落ち目の女優・あおいの名前で、彼女自身を主人公にした小説を書くことになった光男。 ぶつかり合いながらでき上がった小説は、新人賞まで取ってしまうほどの評判に。 新しい「作家」の仕事を渋るあおいに光男は言う。「本当の君を書くから」と……
実は、本当にキャラメルの作品で初めて生で観たのは、これ。ビデオでは、 今はもう販売されていない『ナツヤスミ語辞典』(再演バージョン・91.8) なんですが、あんまりよく覚えていませんので省きます。機会があったら、 ちゃんと観たいなぁ。(←その後知り合いに借りて観ました。98年9月に) さてこの作品は、脚本・演出の成井さんと、役者・脚本・演出をその公演 ごとに代わる代わるなさっている真柴さんの共作シリーズ「アコースティッ クシアター」の第2弾作品。………正直言いまして、役者の皆様の声の大き さに頭が痛くなってしまった覚えがあります(苦笑)。その他のことはあん まり覚えてないなぁ。当時は役者さんの顔も名前もほとんど知らなかったし ……西川さんの「虚無僧」ギャグ(分からない方、すみません……)は妙に 頭に残っているのですが。大笑いしたし。 観終わって自分がどんな感想を持ったのか、それさえもどうも覚えていま せん。たぶん「よかった」とは思ったのでしょう。帰りに使用曲のCD買っ たり、帰ってからサポーターズクラブ入会書類を記入したくらいだし。でも まだ、もう一回観に行きたいよ〜というほどの気持ちにはなりませんでした ね。 あるいは「アコースティックシアター」だったからというのもあるかも。 何度も同じ公演に通うようになってからでも、この作品に限らず、アコース ティックシアター作品は他のと比べるとあんまり好きな方ではないですし。 アコースティックはアコースティックで、いいと思えるポイントもあるん ですけれどね。この作品もビデオで観直してみたらけっこうよかったし。 *2003年春に、再演されました。その感想はこちらです。