ネタばれ掲示板の記録・13(00.6.18〜7.30)

 (扉座・『FLAG』・『熱闘!飛龍小学校☆パワード』 ・『パレット』・『カレッジ・オブ・ザ・ウィンド』神戸公演)
  ------------------------------------------------------------------------
 
扉座『いとしの儚』6/3夜 投稿者:光介 ( 06/18 11:45:00 )
 
     『いとしの儚』6/3紀伊国屋ホールにて
 
     <あらすじ>
     鈴次郎は賭場がめっぽう強く負けない。
     ある日、人間に化けていた鬼シゲと勝負し、賭けする金がなくなったので
     鬼は「女」を賭けて勝負するが、鈴次郎には勝てなかった。
     鬼は約束を守るために鈴次郎を夜中、墓場に呼び出した。
     そこでは、墓場の死体を掘り起こし、良いところを集めて創る作業が行われ
     魂は生まれてすぐ亡くなった赤ん坊の魂が入れ、絶世の美女が誕生しました。
     しかし、魂と身体が繋がるには百日かかり、その前に抱くと美女はたちまち
     水になって流れてしまうと言われた。
     鈴次郎は、仕方なく赤ん坊の心を持った美女「儚」を育て始めたが、その日を境に
     して賭場では勝てなくなった。勝利の女神の鳴らす鈴の音が聞こえなく
     なったからだ。鈴次郎に育てられた儚は成長したが、品がなく、学もなかった。
     それを見かねた和尚さんは儚を預かることにした。数週間後、寺に呼ばれた
     鈴次郎は素敵に変わった儚を見て、驚くあまり心のない言葉や態度を出し、
     寺から儚を無理矢理連れ帰った。賭場に負け続け、賭ける金が無くなった鈴次郎は
     儚の着物、本をさえ取り上げ、賭けに向かった。
     負け、負け、負け…、鈴次郎は勝てない。勝てなくなった鈴次郎は宿敵ゾロ政に
     罵倒され、百両持ってきたら勝負を受けると言われ、和尚に借りに行くが
     断られる。鈴次郎は賭け金欲しさに和尚を殺した。その場面を見た儚は、
     鈴次郎に賭けを辞め、2人で他の土地に行って一緒にやり直そうと説得する。
     鈴次郎はこれが最後だと儚に言い聞かせ、港の小屋で待っていて欲しいと。
     だが、賭場ではゾロ政には勝てなかった。勝利の女神の鈴は女神の気紛れで
     サイコロの目の反対になるように幾度となく鳴らさらた。
     またまた罵倒された鈴次郎はキレて、女郎屋の女将に「儚」を売って金を
     借りた。最後の大勝負、手に汗をにぎる、女神よ、この勝負だけは…。
     そんな思いが散りくだけた。小屋で待っていた儚を迎えに行ったのは
     女郎屋の女将だった。儚の夢は壊れた、だが、「百日生きて人間になろう」
     それを心の支えにして生きていこうと。
     その後、儚は女郎屋で「させず太夫」として有名になった。99日目、噂を
     聞き付けた殿様が女郎屋にやって来た。殿様は儚の技であっけなく終わった
     のを腹をたて、儚を罰しようとした。儚はすべてを打ち明けたが、殿様は
     聞き入れない。その儚の事を聞き付けた鈴次郎は鬼に儚を助けてくれと
     頼んだが、負けたら鬼になるということを賭け、勝負をすることで鬼は承諾する。
     鈴次郎は負けたが、鬼は情けで儚を助けに行く。儚を助けた鬼は鈴次郎に
     最後の別れだと言って、儚に逢わせた…。
 
     =================================
     今回、初の本格的ラブストーリーということで、主演2人を
     集中的に見せようとしているのか、周りのキャラクターの魅力に
     対する配慮がいつもより少なかったです。
     岡森さんは戻って来て、いいキャラクターを演じても
 
     やっぱり伴さんが弾けてないと…。
 
     背景の場所も女郎屋とかでてくるからHなものが多かったですなぁ。
 
     主演の三木さんの演技がものすごく大変な感じがしました。
     赤子からせつない想いをさせる女性まで幅広く、ラストに向かう程
     熱意が伝わってくる。
     でも同じせつなさだったら春公演「無邪鬼」で見せた幼馴染みの
     女性の方が好きだなぁ。
 
 
  ------------------------------------------------------------------------
 
Re:扉座『いとしの儚』6/3夜 投稿者:ちせ  ( 07/12 05:21:12 ) 
 
        光介さん、いつもありがとうございます。
        長〜いストーリー紹介まで m(_ _)m
 
        私は、なにせ扉座初見でしたので、他の作品とは比べようもなかったんですが、
       …………そのぅ、いつも、ギャグとかはあんな感じなんですか???
        あれに圧倒されてしまって、気持ちがどうしても引いてしまいました。
 
        キャラクターにもあんまり魅力を感じなかったし……
 
        好みが合わないんでしょうか???
 
 
        とりあえず、もう1回はチャレンジしようかな、と思ってます。
 
 
  ------------------------------------------------------------------------
 
Re:扉座『いとしの儚』6/3夜 投稿者:光介 ( 07/13 21:20:18 ) 
 
 
       >  私は、なにせ扉座初見でしたので、他の作品とは比べようもなかったんですが、
       > …………そのぅ、いつも、ギャグとかはあんな感じなんですか???
       >  あれに圧倒されてしまって、気持ちがどうしても引いてしまいました。
 
       ギャグってホモねた?
 
       今回は評判よかったみたいだけど、私的には脇役の人たちの弾け具合と
       ハマリ役ってのが伝わってこなかったのは残念でした。
 
 
       >>  キャラクターにもあんまり魅力を感じなかったし……
       >
       >  好みが合わないんでしょうか???
 
       今回のキャラはいまいちだったかな。
 
  ------------------------------------------------------------------------
 
ランニングシアターダッシュ『FLAG』6/30夜 投稿者:光介 ( 07/02 10:58:21 )
 
     『FLAG』6/30夜シアターサンモール
 
     CAST
     明星高サッカー部員 ヒダリ    宮腰健司
               ロジ     上龍昇一郎
               カド     岡田達也
     毎朝新聞社記者   ハタ     岸本多恵子/平本光司
     明星高サッカー部主将 ニシガオカ 田中裕介
     同部員 ミツザワ         徳本憲治
     同監督 クニタチ         岡部尚子
     淀川学院高理事長 カシマ     札葉映子
     大阪府警警部補 トドロキ     佐藤太一郎
     大阪府警刑事  オオミヤ     川下祐樹/中島奈津子
     テレビきんきディレクター コマバ 板淵陽子
     実況アナウンサー ミズホ     葉山聖
     ハタの上司 バンパク       平本光司/葉山聖
     クニタチの息子 シュウト     佐久間京子
     誘拐犯              ???
 
     ===========================
     あらすじ
     明星高監督の息子が誘拐された。犯人の要求は淀川学院高戦で
     負けること。サッカー部員は監督の息子を救出するために行動、
     しかし、試合には負けたくない。タイムリミットは試合が終わる
     までに解決し、その合図は「FLAG」を振ることだっ!
 
     ===========================
     感想
     ここ2、3回のスポ根ものがテーマだったが、今回は誘拐という
     サスペンスの雰囲気で物語は流れる。
     ひとつひとつのセリフを理解しようとするがちょっと追い付くのが
     やっと。
     ・役者では佐久間さんが男の子役はちょっと無理があるかもしれない
     「加藤あい」風なのが気になる。
     ・岡田さん…客演するって結構重要な感じだと思っていたけど、そういう
      感じの役ではなかったのが残念。でも変な技を使いますね。
     ・毎回楽しみなのは腹黒な役の札葉さん、今回もなかなかいい味です。
     ・犯人の要求通りに大阪の町を走りますが、説明してくれるけど地理的
      なものがちょっと記憶に残らない。
      やっぱ桃色説明ズが地図で説明して欲しかった。
     ・フィクションもどきのはちゃめちゃがあるのでテーマの部分の他の
      大切な思いが薄くなってしまっているのが残念。
     ・新しい試みも加わってきたので今後に期待です。
 
 
  ------------------------------------------------------------------------
 
Re:ランニングシアターダッシュ『FLAG』6/30夜
               投稿者:ちせ  ( 07/17 00:32:19 ) 
 
        いつもありがとうございます。
 
       > ひとつひとつのセリフを理解しようとするがちょっと追い付くのが
       > やっと。
 
        そうですねー、ちょっと展開が目まぐるしかったといいますか。
        早いのに慣れてない人なんかは、余計に大変かも?
 
       > ・役者では佐久間さんが男の子役はちょっと無理があるかもしれない
       > 「加藤あい」風なのが気になる。
 
        あくまで私は、ですが、そんなに無理っぽくは感じませんでした。
        ダッシュの女優さんって、ほぼ全員「少年役」とかをよく当てられて
       いますよね。
 
       > ・岡田さん…客演するって結構重要な感じだと思っていたけど、そういう
       >  感じの役ではなかったのが残念。でも変な技を使いますね。
 
        変な技……まぁ確かに(笑)
        でもああいう性格の役って、キャラメルでは割り当てられそうにない
       ですから、そういう意味では観る価値あったと思ってます。
 
       > ・毎回楽しみなのは腹黒な役の札葉さん、今回もなかなかいい味です。
 
        ですねー。
        ちなみに私は、岡部さんが毎回たのしみです。今回もよかったー。
        次は、東京オンリーの短期公演で、作・演出なんですよね。
 
       > ・犯人の要求通りに大阪の町を走りますが、説明してくれるけど地理的
       >  なものがちょっと記憶に残らない。
       >  やっぱ桃色説明ズが地図で説明して欲しかった。
 
        比較的地元に近いといっても、大阪に詳しいわけじゃないし。<私
        地図がある方が、もっと多くの人にわかりやすいでしょうね。
 
       > ・フィクションもどきのはちゃめちゃがあるのでテーマの部分の他の
       >  大切な思いが薄くなってしまっているのが残念。
 
        んー、そうですね……
        「はちゃめちゃ」部分もですけど、劇中時間・上演時間自体の短さも
       あってか、ストーリーをとにかく進めるのに一生懸命って印象は、あり
       ましたね。
        登場人物の「思い」はなんとなく感じ取れたんで、個人的には、結構
       楽しんで観られました。
 
        もう1回くらい観たい気もしましたが……予算が(苦笑)
 
  ------------------------------------------------------------------------
 
Re:ランニングシアターダッシュ『FLAG』6/30夜
                投稿者:光介 ( 07/17 12:58:03 )
 
     >  そうですねー、ちょっと展開が目まぐるしかったといいますか。
     >  早いのに慣れてない人なんかは、余計に大変かも?
 
     何に重点をおいてよいのか…
     サッカ-という潜在意識があったからそっちが重要かと思ったら…。
 
     >  あくまで私は、ですが、そんなに無理っぽくは感じませんでした。
     >  ダッシュの女優さんって、ほぼ全員「少年役」とかをよく当てられて
     > いますよね。
 
     今回は岸本さんの方がよかったかも。
     佐久間さんでは何かオ-ラが違ったような…。
 
     >  変な技……まぁ確かに(笑)
     >  でもああいう性格の役って、キャラメルでは割り当てられそうにない
     > ですから、そういう意味では観る価値あったと思ってます。
 
     「エイト!」での平野さんのような感じの重要な役かと思ったら
     なんか誰でもいいような役だった。
 
     >  んー、そうですね……
     >  「はちゃめちゃ」部分もですけど、劇中時間・上演時間自体の短さも
     > あってか、ストーリーをとにかく進めるのに一生懸命って印象は、あり
     > ましたね。
     >  登場人物の「思い」はなんとなく感じ取れたんで、個人的には、結構
     > 楽しんで観られました。
     >
 
     思いは「FLAG」ではなかったのが煮え切らないのです。
     合図というのはわかっていたけど、皆ひとりひとりが旗の一部である
     というのも強く伝わってきませんでした。
     それにお父さんと親睦を増やしたいというのはわかるけど、
     なにもサッカ-を題材でなくてもいいんじゃない?と思わせるような
     薄い演出が歯がゆかったです。
 
     桃色説明ズを軽く扱ってしまったのも悲しかった。
 
  ------------------------------------------------------------------------
 
Re:ランニングシアターダッシュ『FLAG』(長いです)
                投稿者:さんろ ( 07/30 22:55:36 )
 
     私は、7月23日、岸本さんと、川下さんの楽の日に観劇しました。
     レスのレスに、レス、という形を借りて、感想を書かせていただきますね。
 
     >>  そうですねー、ちょっと展開が目まぐるしかったといいますか。
     >>  早いのに慣れてない人なんかは、余計に大変かも?
     >
     > 何に重点をおいてよいのか…
     > サッカ-という潜在意識があったからそっちが重要かと思ったら…。
 
     私も早いのには、けっこう馴れてきたってことかな〜?
     あ、でも、しばらくの間、警察が動いているのが、誘拐事件とは別の、
     爆破予告に因るものだってことがわかってなかったんでした。(^^ゞ
     でも、「あれ?」って思いながらも、舞台上のテンションに、
     ぴゅ−ッと、引っ張られていたので、あんまり気になってませんでした。
 
     まぁ、光介さんの仰るように、サッカーでなくてもよかったですね。
     ラグビーや、アメフトでも…。
     ただ、時間制限があるってことが、必要だったってことはありますけど。
 
     >>  あくまで私は、ですが、そんなに無理っぽくは感じませんでした。
     >>  ダッシュの女優さんって、ほぼ全員「少年役」とかをよく当てられて
     >> いますよね。
     >
     > 今回は岸本さんの方がよかったかも。
     > 佐久間さんでは何かオ-ラが違ったような…。
 
     そうですか?
     あの、頭ばっかり先に大きくなっちゃって、心がずっと小さい子のまんまっていう、
     ああいう複雑な感じは、佐久間さんの方があってる気がします。
     っていうか、私が知ってる岸本さんは、ストレートな役柄で輝くってイメージなので。
 
     >>  変な技……まぁ確かに(笑)
     >>  でもああいう性格の役って、キャラメルでは割り当てられそうにない
     >> ですから、そういう意味では観る価値あったと思ってます。
     >
     > 「エイト!」での平野さんのような感じの重要な役かと思ったら
     > なんか誰でもいいような役だった。
 
     わ、手厳しいですねえ。
     でも、ちせさんの言われている、「キャラメルでは割り当てられそうにない」、
     ということも、客演の旨味のひとつだなって思いますよ。
 
     それに、「FLAG」の大事なひとつ、「G」ですし…。
     あ、そうですよね、「F」が、畑(ハタ)=Field、「L」が、左=Left、
     「A」が、路地=Alley、「G」が、門(カド)=Gate、ですよね。
     台詞でも、「4人が揃わなきゃ、FLAGじゃない!」って言ってたし。
 
     >>  「はちゃめちゃ」部分もですけど、劇中時間・上演時間自体の短さも
     >> あってか、ストーリーをとにかく進めるのに一生懸命って印象は、あり
     >> ましたね。
     >>  登場人物の「思い」はなんとなく感じ取れたんで、個人的には、結構
     >> 楽しんで観られました。
     >>
     > 思いは「FLAG」ではなかったのが煮え切らないのです。
     > 合図というのはわかっていたけど、皆ひとりひとりが旗の一部である
     > というのも強く伝わってきませんでした。
 
     はちャめちゃ部分は、確かに「おいおいおい…」って思いましたけど、
     4人の友情が、熱く胸に飛び込んできたし、
     キャプテンと、キーパーの、ある意味留守番役(言ってみればベンチ組)も、
     気持ちがつながってる感じがして、私としては想いを受け取りました。
     あの話は、「FLAG」が、風にはためくまでの物語だったのかも…。
     はためいたことが、勝利なのかも。
     …でも、「勝ったぁ!」って場面も、観たかったですけどね〜。
 
     > 桃色説明ズを軽く扱ってしまったのも悲しかった。
 
     スピード感を、大切にしたかったんじゃないでしょうか。
     私は、あれは楽しいけど、どうも別のものを始められちゃう感じがして…。
 
     と言うわけで、私はしっかり楽しみました。
     「全力疾走」の、熱くてじん…と来る舞台でした。
 
     やっぱり上瀧さんは好いです〜♪ 文句無し!
     岡部さんは、またも親の役でしたね。どんどん安定感がついて来て、
     そこにいると安心できる存在感がありますね。
     岸本さんは、小さい身体で、全体を引っ張っていくパワーと健気さがあるし、
     札葉さんにしても、佐藤さんにしても、全体的に演技が成長しているように、
     思いました。(偉そうで、すいません)
     だから、あんな漫画みたいな展開も、それなりに納得させてしまえたのかも。
 
     最初にも書きましたけど、岸本さんと川下さんの楽日、ということで、
     アンコールでは、おふたりが呼ばれて、挨拶をしなさい、と言われて、
     岸本さんもかなり緊張されてた(可愛かった!)けど、
     川下さんは、さらにメロメロで、それを見ていた岡田さんが、
     ひとりで受けて、コケてたのがまた、楽しかったです。
 
  ------------------------------------------------------------------------
 
「熱闘!飛龍小学校☆パワード」7/1夜 投稿者:光介 ( 07/02 18:45:01 )
 
     『熱闘!飛龍小学校☆パワード』
 
     CAST
                 00年          97年
     赤木ジョ−  (3年)保村大和          同
     轟天寺ヨシオ (6年)宇田尚純         佐々木蔵之介
     忍者・不知火 (5年)末満健一         腹筋善之介
     遠山キンコ  (5年)川田陽子         遠坂百合子
     ウォン    (3年)伊藤えん魔                        大庭新二
     滝川エイスケ (3年)坂口修一         いちいりえ
     村雨ケン   (6年)山浦徹          末満健一
     五十嵐マリ  (2年)黒澤なるみ        平和堂ミラノ
     猫渡アリス  (4年)大和美智子        福岡ゆみこ
     真面目口パチヨ(4年)角ひろみ   (書記長) 腹筋善之介
     その他の雑魚児童   西田シャトナー       ー
 
     ============================
     あらすじ
     飛龍小学校の地下遺跡から発掘された「飛龍エメラルド」。
     この宝石があれば大人の力を得ることができる。だが、
     この宝石のは前の持ち主がかけた呪いがあった。その呪が
     宝石発見者の探偵・ジョーにかかりその呪を解こうとするが、
     その宝石の力を手に入れようとする番長・轟天寺、児童会長・遠山
     を巻き込んでの宝石を巡る戦いがひろげられる。
 
     ============================
     前説…シャトナーさんの弾き語りで始まった。チケットの前売りや
     当日券の「予約」を題材にした歌を歌う。
     通し稽古の話で目標1時間50分としたが、実際3時間以上かかった。
     それではいけないと思って、縮めたら2時間14分。でも実際は…。
     という怖い前説で始まった。
     ほとんど基本の話は一緒だけど、各エピソードを膨らませているので
     時間はかかった。主人公にからむ転校生・ウォンの伊藤さん、ひとり
     ボケが面白く、いい味を出している。噂屋・マリも可愛い。
     2時間40分にわたる演技は熱意が伝わってくる、まさに
     伝説の話に相応しい。
     次は新作を見たいなぁ。
 
     PS.ロビーではピスタチオ時代のグッズが売っていた。
 
 
  ------------------------------------------------------------------------
 
『カレッジ・オブ・ザ・ウィンド』神戸初日(7/5)
                投稿者:ちせ   ( 07/06 04:27:06 )
 
      えー、ページに書くより先に、こちらに書きます(笑)
 
      前売チケット余りぎみの初日でしたが、当日はかなり満員に近かったと
     思われます。少なくとも、私が見える範囲の席は、埋まっていました。
 
      前説に上川さんがいらしたり、「神戸に雷雲が近づいているので、途中
     停電になるかも知れない」旨の注意があったりで、開演前から異様なほど
     盛り上がっていました。停電の場合、復旧にしばらくかかるようなら芝居
     を止めます、ということだったので、ドキドキしてしまいました。
      (結局、最後まで何もトラブルはなく、本当にほっとしました)
 
      さて本題。
 
      まずはキャスティングを。
      (速報ページの写真館で、だいたいは分かってる方もいるでしょうけど)
 
        ほしみ :小川江利子
        鉄平  :西川浩幸
        あやめ :岡田さつき
        菊川  :木下政治(劇団M.O.P)
        ギンペイ:近江谷太朗
        ナミコ :坂口理恵
        タケコ :真柴あずき
        ツキエ :中村亮子
        ヨウタ :藤岡宏美
        藤枝  :中村恵子
        松倉  :大森美紀子
        萩本  :青山千洋
        薄田刑事:佐藤仁志
        蒲原警部:篠田剛
 
      初演を観た方ならお気付きかと思いますが、「ほしみ」の友達の「百合子」
     が再演では出てきません。彼女の言動は基本的に、そのシーンの他の人に割り
     当てられています。
 
      その他、初演とは違う(と私が気づいた)のはオープニング。
      登場人物(そのシーンの人物とは限りません)のモノローグが入ります。
 
      逆に、初演と(ほとんど)変わっていないのは、音楽。
      15曲中、変更があったのは2曲だけだそうです。
      前半や、後半のクライマックス以降は、初演と全く同じです。
      ちなみに、カーテンコールでかかる曲も、初演(のビデオ)と同じです。
      あーそれと、セットも初演のものによく似ているように思います。
 
      感想は…………そうですねぇ。
      一言で言えば、「もう一押し」でしょうか。
 
      いい舞台に仕上がってるとは思うんですけど、初演を(ビデオだけですが)
     観ているせいでしょうか、「もうちょっと何かほしい……」とも思います。
 
      全体的に、まだぎこちないような印象があるかな。
      特に若手の方々……小川さん、青山さん、藤岡さんあたり。
      中村亮子さんもちょっと……
      なかりょうさんと藤岡さんの役は……初演が石川さんと伊藤さんだもんな。
     あのお二人の役ってイメージ残りやすいんですよね。
      青山さんの場合、前が坂口さんで、「ほしみ」よりも年齢がわりと上という
     印象があったんですよね。だから台詞が同じままで青山さんがやるのは、少々
     そぐわない感じが。どう見ても小川さんと青山さんでは「同年代」に近い……
 
      客演の木下さん。
      …………どうしても一本調子な部分が目立ってしまう感じ。
      まだ台詞に気持ちが入りきってないというか……役が馴染んでないというか。
      これも、初演の上川さんがかなり上手くはまってましたからね……
 
      「百合子」さんが出てこない分、彼女の言動が他の人に割り当てられている
     と上に書きましたが。
      私はこれも、もうひとつ上手くいってる感じがしなくて……
      たしかに、「百合子」さんがいらない部分もあるのかも知れませんが。でも
     「友達」のキャラは残しておいた方がよかったんじゃないかな……「あやめ」
     さんたちしかお見舞いに来ないっていうのも淋しいし……
      それに、他の人はまだしも、「藤枝」さんに「百合子」さんの言動をさせる
     のは、なんだかキャラクター的に合わない感じがしてしまって。
 
      どうしても、初演を知っているとそれと比べてしまいますね (^_^;;;
      本来「別物」のはずなんですけど。
      この作品は多くの人が初演のイメージを強く持っていると思われますし、
     私自身、初演はキャストも含めて「ベスト」に近かったと思ってます。
      それを「超える」のは、いろんな意味で大変だろうなぁ……
 
      もちろん、観る側の意識は千差万別ですし、初演を観てない人もいるんです
     から、今日の舞台でめちゃめちゃ感動したーっていう人もいるはずです。
      ラストシーンになって暗転になって、まだ明かりがつかないうちに起こった
     「自然に客席に広がっていく拍手」を聞けば、今日観た人たちの「よかった!」
     という気持ちはなんとなく分かります。
 
      だから私の感想は、初演に引きずられている部分が大いにあると言えます。
 
      それでもあえて、言いたいこと。
      この作品が大好きだからこそ、初演を知っていて、かつ初演を超えた! と
     問答無用で思えるものを、絶対に観たい。
      望むのは、それだけです。
 
      あと何度か観に行けることが、吉と出るかそうでないか。
      それはまだまだ、これからですね。
      ほんとに、期待してます。
 
      ここから以下は、ちょっと別の話。
      西川さんの、例の「寝ぼけネタビデオ」に関してです(笑)
 
      収録時間2時間ぐらいあるのかと思っていたら、1時間10分強。
      観ている時に思ったよりも、1ネタって短いんですね。
      (でも中身の濃さは2時間もの……あるいはそれ以上かも (^o^;)
 
      「『MIRAGE』西川浩幸・全寝ぼけ49+1 五里夢中」
      この「+1」が何なのかは、観れば分かる……ような分からないような(苦笑)
 
      各ネタ、西川さんの自己採点付き。
      (5段階・たまに2個半とか3個半とかも(笑))
      6・7ネタごとに「小休止」として、粟根さんの「プリーズネタ」など。
      「翻訳ソフトネタ」大阪ゲネプロ限定・「プリーズネタ」大阪千秋楽限定ネタ
     も入っています。
      最初と最後には西川さん・加藤さん・坂口さん・小川さんのトーク。
      中盤には 西川さん・加藤さん・小川さん・粟根さんin大阪のトーク。これは、
     大阪に宣伝活動かなにかで行った際に、撮ったものだと思われます。
 
      神戸初日開演前の時点で、50本売れたらしいです。
      よほどコアなお客さんが多かったんですね〜(私を含めて……(爆))
 
 
  ------------------------------------------------------------------------
 
TEAM発砲B ZIN『パレット』7/8夜 投稿者:光介 ( 07/09 20:06:14 )
 
     『パレット』 三鷹芸術文化センター星のホール
 
            劇場まではバスに乗って行きました。
            何年かぶりに乗るバス、おつりのあるときのお金の入れ方とか
            ちょっと悩みました。
 
            ===========================
            パシフィックレギオン…頻発する怪獣災害や宇宙人の侵略に
            対抗するために結成された平和軍隊。
            部隊はPLAC(攻撃部隊)、PLSM(科学班)などあり
            PLETは倒された怪獣の後始末から市民の苦情の受け付け
            までトラブルの専門家として活動を行っている。
 
            ==========================
            (簡単なあらすじ)
            ヒーローものが主体な雰囲気とは違い、庶民的なアパート街が
            舞台。宇宙人が徘徊しているのではないかとアパートの大家が
            PLETを呼ぶ。PLET隊員たちと大家さんとのやりとりが
            終わり、アパートに宇宙船が墜落する。またまたPLET隊員が
            出動、調査の最中、腹をすかした宇宙人が顔を出す。
            食べ物をあげた住人に宇宙人は恩を返したいというが、その
            恩を返すまで宇宙人は帰らないと言った。(一部終了)
            ===========================
            感想
 
            ひとこと感想とか前に見ていたので、ちょっぴり不安だったが
            ちゃんとタイトル通りのものを感じさせてくれたし、中でも
            新人の菅野さんはなかなか好感度UP、草野さんのかっこいい
            感じの役もいい。愛ちゃんはかぶりものだけどちょっと顔が
            丸くなったのかなぁ〜。
            最初の登場のきださんはおやじ風だった。(笑)
            話も人情味のある温かな話でした。○。
 
            そしてエンディングにも動く、吊りものは皆の笑いを誘った。
 
  ------------------------------------------------------------------------
 
Re:TEAM発砲B ZIN『パレット』7/8夜
             投稿者:ちせ <HOME>  ( 07/23 19:52:32 )
 
      いつもありがとうございます m(_ _)m
 
     >        ひとこと感想とか前に見ていたので、ちょっぴり不安だったが
     >        ちゃんとタイトル通りのものを感じさせてくれたし、中でも
     >        新人の菅野さんはなかなか好感度UP、草野さんのかっこいい
     >        感じの役もいい。愛ちゃんはかぶりものだけどちょっと顔が
     >        丸くなったのかなぁ〜。
     >        最初の登場のきださんはおやじ風だった。(笑)
     >        話も人情味のある温かな話でした。○。
     >
      私が知ってる発砲の作品は『トランスホーム リフォーム』以降ですが、
     そのへんの作品と比べると、バタバタ度が少なかったですよね?
      でも私は、ああいうのも好きなんで、よかったと思います。
 
      草野さんの「普通」の役は、なんか久々に観た気がしました(笑)
      実際は『カケルエックス』でもそうでしたから、そんなに「普通じゃない」
     役が間に挟まってるわけではないんですけど。……関西は、『安楽椅子探偵』
     2回あったからかなぁ(声を、草野さんがやっておられるんですよね (^^;)
 
      最初の登場のきださん、誰か分かりませんでした〜(苦笑)
      小林さん……そうですね、ちょっと顔が丸かった? そういえばヒロイン
     以外の系統の役って、初めて観ました。
 
     >        そしてエンディングにも動く、吊りものは皆の笑いを誘った。
 
      大阪初日もそうでした(笑)
 
 
  ------------------------------------------------------------------------
 
『カレッジ オブ ザ ウィンド』CSにて 投稿者:光介 ( 07/10 22:40:07 )
 
     クローズドサーキットの模様のビデオ、やっと見終わりました。
     気になったのは、菊川ですねぇ。どうも佐藤さんとキャラが
     かぶっているようで…。それになくなっちゃった役、ほしみの友人、
     お見舞いに来てくれたり、ほしみの好きな人に連絡とるように
     したり、ほしみが家族を失ってしまったという実感が後から
     来たとき、支えになってあげれるかもしれない。
     演出というかあの家族の写真立てに光りをあてているのは
     いいですねぇ。これがTVだったらものすごい余韻を与える
     でしょう。
     藤岡さんの雰囲気は、藤原○○さんぽい感じだったらいいのに…。
 
     音声がどうも高い位置にくると一瞬とぎれがちだったのが
     ちょっと残念でした。
 
 
  ------------------------------------------------------------------------
 
Re:『カレッジ オブ ザ ウィンド』CSにて
                 投稿者:ちせ ( 07/12 05:30:33 ) 
 
        感想、いつもありがとうございます。
 
       > 気になったのは、菊川ですねぇ。どうも佐藤さんとキャラが
       > かぶっているようで…。
 
        あー……そういえば似ているかも。
        というか、私が思うのは、感情面での起伏が見えにくいなということ。
        一本調子に見えるし、聞こえてしまうんです。
        あんまり、「鉄平」さんや「あやめ」さんに対しての「気持ち」も、
       感じられない…………うーん?
 
 
       > それになくなっちゃった役、ほしみの友人、
       > お見舞いに来てくれたり、ほしみの好きな人に連絡とるように
       > したり、ほしみが家族を失ってしまったという実感が後から
       > 来たとき、支えになってあげれるかもしれない。
 
        「ほしみ」の好きな人に関する部分は、まぁ別にあってもなくても、
       どちらでもいいかも知れない。
        でも、「友達」のキャラクターは、「百合子」さんじゃないにしても、
       出てきてほしかったと思います。あの年頃で、友達が一人もお見舞いに
       来ないっていうのは淋しいし、ちょっと不自然だし。
 
 
        週末、一週間ぶりに観てきます。
        どうなってるでしょうか……
 
 
  ------------------------------------------------------------------------
 
Re:『カレッジ オブ ザ ウィンド』CSにて
                投稿者:はらだ ( 07/12 09:02:18 )
 
     おはようございますー。
     あ、あとちょっとで始業時間・・・
 
     >> 気になったのは、菊川ですねぇ。どうも佐藤さんとキャラが
     >> かぶっているようで…。
     >  あー……そういえば似ているかも。
     うーん、なるほど。
     ていうか佐藤さんのキャラがちょっと意外でした私には。
 
     >  というか、私が思うのは、感情面での起伏が見えにくいなということ。
     >  一本調子に見えるし、聞こえてしまうんです。
     >  あんまり、「鉄平」さんや「あやめ」さんに対しての「気持ち」も、
     > 感じられない…………うーん?
     実際菊川さんの気持ちってどんなんだったんでしょうね?
     初演のビデオは未だ観ていないので違いはわかりませんが。
 
     >  「ほしみ」の好きな人に関する部分は、まぁ別にあってもなくても、
     > どちらでもいいかも知れない。
     >  でも、「友達」のキャラクターは、「百合子」さんじゃないにしても、
     > 出てきてほしかったと思います。あの年頃で、友達が一人もお見舞いに
     > 来ないっていうのは淋しいし、ちょっと不自然だし。
     好きな人か・・・話題に出てきてもよかったなあ。
     友達が来ない・・・何ででしょう。
     夏休みだから?大学生は帰省しててすぐには連絡取れなかったとか。
 
     >  週末、一週間ぶりに観てきます。
     >  どうなってるでしょうか……
     週末、やっと生で観られます。
     どうなっているでしょうか・・・
 
  ------------------------------------------------------------------------
 
Re:『カレッジ オブ ザ ウィンド』CSにて 投稿者:光介 ( 07/13 21:24:58 ) 
 
 
       >  というか、私が思うのは、感情面での起伏が見えにくいなということ。
       >  一本調子に見えるし、聞こえてしまうんです。
 
       あの「ちょんまげ」ねたを見た時、冷めてしまいました。
 
       全体的には前の雰囲気をいい感じで持ってきているけど
       あと、近江谷さんのギャグの切れがいまいちすっきりしないのです。
       真柴さんは円熟味を増したし、大森さんもたいしたものだなぁと感心
       しました。
 
       けど、ほしみのその後が知りたい。あのままじゃなんか悲しいもの…。
 
  ------------------------------------------------------------------------
 
Re:『カレッジ オブ ザ ウィンド』CSにて
              投稿者:はらだ ( 07/14 19:03:32 )
 
     > あの「ちょんまげ」ねたを見た時、冷めてしまいました。
     あ、あれは新作ネタなんですね。
     初演の時はどんなんだったんだろう・・・(まだビデオみてません)
 
     > けど、ほしみのその後が知りたい。あのままじゃなんか悲しいもの…。
     ほしみのその後も気になりますが(だってあの大家族で住んでた家に1人で
  暮らすのは・・・)
     あやめさんはどうなるんでしょう?これから。
 
 
  ------------------------------------------------------------------------
 
Re:『カレッジ オブ ザ ウィンド』CSにて
                  投稿者:ちせ ( 07/17 01:00:20 ) 
 
        いつもありがとうございます。
 
       >> あの「ちょんまげ」ねたを見た時、冷めてしまいました。
       > あ、あれは新作ネタなんですね。
       > 初演の時はどんなんだったんだろう・・・(まだビデオみてません)
       >
        初演では、ああいう運びじゃなかったんですよね。
        「菊川」さんが「あやめ」さんの結婚式の……っていうくだりは、
       全くなくて。すぐに「会社の同期なの……」と続けてました。だから
       ネタもなし。
 
       > ほしみのその後も気になりますが(だってあの大家族で住んでた家に1人で
    >暮らすのは・・・)
       > あやめさんはどうなるんでしょう?これから。
 
        …………気になりますねぇ。
        「ほしみ」はやっぱり、これからが「現実的に」大変でしょうね。
        「あやめ」さんは、どうするのかな…………
 
 

   ログ一覧のページに戻る

   趣味の舞台のページに戻る

   趣味のページに戻る

   トップページに戻る

   掲示板「観たものネタばれ話の部屋」に行く

 

トップ更新プロフィール日記/趣味/リンク掲示板