◆ CDの著作権の許諾が下りた!(2023/11/23)◆
来年発売予定のCDアルバム「CINEMA flute & piano」の著作権の許諾が、すべて下りた。
いやー、たいへんだった。
長い道のりだった。
そもそも、この映画音楽のCDは3年前に企画して、去年発売する予定だった。
ところが、許諾権。これが、収録曲の中の1曲でも許諾が下りなかったら、最悪、CDの在庫は山積みなのに、1枚も売ることはできないという状況になってしまう。
映画といえば、ハリウッド。ハリウッドといえば、アメリカ。
日本やヨーロッパの音楽の著作権は、JASRACに申請すれば、たいていすんなりと許諾が下りる。
ところが、自由の国アメリカの著作権は、権利関係が複雑に絡まっていて、とても難しい。
そして、アメリカの著作権処理の仕方の情報が少ない。教えてくれる詳しい人もなかなか見つからない。
そんな中、著作権に特化した行政書士の前山さんとお知り合いになることができて、今回のCDの著作権処理を全面的に引き受けてくださることになった。
収録曲には、ディズニーの曲も入っていたので、かなり心配したが、それは意外とすんなり許可が下りた。
逆に、意外に大変だったのは、「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」。
ひとつの曲に複数のパブリッシャーが権利を持っており、さらには音源の審査が必要とのことなので、あわてて練習して録音して送った。審査期間も長かった。
CD冊子に複数のパブリッシャーの著作権表示をするのはもちろん、「CDができあがったら商品サンプルを提出するように」という条件付きだった。
行政書士さんのご尽力により、CDが日の目を見るめどが立った。
たいへんな作業量だったのではないかと想像している。本当ありがたい。
各パブリッシャーのコピーライトと、JASRACの許諾書類。
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