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No.193: ヨーロッパ写真美術館 (2007.4.1)

きょうは室内楽の合わせの練習だったのだけど、時間が変更になって遅くなったので、その前にヨーロッパ写真美術館に出かける。
ヨーロッパ写真美術館は2回目だけど、今回のはさらに新鮮でおもしろい展示だった。
写真も本当におもしろいなぁ。
ある意味、現代美術作品よりもよりストレートに、いま、ぼくらが生きている「現代」を、そのまま映し出しているような、そんなおもしろさがある。かなり感激。

かなり余裕を持ってアパートを出たつもりだったんだけど、時間を忘れて見入ってしまって、そのあと慌ててマックのハンバーガーを口に押し込んで練習場所に出かけたのだけど、かなり遅刻してしまって、室内楽のメンバーにはちょっと申し訳なかった。



今回の展示内容。もう、このポスターの時点で面白そうオーラを発している。
展示作品は、前回から、すべて入れ替わっている。


美術館の螺旋階段。

今回の展示会のパンフレット。このパンフレットに写っている作品の実物もたくさん見てきたけど、これがまたおもしろい!
最初、ぱっとみたところ、ペットボトルや空き缶・空き箱などを、一面に貼り付けてあるのかと思ったのだけど、近くでよ~く見てみると、なんと、巨大な写真だった!(ほんとによ~く見ないとわからないくらいリアルな質感がある。)
ゴミ箱からいろんなゴミをあさってきて、並べて、大判のフィルムで撮影して、実物大に近い大きさまで引き伸ばした作品のようだ。・・・と、文字で書くと、『なんだ、それだけのこと?』と思うかもしれないけれども、これがなんともおもしろい作品なのだ。


これは、たくさんのモニターの前に座ると、自分の顔がいろんな角度から映し出されるもの。(そう、写っているの、ぼくです! 実際は、もっとたくさんのモニターがぐるっと配置されている。)
後から来た人たちがうしろにたまって来たので、振り返って椅子をどくと、声をあげて驚いていた。まさか、ぼくが写っているとは思わずに鑑賞していたようだ(笑)
これ、自分が写っていてもおもしろいんだけど、他の人が写っているのをはたで眺めているのも楽しかった。
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No.192: 今日も雨 (2007.3.31)

きょうは室内楽の練習に行く日だ、と思って、一日ダマーズを練習して、待ち合わせ場所に行くと、誰も現れない。20分くらい待ってから気がついたのだが、どうも、日にちを1日、間違えていたみたいだ。
家へ帰って確認したら、明日だった。



雨はちょっとうっとおしけど・・・でも、雨の街の色と、空の色は好きだ。


近くのチョコレート屋さん。イースターのチョコレートのディスプレイ。

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No191: モンマルトル (2007.3.30)

ちょっと気分転換に、と、きょうは練習もそこそこに、3時ごろからモンマルトルに散歩に出かける。
とりあえず、パリ市立ロマン主義博物館を見て、そこから、先日見た映画「アメリ」のロケ地をぶらぶら歩いて、サクレ・クール聖堂まで行ってみよう。さらに、帰りに「エロチズム博物館」ものぞいてみよう。・・・という計画だったが、エロチズム博物館は、けっきょく行かなかった。
きょうは、小雨が降ったりやんだりで、ちょっと寒い。



パリ市立ロマン主義博物館に到着。3錬に分かれた小さな博物館。


中の様子。ジョルジュ・サンドの遺品などがいろいろあるらしいけれども
芸術的になにかすごいものがあるというわけでもなく、ささやかな感じ。
でも、この、小ぶりでささやかな感じは、ある意味、ロマン派っぽいかも。


博物館を出て北へ少し歩くと、ムーラン・ルージュとプチ・トラン。
ムーラン・ルージュはそれほど猥雑な感じではないけれども・・・
このあたり一帯、あやしい感じの風俗ショップがひしめきあっている。



ムーラン・ルージュから、映画「アメリ」の撮影現場を通って、サクレ・クール
聖堂へ向かう。ここは、アメリが働いていた「カフェ・デ・デゥー・ムーラン」。
中をちょっとのぞいてみたら、映画で見たとおり、いかにもなオヤジ・カフェ
だったけれども、改装したのかあのタバコ売り場はなくなっていた。残念。


アメリのカフェから少し東にある、アベッセの階段。


上の階段を昇りきったところにある「コリニョン食品店」。
下町風の普通の八百屋。アメリのポスターがいたるところに・・・。


さらに東にもう少し歩いて、サクレ・クール聖堂前の広場に到着。
すさまじい人数のミサンガ売りがいて、「ノン!」と言っているのにも
かかわらず、かなりしつこく、腕をつかんできたりするので、しまいに
はこちらもけんか腰になってしまう。日本人でも怒るときは怒るよ!


広場からサクレ・クール聖堂へのぼっていく階段。かなりいいとこ。
(ちなみにここは、アメリが追いかけっこしていた階段。)

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No.190: シュリー館 (2007.3.29)

きょうはけっこう長いこと寝ていたんだけど、疲れが抜けず、どわ~んと二日酔いのようなかんじ。来週、まだもう一回、室内楽のレッスンがあるにもかかわらず、(フルートとリコーダーのレッスンがお休みに入ってしまったせいで、)体はもうバカンスモードに入ってしまっているようだ。
軽く試験曲と室内楽の曲の譜読みをしてから、だらだらとスーパーに買い物にでかける。
サマータイムになったせいで、一日がみょうに長くなった。



モノプリ(スーパー)の前にある建物。なんだか人がたくさん入っていくので、
そんなにおもしろいものでもやってるのだろうか?と、なんとなく入ってみる。


入ると中庭。
人の流れについていって、向こう側に見えている入り口に入ると・・・


また中庭! 人は、右奥の入り口に向かっている。

その、奥の入り口を通過すると・・・、あれ、どこかで見た光景だなぁ・・・、と思ったら、なんと、ここ、ヴォージュ広場じゃないか!
なんだか、「どこでもドア」でも通ったような不思議な気分で、引き返すと、中庭の一角に写真展の入り口があった。(目立たない入り口。入ってみると「(入場時間は)終わりです」とのこと。)
そのあと、スーパーへ。
帰ってから、この建物を地図で探してみたら、「シュリー館」という名前らしい。

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