◇ 雑記 ◇


ビデオカメラ(2022/11/24)

何年も前からずっと欲しかったのだが、ぼくにとっては高額なので躊躇していたビデオカメラ。思い切って買ってしまった。

「もう少し安いモデルでもいいか」とも思ったのだけど、ストアで展示されている実機2機種を試し撮りさせてもらって、映像をモニターに映してもらったりもし「ここは妥協すべきではない!」と思った。
SONYストアの店員さん、ここまで付き合ってもらえるとは思っていなかったけど、納得がいくまで対応していただけて親切。

なんというか「作品」が録れるクオリティーのカメラ。
まだうまく操作もできず、猫に小判状態だが、これで作品のようなものを撮れるようになりたい。
まだやったことのない分野の、創作意欲みたいなものが湧いてきてしまった。



業務用っぽい仕様の、民生用ビデオカメラ。



このビデオで、さっそくホールで撮ってきてみた。
フォーレ:夢のあとに


音楽現代 推薦盤!(2022/10/20)

CDの記事が「音楽現代」と「レコード芸術」に掲載された。

音楽現代では「推薦盤」に選んでもらえた!
「フルートの響きが大気となって自然に流れゆくかのようである」「ピアノの宇佐美文香はフルートを引き立てるだけではなく、多彩な音質によって作品に奥行きを与えている」*と評されていた。

レコード芸術では「特選盤」などではないものの、2人の音楽評と、1人の録音評が掲載されていた。

一方の評では、「宇佐美は、確かにフランス音楽に大きな情熱と深い愛情を抱いているようであり、作品に限りない愛情を持ちながら一音一音を丁寧に吟味し、聴いていて心が温まるような人間味のある表現を繰り広げている」**と評された。

もう一方の評は、前半では「長く柔軟なフレージングとそれを支える繊細なブレス・コントロールによって神秘的なまでの静けさを作り出している」と、ほめてくれていたが、「ただ、」と急に転調。後半では「特に急速な部分におけるテンポの違い(ほとんどの場合はフルートが乗り遅れている)はフルートの技術面での不備からくるものだ」**と、スパッと切られた。

いや、確かに身に覚えはある​。
この年からどこまで技術面を改善できるのかは不明だが、これからも練習に励もう。

(引用:*音楽現代 2022年11月号/ **レコード芸術 2022年11月号)



CDの記事が掲載された2誌



音楽現代「音現新譜評」



レコード芸術「新譜月評」


小休止(2022/10/12)

CDの発売から3週間ほど経った。
すごく前のできごとのように感じる。

感想のメッセージをいただくのが嬉しい。
何度も真剣に聴いてくださっての感想、「リラックスできていい」「通勤の時に車で聞いてます」などのご感想。いろんな聞き方してくださっているのだなと想像すると楽しい。

アマゾンなどで、1枚購入されているのを見るたびに、「どんな人が買ってくださったのだろう」、「日本のどこに配達されるのだろうか」、「若かった時の自分のように、ワンルームマンションで一人で聴いてる人もいるのだろうか」「どんなふうに感じてもらえているのだろうか」など、いろいろと空想してしまう。

今回は、販売を流通業者に委託してみた。
CDを送り出してみると、自分の手を離れて行ってしまったような……
「さみしい」というような大げさなものではないのだけど、CDがひとり歩きを始めたような、不思議な感じ。


CD:PR2205
足踏みオルガンの譜面台の上


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