ハーフタイムシアター、それぞれのあらすじ。

 

 ・『銀河旋律』

    一般人のタイムトラベルが可能になった時代。だがそのために重大な問題となっ
   ているのが、歴史改変。自分の人生を変えるために、大切な誰かを助けるために、
   故意に歴史を変える犯罪は後を断たない。証拠は全く残らず、頼りになるのは当事
   者の記憶だけ。それさえも目眩を起こしてから一時間ほどで消えてしまう……その
   ニュースを番組で報道中のニュースキャスター・柿本光介(西川浩幸)が突然目眩
   に襲われる。以前にもこんな経験があった……恋人の高校音楽教師・はるか(大森
   美紀子)の元へ走る柿本。はるかもやはり目眩を起こして倒れていた。互いの記憶
   をチェックした結果、自分たちの歴史が半年も消えていることが分かる。犯人に、
   二人は心当たりがあった。はるかと同じ高校の教師だったサルマル(岡田達也)。
   彼もはるかのことを想っていたのだった。今は時間管理局で働くサルマルが、その
   立場を利用して自分とはるかを別れさせようとしている……柿本は直談判するが、
   サルマルは知らぬふりを決め込む。そして3度目の改変が起こった! はるかは、
   サルマルと結婚しており、柿本も同僚キャスター・ヨシノ(津田匠子)と結婚を約
   束しているということになってしまった。それでもはるかを忘れられない柿本は、
   もう一度彼女に出会うため、全てを捨ててのタイムトラベルを決意する。向かった
   のは1年前、はるかがサルマルと結婚する直前。……そして二人は出会う。
    「好きでした! 会うのは今日が初めてだけど、ずっとずっと好きでした!」
 
 

 ・『広くてすてきな宇宙じゃないか』

    初のアンドロイド貸し出し機関・FRS(ファミリー・レンタル・サービス)の
   営業開始が明日に迫っている。まず貸し出されることになっているのは、70歳前後
   の女性アンドロイド、通称「おばあちゃん」。そのニュースを報道中のキャスター
   ・柿本(西川浩幸)は、FRS職員の話を聞くうちに、「おばあちゃん」を借りる
   決心をする。母親を亡くした子供たちのために。……そして翌日、第1号のおばあ
   ちゃん(大森美紀子)が柿本家にやって来る。長男・カシオ(南塚康弘)と長女・
   スギエ(岡田さつき)は複雑な思いを抱えながらもおばあちゃんを受け入れるが、
   次女・クリコ(石川寛美)だけは口をきこうともしない。いくら拒絶しても近寄っ
   てこようとするおばあちゃんを引き取ってもらおうと、FRSに行くクリコ。話を
   聞いた職員・ヒジカタ(大内厚雄)は、おばあちゃんを引き取る代わりにある協力
   を申し出る。アンドロイドは月に一回充電しなければいけない。今日がその充電日。
   バッテリーはほとんど空っぽになっているはず。充電前に東京中の電気を全部消し
   てしまえばおばあちゃんの動きは止まる。……電力ターミナルを次々と破壊してい
   くクリコとヒジカタ……実はヒジカタはアンドロイド。ある事件から後、自分たち
   が人間にできることに限界を感じ、絶望を感じていたのだった。そして最後に残っ
   た新宿ターミナルで、二人のアンドロイドが出会う。アンドロイドが人間にできる
   こととは何なのか。そしてクリコの本当の気持ちは…………
 
 
 

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