<トークショーin神戸>

   夜の回、6:00からの回に行きました。
   すさまじい長蛇の列の最後尾近くに付いて、会場のホールへ入ると、何はさておき
  席取りです。立ち見なんて絶対イヤです。
   でもまぁ、昼の回をご覧になった知人が「前売り券持ってたらまず大丈夫」とおっ
  しゃってました通り、ちょっと後ろの方でしたが、連れと隣り合って座れました。
 
   その後は、もう恒例のグッズ購入。この時は新発売グッズの中からの4品のみ、
  でした。………………全部買いました。ビデオ3本(うち2本はセット)とハンド
  ブック(毎年クリスマス公演の頃に、前年クリスマス公演〜その年の夏あるいは秋の
  公演までのキャラメルの活動が分かり、かつ役者さん個人のプロフィールおよびエッ
  セイなどが読める、ファン必読とも言える本です)と情報プレス(ホームページの
  新聞版みたいなもの。内容は次第にページに載っていないことで占められつつありま
  す。今年の夏の公演時から準備号が発行され、来年1月から月刊発行となる予定)。
   (*「情報プレス」=CARAMELBOX PRESSは99年8月現在、月刊発行されています。
  『TRUTH』公演までは行われていましたロビーでの販売は、次回からはなくなるとの
  こと。定期講読者が少ないので、増やすための苦肉の策かと思われます…………)
  一生懸命集めた「キャラメル貯金」が、これで半分は飛んだと思います。(使うため
  の貯金だったけど、いざ減るとやはり悲しい…………)
 
   開演まで、ハンドブックを読んで時間つぶし。読書に十分な明るさとは言えない
  照明の下、そろそろ目が疲れてきた……という頃。
 
   まず加藤さんが登場。いつも前説、の方ですから出ていらっしゃったところで驚く
  こともありませんが、この日は同アートビレッジセンター内で「制作講座」の2日目
  で、それが4:00〜6:00までというスケジュールでした。ですから全く出てらっしゃ
  らないかと、ちょっと思っていたんです。
 
   しばらくのお話しの後、総合司会の西川さんと交代。いよいよ開演。
 
   第1部〜第3部までのプログラム。
   第1部は「たのしいおしゃべり」(当日パンフレット参照)。
   その日来ていらっしゃった西川さん以外の役者さんが6人ずつの3チームに分かれ
  て、一人一つずつ、事前に当人以外の役者さんに聞いた質問に答えるという形。
   チームにはそれぞれ名前がありまして、登場順に「トナカイチーム」「もみの木
  チーム」「七面鳥チーム」でした。メンバーはチーム順に近江谷さん・中村恵子さん
  ・大内さん・真柴さん・今井さん・岡内さん/岡田達也さん・南塚さん・岡田さつき
  さん・坂口さん・明樹さん・浅岡さん/大森さん・上川さん・前田さん・細見さん・
  中村亮子さん・清水さん。
   上川さんがいらっしゃったのはびっくりでした。「世界一忙しいから来られるか
  どうか分からない」(by加藤さん)と聞いていたので、来ないものだと思っていまし
  たから。
   各チームが登場の仕方を工夫していたり、なんかすごい質問もあったりして、笑え
  ました。上川さんに対しては「全てが絵になるのはなぜですか?」(by清水さん)な
  んて質問が……(爆笑)(………………あ、それ以外ほとんど覚えていないや。なに
  せけっこう前の話だから…………ん? ということはこの後もこの調子? プログラ
  ムの説明で終わっちゃうかも…………)
 
   第2部はビデオ上映「自分で選んだ名場面集」。
   役者さんが2つ(人によっては1つ)選んだ「自分の名場面」を編集したもの。
   これは、たくさん作品を見た人ほど楽しめるものでしょうね。やっぱり全体を観ない
  とそういうシーンかいまいち分からないものもあるでしょうから。そういう意味では、
  ビデオかなり買いまくってて、得でした。
   そしてプラス、『ブラック・フラッグ・ブルーズ』(今年9月に、東京のみで上演
  された作品)のダンスシーン。名場面ビデオの最後にくっつけられていました。自ら
  習っているくらいなので、ダンスは観るのも踊るのも好きです。曲がいいとさらにOK。
  キャラメルのダンスシーンは好みの曲であることが多いので、観る時の楽しみの一つに
  なってます。
   あ、ちなみに第2部の進行役は、近江谷さんと岡田達也さんでした。
 
   第3部。「キャラメルボックス公開座談会」。
   前述のハンドブックには、毎年役者さん全員で開かれる座談会の様子が載っています。
  その座談会はその年1年の活動を振り返るのが主旨ですが、この公開座談会は、半円状
  にずらっと座った役者さん方が、自分の隣の方について話すというものでした。言って
  みれば「他己紹介」的でしょうか。
   最近のエピソードやちょっと個人的(?)な質問の数々。ある方はある新人さんの
  「体が固いこと」が心配だと言って実際に「どれだけ固いか」を私たちに見せたり、
  またある方はダンスの話題を出されて実際に踊らされたり。
   で。
   この日は細見大輔さんのお誕生日でもありました。
   キャラメルは、公演ツアー中などに劇団員の誕生日があると、お客さんも巻き込んで
  みんなで祝う、ということをすると話には聞いていました。でも実際に巻き込まれる
  のは、この時が初めてでした。ダンスの得意な大内さん・明樹さんが踊った後、「次は
  細見と清水踊れ」と言われて細見さんがステージ中央に来た途端、他の役者さんたちの
  「はっぴばーすで〜♪」攻撃に遭われたのです。その後は客席そろっての大合唱。細見
  さんは目を「ぱちくり」させながら、照れ笑いなさってました。
   こういうお祝いのされ方って、たのしくて嬉しいと思いませんか?
 
   こんな感じで、1時間40分の予定を越えて、8:00ごろまで楽しい時間が続きました。
 
   今年は関西で2度もキャラメルのイベントがあって、とてもラッキーな年でした。
   でも逆に、1年に2回も来たらしばらくは何もないかなぁ…………とも思ってしまう。
   今度は、ビデオライブがあったらいいなぁ、と願望(東京では何日かかけてたまに
  やってるんですけど…………関西じゃ無理かなぁ)。        (97.12.11)
 
 


  キャラメルな話のページへ戻る

  趣味の演劇のページへ戻る

  趣味のページへ戻る

  トップページへ戻る 

  掲示板「観たものネタばれ話の部屋」に行く

 


トップ更新プロフィール日記/趣味/リンク掲示板