170日目 171日目 172日目 173日目

No.173: 確定申告 (2007.3.12)

確定申告の帳面(いまさらながら)やっと片付いてきた。
深夜のフランスと早朝の日本とでメールとチャットでやり取りしながら作成したのだが、案外うまいこと進み、しょぼいながらも、なにやらインターナショナルな帳面ができあがった。やれやれ。
・・・ああ、あしたはレッスンだ。早く寝なきゃ。



部屋中むちゃくちゃ。レッスン終わってから片付けよ。

170日目 171日目 172日目 173日目

No.172: 日曜日 (2007.3.11)

また宿題に追われる毎日。
夕方から、また帳面をやりだして、いま午前1時。
ようやく2006年度の収支の全貌が見え出してきたのはよいのだけれど・・・
日本のほうの仕事、Lさんに任せてフランスに来てしまったのだが、なんだか心配になってきてしまった・・・
ちょっと、これは、なんとかしなきゃ。



そとに出たら、けっこうよい陽気。そして、すごい人!
人がみっしりで、ほとんど渡れない様態になっているサンルイ橋。


サンルイ島教会。

170日目 171日目 172日目 173日目

No171: 夕焼け (2007.3.10)

きょう、夜の7時ごろ、室内楽のメンバーのところに、今度の楽譜を受け取りに行く。
待ち合わせ場所は、橋を渡ってすぐのところにあるシテ・デザール。
アパートのドアを出ると夕焼け。
昨日の、モネの水面に移っている空の、絵の具の色みたいだ。

こんどの室内楽の課題は、ダマーズのソナタになりそう。
譜面をみた感じでは、かなりきれいっぽくて、どんなのになるか楽しみ。

帰ってからはひたすら確定申告の帳面。



サンルイ島。モネみたいな色の夕焼け。


シテ・デザールの前から。

170日目 171日目 172日目 173日目

No.170: オランジェリー美術館 (2007.3.9)

きょうは、オランジェリー美術館が遅くまでやっている日だったので、練習が終わってから出かけてきた。
ここは混んでいるという噂だったのだけれども、変な時間に出かけたせいか、しばらくひとりで貸しきり状態になるくらいすいていた。

うわさの「睡蓮」は、これはもう部屋に入ったとたんから、もう部屋の空気が違うような、現実離れした美しさ!
作品そのものも美しいけれども、展示している空間も美しい。
チケットを買って、コンクリート打放しの通路を抜けると、柔らかい光で満たされた白い楕円形の部屋に導かれ、その眼前に広がる睡蓮の空間!
「睡蓮」と同時に、この贅沢な展示空間もなんとも素晴らしく、この建物自体にも感激してしまった。



オランジェリー美術館
うーん、やっぱりここは、昼間に来たいところだなぁ。


楕円形の睡蓮の展示室。素晴らしい空間。




近くで見ると乱雑に並べられているように見える絵の具が、離れて眺めていると、実物大の池の水面が(そして、そこに浮かぶ睡蓮が、そして、そこに写る空が広がっているのが)目の前に浮かび上がってくる。しばらく水面を眺めていると、だんだん恍惚とした気分になってくる。
心が洗われるような、澄んだ空気の、静かな空間。
そして・・・、ほの暗い水面にちょうどいい感じの採光。そして、中心に置かれた椅子に座ると、ちょうど作品が一番美しく見えるあたりの距離になる。(さらに、睡蓮の池に取り囲まれている感じになる。)
こんなに素晴らしいモネの展示は見たことがない!



睡蓮の下の階にも、いろいろな展示が・・・


この下の階の展示空間も、シンプルで美しい。

170日目 171日目 172日目 173日目
目次に戻る