◇ 雑記 ◇


仮マスター(2024/7/31)

CDの仮マスター試聴盤がとうとうできた。
最後の音の微調整をしてもらっているところ。
これが、CDプレーヤーによって音が違うし、スピーカーによっても違う。
聴けば聴くほどわからなくなる。
自分の音を客席で聴いたことはないので、自分の音はかえってわからない。
出産に立ち会う父親のように、おろおろするばかり。


CINEMA flute & piano CD仮マスター盤と、最終デザイン案


仕上の工程(2024/7/8)

5月に録音が終わって、3人の各論をなんとかまとめてベストテイクを選んだ。先月、コウベレックスさんに音源データを送って、後の工程を引き継いでいただいた。コウベレックスさんには1stアルバムからお世話になっている。

いま、最後の音の仕上げ、マスタリングをしていただいている。
ざっくりいうと、マイクで録音された膨大な音源データを、650MBのCDメディアの中に収める作業。地味な工程に見えるが、神業のような技術とセンスで音と音楽をCDに落とし込んでいく。音楽の印象に影響を与える重要な工程。
2年半エネルギーを注いできたCD制作も、もうすぐ自分の手を離れていく。

数日前、仮サンプル音源を送っていただいた。
これにもまた各論が出て、もうひと仕事ありそう。
でも、どの意見も確かに正しいし、みんな真剣だし。
平均をとってしまったら、きっと、ありきたりな音になってしまう。
全員の意見が反映されていて、「おお、すごい!」というような解決案はないかな。

マスタリングされたデータをCDプレス工場に納品すると、いよいよCDができあがってくる。


録音の音源が入っているCFカードと、サンプル音源のデータシート


CD録音3日目(2024/5/17)

なんとか録音の最終日が終了。
1年半くらい張り詰めていた緊張の糸からは解放された感じ。
まだやることはたくさんあるけど。
よいCDができるといいなあ。


調律師さんががんばってくださったスタインウェイD274


うちの奥さんのが録音係


チェックチェック



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