○『銀河旋律』『広くてすてきな宇宙じゃないか』東京で観た感想。

　
　　　　わはははは。観に行ってしまいました〜東京まで！
　　　　もう相当の重症ですね（今さら……）。
　　　　まぁ東京でパソ通のオフがあったりして、それに参加したかったということも
　　　あるのですが。
　
　　　　シアターアプルは98年春以来、２回目。前回は前日予約で通路席。今回は先行
　　　予約で取って２列目の右端。オリエンタルで端っこの席だと首が痛くなって頭痛
　　　がするので、ちょっと心配していたのですが、席が結構斜めになっていて、比較
　　　的観やすかったです。それよりも問題だったのがスピーカー…………もろに真ん
　　　前だったのでめちゃめちゃ音が響く。良くも悪くも。好きな曲の時はいいのです
　　　が、いやな音楽だと…………途中、不安できもちわるいのがありまして、それが
　　　かかると、きもちわるさがマジでこみあげてきました。なまじ響くので相当に。
　　　あれはちょっと参ったな〜。キャラメルの「音へのこだわり」がこういう時に逆
　　　作用するとは…………う〜む。
　
　　　　さて本編。
　　　　『銀河旋律』は衣装を除けば、全体的にあまり変化は見られなかったかな。
　　　　ストーリーはもちろん、台詞もセットの感じも。
　　　　あ、キャストが結構変わってますから、そういう点での雰囲気の変化はありま
　　　したが。んーと？　９人中６人が違うのかな。
　　　　ビデオで３度ほど観てますので、ストーリーも台詞もだいたい頭に入ってます。
　　　　……でもやっぱり、生は違いますね。舞台全体が観られて、台詞を言ってない
　　　役者さんの様子も分かるし。「リアルタイム」の雰囲気は、やっぱりビデオじゃ
　　　味わえない。
　
　　　　『広くてすてきな宇宙じゃないか』。
　　　　こちらは結構、細かいところで手が込むようになっていたというか。
　　　　セットの基本は『銀河旋律』と同じだけど、『銀河旋律』が92年版に近いシン
　　　プルさがあったのに比べて、『広くてすてきな宇宙じゃないか』のセットはアレ
　　　ンジ度が大きかったように思います。他、衣装も場面に合わせて細かく変えてい
　　　たし、台詞の変化もわりと。
　　　　反面（？）音楽は92年版とほとんど変わりなし。
　
　　　　私自身の好みはどちらかといえばこちら。
　　　　よりストレートに、登場人物の気持ちが伝わってくるように感じて。
　
　　　　でもどちらも「まっすぐな気持ち」が痛々しくて素敵な作品。
　　　　その「気持ち」だけはとにかく生で感じてほしいです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（99.3.21）
　
　

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