡本ってやつを、認めてるような。
       > この二人を見ているのが、楽しかったです。
       >
        いろんな「竜馬」がありますね。
        そういえば、3度上演している作品で、メインが全部違う役者さんと
       いうのは、この作品だけでは? 『不思議なクリスマスのつくりかた』
       も『スケッチブック・ボイジャー』もそうじゃないし(『スケボジャ』
       は厳密にはちょっと違うんですけどね)
 
       > だから、ラストで二人が顔を見合わせて笑うところや、
       > 剣をあわせるところ、観ていてとてもいい気分でした。
       > ラストの岡本の顔、よかったですね〜。
       > 前から2列目というお席のお陰で、あの表情がしっかり見られました。
       > 己の未来を見つめて、清々しく雄々しく、そして厳しさもある顔でした。
       >
        私は初日6列目、23日夜が3F立ち見でした。
        表情を見るよりも、なんか雰囲気だけで酔っちゃってました(笑)
 
 
       > 例えば、っていうか、一番「ん?」なとこなんですけど、
       > 岡本がケイコに惹かれて行ったってとこ、よくわかんなくて。
       > 確かにケイコの言動は、可愛いとこありますけど、
       > 二人の心がふっと触れあうような、そんなところが感じられなかったから。
       > だから、あの、帽子をもらうシーンが弱かったですね。
       >
        私個人は、あんまり「ケイコ」自体に魅力を感じませんでした。
        ああいう女性っていると思うんですが、どうも「ケイコ」としては、
       キャラクターに足りないものがあるような……
        南塚さん「岡本」とのつり合いも、あまり取れていなかったような
       気がするし。これは両方(二人)の問題かも知れませんけど。
 
       > 全体に、テンポがかなり早かったからなのかな〜
       > 脇の人のキャラクターが、際立つところが少なかった気がします。
       > その辺なんでしょうか、「もう一回観たいっ!」にはなりませんでした。
       > あ、ワンステージで、充分満足したってことなんだと思うんですけど…。
       >
        微妙に感じどころは違うかも知れませんけど、「一回で満足」には
       同感です。
        全体的によくできたお芝居だとは思いましたが、逆に言えば、全体
       が平均的に良かったというか……「もう一回!」と思えるパワフルさ
       には欠けていたように感じました。もっと言えば、「キャラメル特有
       の持ち味」が、今回はいつもみたいに濃くない感じがしたんですよね。
 
 
       > そうそう、こういう経験、初めてなんですけど、
       > ラストで、竜馬が遠い海の向こうの「世界」を見つめるシーンで、
       > 波の音が聞こえて来た時、さぁぁぁ〜〜っと、目の前に、
       > この夏に行ってきた桂浜の海が、広がったんです〜。
       (中略しました)
       > 夏に高知に行ってよかったぁ〜♪
       >
        わぁ、いい体験しましたね〜。
        私も一度行っておけばよかったかも?(笑)
 
       > スト−リ−にひとつだけ、いちゃもんつけたいんですけど…
       > 欲しかった帽子をわかってくれてる男性って、すごいんじゃないでしょうか?
       > 本郷って、出来過ぎですよ〜。
       > …って、何に文句言ってるんだ?私。(^ ^;;
 
        あはは、それはそうかも。
        何も言わないのに欲しいものをわかってるなんて、よっぽど相手の
       ことを普段から見ていないと、できませんよね。
        ……うらやましすぎるぞ、「ケイコ」さん(笑)
 
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「また逢おうと竜馬は言った」9/23マチネ感想
                投稿者:まえたけ ( 10/02 12:35:27 )
 
     そんなわけで、遅れましたが竜馬の感想を書かせていただきます。
 
     まず、僕は初演、再演をみておりません。
     だから全くストーリーがわからない真っ白な状態で観ました。
 
     岡本と竜馬の関係はすごく仲のいい兄弟のような感じ、
     できの悪い弟を、兄がやさしく時には厳しく、見守るような
     そんな関係だなあと思いました。そんなわけでかなり
     竜馬に親しみが持てたように思います。また、どこのシーン
     だったか、岡本が「竜馬ぁ〜」と情けない声で竜馬に助けを
     求める所に「のび太」と「ドラえもん」の関係がだぶった
     のは僕だけでしょうか?(笑)。でも、そんな岡本が竜馬に
     励まされて男になる姿は、観ているこっちにまで勇気と力を
     与えてくれたような気がします。
     「心の中の竜馬に励まされる」=「自分でどうすべきか
     を考える」ということ。そして考えたこと
     について行動にうつすことは岡本本人が決めること
     なんですよね。そういう意味でも優柔不断な岡本の
     大きな成長がみてとれたような気がします。
 
     ストーリーの作りかたも興味深かったです。
     竜馬めざす岡本、土方をめざす棟方、そして本郷と
     ケイコの関係を西郷隆盛と桂小五郎の薩長同盟に
     例えたりと、現在の人物と幕末の人物をうまく
     当てはめて物語を展開させている所がうまいなあと
     感じました。特にラストの岡本と棟方の決闘の
     シーン、岡本が棟方を撃った時、竜馬も土方を切りつけ
     2人で「安心せい、峰打ちじゃ!」と叫ぶあのシーンは
     最高でした。
 
     少し残念だったのは、岡本のケイコに対する気持ちの
     変化が、あまり感じられなかったこと。思ったよりも
     テンポが速く、聞き取れないせりふがあったこと。
     ギャグの方はかなり楽しめたのですが、ちょっと多すぎる
     こと。そのあたりですかね。
 
     でも、総合的によくできており大変楽しくみることができました。
     成井さん曰く、何年か後にまた上演するとのことなので
     その時、誰が岡本で誰が竜馬を演じるのかすごく楽しみです。
 
 
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Re:「また逢おうと竜馬は言った」9/23マチネ感想
             投稿者:はらだ@通りすがり ( 10/02 19:42:35 )
 
     こんにちは、まだ残業中なのに読んでるはらだです(笑)
     一つだけ。
 
     > 竜馬に親しみが持てたように思います。また、どこのシーン
     > だったか、岡本が「竜馬ぁ〜」と情けない声で竜馬に助けを
     > 求める所に「のび太」と「ドラえもん」の関係がだぶった
     > のは僕だけでしょうか?(笑)。でも、そんな岡本が竜馬に
     > 励まされて男になる姿は、観ているこっちにまで勇気と力を
     > 与えてくれたような気がします。
     おお!まさにその通りですね、「のび太」と「ドラえもん」!
     誰もそんなことを言ってなくて今初めて聞いたのですが
     誰も言ってなかったっていうのが不思議なくらいしっくりきますねえ(笑)、なるほど…。
     もともと南塚さんはのび太くんに喩えられることもあるし
     またドラえもんネタも結構言ってますからねえ。
     まさに的を射ている表現ですねえ。
 
     では。
 
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Re:「また逢おうと竜馬は言った」9/23マチネ感想
              投稿者:ちせ <HOME>  ( 10/06 00:21:45 )
 
      まえたけさん、感想ありがとうございます m(_ _)m
 
     > まず、僕は初演、再演をみておりません。
     > だから全くストーリーがわからない真っ白な状態で観ました。
     >
      その状態で観るのが、やはり一番おもしろいですよね。
 
     > 岡本と竜馬の関係はすごく仲のいい兄弟のような感じ、
     > できの悪い弟を、兄がやさしく時には厳しく、見守るような
     > そんな関係だなあと思いました。そんなわけでかなり
     > 竜馬に親しみが持てたように思います。また、どこのシーン
     > だったか、岡本が「竜馬ぁ〜」と情けない声で竜馬に助けを
     > 求める所に「のび太」と「ドラえもん」の関係がだぶった
     > のは僕だけでしょうか?(笑)。
 
      わはは、ドラえもんですか〜。
      でも確かに、それに近いものはあったかも(笑)
 
     >でも、そんな岡本が竜馬に
     > 励まされて男になる姿は、観ているこっちにまで勇気と力を
     > 与えてくれたような気がします。
     > 「心の中の竜馬に励まされる」=「自分でどうすべきか
     > を考える」ということ。そして考えたこと
     > について行動にうつすことは岡本本人が決めること
     > なんですよね。そういう意味でも優柔不断な岡本の
     > 大きな成長がみてとれたような気がします。
     >
      そういえば、そうですね。
      あの「竜馬」は、舞台だと実際にいますけど、本来は「岡本」の
     中だけの存在なんですものね。「竜馬」のようになりたいと願う、
     自分の心の一部。
      ……そう考えると、余計に「岡本」の頑張りに心打たれますね。
 
     > ストーリーの作りかたも興味深かったです。
     > 竜馬めざす岡本、土方をめざす棟方、そして本郷と
     > ケイコの関係を西郷隆盛と桂小五郎の薩長同盟に
     > 例えたりと、現在の人物と幕末の人物をうまく
     > 当てはめて物語を展開させている所がうまいなあと
     > 感じました。特にラストの岡本と棟方の決闘の
     > シーン、岡本が棟方を撃った時、竜馬も土方を切りつけ
     > 2人で「安心せい、峰打ちじゃ!」と叫ぶあのシーンは
     > 最高でした。
     >
      今回の再々演を観て、成井さんがこの作品を『サンタクロースが
     歌ってくれた』に次ぐ出来だと言っておられる訳が、少し分かった
     ような気がします。
 
      そういえば「峰打ち」のシーン、初演・再演と今回ではちょっと
     演出が違ったんですよ。今回は手を撃たれていましたが、前の2回
     ではどこを撃たれたのかよく分からないままに倒れていました。
      今回の方がわかりやすくて良かったかな?
      これまでだと、「拳銃の峰打ちってどんなの?」と思う人もいた
     ようですし。
 
     > 少し残念だったのは、岡本のケイコに対する気持ちの
     > 変化が、あまり感じられなかったこと。思ったよりも
     > テンポが速く、聞き取れないせりふがあったこと。
     > ギャグの方はかなり楽しめたのですが、ちょっと多すぎる
     > こと。そのあたりですかね。
     >
      「岡本」と「ケイコ」は、いろんな意味でつり合ってない感じが。
      「ケイコ」自身にもあまり魅力を感じませんでしたし……
 
      ギャグは確かに多かったですね。どちらかというと、ストーリー
     自体よりもそちらに力が入っていたような印象を受けました。
      あんなにギャグに比重を置かなくても……
 
     > でも、総合的によくできており大変楽しくみることができました。
     > 成井さん曰く、何年か後にまた上演するとのことなので
     > その時、誰が岡本で誰が竜馬を演じるのかすごく楽しみです。
 
      4度目の上演は、4・5年後になるでしょうか?
      その時は誰かなぁ。今いる若い人たち? それとも……???
 
 
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『ラン・フォー・ユア・ワイフ』10/8夜 投稿者:光介。 ( 10/13 22:00:17 )
 
     『ラン・フォー・ユア・ワイフ』10/8夜 本多劇場
 
     追加公演だったので意外にいい席で見れました。
     劇場に入ると、通路席やら最前列前にベンチシート(@0@)
     すごぉ〜い混んでる。ふと左最前列の通路席の人、どこかで見たことが
     あるけど思い出せませんでした。
     舞台は1時間そして休憩それから55分の2部構成。休憩の合間に
     その人は菅野さんだったことに気付いた。
 
     CAST
     ジョン・スミス(タクシーの運転手)…加藤健一
     メアリー・スミス(ウィンブルドンの家のスミスの妻)…比企理恵
     バーバラ・スミス(ストレタムの家のスミスの妻)…加藤忍
     トラウトン警部(ウィンブルドン署の警部)…山崎清介
     ポータハウス警部(ストレタム署の警部)…有福正志
     新聞記者…高須誠
     ボビー・フランクリン…西川浩幸
     スタンリー・ガードナー…石丸謙二郎
 
     ===============================
     タクシー運転手のジョンは、ある日事件に巻き込まれて怪我をした。
     その怪我をきっかけにいままでの生活のリズムが狂ったのだ。
     彼は二つの家庭を持っていて、綿密なローションのスケジュールで
     うまくやっていた。スケジュールを元に戻そうとするが、小さな事から
     だんだんと取り返しのつかないことになってくる。二重生活は
     ばれてしまうのか?
     ===============================
 
     西川さんのおかまぶりは、キャラメルボックスTVで化粧無しの姿で
     びっくりした以上に登場にはどきっとする。でもアイシャドウがねぇ〜。
     でもこの役が結構終わりのほうで舞台全体での隠し味にもなっている。
     石丸さんは「夢から覚めても」ではおとなしい役だったけど、今回は
     すごく楽しいです。石が坂道にころがりつづけるような雰囲気で
     小さな嘘から止まらなくなる事態、大爆笑です。
     一部が終了して二部はその場面から始まりますが、もう言葉では
     言いあらわせないほど、事態は急加速、笑いの渦にひきこんでくれました。
     最後のおちも想像していたものと違って、いい意味で楽しかった。
     1回しか見れなかったことが残念かもしれない。
 
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Re:『ラン・フォー・ユア・ワイフ』10/8夜
             投稿者:ちせ <HOME>  ( 11/26 02:57:08 )
 
      光介さん、こんにちは。
      レスがめちゃめちゃ遅くなってすみません……
 
     > 追加公演だったので意外にいい席で見れました。
     > 劇場に入ると、通路席やら最前列前にベンチシート(@0@)
     > すごぉ〜い混んでる。
 
      普段の加藤健一事務所って、どのくらいお客さん来られるんでしょうね。
      よくは分かりませんが、今回の混みっぷりは、西川さん効果も大きい?
 
     > 石丸さんは「夢から覚めても」ではおとなしい役だったけど、今回は
     > すごく楽しいです。石が坂道にころがりつづけるような雰囲気で
     > 小さな嘘から止まらなくなる事態、大爆笑です。
 
      そうでしたね。
      私も、『夢から覚めても』で初めて観た役者さんだったので、なんだか
     イメージが違って、でも結局たくさん笑わされてしまいました。
 
     > 一部が終了して二部はその場面から始まりますが、もう言葉では
     > 言いあらわせないほど、事態は急加速、笑いの渦にひきこんでくれました。
     > 最後のおちも想像していたものと違って、いい意味で楽しかった。
     > 1回しか見れなかったことが残念かもしれない。
 
      私は、1回でよかったかな……
      無意識に、オチでなんらかの決着の形をつけてくれると思っていたので、
     あの終わり方はちょっと拍子抜けしてしまったんですよ。
      まぁ、好みでしょうし、もう1回観ればそれなりに感じ方が違うのかも
     知れませんけれど。
 

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