<キャラメル舞台レポート・その5>
・1998クリスマスツアー/
アコースティックシアターVol.5『My
Belle-マイ・ベル-』
キャラメル恒例のクリスマス公演、&1年7ヶ月ぶり(97年春以来)の、こちら
もすでにシリーズとして定着しているアコースティックシアター作品。
ご存じない方のために説明しますと……アコースティックシアターというのは、
普段脚本・演出を担当されている成井豊さんと、もとは役者オンリーだった真柴あ
ずきさんが共同で脚本・演出をされる作品シリーズのひとつ。装置や音楽などに頼
らずに、あくまで役者さんの「感情」をみせることをコンセプトにしている……の
だったと思います。(キャラメルファンのみなさーん、これで合ってますか〜?)
そんなわけで、成井さんオンリーの作品よりも「静か」な感じのものが多いです。
どっちかというとアップテンポ好きな私の場合、アコースティックシアターは、
全体的にはあんまり好きじゃないです。個々の作品で見ると、わりと好きなものも
あるんですが。
そういう感想は「キャラメルな思い出のページ」(そういえば最近更新してない
………あちゃー)をご参照いただくとしまして。
今回の作品は夏に続いての新作。
ゆえにストーリーがどうなっているのかは、観るまで分からない。演劇関係の雑
誌でもほとんどネタばれしていないようですし(夏は途中までのストーリーを掲載
していた雑誌がありました)。母と娘の話、というのはかなりいろんな所で言われ
ていますが。チラシからしてそんな雰囲気だし。でもそれ以外はほとんど謎。
私はネタばれ大好きなタチなのでそういう情報がたくさんあってもむしろ嬉しい
くらいなんですけど、嫌いな人は相当イヤみたいですね。上述の夏のネタばれも、
わざと読まずにすませた知り合いが結構いました。
まぁそれはそれとして、ネタが無いなら無いで真っ白な頭のまま観られますから、
それもまた楽し、です。見どころを自分の目で見つけた時の驚き・嬉しさってのも
貴重ですものね。
そうそう、クリスマス公演でアコースティックシアターっていうのは、初めてな
んですよね。いつもはアコースティックと言えば、春の公演でした。しかも今回は
「にぎやかな舞台」になるとのこと…………その他にも、気になる情報が実はいく
つか流れている(速報ページなどで)…………さぁ一体!?
すべては神戸の初日に明かされる……(って、オーバー?)
11/12のおたのしみです。早く観たいな〜 (^o^) (98.10.22)
…………で。
行って参りました、しょにち。
まだ観ていない人の方が多いと思いますので、某所に書きました「極力ネタばれ
なし感想」を使わせていただきます(← …………て、手抜きかしら??? ^^;;;)
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「Belle」という語(このへん、お客さんには「Bell」と間違われることが多いよ
うです…… ^^;)には「美しい人」という意味があります。
もともとはフランス語で、いつからかは知りませんが、パーティーなどで男性が
一番綺麗な女性をさす場合の言葉として使われているらしいです。
しかし私が観る限りでは、この作品の中では「Belle」にはそれほど重点が置かれ
てはいません。チラシや宣伝記事などに見られる「母と娘」の関係も、それほど深
くは掘り下げられていません。
むしろ、プロデューサーの方がおっしゃるように、「『演劇』がテーマ」ですね。
ありていに言ってしまえば、この作品は「バックステージもの」です。
キャラメルボックスの方々がどんな稽古をなさっているのか、どんなことを考え
て演劇に取り組んでおられるのか、が垣間見られる作品と言えるでしょうか。
観て思ったのは、「好みに左右されるだろうなぁ」ということ。実際、「バック
ステージものはどうも覗き見しているみたいで恥ずかしい」「感情移入しにくい」
とかで苦手だという方もいますし、すでに新潟公演(11/6〜8)を観てこられた中
には、辛口の感想を述べられている方々もいらっしゃいます。(キャラメルオフィ
シャルページ・ネタバレOK掲示板参照)
私個人は、ネタばれとか好きなタチですし、以前演劇をやっていたことなどもあ
るので、バックステージものは好きな方です。「関係者だからこそ好きじゃない」
って方もいますが。
でも辛口意見に頷ける部分もありました。「Belle」の使い方が唐突だとか、恋愛
度が薄いとか。
まぁ、恋愛度が薄いのは、個人的にはさほど気にならなかったのですが、「Belle」
が唐突だというのはありますね。それ以前に、「Belle」という言葉はそれほど一般
的じゃないと思うので、扱い方をもうちょっと丁寧にしてほしかったかな。あと、
ある人がある人を「Belle」だと思う、その理由もほしかった。理由がないと、説得
力に欠ける気が。
現時点では「観てよかった」と思っています。ラストが結構お気に入り。
見どころなのは坂口理恵さん・中村亮子さん(このお二人が母娘です)・大森美紀
子さん・岡田さつきさん・大内厚雄さん・客演の田嶋ミラノさん(元惑星ピスタチオ
・平和堂ミラノさん)。
笑わせてくれるのは西川浩幸さん・近江谷太朗さん・岡田達也さん。役そのものも
いい感じですが。(結局ほとんどの役者さんが「見どころ」なのか!? ……そういう
のを「見どころ」と言うのか???>私)
とりあえず、初日後の感想としては、こんな感じです。
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…………という感じなのですが(←表現重複 ^o^;)
ネタばれな感想はまた今度……神戸公演が終わってからかな。
そうそう。ある程度以上のキャラメルオールドファンならば「あっ」と思わされる
ところがいくつかあります。さぁどこでしょうね〜? (^_^)
この作品のテーマソングは、加藤さんのページでも発表されている通りの曲(The
Brilliant Greenの『goodbye and good luck』)なのですが。
使い方が私の感覚からすると結構意外だった。でもそのシーン、すごく好きです。
(98.11.14)
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