ウィスコンシンの農場にて
今回の視察で最初にお邪魔した農場。
パーラーがガラス張りになっていて、
来客が気軽に搾乳風景を見られるようになっています。
左端に見える牛柄の車には
「Got a milk?」と書かれてありました。
あちらの牛乳販促のコピーなんだそうです。
日本で言えば・・・
「飲もうよ牛乳」「骨といえば、牛乳」
「ゴッキュゴッキュ牛乳♪・・・プハーッ。。」
ってとこですか。
物品庫には懐かしいメーカーの搾乳用手袋がありました。
オレはけっこう好きだったんだよなコレ
パーラーの主な配管はミルクラインも含めて地下にあって、
静かですっきりした搾乳スペースには
カントリーミュージックが流れてました
わざわざアメリカまで行って何写してるんだろなオレ(――;)
ディッピング(搾乳後の乳頭消毒液)の15ガロン缶。
こんな使い方もあるんだなぁ。
使用済みの乳頭清拭タオルを洗濯機まで運ぶのに使ってました。
でも・・・・
浜頓のオリオンの支店長さんがこれで作った
(花壇の)プランターのほうがすごいかもな。
遠くを見つめる牛達。
牛は心もち小さく見えました。
この農場は、農家さん2名の共同経営で
およそ1500頭規模の農場だということですが、
この農場には大学の獣医学部の研修棟もありました。
現場での生きた経験が何より貴重だということでしょうか。
ところで、奥に見える巨大なスタックですが・・・
ビニールはかかってはいますが、日本のサイロと違って
ビニールのすそに土や砂を載せるなど
きっちり密封はされてませんでした。
農場主の方は、
ちゃんと乳酸発酵させれば大丈夫とおっしゃっていたようです。
私達はスケールの大きさとサイロの作りのおおらかさに
ただただ驚くばかりでした。
これについては後でまた触れると思います。
搾乳を終えた牛が蹄を消毒するフットバス。
ここでは泡状の消毒薬が入っていました。
泡状にすることによって、
消毒薬をより長い時間、蹄に付着させることが期待できるそうです。
5等通過するごとに
センサーによって泡が足される仕掛けなんだそうです。
従来の消毒薬よりも環境に対するリスクの少ない薬だそうです。
この農場へ案内してくれたエコラボ社のビル。
こことは別の場所にある研究施設にも案内してくれました。
あまり、よくわからなかったけど(^^;)
ただ、ゴキブリ駆除の研究室で見た
世界のゴキブリコレクションは圧巻だったなあ。
当たり前のことだけど、
それぞれの持ち場で本当に深く熱心に研究をされていたようでした。
じゃあ、何見てきたかレポートしろといわれてもオレには無理です。。。
最後に訪れた本社には、
エコラボの日本法人から研修に来た“キレイな”女性が居られました。
たちまち元気を取り戻した単純な私達でした。